★近況報告
ボードゲーマーの皆さん、ご無沙汰しております!
「大分県宇佐市でボードゲーム!」の管理人・星屑です★
当ブログは、今年の6月に、
当面、勉強に集中するため、ブログの更新頻度を落とします。
— 星屑@大分県宇佐市でボードゲーム! (@HoshikuzuTp) June 10, 2019
…というツイートをして以来、
更新頻度を落とすどころか、全く更新できない状況になっておりました。
その理由というのが、いくつかの個人的な「チャレンジ」です。
中でも大きなものが「転職活動」で、
一般企業や自衛隊を受験するために、
勉強や企業研究や面接対策などに明け暮れていて、
ブログに手をつけることができませんでした…!




*その一環としての自衛隊のヘリコプターへの体験搭乗(UH-60JA)
そうして臨んだ採用試験ですが、いずれも結果は"不合格"…( ̄▽ ̄;)
家業のコンビニという狭い世界で、長らく生きてきた星屑にとっては、
厳しい社会の洗礼を浴び、自身の無力さを思い知らされたわけです。
"お祈り"という結果が出揃った後、星屑は少しヤケ気味になり、
ビジネスバッグの中の、勉強に使っていた数冊の大学ノートを、
無造作にゴミ箱へポイしようとして…ふと、思いとどまりました。
このときの星屑は、それはもうクサクサしていて、
鏡をのぞくと、そこに死んだ魚のような目をした自分がいる感じでしたが、
とある一枚の《マジック・ザ・ギャザリングのカード》を思い出したことで、
心境に変化が生じたのです。
そのカードというのは――

▲《死の芽吹き》
"死体から植物が芽吹いている"という、
ぞわぞわするようなアートワークのカードですが、
これこそが、いまの自分に必要なものだと考えました。
"自分は一度、死んだものと考えて、
そこから、また何かを芽吹かせればいいんだ"と。
好きなアニソンの一節に、
何度でも蘇る 花を咲かせよう♪ (サクラサク/林原めぐみ)
…というナイスなフレーズもありますし!
星屑は、捨てようとした大学ノートのうち、
まだ白紙のページが残っているものをデスクに持ち込み、
その大学ノートこそを"チャレンジの残骸"だと見立てて、
あえて、そこから何かを生み出そうとしたのです。
数式が並ぶページの、となりの白紙のページに、
星屑は自作ボードゲームの設計図を描き始めました。

そこは普通、
次の採用試験や、資格取得へ向けて勉強を再開するところ――
というのは理解していましたが、
これまで知識のインプットばかりで、
パンパンに膨れ上がっていた星屑の頭の中を、
逆にアウトプットすることで、さながらジェット風船を飛ばすかのように、
いったんプシュ~ッと吐き出して昇華してやらないことには、
どうにも先へ進める気がしなかったのです。

*福岡ドームのジェット風船
そんなアウトプットの手段として、
「ボードゲームの制作」というのは、とても良いものでした。
長らく拘束されていた"時間"と"頭のメモリ"から鎖が解かれた星屑は、
思う存分、湧き上がる創作意欲をノートに叩きつけて、
自作のボードゲームをカタチにしていったのです。
そうして1つ、2つと考案し、調整し、製作したボードゲームは、
うちのボードゲーム会にて「テストプレイ」をさせてもらいました。

*プレイ後の感想タイム
しかも、他のプレイヤーさんも自作のボードゲームを持ち込んでくれて、
どんどんテストプレイの輪は広がっていきます…!


勉強の残骸となっていたボロボロの大学ノートから、
今度は自作ボードゲームという花が芽吹いたのを、
確かに感じた瞬間でした!

こうして、星屑は目にハイライトを取り戻し、
やっとブログにも復帰できそうだ…と思いきや――
いわゆる一つの、一難さってまた一難。
10年以上に渡る夜勤生活によって、ついにガタがきたのか、
唐突に「パニック障害」を患ってしまったのです。
不幸中の幸いだったのは、
星屑のパニック障害は、人が大勢いる場所でではなく、
むしろ、自分ひとりの時にこそ発作が起こりがちなものでしたので、
ボードゲーム会の主催を継続することは可能だったことですね。
とはいえ、
大きな発作を起こして救急車のお世話になること3回、
中くらいの発作も度々で、軽微な発作はしょっちゅう…となると、
星屑の生活はガタガタになってしまいました。

▲パニック発作の際の発信履歴。
▲いかに混乱しているか分かりますね…汗
それでも現在は、
福岡市の、星屑が絶対的な信頼を寄せるお医者さまにかかって、
少しずつ少しずつ、パニック発作のコントロールに励んでいます。
しかしながら、ブログへの復帰は全く見通すことができません。
と、いうのも、
ボードゲームひと作品の記事を作成するにあたっては、
実際にプレイして→写真撮影をして→写真の加工をして→
記事の構成を考えて→文章を書いて→文字色やフォントを調整して→
推敲して→妻の最終チェックを受けて――と、とにかく工程が多く、
いまの星屑には、それだけのパワーが足りないのです…。
年末恒例の「星屑が選ぶ今年のボードゲームBEST3」は、
ちゃんと書き上げることができましたので、明日、更新しますが、
その先については…温かく見守っていただけたらと思いますm(_ _)m
かなり個人的な内容の記事になってしまいましたが、
ここまで読んでいただいて本当に恐縮です。
こんな感じではありますが、
どうか、これからも当ブログをよろしくお願いします!
★星屑の自作ボードゲーム2019
せっかくですので、
星屑が目にハイライトを取り戻すきっかけになった、
3作の自作ボードゲームを、さらっと紹介させていただきましょう…!
いずれも、いまだテストプレイを重ねている最中ですので、
きちっとした紹介は、また改めてさせてもらいたいですね♪( ̄▽ ̄*)
☆ワンポイント

タイトル&サブタイトルの通り、
ワンポイント・リリーフの投手が打者を打ち取るゲームです。

*コンポーネント
4人プレイの場合、全プレイヤーのうち、
1人が「監督」になり、残り3人が「投手」になります。
このゲームは、全員が同じチームに所属していて、
みんなでリーグ優勝を目指しつつも、
いちばん活躍したのが誰かを競うという形式です。
まず、投手たちがブルペンで投球練習をすることによって、
その日の"キている球"が何であるかが判明して…、

*ブルペン/監督ボード
監督は、それを参考にして、
試合終盤の7・8・9イニングス目に1度ずつ迎える大ピンチに、
それぞれ、3人のうち誰をマウンドに送るかを決めなければなりません。

*プレイヤーたちの対戦相手となるバッターカード(約20種)
*強打者を打ち取れば活躍ポイントが上乗せされる!
監督の采配は絶対で、指名された投手はマウンドに上がり、
絶体絶命のピンチを切り抜けることを目指します。

*ピンチカード
無事に無得点、あるいは1失点で抑えることができれば、
その内容に応じて登板した投手と監督に"活躍ポイント"が入り、
逆に2失点以上してしまうと両者ともポイントを失ってしまうわけです。
指名した監督と指名された投手は、まさに運命共同体…!
なお、攻撃については監督に一任されていて、
7、8、9回の3イニングスに1回ずつ、
出目が「0,0,1,1,2,2」のダイスを振り、
その数字が、そのまま自軍の得点となります。

*得点ダイス
さらに、とある条件で入手できる監督カードを使えば、
より試合展開を有利に運ぶことができるかもしれません♪

*発動条件とタイミングと効果が記された監督カード
全4ラウンド、つまり4試合を戦い、
必ず4人全員が1度ずつ監督を担当することになります。
※本来の監督がギックリ腰により床に伏せってしまい、
チームの精神的支柱であるプレイヤーたちが、
持ち回りで監督を代行するという設定。

*サマリー
全ての試合を終えた時点で、
チームが優勝していれば全員の勝利で、
その中でも活躍ポイントが最多のプレイヤーが"MVP"です。
一方、優勝できなければ全員の敗北となってしまいます。
みんなで協力してチームを優勝させつつも、
しれっと他のプレイヤーを出し抜いて、MVPを目指しましょう♪
☆おまえとおれの物語(仮)

いまだタイトルに(仮)が付いていますが、
TRPGを手軽にボードゲームで!といったニュアンスのゲームです。

*コンポーネント
制作のキッカケは、星屑の弟分のなつくんの、
「TRPGに興味があるけど、星屑さんと2人だけでやりたい」
「あと、自分は盾で星屑さんを"守る役"がいい」
…などという供述でした!( ̄▽ ̄;)
それを、そのまんまカタチにしてみたら――

▲こうなって…、

▲こうなったわけです。
この段階でのゲームの内容としては、
2人パーティーでダンジョンに乗り込んでいって、
ばったばったと敵をなぎ倒し――
"スミストーン"という装備の素材的なものと、

▲"スキルスター"という経験値的なものを得て、
新たなスキルの習得や、装備の強化を行い、
制限日数内にスキルと装備を整えて目標をクリアする!というもの。
スミストーンもスキルスターも、布袋から引くスタイルなので、
いわゆる"ドロップ"の運によって左右されるというところに、
星屑の好みを盛り込んでみました。
ちなみに、プレイヤーキャラクターが1人でも倒れてしまうと、
そのダンジョン内で拾ったドロップをロストしてしまいますので、
引き際が肝心というバースト系の要素も入っています。
ただ、このゲームについては、
ちょっと違う視点から作り直せないかと思案中で、
もしかすると全くの別ゲーに化けるかもしれません…!
☆ダイスフォート

建材に見立てたダイスで砦をつくり、
自身の黒歴史を守りつつ、他人の黒歴史を暴くゲームです。

*コンポーネント
ビデオゲームの「マインちゃんクラフト」や「ドラ君ビルダーズ」を、
こよなく愛するプレイヤーたちが、たまたま同時に眠りにつき、
みんな一緒にブロックの世界に迷い込むというストーリー。
しかも、唯一の持ち込み品が"自身の黒歴史の書"で、
これが防水加工に防火加工までされている上に、
地中深くに埋めても気が付いたら手元に戻ってきているという、
まさに呪いのアイテムだったのです…!
困ったプレイヤーたちは、
そんな黒歴史を安置する唯一の方法"封印"の建築を考案して、
とりあえず一件落着かと思われました。

ところが、
"誰かが自分の封印を破壊して黒歴史を暴くのではないか"と、
疑心暗鬼になった一人のプレイヤーが、
自身の陣地を敷き、防壁で囲み、封印のダミーまで用意し、
さらには巨大な砲塔まで築き上げてしまいます!!!

*青ダイスが「防壁」、赤ダイスが「砲塔」、黄ダイスが「封印(ダミーあり)」
自分の黒歴史が暴かれるくらいなら、先に他人の黒歴史を暴いて、
ずっと"ベッドの上で足をバタバタ状態"にしてやる――
そうすれば、こちらの黒歴史を暴く気力も消え失せよう――
これに黙っているわけにはいかない他のプレイヤーたちも、
おのおの自身の砦の建築を進めていき…、

*他のゲームのコンポーネントをお借りしてのテストプレイ中
最終局面では、実際に自陣の砲塔から「砲弾」を撃ち出して、
自分以外の全ての封印の破壊を目指すのです…!

*小さな20面ダイスを「砲弾」に見立てて指で弾く!
以上、今年の自作ボードゲーム3作品でした♪( ̄▽ ̄*)
来年の今日までには、
完成版の記事を書けるように、制作を進めていきたいと思います!
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