★箱の外観

▲箱のオモテ面。ボールペンとのサイズ比較。
砂浜に、いかにも海賊っぽい帽子と、
それから金貨とルビーが散らばっているイラストですね。
木の看板には、
タイトルの"MEMOARRR!"の文字が書かれています。

▲箱のウラ面。
たった4枚のカードの画像に、説明文は5行だけ…と、
かなりシンプルなウラ面です!

▲オモテ面の"MEMOARRR!"は読み方が分かりにくかったですが、
▲"Memo...ARRR!"という表記だと、ちょっと読みやすくなりますね。

▲スペック。
プレイ人数は標準的な2~4人で、
プレイ時間は手軽な15分。
対象年齢は8歳~です。
保護者がフォローすれば、
4歳や5歳からでもプレイは可能のようでした。
★箱をオープン!

▲一発目はルルブ!

▲その下にカード類があって、

▲内容物は以上です!
★内容物

▲ルールブック(全4ページ)
内容物やルールの説明に加えて、
エキスパートルールの内容も書かれています。

▲あとは全てカード類。

▲場所カード×25枚
5種類の動物に5種類の風景で、
5×5=25枚のカードです。
これらのカードを使って、
神経衰弱のようなゲームをするらしいですが――

▲宝物カード×7枚
宝箱の中の金貨に埋もれるように、
いくつかのルビーが描かれているカードです。
カードによって1~4個のルビーがあり、
このルビーを一番獲得したプレイヤーがゲームの勝者となります!

▲火山カード×3枚
何匹かの鳥の絵が描かれているカードです。
7匹の鳥のカードを受け取ったプレイヤーが、
次のラウンドのスタートプレイヤーになります。


▲ゲームのレイアウト×1枚
ゲームの準備方法が示されているカードです。


▲サマリーカード×4枚
オモテ面にはゲームの概要が示されていて、
ウラ面はエキスパートルールの説明になっています。
★どんなゲーム?
「メモアーーール!」は、
25枚…ではなく24枚のカードを使って、
ミスをしたら即脱落の"神経衰弱"をするゲームです!
☆ゲームの準備(カードの配置)

▲まずは、テーブルに場所カードを並べて、
▲その中央に宝物カードと火山カードを重ねます。

▲全部で25枚の場所カードを、

▲よくシャッフルしてから、

▲こんな感じで並べましょう。
このとき、ど真ん中の1枚は使いませんので、

▲ウラ向きのまま箱に戻しておきます。
(この1枚は、ゲーム終了まで誰も見られません)
すっぽりと空いている中央の1スペースには、

▲シャッフルした7枚の宝物カードと、

▲3枚の火山カードを置いて…、

▲これでカードの配置が完了しました!
☆ゲームの準備(手前の3枚を見る)

▲続いて、各プレイヤーは、
▲自分の手前の3枚のカードを見ます。

▲自分の手前の、この3枚のカードですね。

▲他の人には見られないように、こっそりと見ましょう。

▲3枚の内容を記憶したら、
▲元通りの位置に、ウラ向きで戻します。
以上で、ゲームの準備は完了です!
☆ゲームの流れ

▲自分の番が回ってきたら、
▲ウラ向きのカードを1枚めくることで、
▲ゲームは進行していきます。
そして、カードをめくるにあたっては、
直前のプレイヤーがめくったカードと、
同じ動物か、同じ風景のカードをめくらなければなりません!

▲例えば、直前のプレイヤーが「海・タコ」のカードをめくったら、
▲自分は「海」か「タコ」のカードをめくらなければならないわけです。
このとき、まず頼りになるのが…、

▲ゲーム開始前に記憶した3枚のカード!
幸いにも、この3枚の中には「海」のカードがありましたので…、

▲最下段の真ん中のカードをめくれば、

▲無事に「海」→「海」とつなげることができました!!
▲そして次のプレイヤーは、「海」か「ペンギン」をめくるわけです。
こうして、動物つながりか、風景つながりで、
各プレイヤーはカードをめくっていって…、

▲次の自分の番は、
▲「溶岩」か「ペンギン」のカードをめくることになりました。
しかし…、

▲自分が知っている中に、
▲「溶岩」のカードはありませんし、
▲「ペンギン」のカードはすでにめくってしまっています。
こういうときは、
運任せでめくる他ありません…!

▲当てずっぽうに右下のカードをめくりましたが、
▲残念ながら「溶岩」でも「ペンギン」でもありませんでした…。
このように、失敗してしまうと、
そのラウンドは脱落となってしまいます。
(脱落したら火山カードを1枚受け取ります)
これを繰り返して、
脱落していないのが残り1人になったらラウンド終了。

▲最後の1人は、宝物カードを受け取ります!
そして、次のラウンドに進むわけですが、
このとき、カードの配置は変えずに、
全てのカードをウラ向きに戻します。
つまり、ラウンドが進むごとに、
どの位置にどのカードがあるか、
だんだん明らかになっていくわけですね。
後半のラウンドでは、
だいたいのカードの場所が分かっている上で、
より正確に記憶している人が生き残る…という感じになります!!

▲こうして、全7ラウンドが終わった時点で、
▲ルビーを一番獲得していた人がゲームの勝者です!
★コメント
大分県中津市のヤマシタさんに一度プレイさせてもらい、
先日のボードゲームフェスタの終了間際に購入したのが、
この「メモアール!」なんですが…、
「もう二度とプレイしたくない!」
「でも間違いなくオススメのゲーム!」
というのが、このゲームに対する私星屑の正直な評です。
それもこれもですね、
星屑の苦手とする2つのジャンルが、
"正体隠匿"と"記憶"なんですが、
メモアール!は、思いっきり記憶ゲーなわけでして、
やりましょうと誘われると「うっ」とならざるをえない、
しかも、対戦相手に小学生がいるとなると、
もはや「うげっ」となってしまう、
(小学生の記憶力はハンパないですからね)
それでも、せっかくだし全力でぶつかろうと、
7ラウンドの真剣勝負を駆け抜けた結果、
勝ったんですが、
MP切れでオーバーヒートを起こして、
プッシューと机に突っ伏してしまい、
しばらく起き上がれないほどだったわけですよ。
マジで疲れたよパトラッシュ。
もう二度とプレイしたくない…!

――なんていうゲームを、
では、なぜ買ったのかという話なんですが、
完成度が高いからです。
神経衰弱…なんていう使い古されたテーマを、
シンプルさとお手軽さはそのままに、
こんなにも昇華させるなんてすごい!
24枚という、
ビミョーに覚えられそうなのに、
何枚かはモヤがかかったように忘れてしまう、
多すぎず少なすぎずの枚数に、
1枚はウラ向きで欠けるという絶妙なスパイス。
記憶要素が全てではなく、
まだめくられていないカードだったり、
宝箱の中のルビーの個数だったりの、
決して小さすぎない運の要素。
あれ、神経衰弱って、こんなに面白かったっけ…?
と、メモアール!は驚かせてくれます。
また、
可愛いのか可愛くないのか、よく分からないイラストが、
この手のゲーム特有の緊張感を、やや緩和してくれるのも、
一つ、美点といえるでしょうね。
記憶ゲーがお好きなプレイヤーさんに、
あるいは、大人と子どもで同じ土俵に立ちたい方に、
ぜひオススメしたいタイトルです!!
そして、記憶系といえば…、
▲「ムキノ」もありますね。
こちらは、より子ども向けにデザインされています。
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