★箱の外観

▲箱のオモテ面。ボールペンとのサイズ比較。
「ル・アーブル:内陸港」と同じく、
左右の2人が向き合っている構図ですね。
2人用の対戦ゲームだということが、よく分かります!

▲箱のウラ面。
読んでいて気になったのが、
"ワーカーのないワーカープレイスメント"という表記。
これは一体、どういうことなのでしょうか…?

▲スペック。
プレイ人数は1~2人で、
プレイ時間は1人につき20分。
対象年齢は12歳~となっています。
★箱をオープン!

▲一発目はジッパー。

▲その下にコマ類があって、

▲ここにルルブ。

▲最後がタイル台紙とゲームボードの束になっていました。
★タイル抜き!

▲それでは、5枚の台紙からタイルを抜いていきましょう!
よーいドン! チッチッチッチッ……(←時計の音)

▲はい、完了…!

▲星屑タイムはご覧の通りです。参考までに。
たいへんさ:苦□■□楽
ぬきやすさ:難□■□易
基本的にはポンポンと抜けますが、
ところどころ、やや抜きにくいタイルがあり、
油断しているとベリッと破けてしまいますので、
慎重に慎重に抜いていくことをオススメします。
★内容物

▲ルールブック(日本語・全8ページ)
この"2人用ゲーム"シリーズのルルブといえば、
とにかく読みづらい…というのが定説になっていましたが、
今回はスラスラと内容が頭に入ってきました。
ただ、タイルごとの説明については、
一行ずつだけでも解説が欲しかったかなァ…( ̄▽ ̄;)
ある程度、この手のゲームを経験している人はともかく、
「へぇ、2人で出来るゲームがあるんだー!」
…なんて軽い気持ちで購入した初心者さんが、
頭の上に?マークを浮かべてしまうことになりそうな気がするので…。

▲洞窟ボード×2枚
1人につき1枚で、計2枚の個人ボードです。
プレイヤーは、お互いに自分の洞窟を開拓して、
相手よりも豊かになることを目指します…!

▲品物マーカー×6種・各2個
6種類の品物を表す木駒です。
洞窟ボードの右側にある品物トラックに配置して、
自分が持つ資源や食料の数を管理します。

▲予備マーカー×6種・各2個
品物マーカーが大きくて扱いづらいとき、
あるいは、品物マーカーを紛失してしまったときに、
代わりに使用するマーカーのようです。
細かいトコ、親切ですね♪( ̄▽ ̄*)

▲アクションボード×1枚(両面)
アクションタイルを配置する、横長のボードです。
裏表があり、1人プレイか2人プレイかで使用する面が変わります。

▲アクションタイル×12枚
ワーカー・プレイスメントの要となる"仕事"を表すタイルです。
基本的にタイルに示されていることは好きな順に全てプレイできますが、
ナナメのラインで区切られている場合は、どちらか片方を選ばなければなりません。

▲アクションタイルのウラ面
アクションタイルのウラには数字が振られていて、
この数字はアクションボードに対応しています。
すなわち、
数字の大きいものほど、ゲームの終盤に登場するわけです。

▲部屋タイル×24枚
このゲームにおいて、ほぼ唯一の得点源。
(他には"1金=1勝利点"のみ)
洞窟を掘ってスペースを確保し、材料を確保した上で、
「部屋作り」などのアクションをプレイすることによって、
自分の洞窟に配置することができるタイルです。
配置したタイルは、
「下刈り」などのアクションで利用できるようになります。

▲アクションマーカー×4枚
部屋タイルを利用する際に使うマーカーです。

▲壁チップ×7枚
部屋作りの条件の一つに、周囲の"壁の有無"というものがあります。
(四方の壁の有無が条件を満たしていないと部屋を作れない)
部屋を作るにあたって、壁が足りなければ、
「石積み」のアクションで壁を配置しましょう。
逆に、「破壊」のアクションで壁を壊すこともできます。

▲追加の広間タイル×1枚
先に自分の洞窟ボードのマスを全て埋めたプレイヤーが、
ボーナスとして獲得するタイルです。
ここにも部屋や壁を配置することができます。

▲スタートプレイヤーマーカー×1枚
その名の通り、スタートプレイヤーを表すマーカーです。
このゲームのスタPは1ターンごとの交代制で、
スタP獲得のための専用アクションはありません。
★どんなゲーム?
「カヴェルナ:洞窟対決」は、
本家「カヴェルナ」の"洞窟"部分をピックアップして、
1~2人プレイのゲームに落とし込んだ、
コンパクトな"ワーカー・プレイスメント"です。
本家と違い、洞窟の外での畜産や農業は無く、
ただ、ひたすら"洞窟いじり"を楽しめる仕様になっています!
ですので、基本的なゲームの流れは…、

▲自分の洞窟を、

▲とにかく掘って、スペースを空けてから、

▲どんどん部屋を作っていく…というものになります。
そのためには、
さまざまなアクションを駆使する必要がありますが…、
ここで、
"ワーカーのないワーカープレイスメント"というシステムが登場!
これ、どういうことかというと…、

▲2人のプレイヤーは、アクションボードを挟んで座り、

▲プレイしたいアクションのタイルを、
▲交互に取っていく…というシステムなんです!
(各ラウンド終了時に、タイルは元に戻す)
こうして、アクションをプレイすることで、

▲食料を確保し、

▲資材を確保し、

▲洞窟を掘り、部屋を配置して、

▲得点を重ねていき…、
全8ラウンド終了時、
より得点の高いプレイヤーの勝利となります!
なお、1人プレイの方の内容は、
全7ラウンドによるスコアアタックです。
★コメント
ふと気が付けば、3日連続で"2人ゲー"の記事になりましたね。
「バイソン将棋」→「ノッカ・ノッカ」ときて、
ここで大本命の「カヴェルナ:洞窟対決」です!!
本家の「カヴェルナ」は、
私星屑も妻しーぷも大好きなゲームながら、
なんだかんだで、やっぱり重いので…、
軽量級タイトルの登場を待ち望んでいました!( ̄▽ ̄*)
今作では、屋外要素がバッサリと切り落とされていて、
完全に洞窟内の話に特化…!
牧場特化の「アグリコラ:牧場の動物たち」に対して、
しっかりと差別化されているので、
ウヴェ・ローゼンベルクさんの作品が好きならば、
箱を積み重ねて、まず損はないでしょう!

ゲーム内容としては、
いわゆる"収穫"の食料調達に全く追われなくていいというのが、
まず妻しーぷの好感度の高いところとなりました!
(いくつかのアクションのプレイには必要ですけどね)
他のことに気をとられず、
洞窟の開拓だけに集中できるのは、ぼくも大変助かります…!
加えて、タイルゲーム要素がやや強くなっている点が、
私星屑としては嬉しかったです♪( ̄▽ ̄*)
・掘ってめくったタイルが、次に作れる部屋になる
・部屋の配置には、四方の"壁"の有無が条件になる
…いうて、これだけなんですが、
これこそ星屑がタイルゲームに萌えるポイントですので、
星屑、間違いなくハマってしまうことでしょう!
ぼくの周辺の皆さんにおかれましては、
ちょっと覚悟しておいてくださいね…?( ̄▽ ̄ )ゼヒ オツキアイ クダサイ!!

てなわけで、「ふたりコラ」と一緒に持ち歩いて、
その日の気分次第で"牧場物語"か"洞窟いじり"か――
またまた2人ゲーが楽しくなりそうです!!
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