毎月末に、その月イチバンのボードゲームを紹介するコーナー。
2015年1月はコレ!
「コルト・エクスプレス」


2015年1月8日に日本語版が発売された、
列車強盗を「する」ゲーム!
保安官になって強盗から列車を守るのではなく、
強盗になって悪事をビシバシ働きます!
ちなみに、私はこのゲームが好きすぎて…

誕生日ケーキをコルト・エクスプレスにしちゃいました!
2015年1月はコレ!
「コルト・エクスプレス」
2015年1月8日に日本語版が発売された、
列車強盗を「する」ゲーム!
保安官になって強盗から列車を守るのではなく、
強盗になって悪事をビシバシ働きます!
ちなみに、私はこのゲームが好きすぎて…

誕生日ケーキをコルト・エクスプレスにしちゃいました!
★コンポーネント
☆マジで列車に乗る!
いきなりですが、このゲーム最大の特徴!

組み立て式立体列車!
ボードゲームといいながら、ボードではありません!
モノホンの列車を舞台に「立体的」にプレイします!
車内に乗り込んで、乗客から財布を奪ったり、
屋根の上で銃撃戦を繰り広げたり!
☆感動的な収納力
しかし、しかしですよ。
立体列車はいいけど、これプレイするたびに組み立てなきゃなの?
と、めんどくさがりな私は思ったわけですが。
とんでもなかった!

見てください!この良心的な設計!
キッチリ箱に収まります!
われながら几帳面な私は、この画像を見るだけでアドレナリンがドバドバです!
コンポーネントについて、くわしくはこちら→[開封]
★ルール
☆イチバンの「お金持ち」が勝ち!
勝ち負けは、いたってシンプルです。
「財布」「宝石」「金庫」を強奪しまくって、イチバン金額の多い人が勝ち!

☆乗客や保安官から奪え!
列車強盗ということで、乗客からガシガシ財布や宝石を頂戴します!

「命が惜しかったら、有り金全部よこしな!」
他にも、保安官が見張っている金庫を狙ったり、
車掌を人質にとって身代金を要求したりもできます!
☆他の盗賊とのバトル!
このゲームでは、自分以外みんな敵です!
他の盗賊(=他のプレイヤー)とも戦わなければなりません!

こんな感じで、銃撃戦が発生!
撃たれた盗賊は、じわじわと行動が制限されてしまいます…!
あるいは、相手をぶん殴って財布や宝石を落とさせて、それを拾う、なんてこともできます!
☆ラウンドごとに起きるイベント
各ラウンドの最後には、イベントが発生します。

たとえば「乗客の反撃」では、車内の盗賊がタコ殴りに…!
強奪や攻撃ばかりではなく、立ち回りも重要なゲームです。
★実際にプレイしてみました!


序盤から、妻しーぷと友人Fさんにバンバン撃たれまくる私星屑ですが、

保安官がとなりの車輌に移動したスキに、まんまと金庫を手に入れます。


これで頭ひとつ抜け出した星屑を、しーぷとFさんが攻め立てますが、

盗賊ベルの特殊能力で、これを立て続けに回避します。

そのまま最後まで逃げ切って、星屑が勝利しました!
くわしい内容はこちら→プレイ記[1]
★プレイ後のレビュー
☆「計画通り!」の爽快感!
思い通りにコトが運ぶと、めっちゃ気持ちいいです!
パズルのピースがピタピタッと、はまっていくような!
☆相手のアクションが、見えすぎず、見えなさすぎず。
とはいえ、毎回うまくいくものでもありません。
相手のアクションを見てから、こちらのアクションを決められるときは楽ですが、相手のアクションが見えないまま、こちらのアクションを決めなければならないときもあります。
そんなときは、見えている相手のアクションから、見えていない相手のアクションを読まなければなりませんが、これがなかなか難しい!
読みが外れると、自分の計画が総崩れになってしまうことも…!
☆計画通りにいかなかったときのモヤモヤ感!
計画が思い通りにいかないと、すごくモヤモヤします。
それでも成功時の爽快感を求めて、また挑戦したくなる!
そんなゲームです!
☆射撃は「する」「しない」で分かれる
射撃が成功すると、相手を妨害できます。
さらに成功数が最高の盗賊は、$1000のボーナスが入ります。
とはいえ、成功数が最高でなければ、まったく自分にメリットがなく、
射撃をすると、その分、強奪ができなくなってしまいます。
射撃をするならトコトン撃たないといけませんし、
しないなら、まったく撃たずに強奪に専念。
私の仲間内では、射撃に対してこんな意識になっています。
☆キャラクターの特殊能力に、かたよりがある。
先に述べたように、射撃自体に良し悪しがある以上、
射撃に関する特殊能力をもつキャラクターはビミョーな立ち位置です。
ここまでプレイしてみて、射撃に関する特殊能力をもつキャラクターは使いにくい印象です。
逆に、「ドローが1枚多い」「1ターン目のアクションを隠せる」といった、シンプルな能力をもつキャラクターが強い印象。
とはいえ、まだ3人プレイしかしていませんので、多人数のときにどうなるか、試してみたいところです。
★感想
なんというか、ノリの良いゲームです。
悪役って楽しい! 堂々と悪いことができる開放感がたまらない!
そしてバリバリ攻撃するわりには、ムードが良い感じ。
このゲームで大事なのは、めんどくさがらないことだと思います。
流れが追えなくなったとき、自分の計画が崩れたとき、
「あー、わかんない! どうしよう!」
ってならずに、じっくり考え直せるか。これ重要!
悪事を働くのも神経つかうんですね!(笑)
お利口さんに飽き飽きしたとき、このゲームがオススメです!
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