星屑編
対象:
2016年に完全日本語版(または日本語説明書つき)が発売されたゲーム
さて、2016年の当ブログ最後の更新は、
管理人星屑の「今年のボードゲームBEST3」です。
今年、日本語版が発売されたボードゲームの中で、
来年以降も星屑必携となりそうなタイトルは…?
1位からランキング形式で発表して参ります!
★2016年1位「ふたつの街の物語」
星屑の2016年最高のボードゲームは、
▲「ふたつの街の物語」でした!!!
その理由は……
★最初から最後まで会話が途切れない!
こんなにも会話が続くゲームを、ぼくは知りませんでした。
いや、マジですごいんですよ、このゲーム!
プレイ中、どのタイミングでテーブルを見回しても、
常にみんなが会話をしているんです…!
ほとんどのボードゲームは、
ちょちょい会話をはさみながら進行していく感じですが、
このゲームは、全員が、常に、会話をすることになります!
街にタイルを配置するとき、
"2人"で相談して配置するというルールで、
必ず会話が発生するように設計されているんです。
しかも、あーだこーだと色々な可能性を追っていると、
会話がどこまでも続いていって、終わらないほど…!
さらに、ここがポイントなんですが、
初心者と熟練者がごちゃ混ぜの卓であっても、
ちゃんと会話が成立するのが面白いんです!
初心者と初心者では、
手探りの状態で、どんな街をつくっていくか、
ワクワクをふくらませながらの会話になりますし、
熟練者と熟練者では、
1タイルあたりの点数を少しでも高くするためには
どうするべきかの飽くなき挑戦が始まりますし、
初心者と熟練者では、
初心者が熟練者に質問を投げかけたり、
熟練者が初心者に点数アップのコツを教えたりと、
これはこれで良い交流の場になります。
どうあっても会話が発生して、
どうあっても会話が続いていく…。
ぼくですね、この「ふたつの街の物語」は、
すごいコミュニケーション・ツールだと思っているんです…!
★1~7人対応という受け皿の広さ!
プレイ人数が6人までというゲームが多い中で、
このタイトルは7人まで同時にプレイできます。
この1人の差が大きくって、
ボードゲーム会を主催している身としては、
卓を立てるときに、何度も助けられました!
逆に、人数が少なくなってもプレイできるのも、
このタイトルの良くできているところです。
4~7人プレイでは、ほとんどプレイ感が変わりません。
そして、3人プレイでは"三角関係"を味わうことができます。
2人プレイ時は、特別ルールが適用されます。
しまいには、
ソロ用の「オートマカード」まで用意されていて…、
本当に、どこまでも親切設計なゲームだと思いました!
★シンプルゆえに飽きが来ない!
「ふたつの街の物語」はシンプルです。
街は、たった14枚のタイルで完成してしまいますし、
タイルの種類も6種類しかありません。

おかげでルールの説明が簡単で、
初心者さんにもすんなりと理解してもらいやすいです。
一方で、ゲームに慣れてくると、
6種類のタイルの得点計算のバランスの絶妙さに気付き、
ある一定の点数を超える難しさを知ります。

それでも、
ひとつの街の点数を高くすることはできるんですが、
このタイトルの肝は"ふたつの街"…。
ふたつの街の点数を同時に底上げしなければなりませんし、
ふたつの街を全く同じにすることは、まずできません。
ルールはシンプルなんですが、
そのルールひとつひとつが、計算し尽くされているんですね。
そんな中で、
1点でも2点でも高みを目指して、
隣のプレイヤーと知恵を絞り合いながら、
お互いの考えを出し合いながら、
その時々の最良の街をつくり上げていく…!

もう、何回やっても何回やっても飽きがこないどころか、
やるたびに、どんどん楽しくなっていって…、
文句なしで、
これが星屑の2016年ナンバーワンでした!
★2016年2位
「ポーション・エクスプロージョン」
星屑の2016年2番手のボードゲームは、
▲「ポーション・エクスプロージョン」でした!!
その理由は……
★この手で、落ちものパズルゲーム!
星屑は、テレビゲームの「ぷよぷよ」が好きです。
もっというと「ぷよぷよSUN」が大好きなんですが、
まぁそれは置いといて、
「ぷよぷよ」が、
"ぷよ"の消去と落下を利用することで、
〈連鎖〉を発生させるように、
「ポーション・エクスプロージョン」も、
落下により、同じ色のビー玉を衝突させることで、
〈連鎖〉を発生させることができます。

そして、〈連鎖〉によって獲得した大量のビー玉は、
文字通り、手中に収めるわけです。
「ぷよぷよ」のような"落ちものパズル"を、
自分の手で動かして、そして、つかみ取れる…!
なんだか、
テレビの画面に自分の手を突っ込んだような、
そんな不思議な感覚を味わえるのが…、
この「ポーション・エクスプロージョン」でした!
★初心者にオススメしやすい!
ビー玉のパズルを思いっきり堪能できるように、
周辺のルールはシンプルにまとめられています。
自分のターンにできることは限られていて、
悩みこむことは、あまりありません。
また、
ポーションのレシピは「色」によって、
ポーションの効果は「アイコン」によって、
点数表示も、統一された「リボン」によって、
それぞれ一目瞭然になっています。

総じて、初心者にやさしい設計で、
直接触れるというリアル感も相まって、
ボードゲームを始めたばかりのプレイヤーさんに
もってこいのタイトルです!
ですので、星屑は、
ボードゲーム会を主催するときには、
必ず「ポーション・エクスプロージョン」を持ち込んで…、
飛び入り参加の初心者さんがいらしたら、
まずオススメするタイトルの一つにしています。
自分で胸を張ってオススメできるタイトルということもあって、
「ポーション・エクスプロージョン」が2番手に入りました!

★2016年3位「*該当なし」
星屑の3番手ですが、ありませんでした!
1番手・2番手は、もうスパッと決まったんですが、
このワン・ツーに続くタイトルが見当たらず…。
良ゲーは多かったんですが、
箱を抱きしめて眠りたいくらいのゲームは、
2作品までとなりました。
てな感じの、星屑の2016年でした!
4人以下なら「ポーション」が、
5人以上なら「ふたつの街」が、
マジでオススメですので、
未プレイの方は、ぜひ試してみてください…!
2017年もステキなボードゲームと出会えますように!
それではボードゲーマーの皆さん、よいお年を…!
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しーぷ編
対象:
2016年に完全日本語版(または日本語説明書つき)が発売されたゲーム
さて、今年も残すところ、あと2日となりました。( ̄▽ ̄ )
今年もたくさんのボードゲームが発売されて、
夫婦ともどもボドゲ充することができたわけですが…、
ここから残り2記事は、妻しーぷと私星屑の、
「今年のボードゲームBEST3」で締めて参りたいと思います!
★昨年のおさらい
2015年のしーぷのNO.1タイトルは、
▲「ノイシュヴァンシュタイン城」でしたね。
あの憧れのノイシュヴァンシュタイン城が舞台で、
自分だけのお城をつくるというテーマに、
しーぷはすっかり魅了されたわけです…!
その「ノイシュヴァンシュタイン城」は、
今年、待望の拡張「シークレット」が発売され、
新タイルや"お堀"に"秘密の通路"といった要素が追加されて、
よりお城づくりにのめり込めるようになりました!!
私星屑の記憶では、特に女性に人気の高いタイトルで、
40~50代の主婦の方々にも楽しんでもらえたのが、
すごく印象に残っています。
去年は1タイトルだけの提示だった妻しーぷですが、
今年は"ベスト3"ということで、3タイトルを挙げてもらいました。
はたして何を選らんだのか、
1位からランキング形式で発表していきましょう!
★2016年1位「セレスティア」
しーぷの2016年最高のボードゲームは、
▲「セレスティア」でした!
では、その理由を聞いてみましょう。
☆コンポーネントの雰囲気の良さ
まず、飛行船のインパクトがすごいです!

「コルト・エクスプレス」の列車もそうですが、
立体的な乗り物って、すごくワクワクします!
そして、色とりどりの都市タイル。

"ファンタジー世界"という舞台が、
やさしいタッチのイラストでよく表現されていますし、
形が楕円形というのが、またすばらしい!
カクカクしたタイルが多いボードゲームの中にあって、
この丸さが、セレスティアの雰囲気をより良くしています。
本当にセレスティアは、
コンポーネントの完成度が端から端まで高くて、
しっかりとテーブルの上に世界観をつくり上げてくれます…!
☆ゲーム内容の雰囲気の良さ
セレスティアは、扱いやすいゲームです。
6人まで対応というプレイ人数の幅に、
テンポが良くて30分で片が付くプレイ時間。
そして、協力の要素。
個人戦のゲームのわりには、
チーム戦をやっている感があるので、
ギスギスしにくい。
それどころか、
バトンタッチしながら飛行船を進めていくので、
残っている者どうしの一体感すら味わえる…!
妨害要素が少なめというのも、
ギスギスしにくい理由の一つになっています。
総じてゲームの雰囲気が良く、
いつも気持ちよくプレイさせてもらえていますね。

ボードゲーム会のスタッフとしての立場でも、
安心して卓を立てることができます。
☆最後に……
ボードゲーム初心者のプレイヤーさんへ。
「パワーカード」だけ、最初はややこしいと思います。
いつ使うとか、誰が使えるとか、1枚1枚ちがうので…。
そこで、もしピンとこなかったら、
まずはパワーカード抜きでプレイしてみてください。
セレスティアは、パワーカード以外の部分が、
びっくりするほどシンプルに設計されているんです。
乗客は、降りるか残るかの2択ですし、
船長は、カードを出せるか出せないかだけ。
1度プレイしたら、すぐに覚えられますので、
それからパワーカードを投入していきましょう。
まずは、「迂回路」と「魔法の望遠鏡」がオススメ。
この2枚はタイミングが被らず(※星屑のサマリー参照)、
内容も分かりやすいです。
こうして、1枚ずつチェックしていけば、
最後にはパワーカードをマスターできているはずですよ。
…と、しーぷのコメントでしたが、
なにやら最後はアツい解説になってしまっていました。( ̄▽ ̄ )
ほんと、しーぷはセレスティアが大好きなので、
セレスティアを語りだしたら止まらない感じです…!
星屑のサマリーは、ここに貼っておきますね。

★2016年2位「パンデミック イベリア」
しーぷの2016年2番手のボードゲームは、
▲「パンデミック イベリア」でした!
この理由も聞いてみましょう。
☆まったく違ったパンデミックを味わえる!
背景を中世ヨーロッパに移した「パンデミック」で、
ワクチンが作れず、病原体も根絶できず、
それでもって飛行機での移動がない。
これ、パンデミックとしてどうなんだろう…?
正直、プレイ前は不安だらけでした。
ところが、実際にプレイしてみると、
鉄道を敷きつつ先へ進んだり、
水を浄化することで病原体を止めたりと、
不安を打ち消してあまりある独自要素の数々に、
一気に引き込まれていき…、
ついには、本家のパンデミックよりも、
イベリアの方が好きになってしまっていました!
時代をさかのぼって、
環境は退化してしまっているんですが、
ゲームのシステムはむしろ進化しているというのは、
なんだか不思議な感覚ですね。
星屑が購入を見送った「イベリア」ですが、
まさか妻しーぷがこんなにも気に入るとは…!
星屑は未プレイなんですが、
中津市のボドゲ友達のもっちさんも、
別府市のボドゲ友達のアダチさんも、
みんな口を揃えて面白いとおっしゃるので、
マジで面白いゲームみたいですよ!
★2016年3位「オーディンの祝祭」
しーぷの2016年3番手のボードゲームは、
▲「オーディンの祝祭」でした!
しーぷはワーカープレイスメントが苦手なはずですが…?
☆とても"優しい"ワーカープレイスメント!
こんなにワーカープレイスメントが楽しいと思ったのは、
生まれて初めてです!
そもそも、なぜ私(*しーぷ)が、
ワーカープレイスメントが苦手かというと、
ワーカーの数をうまく増やせないからです。
「アグリコラ」しかり、
「ナショナルエコノミー」しかり…。
そんな悩みを打破してくれたのが「オーディンの祝福」で、
なんとこのゲーム、ワーカーが勝手に増えてくれるんです!
すると次の問題は、そのワーカーたちの食い扶持になりますが、
これまた、定期的に食料が差し入れられます!
まさに至れり尽くせりで、
どうぞ後はゲームを思う存分、楽しんでくださいっていう設計。
ありえないくらいに敷居が低いです。
お陰でストレスなくプレイできて、
宝物タイルのパズル要素を楽しんだり、
島の開拓を楽しんだり…。

ほんと、なんというか、
私にとって画期的なワーカープレイスメントの登場でした!

「オーディンの祝祭」は星屑もプレイしてみましたが、
確かに敷居が低い印象でした。
マジでゲーム側からの手助けが多いので、
がっつりとメインのパズルゲームに集中できます。
ルールも思ったよりずっとシンプルですので、
いわゆる"重ゲー"の中では、
入門用になり得るんじゃないかと思いました。
高額ですが、いつかは入手したいですね。
しーぷとも約束したし…( ̄▽ ̄ )
…てな感じで、2016年のしーぷBEST3、
しーぷ本人のコメントを添えて発表して参りました!
星屑のベスト3とはタイトルが一切かぶらず、
夫婦でも感じ方の違う2016年になったんだなぁと、
改めてボードゲームのバラエティの豊かさに感服ですね。
さあ、明日は星屑のBEST3を発表させてもらって、
2016年の当ブログは終了となります…!
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★amazonでゲームを説明!
「たたらばと森」は、
▲植林と伐採をくり返すことで、
▲森を管理しつつ、
▲たたらばで製鉄して、
▲"永代たたら"の建築を目指すゲームです!
★さらっとゲームの流れ
プレイヤーは森を移動して、
植林と伐採をくり返していきます。
伐採をすることで、
「建材」か「お金」を獲得することができますが、
どちらが獲得できるかは、伐採した木の種類によって変わります。
そこで、プレイヤーは、
獲得したいものによって、適した木を植えて、
そして手入れをしていかなければなりません。
植林したまま放置しておくと、
木はどんどん扱いの難しい種類へと変遷してしまうのです。
さてさて、いち早く建材とお金を貯めて…、
製鉄を行う場所である"たたらば"の進化形で、
屋根があって天候に左右されない"永代たたら"を、
いちばん最初に建築するプレイヤーは誰でしょうか…?
①各プレイヤーの手番
自分のターンが回ってきたら、
プレイヤーは1~2移動→2アクションの順番でプレイします。
一、移動(1or2マス+α)

▲移動は強制で、自分のコマを1~2マス移動させる必要があります。

▲「足マーカー」を消費すれば、さらに移動力を+1できます。
※1度に最大で4枚まで消費可能。
二、アクション(2回+α)
アクションは3種類あり、
その中から2アクションを行います。
※同じアクションでも違うアクションでもOKです。
イ.植林
自分のコマの隣の空きマスに、
自分の色の「アカマツ」か「スギ」を植えます。

▲「アカマツ」を植える場合は、寝かせて配置し、

▲「スギ」を植える場合は、"1"の面を上に寝かせて配置します。
寝かされたコマは"幼木"の状態を、
立っているコマは"成木"の状態を表しています。

ロ.伐採
自分のコマの隣のマスの"成木"を伐採します。

▲「アカマツ」を伐採すると、2銭を獲得し、
▲「スギ」を伐採すると、1銭or3建材を獲得します。
※獲得時に選択

▲「アカマツ」と「スギ」は伐採後、
▲それぞれの"幼木"に戻ります。
もしも、他のプレイヤーの色の木を伐採する場合は、
そのプレイヤーに1銭を支払わないといけません。

また、

▲「カシ」を伐採すると、1銭or1建材を獲得します。
※「カシ」は初期配置されている木です。
「カシ」は伐採後、消滅します。
ハ.足マーカーを得る

▲足マーカーを1枚獲得します。
★追加アクション
追加アクションは、
アクション回数を消費せずに行います。
☆「たたら」の建築
▲2銭と2建材を支払うことで、
▲2つめの「たたら」を建築します。
※自分のコマと無関係に、好きな空きマスに配置できます。
以後、1ターンのアクション回数が2回→3回に増えます。
☆「永代たたら」の建築
▲10銭と10建材を支払うことで、
▲「永代たたら」を建築します。
この「永代たたら」の建築がゲーム終了条件であり、
ゲームの勝利条件にもなっています。
②ラウンドの終了処理
一、遷移札の公開
「遷移札」をプレイ人数と同じ枚数公開して、
このラウンドに成長する森が決定します。
例えば、

▲遷移札が「空白」「2」「2」「3」だった場合、

▲「2」の森が2段階、「3」の森が1段階、成長するわけです。
二、森の成長と遷移
遷移札によって決定した森の中の全ての木のうち、

▲"幼木"は、

▲"成木"になります。
ただし、「スギ」だけは、

▲"幼木1"→"幼木2"→"成木"と、1段階多いです。
そして、

▲"成木"は、違う種類の木の"幼木"に遷移します。
例えば、

▲「アカマツ」が「クヌギ」に遷移すると、
▲獲得できるお金が2銭から1銭に減ってしまいますし、

▲「クヌギ」や「スギ」の遷移先である「ブナ」は、
▲伐採すらできなくなり、ただの障害物と化してしまいます…。
森が良いカタチで成長できるように、
正しく手を入れていきましょう!
三、スタートプレイヤーの移動

▲スタートプレイヤーが時計回りで移ります。
こうしてラウンドをくり返していって、
最初に「永代たたら」を建築できたプレイヤーが勝利です!
同じラウンド中に、複数のプレイヤーが「永代たたら」を建築したら、
所持している「お金」がより多いプレイヤーの勝利となり、
それも同数なら、「建材」の所持数で判定します。
★このゲームのポイント!
☆木の温もりを感じられるゲーム!
「木」が主役のタイトルです。
「木」といえば、たびたびボードゲームに登場しますよね。
すぐに浮かんだのが、
「カタンの開拓者たち」や「アグリコラ」や「ケイラス」など、
主に"資源"としての登場が多いように思います。
しかし今回は、"数ある資源のうちの1つ"ではなく、
"たった1つの資源"としての登場で…、
当然ですが、
植林するにも伐採するにも、その相手は必ず「木」で、
お金を産み出すにも建材を産み出すにも、元は必ず「木」です。
そしてゲーム中、ずっと触れているのは、もりだくさんの木駒…!

「木」というテーマに触れ、
それだけではなく、じかに指で「木」に触れ、
まさに「木」のフルコースなゲームになっています!!
☆スペースと想像力のゲーム!
そんな「木」のゲームの内容ですが、
これはもう、いかにスペースを上手く使えるかって感じ!
どういうことかと申しますと、
とにかく盤面が狭いんです…!

ただでさえマス数が少ないのに、
いろんな木がニョキニョキと生えているので、
移動するだけでも一苦労、
植林するのも一苦労…。
移動を1歩間違えただけで、
ああ、伐採する木が1本減った、
植林する木が1本減った…と、なってしまいます。
そんなシビアな環境の中で、
森の成長と遷移をイメージして、
できるだけムダなく行動しなくてはなりません。
まったく違うジャンルなんですが、
ぼくが思ったのは"サッカー"っぽいな、と。
限られたスペースの中で立ち回って、
活かせそうなスペースを見出していく…みたいな。
ゲーム終了条件が緩めで、
プレイ時間が短めになっているのも相まって、
すごく、こう、密度の高いゲームが楽しめます!
…なんてゴチャゴチャ書きましたが、
そんなに難しく考えずに、まったりとプレイして、
森の成長や遷移を見守っていくだけでも面白いゲームですよ!



…と、いうわけで、
12月のボードゲームは「たたらばと森」!
寒い寒い冬に、そっと温もりをくれるステキなタイトルでしたね。
さて、来月は、
どんな印象的なボードゲームが登場するのでしょうか…?
また新たなボードゲームとの出会いが楽しみです!
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★amazonでゲームを説明!
「トレジャーハンター」は、
▲ドラフトによって決まった9枚のカードを手に、
▲高山と、
▲ジャングルと、
▲地底洞窟に赴き、
▲お宝をゲットするゲームです!
▲その帰り道には、
▲ゴブリンが待ち構えていますが…、
▲頼もしい番犬を引き連れていれば、
▲まったく問題はありません。
▲そうしてゲーム終了時、
▲もっとも宝物とコインを稼いだプレイヤーが勝利となります!
★さらっとゲームの流れ
フェイズ1:ドラフト

▲まず、全プレイヤーにカードを9枚ずつ配ります。

▲各プレイヤーは、このうち1枚を選んで確保して、

▲残り8枚を隣のプレイヤーに渡します。

▲隣から渡された8枚のうち、また1枚を確保して、

▲残り7枚を隣のプレイヤーに渡します。
これをくり返していって、
9枚目を確保した時点でドラフトは終了となり…、

▲その9枚が、このラウンド中の自分の手札となります。
フェイズ2:手札のプレイ
ステップA:宝物タイルの獲得
このステップでは、
高山→ジャングル→地底洞窟の順番で旅をします!

そして、それぞれの場所では、
仲間の強さの合計が最高のプレイヤーが「MAX」の宝物を、
仲間の強さの合計が最低のプレイヤーが「MIN」の宝物を、
獲得することになります。
これは、
準備を万全に整えられたトレジャーハンターと、
着の身着のままで、いち早く到着したトレジャーハンターが、
それぞれ宝物を獲得できたということを表しているようです。
さて、まずは高山の宝物を誰が獲得するか?からスタート。

▲全プレイヤーは、手札の青いカードを全て公開してから、
※手札に青いカードがあれば必ず公開しなければなりません!

▲親から時計回りで「アクションカード」(*後述)をプレイしたら、
※アクションカードのプレイは任意です。

▲高山においての強さの「MAX」と「MIN」が確定し、

▲「MAX」と「MIN」のプレイヤーは宝物を獲得します!
※宝物の中にはマイナスのものもあります…。
これと同じ要領で、
ジャングルと地底洞窟の宝物の獲得プレイヤーが決まったら、
このステップは終了となります。
★アクションカード
それぞれの場所での仲間の強さは、
「アクションカード」によって増減します。
使い捨てですので、
高山、ジャングル、地底洞窟のどこで使うか、
しっかりと見極めていかなければなりません…!
☆炎の剣
▲その場所での強さ+4
☆ゴブリンの傭兵隊
▲その場所での強さ+8(3コイン消費)
☆縮む魔法薬
▲その場所での強さ-2
☆こん睡の魔法
▲自分の仲間1枚を無効
☆しもべ
▲同色の場所での強さ2倍
ステップB:ゴブリン撃退
このステップでは、
全員もれなくゴブリンたちの略奪を受けてしまいます…!

▲3枚並ぶ「ゴブリンタイル」のうち、

▲自分の「番犬カード」の"撃退力"が足りていないタイルの上に、

▲コインを置かなければなりません…( ̄▽ ̄;)
そして、撃退力が最高だったプレイヤーは、

▲撃退した全てのゴブリンタイルを、
▲その上のコインごと獲得します!!
みんながゴブリンを撃退できず、
ゴブリンの上に多額のコインがあるラウンドならば、
一攫千金のチャンスです…!
ステップC:コイン獲得
このステップでは、
手札の「コインカード」の額面ぶん、コインを獲得します!

▲例えば、このような手札なら4コインの獲得となります。
フェイズ3:黄スクロール&次ラウンド準備
黄色いスクロールを持っているプレイヤーは、
このタイミングで使用することができます。

▲黄色いスクロールは、
▲そのラウンドの手札の内容に応じて、
▲追加のコインを獲得できるというものです。

▲一方、灰色のスクロールは、
▲ゲームを通して獲得した宝物やゴブリンタイルに応じて、
▲追加のコインを獲得できるというものです。
最後に、次のラウンドの準備を行います。

▲宝物を補充し、

▲ゴブリンタイルを補充し、
▲ラウンドマーカーを進めたら、
次のラウンドに進みます。
こうして、全5ラウンドが終了した時点で、
最高得点のプレイヤーがゲームに勝利します!
★このゲームのポイント!
☆ドラフト終盤のアツい押し付け合い!!
このゲームの各ラウンドは、
ドラフトの時点で9割ぐらい終わっているようなものです。
もう、なんといってもドラフトが全て!
ボード上の、各地の宝物の配置を見渡して、
あ、このカードは持ってたらヤバい…と思ったら、
それは全プレイヤーが同じことを思っているわけで、
ドラフトの周回が終わりに近づくほど、
ヤバいカードのババ抜き状態になって、
そのカードの押し付け合いになります…!
いま、あのカードは誰の手元にあって、
あと何人を経て自分の手元に…と考えながら、
計画を立てていかなければなりません。
ここら辺の駆け引きが、マジでアツいですね!
☆高額な宝物をゲットできたら気持ち良い!!
逆に、
ドラフト序盤は良いカードの取り合いになりますが、
ここで思惑通りにカードを揃えることができて、
高額の宝物の獲得につながったら、
本当に気持ち良いです!
計 画 通 り
って感じで、もう最高ですね…!
さらに、これが「スクロール」とかみ合って、
得点を倍増させることができようものなら、
もうアドレナリンがドバドバです!!
☆思い通りにいかないからこそ…!
…と、まぁ、計画通りにいけば気持ち良いですが、
だいたいは、そんなに上手くいきません。
なぜなら、そこに全プレイヤーの思惑が絡んでくるからです。
そして、このゲームは、
プレイヤーたちの思惑が交錯するように設計されていますので、
誰かが上手くいくと、誰かが上手くいかなくて…の繰り返し。
自分の思惑と、まったく逆の展開になってしまうこともよくあります。
そんな中で、苦労して苦労して、
念願の宝物をつかみ取ったときの喜びといったら…!
ぜひ、みなさんにも味わって欲しいです♪( ̄▽ ̄*)
…と、いうわけで、
11月のボードゲームは「トレジャーハンター」でした!
さて、お次は、
どんな印象的なボードゲームが登場するのでしょうか…?
また新たなボードゲームとの出会いが楽しみです!
「トレジャーハンター」 関連記事
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★amazonでゲームを説明!
「セレスティア」は、
▲プレイヤーたちが飛行船に乗り込み、
▲代わりばんこに船長を務めながら、
▲ファンタジー世界を遊覧飛行し、
▲お宝を集めるゲームです!
▲遠くの都市へ行けば行くほど、
▲より高価なお宝にめぐり会えますが、
▲もし、船長が障害を乗り越えられないと、
▲飛行船は墜落してしまいますので…、
▲船長の顔色をうかがって、危なそうならば、
▲ほどほどのところで降りてしてしまいましょう…!
★さらっとゲームの流れ

▲各ラウンドの初め、
▲飛行船はスタートの都市「メイジ」にあります。

▲みんなで交代して船長になって、飛行船を進めて、
▲目指すは最後の都市「ライトシティ」です!
①船長がダイスを振る
プレイヤーの中の1人が船長になり、
「イベントダイス」を振ります。

▲このとき振るダイスの個数は、
▲次の都市のタイルに示されています。

▲振られたダイスの出目のイベントが発生し…、
船長のプレイヤーが、自身の手札の中に、
イベントに対応する「装備品カード」を持っていなければ、
飛行船は墜落してしまうことになります…!
イベントは全て何かしらの"障害"で、
船長が適切な装備品を持っていれば、
障害を乗り越えて進むことができるわけです!
②乗客は「残る」or「下船する」を選ぶ
船長以外のプレイヤーたちは、
時計回りで「残る」か「下船する」かを宣言します。
船長の手札の枚数や顔色をうかがいながら、
船長が適切なカードを持っているかを予想して、
飛行船に残るか、下船するかを決めましょう。

▲下船することにした場合、
▲下船した都市の「宝物カード」を1枚獲得します。
③船長が「進む」or「ギブアップ」を宣言
乗客たち全員が、残るか下船するかを決め終わったら、
船長は「進む」か「ギブアップ」かを宣言します。

▲発生したイベントに対して、
▲対応する装備品カードを持っていれば、

▲その装備品カードを捨てて飛行船を進めます。
対処するカードが足りない場合、
船長は「ギブアップ」と言う他ありません…。
★パワーカード「迂回路」
このタイミングで「迂回路」を使えば、
イベントダイスを好きな数だけ振りなおすことができます。
このカードは、
船長ではないプレイヤーも使用できます。
★パワーカード「突風」
このタイミングで「突風」を使えば、
空白の出目のイベントダイスを振りなおさせることができます。
このカードのみ、
下船したプレイヤーも使用できます。
④飛行船の「移動」or「墜落」
パワーカードの効果も含めて、
飛行船が墜落したかどうかをチェックします。
墜落してしまった場合、
飛行船に残っているプレイヤーたちは、
宝物を得られずに終わります。
墜落しなかった場合、
飛行船は1マス先の都市へ進みます。
★パワーカード「ジェットパック」
このタイミングで「ジェットパック」を使えば、
墜落してしまった場合でも、
墜落前にいた都市の宝物を獲得することができます。
⑤船長交代
次の都市へ進んだら、船長は交代となります。
飛行船に残っているプレイヤーの中で、
時計回りにグルグルと交代していき、
もし残っているプレイヤーが1人になったら、
そのプレイヤーが最後まで船長です。
◎次のラウンドへ
飛行船が墜落してしまうか、
最後の都市「ライトシティ」に到達すると、
次のラウンドになります。

▲飛行船を最初の都市「メイジ」に戻して、

▲プレイヤーは全員、再搭乗し、

▲手札を1枚補充しましょう。
誰かの宝物の点数が50得点に達したラウンドで
ゲームは終了し、最高点のプレイヤーが勝利します!
★このゲームのポイント!
☆良い雰囲気のチキンレース!
やることがシンプルなゲームです。
乗客のときは、下船するか残るかの2択だけ。
船長のときは、ダイスを振って、出せるならカードを出すだけ。
それだけでゲームは進み、
そして、ところどころでドラマが生まれて、盛り上がります!
このゲームの主役は船長ですが、
その船長の役が持ち回りになっていて、
プレイヤー全員にスポットが当たるようになっているのが、
盛り上がりのうまい仕掛けになっているんでしょうね。
船長になったとき、
しっかりとカードを出して飛行船を進められたら、
なんだか、ひと仕事した気分になれるものですし、
逆に、もし墜落させてしまっても、
飛行船に残っていた乗客たちは各々の意思で残っているので、
船長にかかる責任なんてものはないですし、
ここら辺のバランスの取り方もすばらしいです!
そして、これ、ぼくはピンとこなかったんですが、
妻しーぷは「空中都市タイル」がお気に入りとのことで…、

ファンタジーなイラストもそうなんですが、
空中都市タイルの、丸みをおびたカタチ。
これのおかげで、
ゲーム全体の印象が"やわらかく"見えて、すごく惹かれた!
と言っていました。
妨害要素もほとんどなくて、
総じて雰囲気が良くなるように設計されている「セレスティア」。
5~6人で何しようかというときには、
ぜひオススメしたいタイトルです!
…と、いうわけで、
7月のボードゲームは「セレスティア」でした!
このゲームには、ほんとお世話になっています。

▲自作サマリー
さて、お次は、
どんな印象的なボードゲームが登場するのでしょうか…?
また新たなボードゲームとの出会いが楽しみです!
「セレスティア」 関連記事
→開封
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★箱の外観

▲箱だけで、すでにワクワクするカタチをしていますね…!
カタチがカタチですので、収納方法で少し悩みますが、
むしろ、インテリアとして飾っておくのもアリかと思いました。
ゲーム中は、実際にこの宝箱の中から、
宝物を取り出すことになります!( ̄▽ ̄*)
なお、スペックは以下の通りです。
・1~4人用
・8歳~
・約15分
★箱をオープン!
宝箱を開ける要領で、箱を開けていきます。
ぼくの頭の中では、
「ゼルダ」の"テテテテー♪"という効果音が流れました!( ̄▽ ̄*)

▲パカッと一発目は盛りだくさんのダイス!

▲あれっ、これで終わり…?と思いきや、

▲ダンボール紙の下にタイル台紙と、

▲ここにルルブがあって、

▲最後にカード類。

▲これで正真正銘、ラストでした。
★タイル抜き!

▲それでは、5枚の台紙からタイルを抜いていきましょう!
よーいドン!

▲はい、完了…!
たいへんさ:苦□□■楽
ぬきやすさ:難□□■易
★内容物
一つ一つ見ていきます。

▲ダンジョン突入の手引書(原語・日本語)
日本語の方は、箱の外に貼り付けられていました。

▲英雄の書(原語・日本語)
▲プレイヤーキャラクターの英雄たちの能力が詳しく書かれています。
こちらも日本語の方はベタ付けでした。

▲英雄カード×8枚

▲日本語シート(英雄カード用)×8枚
各プレイヤーは、
「ナイト」や「クルセイダー」といった「英雄」になり、
英雄ごとの〈特技〉や〈究極技〉を使うことができます!
さらに、レベルアップ条件を満たすことで、
「オカルティスト」→「ネクロマンサー」や、
「ミンストレル」→「バード」といった感じで"達人"になり、
より強力な〈特技〉や〈究極技〉を使えるようになります!!

▲経験値トークン×24枚
ダンジョンに挑んだり、ドラゴンを討伐したり、
あるいは宝物を使わずに残しておいたりすることで
得られるのが、この経験値です。
ゲーム終了時、
経験値が最も高いプレイヤーが勝者となります!

▲宝物トークン×36枚
チェストを開けたり、ドラゴンを討伐したりすると、
ランダムで宝箱の中から獲得できるトークンで…、

▲モンスター撃破の補助や、

▲さまざまな効果を得られる他、
ゲーム終了時まで使わずに残しておけば、
追加の経験値になります。

▲パーティーダイス×7個
冒険者(の役のプレイヤー)が使うダイスで、
各面には仲間を表すアイコンが描かれています。
この仲間たちをけしかけることで、
冒険者はモンスターを撃破していくわです…!

▲ダンジョンダイス×7個
ダンジョンロード(の役のプレイヤー)が使うダイスです。
ダンジョンロードが振って出した出目によって、
冒険者の前に立ちはだかるモンスターが決まります!
なお、出目はモンスターだけではなくて、
冒険者の役に立つ「チェスト」や「ポーション」もあり、
苦しいばかりではないようになっているようですね。

▲レベルダイス(10面)×1個
こちらは振るためのダイスではなくて、
レベル数(=ターン数)を表示するためのダイスです。
★コメント
箱がステキだという理由だけで、
ろくに内容も確認せずに購入したタイトルだったんですが、
これ、シンプルなダイスゲームって感じで気に入りました!
ダイスを振ってパーティーメンバーを決めるので、
ごちゃごちゃ悩まなくて済みますし、
かといって、まったく考える要素がないわけではなく、
どのタイミングで英雄の〈究極技〉を使うかとか、
どのあたりで宿に帰って経験値を確定させるかとか、
ほどよい感じで判断を求められるんです!
そして、なんといっても、
宝物を獲得するときのワクワク感…!( ̄▽ ̄*)
宝箱の中から宝物を取り出すのが楽しいので、
どんどんドラゴンに挑みたくなります!!
また、どの仲間がどのモンスターに強いか、
出目の色が揃えてあることによって一目瞭然で、
とてもプレイヤーに優しい設計だと感じました!
※パーティーダイスとダンジョンダイスを見比べる分かりますが、
・戦士はゴブリンに強く、
・僧侶はスケルトンに強く、
・魔道士はウーズに強く、
・盗賊はチェストを開けられます。

1人でスコアアタックもできますし、
みんなで盛り上がることもできますし、
これは手に入れてよかったと思いました!!
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★箱の外観

▲箱の外側に日本語説明書が貼っ付いていました。

▲箱のオモテ。ボールペンとのサイズ比較。
▲思わず「ひえっ」とビビってしまいそうなジャケットです…( ̄▽ ̄;)

▲箱のウラ面。
▲ドイツ製ですが、文章は英語でした。

▲スペック。
▲プレイヤー人数が幅広く、時間は短めのようですね。
★箱をオープン!

▲一発目はカード類とコマ類。

▲その下にルルブがあって、

▲底にタイル台紙でラストでした。
★タイル抜き!

▲それでは、1枚の台紙からタイルを抜いていきましょう!
よーいドン! チッチッチッチッ……(←時計の音)

▲はい、完了…!

▲タイムは、ご覧の通りでした。参考までに。
たいへんさ:苦□□■楽
ぬきやすさ:難□□■易
★内容物
それでは一つ一つ見ていきましょう!

▲ルールブック(原語・日本語)

▲このルールブック、原語版は40ページなんですが、
▲日本語版は32ページに納まっています。

▲すごいですね、ホビージャパンさん。
▲どうまとめたんでしょうか…?( ̄▽ ̄*)

▲プレイヤートークン×6個
▲リュックサックを背負った、かわいいコマですね!

▲金貨トークン×8個
▲上級ルールで使用する「金貨」です。
▲これを3枚集めると、勝利がグッと近づくんだとか!

▲アイテム・トークン×18個
▲こちらも上級ルールで使用するトークン類です。

▲ここからはカード類。

▲プレイヤー・カード×6枚
▲プレイヤートークンには、このカードが1枚ずつ対応していて、
▲上級ルールでは各々ボーナスと弱点が付与されます!

▲対訳表×1枚
▲カードのウラ面に、そのまま貼れる仕様です。

▲谷カード×15枚
▲初期配置に使うカードです。
この中のスタート地点から目的地キャンプへと辿り着くのが、
このゲームの目的となります。

▲野外カード×79枚
▲〈調査〉することによって広がっていく、"熊川"周辺の地形です。

▲中でも、さまざまなイラストがある場所では、
▲アイテムの配置や、熊の出現が発生します…!
★コメント
私星屑、"逃げる系"のゲームが好きです!
特に好きなのは、
「ポンペイ滅亡」や「マウナ・ケア」といった、
"溶岩から逃げる系"ですが…、
溶岩が絡まなくても、
「アイランド」のような"脱出系"のゲームも好きで、
その「アイランド」と同じメーカーの、
同じ"脱出系"のタイトルということで、
この「ベア・ヴァレー」を購入してみました!!
ちょっとルルブを読んでみたんですが、
カードをめくって道つないで、
自分のコマを進めていく!
という、分かりやすいルールをベースにしつつ、
1ターンに動けば動くほど、
日没が近づき、道に迷いやすくなってしまったり、
山や森といった地形に侵入してしまうと、
そこからの移動が厄介になってしまったりと、
自然のコワさが、そこかしこに表現されています…!
そして、なんといっても、このゲームの主役は「熊」!!
なんと、プレイヤーが全員脱落してしまうと、
「熊」の単独勝利になる…なんて展開もあるらしく、
パッケージの表紙どおりの恐怖を味わうことができそうです…!

箱が小さめなのもポイントですね!
あとは、ややルールが複雑ですので、
コンパクトなサマリーだけ作っておこうと思います。
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さてさて、
待ちに待った「別府アナログゲーム会」の第1回です!
→第0回の模様はこちら
なにやら今回からは、
「APU」の留学生さんたちもご参加になるとのことで、
英語が赤点な星屑は、内心ヒヤヒヤですが、
とにかく楽しんで参りたいと思います!
★じゃぱらん
星屑の、この日の一発目は「じゃぱらん」でした!

▲いろいろな項目の、
▲都道府県ランキングを予想していきましょう…!
で、
「女性の長寿ランキング」とか「卵の出荷ランキング」とかは、
あーだこーだと仮説を立てながら予想していけたんですが、

▲「ペルー人の人口ランキング」なんかは、
▲どう仮説を立てたものかすら分からなくて…!
そんな時、このお題の正解をビシバシと当てた青プレイヤーさんには、
「ペルーは分からないから、ブラジル人の多い所で考えてみた!」
…と、なるほど、そういうアプローチをするべきなんだと、
とても勉強になる考察を見せていただきました!
そして、NAGOのおにょさんは、
「鹿児島県にペルー人の友達が2人いるから鹿児島県で!」
と、これまた経験がモノを言った面白い予想…!
想像していたよりずっと、
会話が弾むゲームなんだなーって印象を受けました!!

▲最後のお題は「みつばの生産高」!
み、みつば…?
あの、お吸い物とかに入ってたりする…?
星屑、さっぱり想像つかないので、
深く考えず首都圏に予想を散らしてみたところ、
そのうちの一つ、千葉県が実は1位で…!
このゲームは、予想した都道府県が1位だと、
逆にペナルティを受けてしまうルールがあり、
(2~4位を正解すると高得点)
星屑は思わず悲鳴を上げてしまいました…( ̄▽ ̄;)
なお、ご当地・大分県も、地味に6位に入っており…、
もう星屑は、
「みつば生産高」の1位と6位を忘れることはないと思います!

▲最終結果は青プレイヤーさんの圧勝!!
一方、星屑は-6点まで後退してしまいました…( ̄▽ ̄;)
★ストリームス
「別府アナログゲーム会」では恒例となっている、
全員参加の「ストリームス大会」です!
前回、神のような引きを見せた主催のアダチさんでしたが、
今回も神がかっていました…!

▲2戦目の1~2枚目で、立て続けに「30」「1」と引いたんです!!
星屑は、16マスの70点を狙って、
最初と最後に2マスぶんの遊びをつくっておきました。

▲そこからは順調に進んでいきましたが…、

▲最後の最後、「5」~「12」のどれかが来ればという場面で、
▲ラストカードは「23」…。
4マスではなく、5マスの遊びをつくっておけば…!
星屑、残念ながら2連勝とはなりませんでした。( ̄▽ ̄ )
★ピクテル
海外からの留学生さんたちと卓を囲むかもということで、
星屑が持ち込んでいたのが、買ったばかりの「ピクテル」。
そして、実際に卓を囲む機会があり、
一緒にプレイさせてもらうことに。
でも星屑、英語が赤点でインストができない…なんて心配は、
めっちゃバイリンガルな留学生さんが吹き飛ばしてくれました!!
星屑の説明を、そのまま同時通訳してくれて、
おかげさまで、問題なくゲームは進み…、

▲ラストのお題のテーマは「マンガ・アニメ・ゲーム」。
作成したしーぷも大苦戦、
回答するみんなも大苦戦となりましたが、
最後は留学生さんが「ドラえもん」と正解を出して終了…!
(左がドラえもんで、右がのび太くん)
いやぁ、貴重な体験でした!
そして、この「ピクテル」のインストだけでも、
英語でできるようになれば、いろいろと幅が広がりそうですね。
マジメに英語の勉強するべか…( ̄▽ ̄ )
★インディゴ

▲お次は、星屑が好きなゲーム「インディゴ」を。

▲ゲーム中、いちばん荒れたルートがこちらでした!
本当にこのゲームは、うまく接戦になるようにデザインされていますが、
最後は白プレイヤーさんが抜け出して、単独勝利となりました!
★クク21
9名でのプレイです。

▲星屑は初プレイで、おっかなびっくりって感じでしたが…、
ゲーム序盤、いきなり驚きの展開がありました!
しーぷ「ご祝儀ありがとうございます!」
星屑「ご祝儀ありがとうございます!」
しーぷ&星屑「「えっ…!?」」

▲なんと夫婦で「式典」を交換していて…!
そして、これだけではなくって、
1周のうちに「猫」が2匹も鳴いたり、
他では「道化師」どうしの交換で相討ちが発生したり、
全体的にドラマチックな展開になっていました!
そして最後は、
因縁の対決での一騎打ち…!
前のラウンドで「16」対「15」で決着となっていた2人が、
まったく同じ対戦カードで最終ラウンドの対戦を迎え、

▲またもや、まったく同じ「16」対「15」で1差の決着!!
びっくりするほどエンターテイメントでした!
これは、またプレイしてみたいです…!( ̄▽ ̄*)
★タンブリンダイス
残り時間がわずかとなり、

▲9名での「タンブリンダイス」のトーナメント戦で締めることに!

▲結果からいうと、持ち主の星屑が勝ち抜けたんですが…、
その決勝戦が激しくって、

▲最終スコアが「0」「-4」「-5」となり、
▲勝った星屑のスコアは、なんと0点…!
序盤、星屑のショットによって、
アダチさんのダイスが6×4になったときには、
もうアダチさんの勝利が決まったかに思えたんですが、
そのあと、
打つダイス打つダイスが、どんどん他のダイスを駆逐していき、
終わってみれば、盤上のダイスの数はゼロ個…!
1人だけマイナスのなかった星屑が、
タナボタ的に勝利をつかんだわけです。
それにしても星屑は、、
「タンブリンダイス」で善戦(?)したことなんてなかったので、
決勝卓は緊張で指が震えっぱなしでした…( ̄▽ ̄;)
…てな感じで、最初から最後まで激アツだった、
第1回の「別府アナログゲーム会」…!
どのゲームも、必ずといっていいほどドラマが生まれて、
別府は何かを"持ってる"んじゃないかと思わずにはいられません!
次回の開催は未定とのことですが、
また参加できるのを楽しみにしています!!
主催者のアダチさん、そしてミナミさん、別府の皆さん、
今回もありがとうございました!
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★箱をオープン!

▲開けてみると…、

▲中身はこんな感じ!
・紙製プレイマット(ウラ面デッキ解説書)
・新ファーストガイド
・構築済みデッキ(カード52枚)
・PRカード×1枚
そして、

▲クランカード(ゴールドパラディン)
▲これはカードの仕切りとかに使えそうですね。
★デッキの内容
さて、ここからは、
デッキのカードを1枚ずつ見ていきましょう。
☆グレード4

▲「黄金竜 スカージポイント・ドラゴン」×1枚(※PRカード)
これ、本来はセット内容に含まれていないカードで、
調べてみると、初回生産ロット限定のPRカードでした!
そんな「スカージポイント」は、Gユニットのカードです。
その能力は、ストライドしている間、
山札からユニットがコールされるたびに、
そのコールされたユニットと、
「スカージポイント」自身の、
パワー+5000するというもの!
"山札からユニットをコールする"には、
「グルグウィント」や「エリオ」の能力を使う必要がありますが、
複数回、山札からのコールを成功させることができれば、
そのたびにユニット2体のパワー+5000することができ、
とってもロマンがあります!!
山札からユニットをコール手段があるならば、
ぜひ、この「スカージポイント」がストライドしているターンに、
集中させていきたいところですね…!

▲「黄金竜 レイブレス・ドラゴン」×2枚
結束の能力を持つGユニット。
結束(ユナイト)とは、
そのターン中、リアガードサークルかガーディアンサークルに、
2枚以上のカードをコールしていれば発動することができる能力で、
これは手札からのコールでも、山札からのコールでもOKです。
「レイブレス」の結束能力は、
「レイブレス」自身のパワー+5000に加えて、
前列のリアガードのパワー+2000するというもの。
「スカージポイント」に比べると、
発動の条件が易しくなり、
そのぶん、効果がおとなしめになっています。
ターン開始時の手札や盤面を見て、
山札からのコールができそうなら「スカージポイント」を、
できそうになければ「レイブレス」を…というイメージで、
うまく使い分けていきたいところですね!
☆グレード3

▲「旭光の騎士 グルグウィント」×2枚
このデッキの中心となるカードです!!!
ヴァンガードサークル専用の能力を2つ持っています。
Gユニットが2枚以上オモテになっているときに使える、
GB2(ジェネレーションブレイク2)の能力は、
このユニットがアタックされたときに、
カウンターブラストとソウルブラストを1ずつ支払うことで、
山札の上から4枚見て、そのうちの1枚を、
ガーディアンとしてコールすることができるというもの。
このゲームでは、あまり数の多くない、
相手のターン中に使う守りの能力です。
運良く、完全ガードの「キャンディス」でも引き当てようものなら、
それこそ完全に相手の計画を狂わせることすらできてしまいます!
もう1つの能力は、
Gユニットがストライドしたときに、
カウンターブラスト1を支払うことで、
山札の上から4枚見て、そのうち1枚を、
コールしてパワー+2000するというもの。
単純に戦力が増えるだけでも心強い感じですが、
その上、「スカージポイント」や「レイブレス」の、
能力の発動に貢献することもできます!
「スカージポイント」であれば、
ユニット2体のパワー+5000が確定しますし、
「レイブレス」であれば、
あと1枚のコールで能力が発動できるわけです。
攻守に渡っての活躍が望める「グルグウィント」は、
本当にバランスの良いカードだと思います…!

▲「ディヴィニティランサー・ドラゴン」×4枚
結束能力は、
このユニットのパワー+3000するというシンプルなもの。
リアガードサークルでも使える能力ですので、
後列にパワー7000以上のユニットを配置して、
合計パワー21000以上のアタックを心がけましょう!

▲「ブレードクロス・ライオン」×2枚
ヴァンガードサークル専用の能力2つ持ち。
GB1の能力は、
ヴァンガードへのアタック時に+6000されるというもの。
後列からパワー5000以上でブーストすれば、
それなりのプレッシャーをかけることができます。
2つ目の能力は、
このユニットがヴァンガードサークルに登場したとき、
カウンターブラスト2を支払うことで、
山札の上から4枚見て、そのうちの1枚を、
リアガードサークルにコールするというもの。
ややコストが高く、登場時の1回きりしか使えません。
このカード自体のパワーも10000と低く、
少し使いづらいカードになってしまっています…。
☆グレード2

▲「暁光の騎士 イアゴー」×4枚
特に能力のない、いわゆる"バニラ"カードです。

▲「神聖魔道士 エリオ」×2枚
リアガードサークル専用の能力は、
アタックがヴァンガードにヒットしたとき、
カウンターブラスト1を支払い、
このユニットをソウルに置くことで、
山札の上から3枚見て、そのうちの1枚を、
リアガードサークルにコールするというもの。
ひとたび効果が発動すれば、
単純に攻撃回数が1回増えたり、
「スカージポイント」の能力につなげられたりと、
相手にとっては厄介なことこの上ない感じです…!

▲「新陽の騎士 カティルス」×2枚
結束能力は、
このユニットのパワー+3000というシンプルなもの。
後列に「ルノー」を配置することによって、
合計パワー21000に乗せることができます。
そうでなくても、
単独でヴァンガードにアタックできて頼もしい限りですね!

▲「反照の騎士 カポイル」×2枚
GB1の能力は、
インターセプト時の合計シールド15000になるというもの。
シールド15000というのは、手札2~3枚ぶんに相当しますので、
うまくインターセプトに使えたら、良い手札の節約になります。
☆グレード1

▲「朝影の騎士 キマルクス」×4枚
「イアゴー」と同じく"バニラ"です。
「カポイル」の後列に配置すれば、
合計パワー16000に押し上げることができます。

▲「紅日の騎士 ルノー」×2枚
GB1は、
結束能力を持つユニットをブーストしたとき、
パワー+2000するというもの。
ただし、このデッキには結束持ちが少なくって…。

▲「曙光の騎士 ゴルボドゥク」×4枚
ちょっとややこしい能力で、
このユニットをコールしたとき、
自分の手札からグレード3のカードを相手に見せて、
山札から「グルグウィント」を探して、手札に加えて、
最後に手札から1枚捨てるというもの。
手札にグレード3が無いときや、
山札からコールしたときには発動できませんが、
このデッキの要となる「グルグウィント」を、
確実に手札に引き込むことができるキーカードです!
また、手札に残したままであれば、
これ1枚でストライドのコストを支払えます。

▲「神聖魔道士 キャンディス」×2枚
このデッキの「守護者(センチネル)」です。
能力は、
手札からカードを1枚捨てることで、
どんなアタックでも完全に防ぐというもの。
「グルグウィント」のGB2の能力で、
ガーディアンサークルにコールされた場合でも、
やはり手札1枚を捨てれば、完全ガードとなります!

▲「くれすがる」×3枚
リアガードサークルに登場したときの能力は、
他のユニットをパワー+2000するというもの。
山札から登場したときなんかは、
相手からしたら想定外な+2000が、
良い奇襲になってくれるかもしれません。
☆グレード0

▲「早天の騎士 コエル」×1枚
このデッキのファーストヴァンガードです。
GB1の結束は、
このユニットをソウルに置くことで、
山札の上から3枚見て、そのうちの1枚を、
コールしてパワー+2000するというもの。
もはや、おなじみな能力ですね!
せっかくならば、
「スカージポイント」がストライドしたターンに使いたいところです。

▲「フレイム・オブ・ビクトリー」×2枚
能力持ちのクリティカルトリガーです。
「FOV」自身の能力は、
このユニットをソウルに置くことで、
ユニット1枚のパワー+3000するというもの。
「グルグウィント」のGB2の能力には、
ソウルブラスト1が必要となりますので、
ソウルを増やす意味でも、この能力は便利です。

▲「速撃のラストレスナイト」×2枚
▲「目利き鑑定人ドナリー」×4枚
▲「インパーティブ・オウル」×4枚
▲「キュアラブル・エンジェル」×4枚
トリガーユニットです。
合計で、4種類のトリガーが4枚ずつとなっています。
★デッキを組んでみた!
今回は同じデッキを2箱購入しましたので、
ほぼ全てのカードが4枚ずつ揃いました。
これで、デッキ構築の自由度が広がりましたので、
私星屑なりのデッキを組んでいきたいと思います…!
ちなみに、同名のカードは4枚までしか入れられません。

▲Gユニット(全6枚)
Gユニットは、
メインデッキとは別枠の「Gデッキ」に16枚まで投入できます。
が、2箱合わせても6枚止まりでしたので、
とりあえず「スカージ」も「レイブレス」も全て入れておきました。
そして、ここからが全50枚の「メインデッキ」になります!

▲グレード3(8枚)
「グルグウィント」は確定として、
あとは「ドラゴン」か「ライオン」か…。
少し迷いましたが、
パワー11000で、リアガードでも能力を使える、
「ドラゴン」の方に軍配が上がりました。

▲グレード2(11枚)
山札からのコールを狙える「エリオ」に、
攻撃の要となる「カティルス」と、
守備の要となる「カポイル」。
しっかりとバランスが取れていると思います。

▲グレード1(14枚)
完全ガードの「キャンディス」は4枚必須です。
「グルグウィント」やGユニットの支えとなる「ゴルボドゥク」も4枚。
あと6枚の枠で悩みましたが、
「ルノー」は能力の対象が少ないので見送りにして…、
バニラの「キマルクス」を4枚と、
パワーの低い「くれすがる」は2枚の採用としました。

▲トリガーユニット(16枚)
スタンドトリガーを抜いて、
クリティカルトリガー8枚の編成です。
あとはヒールトリガーとドロートリガーが4枚ずつ。

▲FV(ファーストヴァンガード)
FVは、自動的に「コエル」になりました。
★コメント
500円のトライアルデッキと聞いて、
わりと以前から気にはなっていて…、
でも、どうせ安かろう悪かろうだろうなと油断していたら、
ところがどっこい、思ったより良いデッキでした!
ちゃんとデッキとしてカタチにしようとすると、
2箱必要ですので、結局1000円なんですが、
逆に1000円でデッキが完成したことにびっくりです…!
大会で上位を目指すとかじゃなく、
友達どうしで普通にヴァンガードを楽しむだけなら、
これで問題なくファイトできます。
1100円の「刀剣乱舞」のデッキの質に驚いて、
1000円の「太陽の騎士」のデッキの質に驚いて…。
さて、こうなると、
この1000円ちょっとのデッキ同士が対戦したら、
どんなファイトになるのかが気になります!!
と、いうわけで、
実際にファイトして記事にしてみたいと思います。
年内か年明けになるかは未定ですが、
ヴァンガード未プレイの方にも分かるように、
じっくりと書き上げていくつもりですので…、
ご興味がおありの方は、どうぞお楽しみに!( ̄▽ ̄*)
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★箱の外観

▲箱のオモテ。
最近のトライアルデッキは、
看板的なカードがハッキリと見えてて良いですね!

▲箱のウラ。
カードの構成などが書いてあります。

▲そして、この「刀剣乱舞」の初回生産分には、
▲ブースターパックが1パック付属しているようです…!
これ、1パック300円しますからね。
めちゃありがたい♪( ̄▽ ̄*)
★箱をオープン!

▲さっそく開けてみましょう!

▲デッキ以外の内容物は、
▲特別同梱の「ブースターパック」と、
▲ウラ面が"デッキ解説書"になっている「プレイマット」、
▲そして、ヴァンガードのルールが書かれている「ファーストガイド」。

▲デッキはこちらです!
ここからは、
デッキの内容を1枚ずつ見ていきましょう。
★デッキの内容
☆グレード4

▲「髭切(ひげきり)」×4枚
このデッキのGユニット。
Gユニットとは、
50枚のメインデッキとは別枠で用意しておいて、
条件が整ったときに助太刀してくれるカードのことです。
(ですので、この商品はカード全"54枚"入りとなっています)
ストライドしたターンの能力は、
ドライブチェックでグレード3がでたら、
リアガード1枚とこのユニットのパワーを+5000するというもの。
シンプルで分かりやすい能力ですね。
Gユニットはドライブチェックを3回行えますので、
チャンスも多くて良い感じです!
真剣必殺ということで、
発動にはダメージを「3以上」受けている必要がありますが、
そこは上手くダメージコントロールしていきましょう。
☆グレード3

▲「小狐丸(こぎつねまる) 特」×4枚
このデッキの軸となるカードです!
このカードがヴァンガードのときに、
Gユニット(「髭切」など)がストライドしたら、
カウンターブラスト1を支払うことで…、
①山札の上から1枚見る。
②見たカードを山札の上か下に置く。
③山札の上から1枚引く。
④ソウルチャージ1枚。
という流れで効果を発揮します。
看板のわりには
なんというか、"便利屋さん"って感じですね。
特に、ソウル不足に陥りがちな「刀剣乱舞」にとって、
ソウルチャージの能力はありがたいと思います!

▲「明石国行(あかしくにゆき)」×4枚
このデッキの、もう1種類のグレード3ユニットです。
真剣必殺は、
・相手ヴァンガードにアタックしたときに、
・このユニットがブーストされているなら、
・ソウルブラスト1を支払うことで、
このユニットのパワーが+3000されるというもの。
こちらは「子狐丸 特」と違って、
リアガードサークル上でも能力を発揮できます。
ただ、条件が多いわりには効果が薄いというか…。
とはいえ、
パワー7000以上のユニットにブーストされれば、
リアガードサークルからパワー21000以上のアタックを
仕掛けることができますので…、
しっかりと盤面を整えていきたいところですね!
なお、
このゲームでは"21000"という合計パワーは、
ひとつ重要なラインになっています。
☆グレード2

▲「大倶利伽羅(おおくりから)」×3枚
特に能力のない、いわゆる"バニラ"といわれるカードです。
(バニラ=ノンフレーバーという意味)
そのぶん、パワーが高めになっています。
後述の「堀川国広」が能力を使ってブーストしてくれれば、
ちょうど合計パワー21000になって良い感じ。

▲「和泉守兼定(いずみのかみかねさだ)」×2枚
真剣必殺は、
・ブーストされたとき、
・ソウルブラスト1を支払うことで、
このユニットのパワーが+3000されて、
さらに、このユニットのアタック終了時、
後列の、真剣必殺の能力を持つユニット1枚を、
手札に戻すことができます。
ユニットを手札に戻すという効果は、
登場時に1回きりしか発動できない能力を持つ、
グレード1の「堀川国広」と特に相性が良くて…、
登場して能力を使った「堀川国広」を、
このユニットで手札に戻してしまえば、
また次のターンに「堀川国広」を登場させて、
能力を再使用できるわけです!
この二振りのコンボは、ぜひ狙ってみたいですね。

▲「同田貫正国(どうだぬきまさくに)」×2枚
ぼくが(キャラ的に)好きなカードです。
真剣必殺はシンプルで、
ヴァンガードへのアタックがパワー+3000されるというもの。
単独でグレード3のヴァンガードを攻めることができます!

▲「長曽祢虎徹(ながそねこてつ)」×4枚
真剣必殺は、
他のグレード2以下のリアガードがアタックしたとき、
そのターン中、このユニットのパワー+3000されるというもの。
"そのターン中"というのがポイントで、
他のG2以下のリアガードがアタックするたびに、
パワー+3000が累積されていきます!!!
…が、このデッキの中には、
アタック回数を増やせるようなカードがありませんので、
どんなに頑張ってもパワーは3000しかアップしません。
ブースターパックに収録されている、
「三日月宗近 特」&「加州清光 特」のコンボと絡めれば、
ちょっと面白そうだったりするんですが…。
ともかく、このユニットは最後にアタックさせてあげましょう!
☆グレード1

▲「後藤藤四郎(ごとうとうしろう)」×4枚
グレード1のバニラです。
このデッキでは、あまり活きませんが…、
しいていうならば、
パワー11000のリアガードの後列でブーストすれば、
パワー9000の相手リアガードを駆逐しやすくなります。

▲「今剣(いまのつるぎ)」×4枚
Gユニットをサポートするカードです。
これが4枚入っているのはマジでありがたい…!
使い方が2パターンありまして、
パターン1:手札にある場合
これ1枚でストライドのコストを支払えます。
パターン2:リアガードサークルにある場合
このユニットをソウルに置くことで、
Gユニットのパワーを+5000して、
さらに、誉(ほまれ)の能力を付与します。
「誉」というのは、
相手ヴァンガードにアタックをヒットさせた際、
1ターンを通して1度だけ発動できる能力で…、
「今剣」が付与する誉は、
相手ヴァンガードへのアタックがヒットしたとき、
ソウルブラスト1を支払うことで、
カウンターチャージ2を行えるというものです。
カウンターチャージを行うことで、
「小狐丸 特」や「堀川国広」のスキル使用回数を
増やすことができますので…、
「髭切」がストライドしたターンには、
狙ってみるのも面白いかもしれません!

▲「堀川国広(ほりかわくにひろ)」×3枚
「和泉守兼定」と相性の良いユニット…というのは、
さきほど少し触れました。
そんな「堀川国広」の真剣必殺は、
・このユニットがリアガードサークルに登場したとき、
・カンターブラスト1を支払うことで、
ソウルチャージ1を行い、
このユニットのパワーを+3000します。
カウンターブラストさえ支払えれば、
登場するだけでスキルを使うことができ、
「刀剣乱舞」にとっては貴重なソウルを増やして、
さらに、自身のパワーを11000に底上げできます。
11000というパワーは、
相手のグレード3のユニットに単独でアタックできる数値ですし…、
パワー10000の「大倶利伽羅」をブーストすれば、
合計パワー21000となって強力です!
攻撃にも支援にも回れて、
さらにソウルチャージもできる万能なスキルですが…、
唯一の欠点は、登場時の1ターン限りで使いきりという点。
それを、「和泉守兼定」のスキルを使うことで、
登場回数を増やして補えるというわけなんです…!

▲「不動行光(ふどうゆきみつ)」×3枚
ある意味、デッキで最重要なカードですね。
攻撃には全く向きませんが、
守備をさせたら一級品の「守護者(センチネル)」の1枚。
その能力は、
手札からカードを1枚捨てることで、
どんなアタックでも完全に防いでしまうという、
いわゆる"完全ガード"と呼ばれるものです。
本来、相手の高パワーのアタックを防ぐには、
手札を何枚も何枚も使わなければなりませんが、
この「不動行光」は、たったの2枚でシャットアウトしてくれます!
そんな強力な「守護者」には、いくつか種類がありますが、
「守護者」のカードは合わせて4枚までしか、
デッキに投入することができません。
逆に、このデッキには3枚しか「守護者」が入っていませんので、
あと1枚、「物吉貞宗」あたりを補強しておくとよいでしょう。
(その際は、代わりに「後藤藤四郎」を1枚抜くと良いかもです)
☆グレード0

▲「博多藤四郎(はかたとうしろう)」×1枚
プレイヤーの最初の分身「ファーストヴァンガード」となる、
グレード0で「先駆」の能力を持つユニットです。
先駆の能力を持つユニットは、
ライドされた際に、リアガードサークルへ移動できます。
さらに、もう1つスキルがあり、
・カウンターブラスト1を支払って、
・このユニットをソウルに置くことで、
山札の上から5枚見て、
真剣必殺の能力を持つカード1枚を手札に加えて、
1枚加えたら、手札から1枚選んで捨てる…というものです。
このデッキの大半のカードは、真剣必殺を持っていますので、
選択の幅が広く、そのときに必要なカードをピックアップしやすいです。
カウンターブラスト1と、このユニットと、手札1枚が犠牲になり、
あまり燃費は良くない感じですが…、
それでも、必要なカードがあるときは使ってみましょう!

▲クリティカルトリガー「薬研藤四郎(やげんとうしろう)」×4枚
▲ドロートリガー「秋田藤四郎(あきたとうしろう)」×4枚
▲スタンドトリガー「乱藤四郎(みだれとうしろう)」×4枚
▲ヒールトリガー「五虎退(ごこたい)」×4枚
いずれも「トリガーユニット」です。
ヴァンガードのメインデッキには、
「トリガーユニット」がちょうど16枚入っていなければなりません。
そして、トリガーユニットには4種類ありますが、
このデッキには4種類が4枚ずつ入っています。
トリガーは、種類ごとに効果が違い、
突破力を重視するなら「クリティカル」、
攻撃回数を重視するなら「スタンド」、
手札を引くチャンスを増やすなら「ドロー」、
…というようなイメージで、新たにカードを買い足して、
デッキ内のトリガーの比率を変えてみるのも面白いです。
(そこら辺のカードショップなら、10円とかで売っていると思います)
なお、ダメージを回復できる「ヒールトリガー」だけは、
4枚までしか入れることができません。
そして、最大の4枚入れておくことを強くオススメします。
★ブースターパック
同梱されていたタイトルブースター「刀剣乱舞-ONLINE- 弐」も、
せっかくですので開けてみましょう!
実は2箱買っていますので、パックも2袋あります!!

▲ドキドキ……
(※画像をクリックで拡大表示されます)

▲1パック目!
おおっ、「守護者」の「物吉貞宗」が出ました!
これはラッキーです!!

▲2パック目!!
なんと!
RRR(トリプルレア)の「鶴丸国永 特」が出ました…!
「鶴丸国永 特」は2枚1組で使うカードですので、
中古でもう1枚買おうか悩むところですね…( ̄▽ ̄;)
★コメント
ぼく、ボードゲームを始める前は、
この「ヴァンガード」のファイターをしていましたので、
「ヴァンガ」には、めちゃめちゃ思い入れが深いんです!
最近ではボードゲームばかりになって、
しばらくヴァンガの方はお休みしていたんですが…、
妻しーぷが好きな「刀剣乱舞」のトライアルデッキをお店で見かけて、
ついつい勢いでで購入してしまっていました。( ̄▽ ̄ )
それにしても、最近のヴァンガのデッキって、
ほんと1~2箱買えば戦える感じなんですね。
以前は、同じトライアルデッキを4箱買わないと、
まともなデッキを組めませんでしたが…、
この「刀剣乱舞」のトライアルデッキなんかは、
普通に、これ1箱で戦えるデッキになっていてびっくりです!
(「物吉貞宗」だけは、1枚だけ補充した方がいいですが)
せっかくデッキを買いましたので、
妻しーぷとファイトしてみて、
その模様をプレイ記にしてみようかと思っています。
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