陣取りゲーム「ワインレーティング」の初プレイも、いよいよ大詰め!
第2ラウンドで35対29と逆転に成功した星屑は、
下戸ながらに勝利を目指します…!
★第3ラウンド
やはり、まずはラウンド前の準備から。
①ワイナリーに置かれている同色のコインを回収する。

▲前ラウンドの終了時のワイナリーは、こんな感じでしたので、
▲各ワイナリーの各色のコインの半数(切り下げ)を除去すると…、

▲2枚のコインは1枚に減らし、
▲1枚のコインはそのままとなりました。
各色のコインが同数になったワイナリーは、
もともとオーナーだった色のプレイヤーが、引き続きオーナーとなります。
今回の場合は、
下から3列目の「カリフォルニア」が該当しますね。
②スタート時と同じように、評価カードを配る。

▲場に2色2枚ずつの評価カードを配置してから、
▲残りのカードを各プレイヤーに配り…、

▲ドラフトします!
そして星屑、第2ラウンドに続き、
このラウンドも「スワリング」を入手できませんでした…( ̄▽ ̄;)
③各プレイヤーは、コインを4枚ずつ補充する。
最後に、このラウンドのコイン4枚を受け取ったら準備完了です!
さあ、最終ラウンドに突入してまいりましょう…!
☆しーぷ1ターン目→星屑1ターン目

▲しーぷは2人のワイナリーが交差する場所に「雄大な広がり」を、
▲星屑は自分のワイナリーが交差する場所に「バランス良い」を、
▲それぞれ配置しました。
星屑「いきなり"雄大"…?」
星屑「その3点は、しーぷのイタリーだけじゃなくって、」
星屑「俺のボルドーにも入る…ってことは、」
星屑「しーぷはボルドーを奪いにくるつもりかな…?」チラッ
しーぷ「さあ、どうでしょう」…コホン
しーぷ「で、星屑の方は、静かな立ち上がりってわけね」
星屑「ま、まぁ、ラウンドの初手だからね…」
星屑「(ここで大きい数字を置いたら、)」
星屑「(しーぷが持っているであろう「スワリング」で、)」
星屑「(絶対に持っていかれちまうからなァ…)」
自分の「スワリング」が0枚ということは、
相手は「スワリング」を2枚持っているかもしれない…!
(伏せカードの中という可能性も大いにありますが)
終盤戦になるにつれ、
お互い腹の探り合いが加速しはじめます!!
☆しーぷ2ターン目→星屑2ターン目

▲しーぷは「ドイツ」にコイン2枚を投資して、
▲星屑は自分のワイナリーの交差点に「凝縮感」を配置しました。
しーぷ「ここでタテ列に参入させてもらうね」
しーぷ「ドイツを買収…じゃなかったドイツに投資!」
星屑「ん、なるほど、そう来たか…!」

星屑「(ドイツのタテ列の3ヵ所の空きスペースのうち、)」
星屑「(しーぷのヨコ列と交差しているのは1ヵ所で、)」
星屑「(俺のヨコ列と交差しているのは2ヵ所……)」

星屑「(俺自身の列に、俺はマイナスカードを置きたくないし、)」
星屑「(しーぷの交差点にマイナスカードを置こうものなら、)」
星屑「(それは「スワリング」で配置転換されてしまう……)」

星屑「(つまり、このドイツのタテ列に、)」
星屑「(俺はおいそれと評価カードを置けないってわけだ…!)」
星屑「(これぞしーぷの裏必殺技であるところの、)」
星屑「(羊包囲網【シープ・サイクロン】か!)」
星屑「(とはいえ、しーぷの残りコインは2枚になったから、)」
星屑「(どうやら「スワリング」は手札に1枚しかないようだし、)」
星屑「(その1枚はマイナスカード対策に使ってくるはずだから…、)」
星屑「(ここは、ほどほどに自分の点数を上積みしておこう)」
星屑「よし、オーストラリアとカリフォルニアに"凝縮感"!!」
しーぷ「自分の交差点に2点カード…控えめね…?」
星屑「(こういう数字に対しては、「スワリング」を使いにくかろう…!)」
☆しーぷ3ターン目→星屑3ターン目

▲しーぷは自分の交差点に「王侯貴族御用達」を配置して、
▲星屑はしーぷの列に「ダシの効いた」を配置しました。
しーぷ「ここはこれしかない!」
しーぷ「"王侯貴族御用達"!!!!」
星屑「(いやに序盤からガンガン飛ばしてくるなァ)」
星屑「(もしかしたらマジで「スワリング」を2枚とも握ってて、)」
星屑「(俺に「スワリング」がないことを知ってるのかも…?)」
星屑「(どのみち、ここからは選択肢も限られてくるし…、)」
星屑「じゃあ、そのヨコ列に"ダシ"を効かせよう」
しーぷ「うーん、そうだよね……」
☆しーぷ4ターン目→星屑4ターン目

▲しーぷは自分の列に「ヴィンテージ」を配置して、
▲星屑は自分の列に「桃源郷」を配置しました。
しーぷ「イタリーのワインを"ヴィンテージ"に!」
星屑「(そのタテ列だけ、まだ誰もオーナーになってないんよね)」
星屑「(それにしても、やたら目立つ列になったなァ…!)」

星屑「(ここに釣り針を垂らしてみたら、)」
星屑「(しーぷが引っかかってオーナーになるかもしれんぞ…!)」
星屑「じゃあ俺は、カリフォルニアを"桃源郷"にする!」
しーぷ「ほう……」
☆しーぷ5ターン目→星屑5ターン目

▲しーぷは「ヤマナシ」にコイン2枚を投資して、
▲星屑は自分の交差点に「5月の風と妖精」を配置しました。
しーぷ「そのヤマナシ買った!」
星屑「(よし、釣れた…!)」
星屑「(これでしーぷはコインを使い切ったから、)」
星屑「(もはや「スワリング」も投資もできないし…、)」
星屑「(一方の俺はコインを4枚とも温存してるから、)」
星屑「(ヤマナシを強奪することができる!)」
星屑「じゃあ、俺は自分の交差点に"5月の風"を置かせてもらおう!」
しーぷ「え、5点カードを2枚とも持ってたの…!?」
星屑「(その代わり、「スワリング」は0枚だったんだけどね…)」
☆しーぷ6ターン目→星屑6ターン目

▲しーぷは2人の交差点に「ワイン的な何か」を配置して、
▲星屑は2人の交差点に「酢です」を配置しました。
しーぷ「はい、オーストラリアとイタリーは"酢"でした!」
星屑「じゃあ、ドイツとスペインは"ワイン的な何か"でした!」
もはや残っている空きスペースは、
いずれも2人のワイナリーの交差点のみです。
このマイナスカードは、痛み分けってことになりますね。
☆しーぷ7ターン目→星屑7ターン目

▲しーぷは2人の交差点に「芳醇」を配置して、
▲星屑は「ヤマナシ」にコイン2枚を投資しました。

▲その「ヤマナシ」ですが、
▲現オーナーのしーぷのコイン数を、
▲後追いの星屑は上回れていませんので、
▲この時点では依然としてしーぷがオーナーです。
星屑「(この時点では、ね……)」
☆しーぷ8ターン目→星屑8ターン目

▲しーぷは2人の交差点に「個性的」を配置して、
▲星屑は立て続けに「ヤマナシ」にコイン2枚を投資しました。

▲さあ、これで星屑がしーぷのコイン数を上回りましたので、
▲「ヤマナシ」のオーナーは星屑になりました!
しーぷ「あー、これは完敗だ…!」
星屑「よし、狙い通りの展開になってくれた!!」
これで全てのターンが終了しましたので、
最後の得点計算に入っていきましょう!

▲伏せカードの内訳はこちら!
星屑「しーぷがスワリングを持ってると思ってた」
しーぷ「星屑がスワリングを持ってると思ってた」
星屑「まさか2枚とも伏せカードだったとは…!」
しーぷ「こんなこともあるんだねぇ」

▲それではカウントしていきましょう。
星屑は、
タテ列の「ヤマナシ」が9点で、
タテ列の「オーストラリア」が6点で、
タテ列の「ボルドー」が6点で、
ヨコ列の「カリフォルニア」が5点で、
ヨコ列の「スペイン」が6点で、
同色ボーナスが2列で8点でした!
しーぷは、
タテ列の「ドイツ」が-1点で、
ヨコ列の「イタリー」が5点で、
ヨコ列の「ブルゴーニュ」が4点で、
同色ボーナスはありませんでした。
結果は文句なしで…、

▲星屑の勝利です!!
星屑「ところで、」
星屑「この得点トラックって、なんで55点止まりなんだろう?」
しーぷ「"55"って数字に、なにかワイン的な意味があるのかな…?」
はい、というわけで、
「ワインレーティング」の初プレイでした!
表面的にはネタ満載の面白ゲームで、
内面的にはガチガチの戦略ゲームで…、
ほんと、たった16枚のカードから溢れ出る"凝縮感"を感じます!
2人プレイでは、真っ向からの殴り合いになりましたが、
3人プレイ以上になると、また違った味わいになりそうですので…、
次はウチのボードゲーム会に持ち込んでみようと……
って、よく考えたら、これ妻が買ったんでしたね。
妻しーぷに、持ち込んでもらいたいと思います!( ̄▽ ̄*)
今回も、
最後までご覧いただいて、ありがとうございました!
星屑としーぷは、一緒にワインを飲むことはできませんが、
このゲームなら、一緒にプレイしていけそうです…!
管理人・星屑トランペッター
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さあ、
21対9の大差で迎える「ワインレーティング」の第2ラウンドです!
星屑は、少しでも差を縮めていきたいところ…!
★第2ラウンド
次のラウンドに進むためには、
3つの準備をする必要があります。
①ワイナリーに置かれている同色のコインを回収する。
前のラウンドまでにワイナリーに置かれたコインのうち、
半数(切り下げ)を箱に回収します。
(つまり、ゲームから除外します)
↓具体的な数はこちら↓
ワインレーティングのラウンド終了時コイン回収数を、簡単な表にまとめてみました。よろしければご活用ください。https://t.co/KEJi9ZLk8B pic.twitter.com/saNtgxngMj
— JUGAME STUDIO (@JUGAME_STUDIO) 2016年10月22日

▲同色のコインが2枚置かれているワイナリーからは、

▲コインを半数の1枚回収することになります。
②スタート時と同じように、評価カードを配る。

▲まずは、場に2色2枚ずつの評価カードをウラ向きで並べてから、

▲残りのカードを各プレイヤーに手札として配り、

▲その手札の半数を交換します。
③各プレイヤーは、コインを4枚ずつ補充する。

▲毎ラウンド、コインは4枚使えるというわけですね。
これで準備が整いましたので、
第2ラウンドを始めてまいりたいと思います!
なお、スタートプレイヤーは、
前のラウンドまでの累計点が低かった星屑です。
☆星屑1ターン目→しーぷ1ターン目

▲星屑はしーぷのワイナリーの列に「酢です」を置き、
▲しーぷは自分のワイナリーの列に「清らか」を置きました。
星屑「やーい、イタリーのワインは"酢"でやんの!」
しーぷ「ちょ、初手から"酢"とか凶悪すぎるでしょ…!」
星屑「この突き抜ける酸味を味わうがいい!」
しーぷ「いいよ、カリフォルニアのワインは"清らか"なんだから…!」
☆星屑2ターン目→しーぷ2ターン目

▲星屑はしーぷのワイナリーの列に「個性的」を置き、
▲しーぷは自分のワイナリーの列に「凝縮感」を置きました。
星屑「いきなり"酢"に"凝縮感"を醸し出してきた…だと…?」
しーぷ「これが王侯貴族御用達になった前例があるからね」
星屑「わからん!」
星屑「やっぱり王侯貴族たちの好みが分からん!」
しーぷ「で、星屑は、またマイナスカードを置いてからに…」
星屑「いや、だってさ、」
星屑「駅館川の清らかさは個性的だし!」
しーぷ「もうカリフォルニアに駅館川は流さなくていいから…!」
☆星屑3ターン目→しーぷ3ターン目

▲星屑は「オーストラリア」のワイナリーにコイン2枚を投資して、
▲しーぷは自分のワイナリーの列に「王侯貴族御用達」を配置しました!
星屑「ヤマナシのワインは"酢"だし"個性的"だし、」
星屑「えらいことになってるけど…、」
星屑「オーストラリアは"清らかな凝縮感"でいい感じやね」
星屑「ここはオーストラリアに投資しとこう!」
しーぷ「じゃあ今のうちに、カリフォルニアのワインを、」
しーぷ「"王侯貴族御用達"にしておこうかな」
星屑「う、今度は酢じゃなくて駅館川が王侯貴族御用達か!」
しーぷ「もういいよ!」
しーぷ「もう駅館川は聞き飽きたよ…!」
☆星屑4ターン目

▲星屑は自分のワイナリーの列が交差する場所に「桃源郷」を配置!
星屑「ここだ!」
星屑「このスペースに"桃源郷"を置けば、」
星屑「俺のオーストラリアもスペインもプラス5点になる…!」
しーぷ「そっか、」
しーぷ「タテ列にもヨこ列にも自分のワイナリーがあったら、」
しーぷ「それがクロスするスペースは"要"になるわけね」
☆しーぷ4ターン目

▲ここで、しーぷは「スワリング」の効果を発動!!
その手順は…、

▲まず、任意の空きスペースに、
▲「スワリング」を配置して、その上にコイン2枚を乗せます。
(この「スワリング」は+2点の扱いです)

▲次に、配置済みの評価カードの中から、
▲場所を入れ替えたいカードを選んで…、

▲そのカードと「スワリング」を配置転換!!
これにより、星屑のワイナリーの列には「-2」が、
しーぷのワイナリーの列には「+2」が再配置されました…!
しーぷ「自分のワイナリーのクロスするスペースっていうのをヒントに、」
しーぷ「入れ替え先を考えてみたよ」
星屑「クロスするスペース……」
星屑「って、俺のワイナリーがクロスしてる場所に、」
星屑「マイナスカードを持ってきたわけか…!」

▲星屑オーナーの「ボルドー」も「スペイン」も-2点!!
星屑「これは…してやられた!」
星屑「それにしても、」
星屑「自分の点を上げつつ、相手の点を下げるなんて…、」
星屑「スワリング…おそろしい子!」
そういえば、カードに書いてあったんですが、

▲「スワリング」というのは、
▲ワインを反時計回り(右利き)に回すことなんですね!
▲下戸の星屑、またひとつ賢くなりました…!( ̄▽ ̄ )
☆星屑5ターン目

▲星屑は自分のワイナリーの列に「5月の風と妖精」を配置!
星屑「我がボルドーに"5月の風"が吹き抜けるぜ!」
しーぷ「いま10月だよ?」
星屑「ってことは風力が倍だな!」
しーぷ「ちょっとなに言ってるか分かんない…( ̄▽ ̄;)」
☆しーぷ5ターン目→星屑6ターン目

▲しーぷは「ブルゴーニュ」にコイン2枚を投資して、
▲星屑はその列に「ダシの効いた」を配置しました!
しーぷ「じゃあ、よく分かんないんだけど、」
しーぷ「その5月の風とやらに投資してみるよ」
星屑「でも、その5月の風には…、」
星屑「よく"ダシが効いている"のでした!」
しーぷ「ダシの効いた風が吹くブルゴーニュなんていやすぎる…!」
☆しーぷ6ターン目→星屑7ターン目

▲しーぷは自分のワイナリーの列に「ビロード」を配置して、
▲星屑は自分のワイナリーの列に「ヴィンテージ」を配置しました。
しーぷ「それでも"ビロード"のような滑らかさがあれば、」
しーぷ「ちょっとは誤魔化せるかもしれない…!」
星屑「誤魔化すのかよ!」
星屑「って、点数的にはマジで誤魔化せてるし…!」
「ダシの効いた」→-3点
「ビロード」→+3点
☆しーぷ7ターン目→星屑8ターン目

▲しーぷは2人のワイナリーが交差する列に「芳醇」を配置して、
▲星屑は「カリフォルニア」にコイン2枚を投資しました!!

▲「カリフォルニア」にはしーぷのコインが1枚ありましたが、
▲星屑がコインを2枚置いて、しーぷのコイン数を上回りましたので、
▲「カリフォルニア」のオーナーがしーぷから星屑に移ります…!
しーぷ「ぎゃー、いちばんの稼ぎ頭が!!!」
星屑「これを強奪できたのは美味しいわ…!」
「スワリング」を使ったしーぷは、投資の1ターンを失っていますので、
これで第2ラウンドの得点計算となります。

▲伏せカードの内訳は、こんな感じでした!
星屑「"王侯貴族御用達"が"ワイン的な何か"だったんですが、」
星屑「それは……」
しーぷ「きっと、王侯貴族にしか分からない味があるんだよ…( ̄▽ ̄;)」

▲それぞれカウントしていくと……
星屑は、
タテ列の「オーストラリア」が8点で、←凝縮感のある桃源郷
タテ列の「ボルドー」が2点で、←10月の風が吹くワイン的な何か
ヨコ列の「カリフォルニア」が2点で、←王侯貴族御用達のワイン的な(ry
ヨコ列の「スペイン」が10点で、←ヴィンテージの桃源郷
同色ボーナスが1列で4点でした!
しーぷは、
ヨコ列の「イタリー」が3点で、←凝縮された酢
ヨコ列の「ブルゴーニュ」が5点で、←ダシの効いた風とビロード
同色ボーナスはありませんでした。
結果、大差のポジションがひっくり返って…、

▲星屑、驚きの大逆転です!!
しーぷ「カリフォルニアをとられたのが響いたね…」
星屑「あれ、同色ボーナス込みで、実質6点になったからね!」
星屑「カリフォルニアがなかったら逆転できてなかった」
しーぷ「うーん、それじゃあ、」
しーぷ「次のラウンドで逆転サヨナラを狙いましょうかね…!」
えっと実は、ここだけの話、
第2第3ラウンドのプレイ記はさらっと流すつもりだったんですが、
…なんて嬉しいお言葉をいただいたので、私星屑、張り切っちゃって、@HoshikuzuTp 素敵なブログ記事をありがとうございます!本人が言うのも変ですが、読んでいてとてもワクワクしました。後半記事も楽しみです!
— JUGAME STUDIO (@JUGAME_STUDIO) 2016年10月29日
ボリュームを落とさずに最後までプレイ記を書き切ることにしました!
それで、当初の予定では全2編のプレイ記でしたが、
フルボリュームだと、どうしても、
プレイ中の会話を録音したボイレコとの格闘に、
時間がかってしまいますので…、
全3編に変更させてもらいます。
ということで、次回こそ最終回です!
逆転した星屑が逃げ切るのか、
それともしーぷの再逆転があるのか…?
どうぞ、お楽しみに!
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大分県宇佐市で「ワインレーティング」!
ついに、ついにです!
私星屑の妻しーぷが、
自分でボードゲームを購入しました!!
今まで、夫婦折半でボードゲームを購入したことはあったんですが、
しーぷが自分で欲しいタイトルを見つけて購入したのは初めて…!
そんな記念すべきしーぷ1箱目のボードゲームは、
陣取りゲーム「ワインレーティング」!
これをしーぷと星屑の2人でプレイしてまいりたいと思います!!
★ゲームの準備

▲まずは、ワイナリーカードをこんな感じで並べます。
▲このとき、カードの内容は気にしなくてOKです。

▲次に、16枚の評価カードを、

▲シャッフルして、ひとつの山にします。
評価カードは2色の混合ですので…、
星屑は色別にシャッフルしてから、"たがいちがい"な山をつくりました。
(※マニュアル的には色関係なくシャッフルっぽいです)
その後、評価カードの山から、
2色のカードを2枚ずつ取り出して、

▲こんな感じに、ウラ向きで配置します。
(このウラ向きのカードは、ラウンド終了まで非公開です)
評価カード16枚のうち、4枚を配置して、
残る評価カードは12枚になりました。
この12枚をすべてプレイヤーに配って、手札にします。
2人プレイなら、1人6枚ずつ
3人プレイなら、1人4枚ずつ
4人プレイなら、1人3枚ずつ
…といった具合です。
最小公倍数って便利ですね…!( ̄▽ ̄*)

▲2人プレイの場合は、手札6枚ずつとなります。
各プレイヤーは、自分の手札の内容をチェックして…、

▲手札の半分を左隣のプレイヤーに渡します。
▲いわゆる"ドラフト"ってヤツですね!
2人プレイの場合は、左隣というか単純に相手に渡します。
3人プレイの場合は、4枚の半分の2枚を左隣のプレイヤーに渡し、
4人プレイの場合は、1枚だけを左隣のプレイヤーに渡すようです。

▲星屑は、6枚の半分の3枚をしーぷに渡しました。
手札に残したのは、
最大の「5」と、最小の「-3」と、
どうやら強力なカードらしい「0(スワリング)」です。
星屑がしーぷに3枚渡したということは、
しーぷも星屑に3枚渡すということで…、

▲しーぷからは、「2」「-2」「1」の3枚がやってきました。
▲これが、第1ラウンドの星屑の手札になります。
そして、各プレイヤーは…、

▲プレイヤーカードとコイン4枚を受け取ります。
▲4色あるうちの、好きな色を選びましょう。
使わない色のプレイヤーカードとコインは箱へ戻し、
使う色のコインのあまり(8枚ずつ)は箱から出しておきます。
最後に、スタートプレイヤーを適当な方法で決めるんですが…、
しーぷ「どうやって決めようか?」
星屑「そうやね、じゃあお酒が弱い俺からってことで」
しーぷ「え、あ、はい、そうだね、」
しーぷ「なんかよく分からないけど、それでいこう…!( ̄▽ ̄;)」

▲下戸な星屑はスタートプレイヤー用コルクを受け取ります。
あ、そうそう、忘れていましたが…、

▲コインはプレイヤーカードの上に乗せておくとグッドです!
コインは必ず2枚1組で使うんですが、
左の2枚が1回目、右の2枚が2回目…と、
これで一目瞭然になりました!!
さて、準備が完了しましたので、ゲームを始めてまいりましょう!
このゲームはターン制です。
スタートプレイヤーから時計回りで進行します。
そして、自分のターンにできることは、
・カードを空きスペースに配置する〈評価〉
または、
・コイン2枚をワイナリーに置く〈投資〉
…この2択です。
まずは、
カードを配置することで、各ワイナリーを〈評価〉していきます。
〈評価〉は「点数」によってあらわされて、
各ワイナリーには点数が付けられていきます。
そして、
点数が付けられたワイナリーに、コインを〈投資〉することで、
そのワイナリーの"オーナー"になることができて、
自分がオーナーとなったワイナリーの点数が、
そのまま自分の得点となるわけです。
と、説明はこんなところで、
とりあえずゲームを進めてみましょう!
★第1ラウンド
"場"には16枚の評価カードを配置するスペースがあり、
そのうち4枚は、すでに伏せて置かれています。
プレイヤーは、
残る12枚ぶんの空きスペースに、
手札からカードを配置して〈評価〉することができます。
☆星屑1ターン目

▲星屑は、このスペースに手札から評価カードを配置しました。

▲評価カードには「点数」の表示があり、
▲さらに、"評価内容"も記されています。
カードを配置するときに、この評価内容を読み上げると、
すごく"それっぽく"レーティングすることができるようです!
星屑「このワイナリーのワインはね、」
星屑「まるで駅館川の流れのように"清らか"なんよ!」
しーぷ「えっと、駅館川って、いうほど清らかだっけ…?」
しーぷ「てか、この会話、そのままプレイ記に載せるんだよね?」
しーぷ「宇佐市を流れる川なんて、誰も知らないでしょうに…( ̄▽ ̄;)」
星屑「しょうがないやん、」
星屑「なんか、まっ先に浮かんだのが駅館川やったんやけん…!」
※ちなみに、"やっかんがわ"って読みます。

▲さて、星屑が「1点」の評価カードを配置したことにより、
▲このカードと同列のワイナリーが、それぞれ「+1点」となりました!
こうして評価カードを配置していくことによって、
8ヵ所のワイナリーに点数が付いていくわけです。
☆しーぷ1ターン目

▲しーぷは「1点」の評価カードを配置。
しーぷ「オーストラリアのワインはね、」
しーぷ「"清らか"な上に"バランス"も良いんだよ」
星屑「そのさ、ワインのバランスって何なんだろうね?」
しーぷ「そういえばそうね。ワインのバランス……」
星屑「…あれか、シャンパンタワー的な?」
しーぷ「いや、そんな物理的なバランスじゃない思う…( ̄▽ ̄;)」
☆星屑2ターン目

▲星屑は「-2点」の評価カードを配置。
▲このカードのタイトルは、なんと「酢です」…!
星屑「スペインのワイナリーなんやけど、」
星屑「実は"酢"で"バランス"を取っとったんよ!」
しーぷ「え、え、どういうことなの?」
星屑「要するに、酢のシャンパンタワーってことやね」
しーぷ「なんかゴチャ混ぜになってるし…!」
これで、右下の「スペイン」の点数は、1-2=-1点に…。
そりゃ、酢だったんですもんね…( ̄▽ ̄;)
☆しーぷ2ターン目

▲しーぷは「2点」の評価カードを配置。
しーぷ「ブルゴーニュのワイナリーのワインは、」
しーぷ「"凝縮感"があってドレッシーな魅力があるんだよ」
星屑「それ、ヨコ列のブルゴーニュはいいかもしれんけどさ、」
星屑「タテ列のボルドーは酢が凝縮されちゃった感じなんだけど…」
しーぷ「大丈夫。ボルドーのワイナリーのオーナーにはならないから!」
星屑「うわ、ボルドーかわいそう…!」
星屑3ターン目

▲ここで星屑は「-3点」のカードを配置!!!
星屑「あまりにもボルドーがかわいそうやけん、」
星屑「ブルゴーニュも道連れに……」
星屑「えっと、」
星屑「ブルゴーニュのワインは、めっちゃ"ダシが効いてる"から!」
星屑「まるで田舎の味噌汁を思い出す、ダシと埃の味わいだから!」
しーぷ「うわ、その上、"凝縮感"があるなんて…、」
しーぷ「さよなら、ブルゴーニュ……」
とばっちりで「ブルゴーニュ」は、2-3=-1点に…!
得点が、いとも簡単に変動していきます!!
☆しーぷ3ターン目→星屑4ターン目

▲しーぷが「4点」の「ヴィンテージ」カードを置くやいなや、
▲星屑は「ボルドー」に2コインを〈投資〉しました!
星屑「酢が凝縮されちゃった感じのワインなのに、」
星屑「"ヴィンテージ"って付くだけで、」
星屑「こんなにも評価が上がるなんて…!」
しーぷ「ヴィンテージって、なんかすごそうな響きだもんね」
星屑「よし、俺はボルドーのワイナリーに投資するぞっ!」
ここでルールの補足です。
〈評価〉ではなく〈投資〉をするときには、
必ず自分のコインを2枚使います。
同じワイナリーに2枚とも置くか、
違うワイナリーに1枚ずつ置くか、
どちらかを選ぶことができます。
まだコインが置かれていないワイナリーに置いたら、
そのワイナリーは自分がオーナーになります。
すでにコインが置かれているワイナリーに置く場合、
そのワイナリーに、いちばんコインを置いているプレイヤーの枚数を上回れば、自分がそのワイナリーのオーナーになれます。
このゲームの得点は、自分がオーナーになっているワイナリーからしか稼げませんので、1ラウンドにつき4枚のコインを上手く使って、評価が高いワイナリーのオーナーを目指しましょう!
☆しーぷ4ターン目

▲一方のしーぷも、「イタリー」に2コインを置きました。
しーぷ「イタリーは、いまのところ"ヴィンテージ"なだけだからね」
しーぷ「これからの成長が楽しみ…!」
星屑「なるほど、将来性をとったというわけか!」
☆星屑5ターン目

▲星屑は立て続けに投資します。
▲「スペイン」にコイン2枚!!
星屑「じゃあ俺は、」
星屑「"バランスの良い酢"のスペインの可能性に賭けてみよう!」
しーぷ「わ、そこのオーナーをかって出ちゃうの…!?」
☆しーぷ5ターン目

▲しーぷも2ターン連続で投資!!
▲今度は「カリフォルニア」にコイン2枚です。
しーぷ「私はしっかりと、将来性のあるところを押さえていくよ!」
星屑「えっと、これで2人ともコインを使い切ったから、」
星屑「あとは手札勝負ってことになるね」
しーぷ「あ、ほんとだ、いつの間にかコインがなくなってた…( ̄▽ ̄;)」
☆星屑6ターン目

▲ここで星屑は、
▲とっておきの5点カード「5月の風と妖精」を配置!
星屑「"バランスの良い酢"のワインとは、すなわち、」
星屑「"5月の風と妖精"を表現したものだったのさ!」
しーぷ「えっと、ぜんぜん意味が分かんないんだけど…( ̄▽ ̄;)」
星屑「大丈夫、俺もまったく分からん!」
星屑「なんたって下戸だし!」
しーぷ「いや、酒豪でも分かんないと思うよ…!」
☆しーぷ6ターン目

▲しーぷは「3点」のカードを配置。
しーぷ「カリフォルニアのワインはね、」
しーぷ「清らかで、そして"雄大な広がり"を感じさせてくれるんだよ」
星屑「でも、その清らかさは駅館川だよね?」
しーぷ「いやカリフォルニアに駅館川はないから!」
しーぷ「てか、どんだけ駅館川が好きなの…!?」
☆星屑7ターン目

▲星屑は「スワリング」のカードを配置。
はい、ここで、もう1つ補足です。
「スワリング」のカードには、
2通りの使い道があります。
「0点」のカードとして使う。
または、
コインを2枚置いて、「スワリング」の効果を使う。
…このどちらかです。
「0点」のカードとして使う場合は、
他の点数のカードと同じように処理します。
「スワリング」を行う場合は、
まず、
「スワリング」のカードを空きスペースに配置して、
その上にコインを2枚乗せます。
2枚のコインを乗せた「スワリング」のカードは、
「2点」として扱います。
その後、
配置した「スワリング」のカードと、
すでに配置されている他のカード1枚の、
場所を入れ替えます。
入れ替えるときは、
オモテ/ウラの向きを変えないようにしましょう。
(つまり、伏せカードとも入れ替えられます)
この「スワリング」を上手く使えば、
自分のワイナリーが有利になるように、
評価カードを再配置できるかもしれません…!
しかし…、

▲今回は、乗せる2コインがありませんので、
▲普通に「0点」のカードとして配置するしかありませんでした…。
逆にいうと、「スワリング」を1回するということは、
かわりに〈投資〉が1回できなくなるということなんですね。
☆しーぷ7ターン目

▲しーぷも「スワリング」を「0点」として配置。
☆星屑8ターン目

▲星屑は「2点」のカードを配置しますが…、
星屑「ぐ…、イタリーのワインが"芳醇"だなんて…!」
しーぷ「私のワイナリーの評価を上げてくれてありがとう♪」
相手にだけ利がある配置になろうとも、
カードは必ず置かなければならないのです…!
☆しーぷ8ターン目

▲そして最後にしーぷのトドメの一撃が炸裂!!!!!
▲5点カードの「桃源郷」です…!
しーぷ「楽しみにしてたイタリーのワインが、」
しーぷ「ついに"桃源郷"にまでたどり着いたみたいね」
星屑「うわ、なんだろう、」
星屑「イタリーのワインが、どことなく神々しい感じに…!」
さて、これで手札もコインも使いきって、
第1ラウンドの得点計算となります。

▲まずは、伏せカードをオモテにします。
星屑「げ、スペインのワインは、」
星屑「正確にはワインじゃなくて"ワイン的な何か"だったのか…!」
しーぷ「まぁ、"酢"だしね…( ̄▽ ̄;)」
星屑「逆にボルドーは、」
星屑「"酢"なのに"王侯貴族御用達"になってるし…!」
しーぷ「カリフォルニアも同じく"王侯貴族御用達"になれたね」
しーぷ「しっかりと将来性を見極められた感じで良かった♪」
…これで、16枚の評価カードが全て出揃いましたので、
各プレイヤーは、自分のワイナリーの点数を合計していきます。
星屑は、
タテ列の「ボルドー」が8点で、←酢だけど王侯貴族御用達
ヨコ列の「スペイン」が1点…!←ワイン的な何か
しーぷは、
ヨコ列の「イタリー」が9点で、←桃源郷が見えた
ヨコ列の「カリフォルニア」が8点!!←なるべくして王侯貴族御用達
さらに、
自分の列に同じ色のカードが4枚並んでいたら、
追加で「+4点」となりますが…、

▲これをしーぷは「イタリー」で達成しました!
得点計算の結果……

▲いきなり大差です!!
さあ下戸の星屑、この差をひっくり返すことができるのでしょうか…?
次回に続きます!
「ワインレーティング」 関連記事
→次回:プレイ記その1(2/3)
→開封
→ボードゲーム記事一覧
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★箱の外観

▲箱の材質からして、こだわりを感じますね!

▲箱のオモテ。ボールペンとのサイズ比較。
▲とってもオシャンティーなジャケットです。

▲箱のウラ。
▲テイスティング対決って、どんな感じなんでしょうか…?

▲箱の側面。
▲対象年齢は20歳以上。
しーぷ「お酒はハタチになってからってことだね」
星屑「これさ、ハタチ過ぎてるけど下戸な人は大丈夫なん?」
星屑「俺のことなんだけど」
しーぷ「うん、追加ルールを入れなければ大丈夫」
星屑「え、なに、追加ルールは下戸じゃダメなん?」
しーぷ「実際にワインを飲むからね」
星屑「うわ、マジか…!」

▲追加ルール(※クリックで拡大表示)
★箱をオープン!

▲一発目はスコアトラック。
▲なんだか高級レストランのメニュー表みたいですね!
▲…高級レストランなんて行ったことないけど!( ̄▽ ̄ )

▲その下に、似たような雰囲気のルルブ!

▲底には、コマとコインと…、
▲ウワサのコルクがあって、

▲最後にカード類です。
★内容物
1つずつ見ていきましょう。

▲マニュアル(日本語・全6ページ)
▲色づかいとか、めちゃこだわってますね。

▲得点トラック
▲これ、なぜ55点止まりなんでしょうか…?

▲得点用ポーン×4コマ
▲得点トラックに置くポーンです。

▲コイン×4色・各12枚
▲主に、ワイナリーに投資するためのコインです。

▲スタートプレイヤー用コルク
▲これを確保するのが大変だったと聞きました。

▲ここからカード類です。

▲プレイヤーカード×4枚
▲各プレイヤーのコインを置き場になります。

▲ワイナリーカード×8枚
▲世界各地のワイナリーが並びます。

▲評価カード(黄)
▲2色ある評価カードの片方です。

▲評価カード(赤)
▲2色ある評価カードのもう片方。
評価カードには、点数が記されてあって、
自分がオーナーになったワイナリーと同じ列に並べた評価カードが、
自分の得点になる仕組みです。(マイナス点になることもあります)
★コメント
結論からいいますと、
「キングダム」をコンパクトにしたようなゲームです。
▲クニツィア先生の名作「キングダム」。
「キングダム」は、
自分が城を建てた列のタイルの点数を合計していって、
全3ラウンドの合計点を競うゲームでしたが、
「ワインレーティング」も、
自分がオーナーになったワイナリーの列の点数を合計していって、
全3ラウンドの合計点を競うゲームになっています。

基本的なルールも、まったくといっていいほど同じで、
「キングダム」が、
自分の城を建てるか、
点数や特殊効果のアイコンが表示されたタイルを配置するかの、
どちらかで手番が進んでいくように、
「ワインレーティング」も、
ワイナリーに投資してオーナーになるか、
点数や特殊効果の記されたカードを配置するかの、
どちらかで手番が進んでいきます。
大きな違いは、
・投資の額によって、ワイナリーのオーナーが入れ替わる。
・16枚中4枚が伏せカード。
・カードの特殊効果が1種類(=カードの配置転換)のみ。
・どちらかというと雰囲気を楽しむゲーム。
…というところでしょうか。
中でも、雰囲気を楽しむというのがポイントで…、
青P「我がワイナリーのワインは、」
青P「テロワールの力を余すことなく発揮した、」
青P「幻の超希少品にございまして、」
青P「かの王侯貴族御用達となっております(ドヤッ」

赤P「たしかに、」
赤P「キミんトコのワインは良いと思うよ」
赤P「めっちゃダシが効いてるしね(ニッコリ」

青P「ぐぬぬ…、」
青P「あなた様のところのワインなんて、」
青P「ワインとは名ばかりの、酢ではございませんか…!」

赤P「う…、」
赤P「いやいや、ウチのワインは桃源郷!」
赤P「桃源郷が見えちゃうから…!」

…みたいな、おもしろバトルを繰り広げることができます。( ̄▽ ̄*)
「キングダム」が好きなプレイヤーならば、
"お手軽キングダム"って感じで楽しめるのではないでしょうか。
また、2016年10月現在、
「キングダム」は価格が高騰していますので…、
(amazon価格で9,980円 ※参考価格3,024円)
「キングダム」をプレイしてみたいけど手が出ない…という方にも、
ちょうど良いかもしれません。
なお、詳しいゲーム内容については、
明日から更新予定のプレイ記をご覧ください!
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「Nuko-mahi AnalogGame Off」さんの
"第7回1日ボードゲームデイ"に参加!

▲「ホルトホール」で24名規模での開催でした!
その模様を、私星屑視点で振り返ってまいります。
NAGO(なーご)さんのボードゲーム会といえば、
大分駅の北東にある「コンパルホール」での開催が多いですが、
今回は大分駅から南へ、道を1本はさんですぐの、
「ホルトホール」で行われました。

▲晴れの日のホルトホール。(当日は曇りでした)
この日は、なにやらホルトホールのお隣でイベントがあっていて、
そのためか、近隣の駐車場は、どこもかしこも満車…!
幸いにも滑り込むことができた、ほどほど近い100円パーキングも、
すぐに埋まってしまっていました…。
駐車場問題って、
どこのボドゲ会にもつきまといますよね…( ̄▽ ̄;)
ともかく、無事に会場入りすることができましたので、
さっそくボードゲーム開始です!!
★トバゴ
宝さがしゲーム「トバゴ」。
先日の宇佐でのオープン会で好評でしたので、
大分でも卓を立てさせてもらいました!

▲この日のトバゴ島は陸地少なめ。(いつも比)

わりと宝の場所がスパッと定まらないことが多いゲームなんですが、
今回は、どの宝物もスパスパッと確定していきました!
みなさんの、宝の地図の切れ端の出し方と、
幸運のアミュレットの使い方が的確だったからかも。
おかげで、すごく気持ちの良い宝探しになりました!( ̄▽ ̄*)
★キングダムビルダー
コマ配置系ゲーム「キングダムビルダー」。
前にプレイしたとき、めっちゃ気に入ったので、
この日も卓が立つやいなや参戦表明させてもらいました!
前回は黒コマを、さながら暗黒騎士団のように横列にズラッと並べて
1点差勝利を収めた星屑でしたが…、

▲今回もまったく同じように、黒コマを並べていきます…!
ボーナスの配置先が〈外周〉で、このボーナスを2つ確保したので、
なおさら配置がはかどった感じですね。

▲ゲーム終了時のボード。
さて結果は…、

▲カトーさんの勝利でした!
コマを横列に並べていくことばかり考えて、
他の2つの勝利条件を疎かにしていた星屑は3位…( ̄▽ ̄;)
次は、もっとバランスを考えてみようと思います!
★パンデミック
世界を救う系協力型ゲーム「パンデミック」。
星屑、初めてのエピデミックカード6枚戦です…!
なにかと高難易度を敬遠しがちな星屑ですので、
これは良い機会と挑んでみました。

▲そして、結果は完敗…!
最序盤から苦しい展開で、
最後はあっさりとアウトブレイク8回END…。
まさか、治療薬を1つも発見できずに終わるとは…!
うーん、やっぱり星屑には、
エピデミックカードは4~5枚がちょうど良いのかもしれません。
ここいらで、ちょっと小腹がすきましたので…、
同じ県北勢で、中津市在住のもっちさんを誘って、
お隣のイベントの出店に足を運んでみました。
すると……

▲その中津市の、からあげがあるではありませんか…!
しかも、閉店前ということで、
800円のからあげが500円に!!
宇佐市のからあげをこよなく愛する星屑ではありますが、
中津市のからあげの味も知っておこうと、
ここは敵情視察的な意味もこめて購入してみました!
あと300円引きは魅力的でしたし!
宇佐からあげが醤油ベースなのに対して、
中津からあげは塩ベースと聞いています。
さて、そのお味ですが…、
えー、揚げたてじゃないので、なんともいえませんでした。
きっと揚げたてだったら美味しいんだろうなーって感じ。
ちなみに、
もっちさんが食べていた日田やきそばは美味しかったです!
(味見させてもらいました)
さて、お腹もふくれたところで、
ボードゲーム会に戻ってみると、そこには……

▲ボードゲームアイドルのらめるさんの姿が!
(掲載許可いただきました)

巷で話題のボードゲームアイドル「しゅぴ~る遊園地」の、
黄色担当らめるさんは、ただいま九州周遊中とのことで…、
この日は大分県内の2つのボードゲーム会に参加されていました。
そのうちの1つがNAGOさんの会だったわけです。
私星屑はプロ野球ばかり追いかけていますので、
アイドルについては門外漢なんですが…、

らめるさんが、
初プレイの「ゼロ」の1ラウンド目で"ゼロ"を達成して、
さらに3ラウンドを4点に抑えたのを見て…、
アイドルはスゴイ!!!
と、感動を覚えずにはいられませんでした…!( ̄▽ ̄*)
ゼロ!(・ω・)
— 珠洲ノらめる(しゅぴ〜る遊園地) (@piyo_rameru) 2016年10月23日
5人で3回(本当は人数回だけど時間の関係で)やって合計4点で勝った!これはかなり嬉しいから自慢させて!!!えへへ!#ボードゲームアイドル pic.twitter.com/5btiuHNhdG
★3Dカタン
そのらめるさんと同卓させてもらった「3Dカタン」。
アイドルの方とボードゲームをプレイするのも、
3Dカタンをプレイするのも生まれて初めての星屑は、
ダブルの意味で緊張しながら席に着きました。
そしてゲームが始まったんですが、
星屑はゲームを通して盗賊で狙われ続けて、
最初から最後まで苦しい展開に…!
もうアップアップしながら、
なんとかみんなについていく感じです。
そんなにヘイトを集めてたかな…?( ̄▽ ̄;)
それでも…、

▲開拓地5つと最長交易路に、
▲発展で勝利点カードを2枚引いてきて、なんとかリーチ。

▲最後はギリギリセーフで鉱石をゲットできて、
▲都市化によって10勝利点目をとることができました。

▲ゲーム終了時の盤面。
なんだかキツいゲームでしたが、
らめるさんと3Dカタンをプレイできるなんて、
とても良い経験ができました!( ̄▽ ̄*)
ホルトホール!3Dカタン!はじめてだぁぁぁー!#らめるんの日本全国ボドゲの旅 pic.twitter.com/CK6Abd9Xs0
— 珠洲ノらめる(しゅぴ〜る遊園地) (@piyo_rameru) 2016年10月23日
…てな感じで、あっという間に20時前になり、お開きの時間です。

▲11時間で50タイトルものゲームがプレイされました!
その後は、例によって…、

▲ジョイフルでのアフター!
たくさんボードゲーム話をして、解散となりました。
次回は11月の祭日に開催ということで、
どうやら月イチでイベントをやる流れのようですね。
また県北勢一同、参加させてもらえたらと思います。
NAGOのみなさん、
今回もありがとうございました!
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もっち 先日はお疲れさまでした。
カタン楽しかったですが勝ちを持っていかれてチクショーでした。次は勝ちます!
ところで中津から揚げは塩ベースではなくたまたまあの出店のから揚げが塩だったんだとおもいますよ(^-^)/
から揚げ大戦争終了時食べ比べましょー。
そうだったんですね!!!
星屑トランペッター >>もっちさん
てっきり中津は塩主体だと思っていたんですが、違ったんですね!
いずれ、もっちさんオススメのからあげを食べてみたいです!
ぜひ紹介してください♪( ̄▽ ̄*)
カタンは…、なんかVPカードに勝たせてもらった感じでした。
たまたまです。
またnuko-mahiさんでカタン大会があると思いますので、
上位入賞を目指してがんばりましょう!
宇佐での毎月2回目のオープン会は【テーマ会】です!!
今回のテーマは、
このほど日本語版が発売された、
「フードチェーンマグネイト」!
略称「FCM」!
重ゲーも重ゲーですので、
なかなかプレイする機会に恵まれませんでしたが…、
大分県内にFCMが3箱もあることが確認できましたので、
せっかくだからとオンリー会を開いてみることにしました!
【重ゲー会】は開催したことがあるウチのサークルですが、
【FCM会】も無事に開催することができるのか…?( ̄▽ ̄;)
不安はありましたが、
福岡県でのFCM会に続けとばかりに、
大分県でもトライしてまいります!!!
★予行演習
大分県内でのFCMの持ち主の1人・もっちさんと、
前日にFCMのルール確認をしておきました!

▲とりあえず入門ルールを回してみるもっちさんと星屑。
ルールブックは熟読していたんですが、
実際に回してみると…、
あれ、この場合って、どうなるんですかね…?
これ、ルルブの解釈はどっちなんでしょうね…?
文面では理解できていたつもりが、
盤面になると疑問符が浮かびまくりで…( ̄▽ ̄;)
ひととおり回して、なんとか把握することができた感じでした。
ほんとこれ、予習しておいてよかった…!
誘ってくれたもっちさん、ありがとうございました!

▲その後、「ふたりコラ」をプレイ!

▲星屑必殺の"インペリアルクロス"を発動しましたが、
▲ふたりコラ巧者のもっちさんには及びませんでした…!
そして翌日の本番へ……
★フードチェーンマグネイト

▲大分県宇佐市に、3箱ものFCMが大集合!!!

▲それぞれビミョーに違う収納方式。
まずは一斉にインストをしてから…、

▲3卓に分かれてゲームスタートです!

▲第1卓
ほぼ経験者でメンバーを固めた第1卓は、
マイルストーン込みの通常ルール。
家が多く、飲料シンボルが少ないマップ上で、
激戦が繰り広げられていました…!

▲第2卓
こちらは、経験者と初心者の混成卓です。
マイルストーンなしの入門ルールで、
ルールを覚えることを目的にプレイしてもらいました!

▲第3卓
そして、唯一の連戦になったのが、この第3卓。
プレイヤーは全員が初プレイです!
1ゲーム目は、
マイルストーンなしの入門ゲームで…、

▲飛行機による宣伝で、だいぶゴチャゴチャした展開に…!
2ゲーム目は、
マイルストーンありの入門ゲームで…、

▲MAEさんが「ウェイトレス」をズラリと並べて勝利するという、
▲みんなびっくりな結末となりました…!
★その他
FCMの前後の時間にプレイした他のタイトルは……

▲「パンデミック イベリア」
パンデミックシリーズに、どハマりしているもっちさんのお持ち込み。
苦戦しながらも、4人で力を合わせて勝利できました!

▲「4人の容疑者 湯けむりに消えた謎」
こちらは中津市のヤマシタさんのお持ち込み。
これにどハマりしたのが私星屑で、
2人プレイと5人プレイの2ゲームをさせてもらいました!!
ごく個人的な感想ですが、
「マリオのピクロス」が好きな星屑のような人には、
とっても相性が良いタイトルだと思います。
…てな感じで、みなさんのご協力のおかげで、
無事に【FCM会】を開催することができました!
こうやって、
少しずつでもFCMに触れたことのあるプレイヤーを増やしていって…、
今後のFCM会では、
完全に「経験者卓」と「未経験者卓」に分けて、
スムーズに運営していけたらと思っています!
そんなわけで、
さっそく来月には【FCM会#2】を開催予定です!
2016年11月の宇佐ロップイヤーズは、
11月13日(日)10~18時
→通年企画:からあげ大戦争!「パンデミック拡張」
11月27日(日)10~18時
→企画:フードチェーンマグネイト会#2
どちらもウサノピア講習室(2)で開催します!
みなさんのご参加をお待ちしています♪( ̄▽ ̄*)
次回も、
大分県宇佐市でボードゲーム!
→もっちさん視点の記事はこちら!
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「フードチェーンマグネイト」
☆ルール説明
※この記事は更新途中です。
各項目の詳細は、リンク先をご覧ください。( ̄▽ ̄*)
★ターンの流れ
フェイズ1:リストラクチャリング
→各プレイヤーは、手札を〈仕事中〉と〈休暇中〉に分ける。
フェイズ2:オーダー・オブ・ビジネス
→各プレイヤーは、自分の手番順を選ぶ。
フェイズ3:ナイン・トゥ・ファイブ
→各プレイヤーは、手番を1回ずつステップに沿って行う。
ステップ1.雇用
ステップ2.教育
ステップ3.マーケティング
ステップ4・仕入と調理(商品駒の獲得)
ステップ5.新規顧客開拓(家と庭の配置)
ステップ6.出店戦略(レストランの配置と移動)
フェイズ4:ディナータイム
→商品単価が決定される。
→家の番号順に、処理を行う。
フェイズ5:ペイデイ
→各プレイヤーは、給料を支払う。
フェイズ6:マーケティング・キャンペーン
→宣伝タイルの番号順に、処理を行う。
フェイズ7:クリンナップ
→販売しなかった食品駒と飲料駒をストックに戻す。
→効果期間が過ぎた宣伝タイルをストックに戻す。
→〈多忙〉以外の従業員カードを手札に戻す。
★マイルストーン
マイルストーンとは、
条件を満たすことで獲得できる18種類の特典です。
最初に商品を廃棄したプレイヤーが、
商品を保存できる冷蔵庫を持てるようになったり、
最初に誰かを教育したプレイヤーが、
給料の総額を$15減らしたり、
いずれも"最初に"条件をクリアする必要があります。
"最初に"というのは、初めの1人だけという意味ではなく、
初めの1人が条件をクリアしたターン内に、同じ条件をクリアできたプレイヤー全員のことを指します。
"最初に"条件をクリアできなかったプレイヤーは、
そのマイルストーンを獲得することができなくなります。
「FCM」 関連記事
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「フードチェーンマグネイト」
☆ルール説明
★フェイズ2:オーダー・オブ・ビジネス
→各プレイヤーが、自分の手番順を選ぶ。
このフェイズでは、
各プレイヤーが自分の手番順を選びます。
つまり、このターンのプレイヤー順を決めるわけです。
先手をとれば、やりたいことを先にやれますし、
後手に回れば、他のプレイヤーの様子をうかがうことができます。
そんな手番順ですが、
自分の会社組織内の"総空き枠数"が多いプレイヤーから、
好きな順番を選んでいきます。
★フェイズ2の流れ
①手番順マーカーを下にずらす
手番順トラックには、直前のターンの手番順が、
手番順マーカーによって示されています。

▲この例の場合、
▲ピンクが1番手、青が2番手、緑が3番手だったようですね。
この手番順マーカーを、

▲まずは下にずらしておきます。
②各プレイヤーは"総空き枠数"を提示する
次に、各プレイヤーは、
自分の"総空き枠数"がいくつかを提示します。
"総空き枠数"とは、自分の"空き枠数"の合計です。
"空き枠数"については、フェイズ1で説明しています。

▲この場合の総空き枠数は「2」ということになりますね。
「ぼく、2枠でした」
「マジかー、かぶったわ。俺も2枠」
「安定の0枠だぜー!」
…てな感じで、みんなで報告し合いましょう!
③"総空き枠数"の多い順に、手番順を選ぶ
"総空き枠数"が多いプレイヤーから順に、
手番順を選んでいきます。

▲自分の色の手番順マーカーを取って、

▲手番順トラックの空きスペースに置きます。
"総空き枠数"が同じ場合は、
直前のターンの手番順が早かったプレイヤーから、
手番順を選ぶことができます。
最初に、手番順トラックを各プレイヤーに戻さず、
下にずらすだけにとどめているのは、
直前のターンの手番順が分からなくならないようにするためです。
こうして決まった手番順の通りに、
次のフェイズ3をプレイしていくことになります!
「FCM」 関連記事
→次回:フェイズ3:ナイン・トゥ・ファイブ
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「フードチェーンマグネイト」
☆ルール説明
★フェイズ1:リストラクチャリング
(意味:企業構造の再構築)
→各プレイヤーは、手札を〈仕事中〉と〈休暇中〉に分ける。
このフェイズでは、
各プレイヤーが手持ちの従業員カードを、
〈仕事中〉と〈休暇中〉に振り分けていきます。
〈仕事中〉の従業員カードは、
カードごとの効果を発揮することができ、
〈休暇中〉の従業員カードは、
教育アクションを施すことで、昇格させることができます。
なお、どちらに振り分けても…、

▲札束マークのある従業員カードには、
▲一律$5の給料を支払わなければなりません。
※給料については、フェイズ5で支払います。
★仕事中
手持ちの従業員カードのうち、
効果を発揮させたいカードは、
〈仕事中〉にしておく必要があります。
ただし、
〈仕事中〉にできるカードの枚数には限りがあり、
プレイヤー自身である「CEO」が抱えられる数までとなっています。
☆枠数
「CEO」が抱えられる従業員カードの枚数のことを、
"枠数"といいます。
「CEO」のカードを見てみると…、

▲このような表示があります。
これは、
「CEO」が3枚の従業員カードを抱えられることを表していて、
つまり、"枠数"は「3」ということになります。

▲「CEO」は、このように従業員カードを抱えることができ…、
最初は3枚の従業員カードを〈仕事中〉にできるわけです。
☆枠数を増やす方法
最序盤こそ、手持ちの従業員カードは少ないものですが、
雇用アクションを行うことで、従業員カードは増えていきます。
そうなると、
〈仕事中〉にできる従業員カードがたった3枚では、
ぜんぜん足りませんので…、
"枠数"を増やしていくことを考えなければなりません。
そのために雇う必要があるのが、
【統括部門】の従業員カードです。

▲統括職の中で、いちばん下っ端の「幹部候補生」。
【統括部門】の従業員カードは、
「CEO」の直下に配置することで、
「CEO」のように従業員カードを抱えることができます。

▲統括職は、必ず「CEO」の直下に配置しましょう。
すると…、

▲このように、枠数を増やすことができます。
さらに、統括職のカードを教育アクションで昇格させれば…、

▲こんなに枠数を増やすことも可能です!
ちなみに、
この"枠数"を増やしたことで、逆に空きができて、
〈仕事中〉の従業員カードが配置されていない枠数のことを、
"空き枠数"といいます。

この"空き枠数"が多いほど、
プレイヤー順を決める際の優先度が高くなりますので、
使うににしろ使わないにしろ、
"枠数"を増やしておくことには意味があります。
プレイヤー順の決め方については、
次のフェイズ2:オーダー・オブービジネスで説明します。
★休暇中
〈休暇中〉にできるカードの枚数には、制限はありません。
手持ちの従業員カードのうち、
〈仕事中〉にしなかったカードは全て、
〈休暇中〉にしておきましょう。

また、
教育を施すことで能力を高めたいカードがあれば、
〈休暇中〉にしておく必要があります。
手持ちの従業員カードを〈仕事中〉と〈休暇中〉に分けたら、
それぞれをウラ向きの山にしておきます。
全員が振り分けを終えたら、
一斉に〈仕事中〉の従業員カードを公開し、
次のフェイズに進みます。
なお、フェイズ1以外のフェイズ中では、
全員の〈仕事中〉と〈休暇中〉の内容はは公開情報です。
(いつでも誰からでも見せてもらうことができます)
「FCM」 関連記事
→次回:フェイズ2:オーダー・オブ・ビジネス
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「フードチェーンマグネイト」
☆ルール説明
★フェイズ3:ナイン・トゥ・ファイブ
☆ステップ6.出店戦略
→レストランの配置or移動を行う。
→マネージャーが〈仕事中〉であれば、ドライブインが利用できる。
この新規顧客開拓ステップでは、
【出店戦略部門】の従業員カードをプレイして、
新たにレストランを出店したり、
すでにあるレストランを移店したりします。
刻一刻と状況が変わっていくマップ上で、
より良い立地を確保することができれば、
パイの奪い合いを優位に進めていけるかもしれません!
★【出店戦略部門】の従業員カード
【新規顧客開拓部門】の従業員カードは2枚です。

これらはレストラン自体に関する効果を持っていて、
レストランの新規配置やレストランの移動を行い、
また、レストランの〈入口〉を一時的に増やすこともできます。
「地区マネージャー」は、
「幹部候補生」の1段階上の「係長」からの昇格先で、
「広域マネージャー」は、
「係長」の1段階上の「部長」からの昇格先になっています。
★レストランの配置/移動方法
「地区マネージャー」と「広域マネージャー」では、
できることの範囲が違います。
☆地区マネージャー
「地区マネージャー」ができることは、
・レストランの新規配置(制限あり)
です。

▲「地区マネージャー」の出店には制限があって…、
・距離3タイル以下の道路沿いに
・新しいレストランを1つ準備中で置く。
と、なっています。
これをチェックしていきましょう!
・距離3タイル以内の道路沿いに
"距離"については、ステップ3やステップ4で説明してきた通りで…、

▲こんな感じでカウントします。
"道路沿い"というのも、やはり説明してきた通り、

▲〈入口〉が道路にタテヨコで隣接していることをいいます。
この2つの条件を満たす2×2の空きマスがあれば、
「地区マネージャー」は新しいレストランを配置することができます!
・新しいレストランを1つ準備中で置く。
ここで"準備中"というキーワードが登場しました。
レストランタイルにはオモテとウラがありまして、
すなわち…、

▲"WELCOME"の面と、

▲"COMING SOON"の面です。
「地区マネージャー」が出店する際には、
"COMING SOON"の面で置かなければなりません。
"COMING SOON"のレストランは"準備中"ですので、
ここからマーケティングや仕入れに行くことはできませんし、
お客さんもやって来ません。
そのターンの最後のフェイズで"WELL COME"になり、
次のターンから稼動するようになります。
☆広域マネージャー
「広域マネージャー」ができることは、
・レストランの新規配置(制限なし)
・レストランの移動
です。

▲「広域マネージャー」の出店には、制限がありません。
レストランの〈入口〉が道路にタテヨコで隣接してさえいれば、
マップ上の2×2マスの空きマスのどこにでも出店できます。
また、いきなり"WELL COME"の面で出店することができ、
出店と同時にレストランを稼動させることが可能です。
そして、
「広域マネージャー」は、レストランの移動を行うこともできます。
すでに配置しているレストランタイルを、
裏返さずにそのまま、他の2×2マスの空きマスに移動します。
このときも、やはり、
レストランの〈入口〉が道路沿いになるようにしましょう。
★ドライブインについて
「地区マネージャー」も「広域マネージャー」も、
出店や移店をしないときは役立たずなの…?
という疑問にこたえるのが、
〈ドライブイン〉という効果です。
「地区マネージャー」も「広域マネージャー」も、
〈仕事中〉である限り、〈ドライブイン〉という効果を持ちます。
〈ドライブイン〉とは、
自分のすべてのレストランの、すべての角が〈入口〉になる効果です。

▲4隅すべてが〈入口〉に!
これを上手く利用すると……

▲このレストランは、左上にしか〈入口〉がないばかりに、
▲右の家のお客さんは大回りして来なければなりませんが…、
(※画像をクリックで拡大表示)

▲〈ドライブスルー〉の効果で、右下にも〈入口〉ができれば、
▲右下の道路とつながって、右の家との距離が1になります!
これで、お客さんが来てくれやすくなりますね…!

▲また、こちらのレストランは、
▲〈入口〉が増えたことで、仕入れルートも増えました!
このように、〈ドライブイン〉を有効活用して、
さまざまな"距離"をコントロールしていきたいところですね!!
ただし、〈休暇中〉の「マネージャー」は、
〈ドライブイン〉の効果を発揮できませんので…、
〈ドライブイン〉を利用したいターンは、
「マネージャー」を〈仕事中〉にしておきましょう。
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