★amazonでゲームを説明!
「たたらばと森」は、
▲植林と伐採をくり返すことで、
▲森を管理しつつ、
▲たたらばで製鉄して、
▲"永代たたら"の建築を目指すゲームです!
★さらっとゲームの流れ
プレイヤーは森を移動して、
植林と伐採をくり返していきます。
伐採をすることで、
「建材」か「お金」を獲得することができますが、
どちらが獲得できるかは、伐採した木の種類によって変わります。
そこで、プレイヤーは、
獲得したいものによって、適した木を植えて、
そして手入れをしていかなければなりません。
植林したまま放置しておくと、
木はどんどん扱いの難しい種類へと変遷してしまうのです。
さてさて、いち早く建材とお金を貯めて…、
製鉄を行う場所である"たたらば"の進化形で、
屋根があって天候に左右されない"永代たたら"を、
いちばん最初に建築するプレイヤーは誰でしょうか…?
①各プレイヤーの手番
自分のターンが回ってきたら、
プレイヤーは1~2移動→2アクションの順番でプレイします。
一、移動(1or2マス+α)

▲移動は強制で、自分のコマを1~2マス移動させる必要があります。

▲「足マーカー」を消費すれば、さらに移動力を+1できます。
※1度に最大で4枚まで消費可能。
二、アクション(2回+α)
アクションは3種類あり、
その中から2アクションを行います。
※同じアクションでも違うアクションでもOKです。
イ.植林
自分のコマの隣の空きマスに、
自分の色の「アカマツ」か「スギ」を植えます。

▲「アカマツ」を植える場合は、寝かせて配置し、

▲「スギ」を植える場合は、"1"の面を上に寝かせて配置します。
寝かされたコマは"幼木"の状態を、
立っているコマは"成木"の状態を表しています。

ロ.伐採
自分のコマの隣のマスの"成木"を伐採します。

▲「アカマツ」を伐採すると、2銭を獲得し、
▲「スギ」を伐採すると、1銭or3建材を獲得します。
※獲得時に選択

▲「アカマツ」と「スギ」は伐採後、
▲それぞれの"幼木"に戻ります。
もしも、他のプレイヤーの色の木を伐採する場合は、
そのプレイヤーに1銭を支払わないといけません。

また、

▲「カシ」を伐採すると、1銭or1建材を獲得します。
※「カシ」は初期配置されている木です。
「カシ」は伐採後、消滅します。
ハ.足マーカーを得る

▲足マーカーを1枚獲得します。
★追加アクション
追加アクションは、
アクション回数を消費せずに行います。
☆「たたら」の建築
▲2銭と2建材を支払うことで、
▲2つめの「たたら」を建築します。
※自分のコマと無関係に、好きな空きマスに配置できます。
以後、1ターンのアクション回数が2回→3回に増えます。
☆「永代たたら」の建築
▲10銭と10建材を支払うことで、
▲「永代たたら」を建築します。
この「永代たたら」の建築がゲーム終了条件であり、
ゲームの勝利条件にもなっています。
②ラウンドの終了処理
一、遷移札の公開
「遷移札」をプレイ人数と同じ枚数公開して、
このラウンドに成長する森が決定します。
例えば、

▲遷移札が「空白」「2」「2」「3」だった場合、

▲「2」の森が2段階、「3」の森が1段階、成長するわけです。
二、森の成長と遷移
遷移札によって決定した森の中の全ての木のうち、

▲"幼木"は、

▲"成木"になります。
ただし、「スギ」だけは、

▲"幼木1"→"幼木2"→"成木"と、1段階多いです。
そして、

▲"成木"は、違う種類の木の"幼木"に遷移します。
例えば、

▲「アカマツ」が「クヌギ」に遷移すると、
▲獲得できるお金が2銭から1銭に減ってしまいますし、

▲「クヌギ」や「スギ」の遷移先である「ブナ」は、
▲伐採すらできなくなり、ただの障害物と化してしまいます…。
森が良いカタチで成長できるように、
正しく手を入れていきましょう!
三、スタートプレイヤーの移動

▲スタートプレイヤーが時計回りで移ります。
こうしてラウンドをくり返していって、
最初に「永代たたら」を建築できたプレイヤーが勝利です!
同じラウンド中に、複数のプレイヤーが「永代たたら」を建築したら、
所持している「お金」がより多いプレイヤーの勝利となり、
それも同数なら、「建材」の所持数で判定します。
★このゲームのポイント!
☆木の温もりを感じられるゲーム!
「木」が主役のタイトルです。
「木」といえば、たびたびボードゲームに登場しますよね。
すぐに浮かんだのが、
「カタンの開拓者たち」や「アグリコラ」や「ケイラス」など、
主に"資源"としての登場が多いように思います。
しかし今回は、"数ある資源のうちの1つ"ではなく、
"たった1つの資源"としての登場で…、
当然ですが、
植林するにも伐採するにも、その相手は必ず「木」で、
お金を産み出すにも建材を産み出すにも、元は必ず「木」です。
そしてゲーム中、ずっと触れているのは、もりだくさんの木駒…!

「木」というテーマに触れ、
それだけではなく、じかに指で「木」に触れ、
まさに「木」のフルコースなゲームになっています!!
☆スペースと想像力のゲーム!
そんな「木」のゲームの内容ですが、
これはもう、いかにスペースを上手く使えるかって感じ!
どういうことかと申しますと、
とにかく盤面が狭いんです…!

ただでさえマス数が少ないのに、
いろんな木がニョキニョキと生えているので、
移動するだけでも一苦労、
植林するのも一苦労…。
移動を1歩間違えただけで、
ああ、伐採する木が1本減った、
植林する木が1本減った…と、なってしまいます。
そんなシビアな環境の中で、
森の成長と遷移をイメージして、
できるだけムダなく行動しなくてはなりません。
まったく違うジャンルなんですが、
ぼくが思ったのは"サッカー"っぽいな、と。
限られたスペースの中で立ち回って、
活かせそうなスペースを見出していく…みたいな。
ゲーム終了条件が緩めで、
プレイ時間が短めになっているのも相まって、
すごく、こう、密度の高いゲームが楽しめます!
…なんてゴチャゴチャ書きましたが、
そんなに難しく考えずに、まったりとプレイして、
森の成長や遷移を見守っていくだけでも面白いゲームですよ!



…と、いうわけで、
12月のボードゲームは「たたらばと森」!
寒い寒い冬に、そっと温もりをくれるステキなタイトルでしたね。
さて、来月は、
どんな印象的なボードゲームが登場するのでしょうか…?
また新たなボードゲームとの出会いが楽しみです!
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★箱の外観

▲まず、箱の包装の外にサマリーが貼り付けてありました。

▲箱のオモテ。ボールペンとのサイズ比較。
なんだろう、めっちゃのどか…( ̄▽ ̄*)
右下のワンちゃんがカワイイですねぇ。

▲箱のウラ面。
書いてあることが壮大です…!
でも、やることはシンプルみたいですね。

▲スペック。
★箱をオープン!

▲一発目はルルブ!

▲その下にタイル台紙があって、

▲豪華な木製コマの数々…!

▲底に袋あって、以上となります!
★タイル抜き!

▲それでは、3枚の台紙からタイルを抜いていきましょう!
よーいドン! チッチッチッチッ……(←時計の音)

▲はい、完了…!

▲タイムは、ご覧の通りでした。参考までに。
たいへんさ:苦□□■楽
ぬきやすさ:難□■□易
★内容物
それでは、一つ一つ見ていきましょう!

▲ルールブック(日本語・全8ページ)
▲最終ページに大きめのサマリーがあります。

▲サマリー×1枚
▲外付けされていたサマリーです。こちらはコンパクトですね。

▲ボード×6枚
▲これをつなぎ合わせることで、ゲームボードをつくります。
ゲームごとに接続を変えることで、
ちょっと違った盤面でのプレイができるとのことです。

▲鉄のお金(16枚・8枚)
▲丸い方が1銭で、四角い方が5銭。
他のプレイヤーの木を〈伐採〉させてもらうときや、
「たたら」を建てるときの支払いに使うようです。

▲建材(16枚・8枚)
こちらも「たたら」を建てるときに必要とのこと。

▲足マーカー×16枚
移動の補助に使える使い捨てのマーカーで、
単純に1枚につき移動力が1マスUPするようです。

▲遷移札×13枚
この札によって、
木が成長したり遷移したりするボードが決まるようです。

▲スタートプレイヤーマーカー×1個

▲プレイヤーコマ×4色・各1個
▲このコマがボード上を移動して、植林や伐採を行います。

▲アカマツのコマ×4色・各4個
▲アカマツは〈伐採〉すると製鉄によって2銭になりますが、
▲〈伐採〉しないと「クヌギ」に遷移してしまいます。

▲クヌギのコマ×4色・各4個
▲クヌギは〈伐採〉すると製鉄によって1銭になりますが、
▲なおも〈伐採〉しないでいると、「ブナ」に遷移してしまいます。
※「ブナ」はただの障害物でしかないとのこと…( ̄▽ ̄;)

▲スギのコマ×4色・各4個ずつ
▲スギは成長がワンテンポ遅いですが、
▲成木を〈伐採〉すれば3建材or1銭になります!
▲やはり〈伐採〉しないでいると、「ブナ」に遷移してしまいます。

▲たたらコマ×4色・各2個ずつ
▲このコマを配置したマスには、
▲他のプレイヤーは進入できません。
また、2つ目の「たたら」を建設すると、
1ターンのアクション数が「2」→「3」にアップするようです!

▲永代たたらコマ×4色・各4個ずつ
▲これを建設することが、ゲームの終了条件となります。
▲また、ゲームの勝利条件にもなっています。
そのコストは、10銭&10建材…!
ゴールは遠そうですね。( ̄▽ ̄ )

▲カシのコマ&ブナのコマ

▲「カシ」は初期配置の時点で、
▲こんなふうにニョキニョキ生えています。( ̄▽ ̄ )
そして、〈伐採〉することによって、
製鉄して1銭にするか、あるいは1建材にできるようです。
一方の「ブナ」は、さきほども少し紹介しましたが、
木々の成れの果てって感じで、〈伐採〉しても何も得られず、
ただただ移動の障害にしかなりません…。
★コメント
"木"がテーマのゲームで、
「木製コマ」がふんだんに使われてるって、
ほんとマッチ感がすごいですね!( ̄▽ ̄*)
ぼくは、木については全く分かりませんが…、
どうやら、

▲〈植林〉して、

▲幼木から、

▲成木に成長したところで、

▲〈伐採〉して「永代たたら」の建設を目指す…!
…そんなゲームのようで、
とてもテーマがわかりやすくて、めっちゃワクワクします!!
これはすぐにでもプレイしてみたいタイトルなんですが、
手元に届いたのが、よりにもよって、
今年最後のウチのボドゲ会が終わった3時間後という…( ̄▽ ̄;)

と、とりあえず妻しーぷと2人プレイしてみようと思います!
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