★箱の外観
▲箱の外に日本語説明書。
▲箱のオモテ面。ボールペンとのサイズ比較。
これから社交ダンスでも始めそうな姿の男女ですが、
実は彼らは、対立するギャングのボスどうしで、
まさに都市を挟んで睨み合っている最中だったりします…!
▲箱のウラ面。
写真の盤面は、中国の「軍人将棋」のものと全く同じですね!
▲スペック。
プレイ人数は2人専用で、
プレイ時間は短めの30分。
対象年齢は8歳~となっていて、ルールはシンプルな部類ですが、
"非合法酒場"がテーマで、"汚職警官"や"悪女"が登場するゲームを、
無垢な子どもに与えるというのは抵抗が…( ̄▽ ̄;)
★箱をオープン!
▲一発目はルルブ!
▲その下にゲームボードがあって、
▲最後がコマ類で、以上でした!
★内容物
▲ルールブック×1枚(英語・片面)
薄汚れているように見えますが、そういうデザインです。
英語なので、なんちゃ読めます♪( ̄▽ ̄*)
▲ゲームボード×1枚
ゲームの舞台となる都市です。
ボード上には、左右にそれぞれ25のマスがあり、
そのマスの上にコマを並べることになります。
また、マスとマスはラインでつながっていて、
コマはラインを通って、他のマスへと移動できます。
このとき、移動できるマス数には制限があって…、
背景が黄色の「通り」では、
直線であれば一度に何マスでも移動可能ですが、
背景が緑色の「路地」では、
路地内の移動であれ、路地内外からの出入りであれ、
一度に1マスしか移動できません。
そして、敵味方のコマを問わず、
他のコマを飛び越しての移動は一切できません。
さらに、ボード上には、
緑色の「隠れ家」と、黄色の「バー」の2種類の建物があり、
それぞれに役割があります(後述)。
▲コマ類(25枚1セット×2色)
プレイヤーが操るギャングたちのコマです。
プレイヤーは、それぞれ25枚のコマを駆使して、
相手のギャングを駆逐し、相手の非合法酒場の場所を探ります。
その25枚の内訳は…、
▲特別な能力を持つ4種類のコマと、
▲数字による強弱がある8種類のコマです。
コマどうしが遭遇すると、対決が発生して、
単純に数字の大きい方が勝ち、小さい方のコマはゲームから除外されます。
(同じ数字の場合は相討ちで、お互いに除外)
一方で、特別な能力を持つコマは対決のルールが違い…、
「FBI捜査官」は、
どんな相手でも相討ちにすることができます。
「悪女」は、
「子供」以外の相手を相討ちにすることができます。
「子供」は、
「悪女」以外の相手に遭遇すると除外されてしまいますが、
「通り」であれば直線でなくても移動し続けることができます。
「スピーク・イージー」は、いうなれば自分の急所で、
これを相手に発見されることが、このゲーム唯一の敗北条件です。
なお、「スピーク・イージー」と「悪女」は移動することができません。
★どんなゲーム?
「スピーク・イージー」の舞台は、
1920年代の禁酒法時代のアメリカです。
プレイヤーはギャング一味のボスとして、
相手の"スピーク・イージー"――すなわち非合法の酒場を、
敵よりも先に見つけ出せば勝利となります!
▲まず、ゲーム開始時に、
▲自分の色の25枚のコマを、自分側の25ヵ所のマスに配置します。
このとき、「スピーク・イージー」のコマは、
▲2ヵ所ある「バー」のどちらかに置かなければならず、
また、「悪女」のコマは、
▲自分側の手前から2列以内に置かなければなりません。
その他のコマの配置については自由ですので、
よく考えながら置いていきましょう…!
お互いに初期配置を終えたら、ターン制でゲームは進行していきます。
▲自分のターンが回ってきたら、
▲自分のコマ1枚を、ラインに沿って移動させましょう。
(移動のルールについては前述の通りです)
そして、移動先に相手のコマがあるならば、
遭遇したコマどうしの対決が発生…!
▲お互いの数字を比べて、
▲数字の小さい方のコマはゲームから除外され、
▲数字の大きい方のコマのみが、そのマスにとどまります。
▲なお、コマの中には、
▲数字の強弱にとらわれないものもありますので、
▲うまく使って、相手の数字の大きなコマを追い出しましょう!
▲また、都市内に10ヵ所ある「隠れ家」は、
▲自分のコマを守ってくれます…!
(相手のコマがある「隠れ家」へはコマを移動させられない)
相手のコマの配置を予想して、
ここぞと思う場所に自分のコマをぶつけ、
もしも対決によって自分のコマが追い出されたなら、
そのときは相手のコマの中身を記憶し、
場合によっては強いコマを「隠れ家」に逃がして温存し、
じわじわと相手のコマの数を減らしていって…、
▲最後は相手の「スピーク・イージー」を、
▲あぶり出してやりましょう!!
★コメント
私星屑にとっては、
かなり久しぶりの"2人プレイ専用ゲーム"になります!
といっても、これはいわゆる「軍棋」のバージョン違いですので、
感覚的には将棋セットや囲碁セットを入手したような感じですね。
しかしながら、
「スピーク・イージー」は「軍棋」に比べて、
ややこしい"階級"が全て"数字"となって簡素化され、
テーマも"戦争"から"抗争"へとやや軽くなり、
だいぶ敷居が下がった印象を受けました!!
ゲームの要素としては、記憶とカウンティングに、読み。
そして、ブラフと戦略が重要になってきます。
とどのつまりはガチゲーです…!
最近は"二人ゲ会"とか、なかなか開催する機会がないですが、
もしまた開くときには、ラインナップに加えたいと思います♪( ̄▽ ̄*)
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