★箱の外観

▲箱のオモテ面。ボールペンとのサイズ比較。
見るからに意地の悪そうな雄鶏が、
崖下のニワトリたちにタマゴをぶん投げているイラストです!!
というか、
投げても割れずに跳ね返ったりとか、
ヘルメット越しでも明らかに痛そうだったりとか、
この世界のタマゴはどんだけ頑丈なのかとツッコミたくなりますが、
そこはスルーしてウラ面も見ていきましょう…!

▲箱のウラ面。
表紙のイラストをそのまんま製品化しましたという写真と、
3ヵ国語による概要があります。

▲スペック。
プレイ人数は標準的な2~4人で、
プレイ時間は短めの15分。
そして、対象年齢は4~8歳となっています。
この対象年齢、私星屑が持っているボードゲームの中では、
圧倒的に低くて狭いですね…!
完全に子ども向けだよという表記ですが、
しかし、それをオトナたちが全力で遊ぶというのも、
また一興といえるでしょう♪( ̄▽ ̄*)
★箱をオープン!

▲一発目は傾斜トラック(上)!

▲間にコマ類とダイスを挟んでからの、

▲傾斜トラック(下)!!

▲そして、底にルルブがあって、
▲内容物は以上でした!
★組み立て!
このゲームの舞台となる"坂道"は、
2枚1組になっている黄色い傾斜トラックと、
ゲームの外箱&内箱を使って組み立てていくようです…!

▲まず、傾斜トラック(下)を内箱に挿し込みます。

▲同じ要領で、傾斜トラック(上)は外箱にセットしましょう。

▲あとは、傾斜トラックを合体させれば、
▲坂道の完成です!!
★完成!
完成した坂道は…、

▲こんな感じになりました!

▲横から。
▲ほんと、箱の使い方が上手いですよね!( ̄▽ ̄*)

▲真横から見てみると、
▲わりと斜度が急なのがわかります。
★内容物

▲ルールブック(3ヵ国語・全12ページ)
イタリア語、スペイン語、ポルトガル語によるルルブです。
英語が入っていないのが心細いですね…( ̄▽ ̄;)

▲ニワトリ×4体
坂道の頂上を目指す、プレイヤーたちの分身です。
ニワトリなので、みんな身体の色は白く、
かぶっているヘルメットの色で誰が誰か判別します。

▲ダイス×1個
このゲーム専用のダイスです。
出目は「1」「2」「2」「3」の4面に加えて、
特殊な「雄鶏」が2面で、
合わせて6面となっています。

▲タマゴ×1個
雄鶏がニワトリたちに投げつけるタマゴです!
投げつけるといっても、
実際は、定位置から指で押し出して、
坂道を転がす感じになります。
★どんなゲーム?
「キキリッキー」は、
物理的な妨害要素のあるすごろくです!
まず、すごろく部分は超シンプルで…、

▲順番にダイスを振って、自分のニワトリを進め、

▲最初に坂の上のマスに到達したプレイヤーが勝ち!というもの。

▲ちなみに、ニワトリの進行方向は、
▲各マスの矢印によって示されています。
さて、そんな単純なすごろくに、
ピリッとスパイスを効かせるのが――

▲専用ダイスの2面を占める「雄鶏」の出目です!!
雄鶏の目が出たら…、

▲坂の上に3ヵ所ある穴の1つを選んで、タマゴを置き、

▲そのタマゴを指で押し出すことができます…!

▲押し出されたタマゴは坂道を転がり落ちていって、

▲さながらボウリングのように、

▲ニワトリのコマを弾き飛ばし、

▲ライバルたちをスタートまで戻してしまうわけです!!
いかに、自分を巻き込まないようにして、
1羽でも多くのライバルを蹴落とすか――
タマゴを置く場所と、転がす方向については、
よくよく考えなければなりません…!
★コメント
私星屑の弟分のなつくんが、
先日、出張でイタリアに飛んだ際に、
お土産として買ってきてくれたのが、
この「キキリッキー」でした!
お店に様々なボドゲが陳列されている中で、
キキリッキーを選んだのは、
「内容が分かりやすそうだったから!」
との本人の談で。
実際、私星屑は、
シンプルで分かりやすいゲームが大好きで、
これは、まさに星屑好みの作品です♪( ̄▽ ̄*)

▲イタリアのお店のショーウィンドウ。

▲有名なボドゲもちらほらありますね!
さて、そんなキキリッキーですが、
実際にプレイしてみると、
これが想像以上に盛り上がりました!!

とりあえず、
ボウリングの要領でニワトリをなぎ倒すのが、
思わずガッツポーズが出るくらい気持ちいい!
転がるタマゴの行き先を、
みんなで固唾をのんで見守って、
それが先頭集団をもろとも弾き飛ばそうものなら、
もう歓声やら悲鳴やらがすごいことになります!!
こんな小さな箱のゲームが、
大のオトナに大声を出させるなんて、
キキリッキー半端ないって…!
(↑いっぺん言ってみたかった)

それでいて、
意外とゲームバランスも良いようで、
ちゃんとゲームが成立して、完結します。
やりっぱなしなバカゲーではないんですね。
ただ、
作りとしては完全に子ども向けですので、
オトナが遊び続けていると、
どうしても飽きやすそうな印象を受けてしまいます。
しかし、せっかくのイタリア土産を、
ちょっと遊んでお蔵入りというのはもったいない…!
そこで思い出したのが、
「ファニーバニー」という、
同じく子ども向けのすごろくゲームです。


▲ボッシュート系すごろく「ファニーバニー」。
ファニーバニーも、飽きやすいたぐいのゲームでしたが、
手札の枚数を1枚から2枚に増やして選択肢をつくったり、
動かせるウサギをいちばん遅れているものに限定したりと、
基本ルールを少し改造することで、
オトナが何度プレイしても盛り上がるものになりました。
キキリッキーについても、くり返し遊んでいく中で、
いい感じにイジれたらなぁと思っています…!
すごろくなので、やっぱり、
移動のルールをアレンジしてみるのが手っ取り早いでしょうか。
定番の、ジャストで上がれないと跳ね返されるとか、
移動先に他のニワトリがいたら動けないとか。
ベースがガリガリにシンプルなゲームなので、
とてもイジり甲斐がありますね!!

なにはともあれ、
"ライバルはタマゴをぶつけて突き落としてしまえ!"
…なんて、コミカルで素敵なボードゲームを、
よくイタリアで見つけてきてくれたと感謝ばかりです。
星屑にとっての特別なボードゲームが、
また一箱、増えました!!
これは大切に大切に、
ボロボロになるまで遊び倒させてもらいたいと思います…!
なつくん、本当にありがとね♪( ̄▽ ̄*)
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