★箱の外観

▲箱のオモテ面。ボールペンとのサイズ比較。
巨大ニンジンとウサギたち、
そして大根でも収穫したかのような道中の穴…!
イラストからして、すでに全力で"ファニー"ですね!!

▲スペック。
プレイ人数は標準的な2~4人で、
対象年齢はほとんど下限の3歳~。
自分で考える余地がほとんどないゲームですので、
マジで3歳でもプレイ可能かと思われます!
★箱をオープン!

▲イラストそのままの巨大ニンジンが、そこにはありました…!
なんにせよ、組み立て不要というのはありがたいですね♪
★カード抜き!
今回はタイル抜きではなくカード抜きとなっています。
小学生向け雑誌の付録のタロットを思い出すなぁ…( ̄▽ ̄*)

▲それでは、2枚の台紙からカードを抜いていきましょう!
よーいドン! チッチッチッチッ……(←時計の音)

▲はい、完了…!

▲星屑タイムはご覧の通りです。参考までに。
たいへんさ:苦□■□楽
ぬきやすさ:難□■□易
カードは破れると致命的ですので、
細心の注意を払って切り抜くことをオススメします。
★内容物

▲ルールブック(英語・全4ページ)
箱に3歳~という表記がありましたが、
ルルブには5~10歳と書いてありますね。
…どっちやねん!( ̄▽ ̄;)
ともかくファミリー向けゲームであることは間違いないようです。

▲カード×4種類・全24枚
内訳はカード抜き!の画像を参照ください。
ウサギの足元にあるのは決して「ジャガイモ」ではなく、
すごろくの「マス」ですのでお間違えなきよう…!

▲ウサギ×4色・各4匹
このゲームの主役を務めるウサギたちです。
1人につき4匹(ゲームに即した言い方をすれば"4機")を受け取って、
緑の丘でのレースに挑みます!
ちなみに、ぼくが入手した箱には、
4匹×4色=16匹のウサギが2セット、
つまり総勢32匹ものウサギが封入されていました。
内容物の項には"16 bunnies in 4 colours"とだけしかないんですが…、
とりあえず半分は予備ということで受け取っておきましょう。
(そして"colour"表記ということは、これイギリス英語ですね)

▲回転ニンジンの丘(ゲームボード)
このゲームの真の主役たる巨大ニンジンが鎮座するボードです。
中央の巨大ニンジンは、カチッカチッと回転させることができ、
そのたびに、いくつかのマスに穴が開きます…!
次にどのマスへ行くべきかは、マスとマスの間に道が掘ってありますので、
それを頼りに進んでいけば、いずれ巨大ニンジンに辿り着けるはずです!
…穴にさえ、落っこちなければね。( ̄▽ ̄ )
★どんなゲーム?
「ファニーバニー」は、
ウサちゃんたちによるニンジン争奪レースゲームです!

▲誰よりも早く自分のウサギを巨大ニンジンに到達させたら勝利!!
"Family Fun"と銘打っているだけあって、
とても分かりやすいテーマですね♪( ̄▽ ̄*)
プレイヤーは、自分のターンが回ってきたら、
山札からカードを1枚引いて…、

▲カードに示されたマス数ぶん、自分のウサギを進めます。
(ハッシュドポテトでもないよ!)

▲つまり、2歩のカードだったら2マス進むわけです。
そして、もしも道中に他のウサギ(自分の色も含む)がいたならば、
そのウサギたちのマスは歩数にカウントしません。

▲例えば、同じ2歩であっても、
▲他のウサギの位置次第では、こんなに進めることも!!
ただし、

▲移動先が穴の開いているマスだったらば、
▲そのウサギは某配管工みたいにロストしてしまいます…。
失ってしまったウサギは、
某ファイアーエムブレムと同じく戻ってきませんので、
自分の他のウサギを動かすことで、うまく回避しましょう。
(それでも落ちるときは落ちますが)
さて、
山札のカードにはもう1種類あって、

▲それが「クリック!」のカードです。
このカードを引いたら…、

▲巨大ニンジンを1クリックだけカチッと回します!
すると…、

▲穴の位置が変化して、
▲間の悪いウサギたちは、もれなくロストしてしまいます!
競走相手を奈落の底へと突き落とすチャンスですね!!
とはいえ、人を呪わば穴二つ…という通り、
自分のウサギも落ちる可能性がありますので、
回す人もハラハラするのが、このゲームの面白いところ…!( ̄▽ ̄*)

基本的には、引いたカードに示されるがままに行動し、
どのウサギを動かすかだけの判断しかできない中で、
それでも持ちうる限りのカード運を総動員して、
"巨大ニンジンの上に立つ"という栄冠を目指しましょう!
★コメント
草野仁さんになれるゲームがあると聞いて、
もとい、
好きなだけ"ボッシュート"できるゲームがあると聞いて、
あわててポチったのが、この「ファニーバニー」です!
ウサギたちがニンジンを目指すという自然なテーマと、
ニンジンが回ると地面に穴が開くという不自然なシステム…!
引いたカードで運命が決まり、
選択の余地はほとんどない、
極めて受身なスタイル!!
これは他と明確に一線を画すボードゲームですね!
さて、このゲーム、
ポチった理由は"ボッシュートし放題"というのがほとんどなんですが、
"素材"として見ると、
いろいろと料理しがいがありそう…というのも実はあるんです。
例えば、
本来のルールには手札というものが存在しませんが、
各プレイヤーは常に手札が2枚になるように補充し、
自分のターンで、いずれか片方のカードをプレイする…とか、
どこかで見たことがあるような追加ルールを導入するだけで、
ほのかに戦略性を高めることができます。
あるいは、
「イモムシイモムシ」のルールを適用して、

バッティング系ゲームにしてしまうのも、
また一興かもしれません。
「ストライク」のダイス(×,2,3,4,5,6)を使って、
「×」の目ならニンジンを回す…とか、
「キャメルアップ」のダイス(1,1,2,2,3,3)を使って、
バッティングしたらニンジンを回す…とか、
いろいろ考えられそうです。
また、せっかく"ボッシュート"ができるので、
"スーパーヒトシ君"的なルールも面白そうですね。
ゲーム中、1人につき1度だけ宣言できて、
そのターンは、カードを引く前に山札をリシャッフルして、
引いたカードがウサギなら歩数が2倍になって、
引いたカードがニンジンならペナルティ…みたいな!
いやはや、あれこれ考えるだけで面白いぞ…!

ルールを魔改造することで、
3歳~という対象年齢を、どこまで引き上げることができるか…?
私星屑、そんなチャレンジをしてみたいと思います♪( ̄▽ ̄*)
「ファニーバニー」 関連記事
→
→ボードゲーム記事一覧
記事を閉じる▲
|
| ホーム |