★箱の外観

▲箱のオモテ面。ボールペンとのサイズ比較。
ゲームタイトルの通り、キーウィが飛んでいるイラストです!
キーウィたちは、
カメラを下げていたり、派手なサングラスをかけていたりと、
そこはかとなくバカンスなスタイルをしていますね…( ̄▽ ̄ )

▲箱のウラ面。
6ヵ国語(7ヵ国語?)で概要と内容物が記載されています。
日本語はありませんが、幸いにも英語がありますね。

▲スペック。
プレイ人数は標準的な2~4人で、
プレイ時間はとても短く10分間。
対象年齢は5~99歳となっています。
キーウィを飛ばすだけのゲームですので、
ゴムの扱いに注意すれば、5歳未満でもプレイできるかと。
★箱をオープン!

▲一発目は上げ底とゴムとルルブ!

▲その下にサマリーとタイル台紙があって、

▲ここにゲームボード。

▲最後に、パーツ類が出てきました。
★タイル抜き!

▲それでは、6枚の台紙からタイルを抜いていきましょう!
よーいドン! チッチッチッチッ……(←時計の音)

▲はい、完了…!

▲星屑タイムはご覧の通りです。参考までに。
たいへんさ:苦□□■楽
ぬきやすさ:難□■□易
★キウイ木箱の組み立て!
切り取ったパーツを使って、
まずは「キウイ木箱」を組み立てていきます。

▲内容物を出し切った箱に、

▲X字の上げ底を入れて、

▲その上にゲームボードを載せ、

▲枠をはめたら…、
立派なキウイ木箱の完成です!
もうこれ、このまんま、
お土産のお饅頭とか詰めるのに使えそうな…( ̄▽ ̄*)
サイズ的に博多銘菓の「ひよこ」なんか、ちょうど良いかも♪
★発射台の組み立て!
…どうでもいいことを考えてしまいましたが、
続いて、「発射台」を組み立てます。

▲横長のパーツを寝かせて、

▲三角形になるように折り込み、

▲ゴムをかけて、

▲さらに、ゴムをツメに引っかけたら、

▲くるっと回して、
シンプルな発射台の完成です!
これだけ構造が単純だと、
壊れにくそうで頼もしいですね。

▲キウイ木箱と発射台、
▲並べてみると壮観でした♪( ̄▽ ̄*)
★内容物

▲ルールブック(7ヵ国語・全16ページ)
1ヵ国語につき2ページのルルブです。
その内、
左ページは組み立てや準備について、
右ページはゲームの内容について、
それぞれ記されています。

▲サマリー×1枚
こちらも7ヵ国語で書かれているサマリーです。
キーウィの飛ばし方について、
ざっくりとした説明があります。

▲キーウィ×4色・各10
このゲームの主役となるキーウィです。
なお、当記事では、
鳥類の方を"キーウィ"、
果物の方を"キウイ"と、
それぞれ表記しています。まぎらわしいので。

▲発射台×4
飛べないキーウィを飛ばすためのカタパルトです。
そのシステムは、
ゴムを引いて弾くだけという、とても分かりやすいもの。

▲キウイ木箱
本来は、果物のキウイを出荷するための箱です。
しかしながら、このゲームにおいては、
鳥類のキーウィたちに利用されてしまうことになります…!
★どんなゲーム?
「フライングキウイ」は、
キーウィを発射してキウイ箱の中に入れるだけの、
簡単なアクションゲームです!
しかし、なぜ、
そんな特異な状況が発生したかというと――
ニュージーランドを離れて旅に出たいキーウィたちでしたが、
残念なことに、彼らは鳥なのに飛ぶことができないんですね。
そこで、キーウィたちは、
キウイフルーツの木箱にまぎれて、出荷されてしまおう!
という
キウイフルーツは、船で世界各地に送られますので、
空を飛べなくても海外旅行ができるわけです…!
そのために、プレイヤーのみなさんは、
キーウィを発射してキウイ箱に入れてあげましょう…とのことで。
さて。
なぜ俺たちがキーウィの密航をアシストしなきゃならないのかまでは、
ルールブックに書いてありませんでしたが…( ̄▽ ̄;)
ともかくプレイヤーたちは、
ゲームの開始とともにキーウィを発射台で飛ばします!

▲キーウィを発射台にセットして、

▲ゴムを弾いて、

▲うまく木箱の中に着地させる…!
ゲームが始まったら、順番などは全く関係なく、
どんどんキーウィを飛ばしていくことになります。
なぜなら、このゲームの勝利条件は…、

▲誰よりも早く、
▲自分のキーウィを正方形の4枠に収めることだからです!
※キーウィは親友と隣どうしで座りたいらしい。
なお、各枠でカウントの対象になるのは、
いちばん上のキーウィのみですので、
早くしないと他のプレイヤーのキーウィに、
どんどん上書きされてしまいます…!
ゲームは、
誰かが勝利条件を達成するか、
または、誰も勝利条件を達成できないまま、
全員が全てのキーウィを木箱に乗せたら終了。
(木箱の外に落ちたキーウィは打ち直せます)
(枠の上のキーウィはそのまま)
誰も勝利条件を達成できなければ、
得点によって勝者を決めます。

▲得点は、
▲自分のキーウィがいちばん上にある枠の中の、
▲(色に関係なく)キーウィ1枚につき1点です。

▲この枠は、
▲自分のキーウィ1枚だけなので1点。

▲この枠は、
▲運よく他のプレイヤーのキーウィも入っていて、
▲合計4点となりました。
…てな感じで、
合計得点がいちばん高いプレイヤーが勝者となります!
序盤は勝利条件の達成を狙って、
それが厳しいと判断したら、
よりキーウィの数が多い枠に狙いを切り替える――
単純明快なシステムの奥に、
意外な戦略性が見え隠れしているゲームですね…!
★コメント
このゲームを手に取ったとき、
そういえば前に両親がニュージーランドに行っていたな…と思い出して、
キーウィの写真がないか聞いてみました。
そして送られてきたのが…、

▲このポストカードの画像。
私星屑「あれ?」
星屑「一眼レフでは撮らなかったんですか?」←通話中
父「キーウィは夜行性でな」
父「真っ暗な中で、かろうじて実物を見れたけど、」
父「写真は撮れんかったんよ」
父「それで、代わりにハガキを買ってきた」
星屑「(そっか、動物園とか保護区とか、)」
星屑「(ストロボを使うわけにもいかんだろうしなァ)」
星屑「それで、キーウィって、」
星屑「どれくらいの大きさだったんですか?」
父「えーっと、うーん、そうやねぇ」
父「ニワトリ…くらいはあったやろうか」
星屑「でか!!!」
星屑「(てっきりヒヨコくらいだと思ってた…)」
それまでは、
ヒヨコくらいの大きさの鳥類が、
右から左から飛び交うゲームだと思って、
ほほえましく感じていたんですが…、
ニワトリサイズの鳥類がビュンビュン飛ぶゲームって、
想像したらカオスすぎる…( ̄▽ ̄;)
それはさておき、
飛ばす系のボードゲームといえば、
まっ先に「飛ぶニャン!ネコとばし」を思い出しました。

▲あちらはネコのフィギュアを飛ばすゲームで、
こちらはキーウィのチップを飛ばすゲーム。
2つを比較すると、
ネコの方は、
フィギュアの愛らしさや、タワーのユニークさなど、
ビジュアルの部分で優れていて、
キーウィの方は、
ルールの完成度や、プレイの安定度が高く、
ゲーム性に秀でています。
何かを飛ばすゲームをお求めであれば、
参考にしてみてください!

「フライングキウイ」は、
少し練習するだけで飛距離の感覚がつかめて、
ゴルフのアプローチショット的な面白みを、
気軽にに味わうことができます。
そういう意味では、お父さんも普通に楽しめそうですので、
親子の時間にもってこいのゲームといえるかもしれませんね。
「フライングキウイ」 関連記事
→
→ボードゲーム記事一覧
記事を閉じる▲
|
| ホーム |