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大分県宇佐市でボードゲーム!
ボードゲームのブログです。ボードゲームのレビュー、開封、紹介、ルール説明、プレイ記など。大分県宇佐市のボードゲームサークル「宇佐ロップイヤーズ」の活動記も。
ボードゲーム
「キングドミノ:拡張 巨人の時代」




★開封

キングドミノ-o-e1-01
▲今回はamazonのマケプレでポチりました!


★箱の外観

キングドミノ-o-e1-02
▲箱のオモテ面。ボールペンとのサイズ比較。

あの平和だったキングドミノの王国で、
巨人たちが好き放題しちゃっているイラストです…!

というか、いまは脱ストローの風潮とか聞こえてくるのに、
なんなんだ、その家の高さほどの巨大ストローは…( ̄▽ ̄;)

キングドミノ-o-e1-03
▲箱のウラ面

どうやら、巨人たちは山々から駆け下りてきて、
建設中の王国に分け前を要求してくる
ようですね…。

出すモンを出さんかったら、
あんさんの王国がえらいことになりまっせぇ的な。

あんまりな話ですが、世知辛い世の中ですからね。

ここは泣く泣く要求をのんで、
おとなしくしていてもらわないといけないようです…!

キングドミノ-o-e1-04
▲「クイーンドミノ」とのサイズ比較。

ここで、クイーンドミノとのサイズ比較ですが、
厚さとタテの長さが同じで、ヨコの長さが半分くらいでしょうか。

サグラダの拡張といい、タテ長の拡張が流行っているのかな…?

キングドミノ-o-e1-05
スペック

キングドミノ本体と比べると、
プレイ人数が1人増えて2~5人で、
プレイ時間は5分延びて20分
対象年齢は変わらず8歳~となっています。



★箱をオープン!

キングドミノ-o-e1-06
▲一発目はルルブ

キングドミノ-o-e1-07
▲その下にコマ類スコアパッドがあって…、

キングドミノ-o-e1-08
なんだ、このオヤジは…!?

キングドミノ-o-e1-09
▲箱から取り出してみると、
▲あ、これはドミノスタンドですね。

キングドミノ-o-e1-10
▲ということは、横にして…、

キングドミノ-o-e1-11
▲パカッと開くと、
▲はい、やっぱり中からドミノが出てきました♪( ̄▽ ̄*)



★内容物

とりあえず大きいのからいきましょうか。

キングドミノ-o-e1-12
タイル分配塔×1基(写真左)

ドミノを60枚まで入れることができる塔です。

ドイツ土産のキングドミノに入っていた塔と並べると、
ほとんど瓜ふたつといった形状になっていますね。

キングドミノ-o-e1-13
ウラ面

大きな違いはデザインで、
あちらには地形の一覧が載っていましたが、
今作のものにはイラストしかありません。

できれば新ドミノの一覧とか欲しかった…( ̄▽ ̄ )

キングドミノ-o-e1-14
ルールブック(日本語・全4ページ)

実質3ページの小さなルルブです。

内容がコンパクトにまとめられていて、
サクサクと読み進めることができます。

キングドミノ-o-e1-15
"巨人"ミープル×6個

箱や塔にもデカデカと顔を出していた"巨人"のコマです。

ゲームの中では、お邪魔虫として猛威を振るい、
なんと王国内の王冠を踏み潰してしまいます…!

キングドミノ-o-e1-16
スタートタイル×1枚
国王駒(茶)×2個
キングドミノ-o-e1-17
立体の城(茶)×1つ

5人目のプレイヤーのための王国一式です。

キングドミノがピンク水色黄色で、
クイーンドミノがオレンジときて、
9色目は何かなと思ったら、茶色になりましたね。

キングドミノ-o-e1-18
得点記録用紙×1冊

新ルールも含めた得点計算ができるシートです。

とはいえ、キングドミノには減点がありませんので…、

キングドミノ-o-e1-00
▲百円ショップにも売っている、
カウンターの使用をオススメします。

キングドミノ-o-e1-19
ドミノ(49~54番)

キングドミノもクイーンドミノも、
ドミノの数字は48番まででしたが、
その続きとなる番号のドミノです。

より数字が大きいということは、
そのぶん、価値も高いということで――

キングドミノ-o-e1-20
▲ひっくり返すと、

まず、巨大な足跡が目に入って、
そして、すべての地形に輝く王冠に驚かされます…!

王冠2つに、
鉱山が2マスも追加…だと…?

キングドミノ-o-e1-21
ドミノ(A~F)

こちらは数字ではなく、
アルファベットが記されたドミノです。

このゲームでは、
アルファベットは数字よりも価値が低いらしく――

キングドミノ-o-e1-22
▲ひっくり返すと、

そこには、傍若無人に振舞う巨人たちが…!

どうやら、アルファベットのドミノは、
巨人を王国に招いてしまうようですね…( ̄▽ ̄;)

キングドミノ-o-e1-23
クエストタイル×17枚

ゲームに追加の得点要素をもたらすタイルです。

1ゲームごとに、
全17枚の中からランダムで2枚を使用します。



★どんな拡張?


今回の拡張では、

★5人プレイ

★"巨人"の登場と追放

★"クエスト"の導入

という、3つの要素が加わりました!

3つというと、
多くもないけど少なくもないかなぁというボリュームですが、

いずれもゲームシステムを根底から変えてしまうことはなく
豚骨ラーメンに煮たまごと紅しょうがを乗っけてみました的な、
お手軽に満腹度と満足度を満たせる内容になっています…!

ではでは、そんな拡張内容を、
さっそく1つずつチェックしていきましょう!



★5人プレイ

キングドミノとクイーンドミノを組み合わせれば、
5~8人まで同時にプレイすることができる


…というのは、
クイーンドミノのルールブックに記されていますが、
それは決して気軽にできるものではありません。

全員がキングドミノとクイーンドミノのルールを理解して、
2つの箱のコンポーネントをズラッとテーブルに並べて、
内容的にも物理的にもゴチャゴチャした中で、
わりと長い時間をかけて、やっとプレイすることができる…。
(しかも個人戦は最大6人まで)

つまり、5人以上でのプレイは、
これまで非常に敷居が高かったんですね。

それが、この拡張によって、
お手軽に5人でのプレイを楽しめるようになりました♪

ここでは、その方法を紹介していきます!

キングドミノ-o-e1-24
▲そもそも、キングドミノは、
▲最大で48枚のドミノを使って遊ぶゲームでしたよね。

1人につき12枚のドミノを使いますので、
2人プレイだと24枚のドミノが、
3人プレイだと36枚のドミノが、
4人プレイだと48枚のドミノが、
それぞれ必要になります。

さて、これが5人プレイともなると、
さらに12枚のドミノが必要となりますが…、

キングドミノ-o-e1-25
▲それこそが、
49~54の数字とA~Fの英字が割り振られている、
▲合計12枚の通称"巨人ドミノ"です!!

この新たな12枚を混ぜることで、
ドミノの総数は48+1260枚となり、

5人でのプレイにも対応できるようになります!

しかも、
ドミノが増えたことによるルールの修正点は、

ドミノの補充の際の並べ方だけ!!

それも、めちゃくちゃ簡単な話で、

アルファベットは数字の上に並べるだけ!

つまり、どういうことかというと…、

キングドミノ-o-e1-26
▲こういうことですね。

ドミノの補充は、
数字の小さい順に上から並べるというのが基本ルールですが、
その数字の上にアルファベットを並べるだけです。

あとは――

キングドミノ-o-e1-27
▲基本ルールに沿ってプレイするだけ…!

ちなみに、5人プレイの際だけでなく、
2~4人でのプレイ時にも巨人ドミノを投入することができます。

その場合は――

【4人以下での巨人ドミノ使用方法】

キングドミノ-o-e1-28
4人プレイの場合は、
▲ルール通りにドミノを補充した後、
上から3番目のドミノを除去して、
▲ドミノの選択に移ります。
(※除去=ゲームから除外する)

キングドミノ-o-e1-29
3人プレイの場合は、
▲ルール通りにドミノを補充した後、
上から2番目4番目のドミノを除去して、
▲ドミノの選択に移ります。

キングドミノ-o-e1-30
2人プレイの場合は、
▲ルール通りにドミノを補充した後、
上から番目のドミノを除去して、
▲ドミノの選択に移ります。
(※4人プレイの場合と同じですね!)




★"巨人"の登場と追放

さて、
5人プレイのために追加された"巨人ドミノ"ですが、
これは、ただの数合わせのドミノというわけではなく、
"巨人"の登場と追放についての効果を持つ、
とても影響力の高いものになっているんです。

アルファベットのドミノは巨人を登場させて
49番以降のドミノは巨人を追放する

この2パターンの巨人ドミノについて、
順番に説明していきましょう!


☆"巨人"の登場

アルファベットのドミノには、

キングドミノ-o-e1-22
▲もれなく巨人のイラストが描かれています。

もし、この巨人のイラストが描かれたドミノを、

キングドミノ-o-e1-31
▲自分の王国に配置したら、

キングドミノ-o-e1-32
▲ストックから"巨人"ミープルを1つ受け取らなければなりません

この"巨人"ミープルを受け取ったら、即座に、

キングドミノ-o-e1-35
▲自分の王国内の王冠1つ選んで

キングドミノ-o-e1-36
▲その上に受け取った"巨人"ミープルを乗せます

こうして"巨人"ミープルに隠されている王冠は、
得点計算から外されてしまう
のです…!

とはいえ、
隠す王冠は自分で選ぶことが出来ますので、

キングドミノ-o-e1-33
▲できるだけ、面積が狭く、王冠の少ない地所や、
▲場所が悪い地所を犠牲にしていきたいですね。

また、
"巨人"ミープル1つにつき、
隠す王冠1つだけ
ですので…、

キングドミノ-o-e1-34
▲1マスに王冠2つある場合、
▲隠す王冠片方だけになります。

もしも、
巨人のイラストが描かれたタイルを配置した時点で、
自分の王国に王冠1つもなかった場合は、
"巨人"ミープルは受け取りません
(無い袖は振れないですからね…)



☆"巨人"の追放

一方で、49~54番のドミノには、

キングドミノ-o-e1-20
▲もれなく足跡のイラストが描かれています。

もし、この足跡のイラストが描かれたドミノを、

キングドミノ-o-e1-37
▲自分の王国に配置したら、

キングドミノ-o-e1-38
▲自分の王国の、"巨人"ミープルを1つ選んで
即座に追放します!!

しかも、追放した"巨人"ミープルは、
ただ自分の王国から去るわけではなく…、

キングドミノ-o-e1-39
他のプレイヤーを1人選んで
そのプレイヤーの王国に送り込むことができるのです!

選ばれてしまったプレイヤーは、
即座に自分の王国の王冠1つ選んで、
送り込まれた"巨人"ミープルで隠さなければなりません…。

なお、足跡ドミノを配置した時点で、
自分の王国に"巨人"ミープル1つもなければ
送り込みの効果は失われてしまいます

もし、名指しの妨害要素を嫌うのであれば、
"巨人の送り込みは必ず左隣のプレイヤーへ"
…とか決めておくのもいいかもしれません♪




★"クエスト"の導入

さて、ここからは話がガラリと変わります。

いったん、巨人のことは忘れてしまってください
(かといって阪神の話が始まるわけではないですが)


キングドミノには、選択ルールとして、
調和」と「中央王国」という2種類の追加点要素がありましたが、

その追加点要素を拡大して、2種類から17種類(!)に増やし、
ゲームごとに17種類の中から2つをランダム使う…というのが、
今から説明する"クエスト"というものになります。

ですので、「調和」も「中央王国」も、
今後はクエストの中に、要素の一つとして組み込まれるわけですね。

"クエスト"の導入により、
戦略が大きく変化し、より得点差が開くこと請け合いです…!

キングドミノ-o-e1-40
17種類のクエストがこちら。

やたら数が多く見えるかもしれませんが、
その内容は6パターンにまとめることができますので、
1パターンずつ、しっかり見ていきたいと思います!



☆「調和」

キングドミノ-o-e1-41
▲ドミノを捨てなければ5点というアイコンの「調和」。

キングドミノではおなじみですね。

ドミノを1枚も捨てず王国を完成させたら追加の5点を得ます

キングドミノ-o-e1-42
▲こんな感じで、穴をあけることなく、
▲全25マスがドミノで埋まった王国を完成させればOK!

★余談ですが…★

星屑が「調和」を狙うときは、

キングドミノ-o-e1-43
スタートタイルの4辺のうち、少なくとも1辺は、
▲配置する場所がないドミノの緊急回避先として、
▲終盤まで開けておくことが多いですね。




☆「中央王国」「失われた一隅」

キングドミノ-o-e1-44
▲指定された位置に城があれば追加点というアイコンの、
▲「中央王国」と「失われた一隅」。

こちらもおなじみの「中央王国」は、

王国のド真ん中に城があれば追加の10点を得ます

キングドミノ-o-e1-45
▲こんな感じで、
▲スタートタイルの十字方向に2マスずつの王国になっていればOK!


一方の「失われた一隅」は、

王国の左下隅に城があれば追加の20点を得ます

キングドミノ-o-e1-48
▲こんな感じで、
▲スタートタイルが王国の左下にあればOK!

ハイリスクハイリターンなクエストですので、
ときには20点を捨てる勇気も必要ですが、
自分以外の全員にクリアされると辛いですな…( ̄▽ ̄;)

★余談ですが…★

星屑が「中央王国」を狙うときは、

キングドミノ-o-e1-46
▲まず、スタートタイルから見て、
▲十字方向のいずれか2方向にドミノを伸ばして、

キングドミノ-o-e1-47
▲それを軸に展開していくことが多いですね。




☆地元経済

キングドミノ-o-e1-49
▲城の周りに指定された地形があれば、
▲1マスにつき5点というアイコンの「地元経済」。

キングドミノ-o-e1-50
▲例えば、このクエストなら、

城の周囲8マスにある平原1マスにつき、追加の5点を得ます

キングドミノ-o-e1-51
▲こんな王国であれば、5点×7マスで、
▲追加点は35点ということになりますね。

さきほどの「調和」の余談と真逆で、
城(=スタートタイル)の周囲から埋まりがちになり、
事故る確率が上がってしまいますが、
うまくいけば最大で40点を叩き出せます…!



☆王国の四隅

キングドミノ-o-e1-52
▲王国の四隅に指定された地形があれば、
▲1マスにつき5点というアイコンの「王国の四隅」。

キングドミノ-o-e1-53
▲例えば、このクエストなら、

王国の四隅にある畑1マスにつき、追加の5点を得ます

キングドミノ-o-e1-54
▲こんな王国であれば、5点×4マスで、
▲追加点は20点ということになりますね。

ちなみに、これと「失われた一隅」の2枚立てになると、
ものすごく損した気分に…( ̄▽ ̄;)



☆誇大妄想

キングドミノ-o-e1-55
▲アイコンだけだと分かりにくい「誇大妄想」ですが、

その内容は、

王冠のあるマスが、
タテ・ヨコ・ナナメに3マス以上、連続して並んでいたら、
1セットにつき追加の10点を得られる
というものです。

キングドミノ-o-e1-56
▲例えば、こんな王国であれば、

キングドミノ-o-e1-57
王冠のあるマスヨコに3マス並んでいるので10点と、

キングドミノ-o-e1-58
王冠のあるマスタテに3マス並んでいるので10点と、

キングドミノ-o-e1-59
王冠のあるマスナナメに3マス並んでいるので10点で、

合計で30点の追加点ということになりますね。



☆不毛の王

キングドミノ-o-e1-60
▲これまたアイコンが分かりにくい「不毛の王」ですが、

その内容は、

5マス以上王冠のない平原があれば、
1セットにつき追加の10点を得る
というものです。

キングドミノ-o-e1-61
▲例えば、こんな王国であれば、

6マスで王冠のないから10点と、
5マスで王冠のない平原から10点で、
追加点は合計20点ということになります。

がんばって王冠を2つ集めた左側の10点と考えると、
王冠なしで10点は破格といえるかもしれませんね…!

ただし、忘れないようにしないといけないのが…、

キングドミノ-o-e1-62
鉱山は対象外ということです。

そもそも鉱山で5マスは狂気の沙汰ですが、
は現実味がありますので、気をつけましょう!



★コメント

キングドミノ-o-e1-83

巨人の時代…なんていう、
ジャイアンツファンが聞いたら「きたかッ!」と短く叫んで、
ガタッと椅子から立ち上がりそうなタイトルの拡張ですが、

結論からいうと、

文句なしで秀逸な拡張です!!!

ポイントは2つ!!

キングドミノの美点である「テンポの良さ」を打ち消さず、
キングドミノの美点である「リプレイ性の高さ」を伸ばした!


もう本当に理想的な拡張ですね…!

こうやって、はしゃぐのにはですね、理由がありまして。

だいぶ前の話になるんですが、
期待していた「クイーンドミノ」がイマイチだったんです。

というのも、
システムが煩雑になってテンポが極端に悪くなり、
新要素の導入でリプレイ性が高くなるかと思いきや、
1ゲームが重くなって、むしろプレイ頻度が下がり、
キングドミノの美点がことごとく失われてしまいまして…。
(そりゃあ、タイトルが違うからそうなのかもだけどさ)

それでガックシきていたところに、
颯爽と巨人の時代が現れたわけですよ!!

そりゃあ、はしゃいじゃうってもんです!

ぶっちゃけ、箱のイラストには、
よく分からん、おっさんたちのイラストには、
そそられる要素が全くありませんでした
が…、

キングドミノ-o-e1-98

プレイしてみて分かったんですよ。

あ、テンポが損なわれてない!!

安易に最下段のドミノを選べなくなったとか、
(次に英字ドミノを取らなきゃかもなので)

あえて巨人を招いてから他の王国に流す、
キャッチ&リリースの流れ作りとか、

プレイ感はちょいちょい変わっているんですが、
テンポが軽いままで楽しめる!


よくぞ、キングドミノに求めていることを見失わずに、
5人までプレイできるようにしてくれた…!


5人って大事ですからね。
ボードゲーム会で、6人は3・3の2卓に割れるけど、
5人は非常に割りにくいですし。
(マス目野球のおかげで割りやすくなったけど)

そして巨人ルールが、これまた面白い。

ここは育たんやろう!と思って巨人を置いたが、
あれよあれよと大きくなってしまって、
あわてて終盤で足跡ドミノを狙うことになっちゃったりとか、
これまでにはなかったドラマを見ることができます!

キングドミノ-o-e1-99
▲64対64で引き分けた、とある大激戦。

もう一方の、クエストはといいますと、
これが意外にも初心者に大好評でした…!

最近の流れとしては、
基本ルール→+調和&中央王国→+クエスト
とう感じでプレイしてもらうことが多いんですが、

いわく、

地元経済があると、」
「色々と迷わなくていいから助かる」

失われた一隅は難しいけど、」
「隅から始めるから5×5マスがイメージしやすい」

不毛の王のおかげで、」
麦畑を広がるのが楽しくなった」

…という感じで、
クエストごとのメリットがバッチリと作用しているようです!

逆に、初心者に巨人は慌しくなってしまうので、
相手が慣れている人でなければ、巨人は外しています。

そして、慣れている人どうしでは、
巨人もクエストも込み込みでプレイして、

不毛の王を狙って、あえて王冠を巨人に隠してもらう…みたいな、
この拡張ならではの状況に直面するのも楽しいですね♪( ̄▽ ̄*)

おかげで、
ただでさえ高いキングドミノのリプレイ性が、
良いカタチで、さらに高くなりました!!!


キングドミノ-o-e1-63 キングドミノ-o-e1-64

最後に、購入のオススメ度合いですが、

これはキングドミノが好きだったら「買い」でしょう!

もう、だいぶ語り尽くした感があるので、
これ以上、言えることもないですが、

まさにオススメの逸品ですよ…!



キングドミノ 関連記事
プレイ記その1(基本ルール)
プレイ記その2(基本ルール)
プレイ記その3(拡張・クエスト)
プレイ記その4(拡張・クエスト)
プレイ記その5(拡張・巨人)

本体開封記事
欧州版開封記事
クイーンドミノ開封記事

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【2018/10/26 00:01】 | 紹介・開封 【タグ】 キングドミノ  
|
ボードゲーム
「もっと私の世界の見方」




★開封

わたせか-o-e1-01
▲今回はamazonのマケプレでポチりました!


★箱の外観

わたせか-o-e1-02
▲箱のオモテ面。ボールペンとのサイズ比較。

ハゲタカのえじきサイズの箱ですね。
カラフルな吹き出しが印象的なジャケットになっています。

わたせか-o-e1-03
▲箱のウラ面

遊ぶためには「私の世界の見方」が必要です。
…と明記されている通り、この拡張は追加カード集です。

本体の「私の世界の見方」にプラスオンしますので、
スペックは本体準拠となり、

プレイ人数2~9人で、
プレイ時間30分
対象年齢10歳~となっています。



★箱をオープン!

わたせか-o-e1-04
▲一発目は小さなカードで、

わたせか-o-e1-05
▲その下に大きなカード
▲ルルブも無く、内容物は以上でした!



★内容物

わたせか-o-e1-06
▲前述の通り、内容物は完全にカードのみです。

わたせか-o-e1-07
私の世界カード×29枚

いわゆる"お題カード"ですね。

池の水を抜いたとか、PUBGとか、
ちょいちょい旬なネタが混ざっています!

わたせか-o-e1-08
それカード×90枚

こちらは、お題に対する"回答カード"です。

また、なんともいえないような、
絶妙なワードが勢ぞろいしています…!



★夫婦の世界の見方!


さて、
せっかく「わたせか」の拡張を入手したのはいいものの、
肝心の本体の方を、福岡の友人に貸し出し中でしたので、

ここで体当たり企画!!

拡張だけで"サシわたせか"がプレイできるか、
ちょっと試してみましょう♪( ̄▽ ̄*)

ルールは、本体の2人プレイを参考にして、

わたせか-o-e1-09
▲お互いに回答カードの手札を持ち、
(本来は12枚ですが、今回は7枚に減らしました)

交互に、相手のお題カードに答えていくというもの。

わたせか-o-e1-10
回答者は、自分の回答カード1枚に、
▲"世界"(=山札)からランダムに引いた回答カード3枚を加えて、
▲シャッフルした後、
▲合計4枚の回答カードを出題者に提示。

出題者は、4枚の回答カードの中から、
たった1枚の回答者の答えを探します!
(つまり、4枚中3枚はハズレということですね)

全10問中、
どれだけ相手の答えを言い当てられるか…?

星屑夫妻と世界の戦いの開幕です!!

※ご覧の皆さんも、回答者の答えを予想してみてください♪



☆1問目

星屑「よし、一発目いくぜー!」

しーぷ「ばっちこーい」

星屑お腹の痛いときには、
星屑ホニャララのことを考えると気がまぎれていいよ。

しーぷ「オーケー!」
しーぷ「じゃあ、回答カードを並べるね」

わたせか-o-e1-11
▲この中の1枚しーぷの回答で、3枚世界の回答。

星屑今、目の前にいる人ってことは、」
星屑「つまりしーぷのことだよね」

星屑「これは一択っしょ!」
星屑「ファイナルアンサー!!」

しーぷ「正解!」

わたせか-o-e1-12
▲正解は「今、目の前にいる人」。

しーぷ「当ててくれると思ってたよ」

星屑「まっかせろーい!」
星屑「このまま10連勝してやんよォ!!」



☆2問目

しーぷ「今度は私が質問者だよね」

星屑「よろしく頼む」

しーぷ政府がその存在をひた隠しにしている
しーぷホニャララレポート』には、
しーぷとんでもない秘密が書かれているらしい。

星屑「む、これは……」

わたせか-o-e1-13
▲この中の1枚星屑の回答で、3枚世界の回答。

しーぷつっかえ棒はないとして、」

しーぷ「ドンピシャなので来るか、」
しーぷ「ネタで攻めるのか、」
しーぷ「それともシュールか…」

しーぷ「それにしてもドンピシャすぎるから、」
しーぷ潜水艦でファイナルアンサー!」

星屑「ざ、残念…!」

わたせか-o-e1-14
▲正解は「ピコピコ音」。

星屑「世界、強すぎィ!!」

しーぷ「というか10連勝とか豪語しておいて、」
しーぷピコピコ音レポートって、あーた…( ̄▽ ̄;)」



☆3問目

星屑「まぁ、気を取り直して、」

星屑私は常々思っています。
星屑ホニャララには、もっともっと
星屑バリエーションがあってもいいと。

わたせか-o-e1-15

星屑大根の切れ端?」
星屑「なんかこう、乱切りとか輪切りとかだけじゃなくって、」
星屑「切れ端がイチョウ切りとか短冊切りとかでも良いじゃん的な?」

星屑三色ボールペン?」
星屑「三色が、濃ゆいピンク薄いピンク普通のピンク的な?」
星屑「それなら、すでに持ってるしな…」

星屑「うん、やっぱ順当に、」
星屑スーパーヒーローを呼ぶサインで!」

しーぷ「正解!」

わたせか-o-e1-16
▲正解は「スーパーヒーローを呼ぶサイン」。

しーぷ「すぐ分かってよ!( ̄▽ ̄;)」

星屑「いや、今日の世界は油断ならんけんさ…!」



☆4問目

しーぷ「お次は…」

しーぷホニャララと向き合った時、
しーぷその人の本性が垣間見えると
しーぷ私は思います。

わたせか-o-e1-17

しーぷ「あなたからトレンディドラマは出てこないでしょうし、」
しーぷビルメンテナンス業者はピンポイントすぎるし…」

しーぷ月の石は、スピリチュアルっぽくてありそうだけど、」
しーぷ「ここはやっぱり滝修行にしておこうかな」

星屑「ファイナルアンサー?」

しーぷ「ファイナルアンサーで!」

星屑「正解!」

わたせか-o-e1-18
▲正解は「滝修行」。

しーぷ「"向き合う"とのピタリ感が決め手だったね」

星屑「うん、まさにそれを意識して答えたんよ!」



☆5問目

星屑「これはプロレスの実況か…、」

星屑おーっとォォォォォ?????
星屑ここでホニャララによる攻撃だァァァァァ!!!!!
星屑こーれーはッ危険ッッッッッ!!!!!
星屑危険な攻撃だァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!

しーぷ「プロレスの実況って、そういう感じなの??」

星屑「いや、知らんけん何となくでやってみた」

わたせか-o-e1-19

星屑迷惑な隣人も危険っちゃ危険だけど、」
星屑ギャグ百連発の方がもっと危険だと思う!」

しーぷ「正解!」

わたせか-o-e1-20
▲正解は「ギャグ百連発」。

しーぷ「この前、テレビゲームしながら何か言ってたよね」

星屑「ああ、ハンドガンの反動がンってか?」

しーぷ「確かに、そんなの百連発されたら凍え死んじゃう…!」

星屑「失礼な…( ̄▽ ̄;)」



☆6問目

しーぷ「あ、旬なの来たよ」

しーぷ『命を賭けた100人バトルロイヤル』で
しーぷ生き残るために用意したいもの-ホニャララ

わたせか-o-e1-21

しーぷグリーンピースは貧弱すぎるし、」
しーぷ裁判記録はグレポン一発で焼失しそうだし、」

しーぷ「ここは、それっぽい目出し帽で」

星屑「正解!」

わたせか-o-e1-22
▲正解は「目出し帽」。

星屑「ま、目出し帽かぶってるから何だって話なんだけどね」

しーぷ「課金のふぁっしょんアイテムの中にはありそう」



☆7問目

星屑「お、来たよ」

星屑同情するなら金をくれ!

しーぷ「いや、ちゃんとホニャララって言いなさいな…!」

わたせか-o-e1-23

星屑「パッと見は秘められし力なんだけど、」
星屑素足に革靴って、妙にストーリー性があるんだよね」

星屑「素足の人がビジネスマンに向かって、」
星屑「同情するなら、その革靴をくれ…みたいな」

星屑「よし、素足に革靴で!」

しーぷ「ファイナルアンサー?」

星屑「ファイナルアンサー」

しーぷ「残念!」

わたせか-o-e1-24
▲正解は「パイプ椅子」。

星屑「え、そっち??」

しーぷ空気椅子を強制されている人がいてね

星屑「お、おう」

しーぷもう足が限界でプルプルしているときに、
しーぷ哀れみの目で見ている人たちに向かって言うんです

しーぷ同情するならパイプ椅子くれよって…!

星屑「ストーリーは1つじゃなかった…だと…?」



☆8問目

しーぷ「これシンプルだね」

しーぷただそこにあるホニャララ

わたせか-o-e1-25

しーぷ「ただそこにある欠けた茶碗…?」
しーぷ「なんか侘び寂びのようなものを感じるけど、」
しーぷ「あって欲しいのは期待感かな」

しーぷただそこにある期待感!」

星屑「残念!!」

わたせか-o-e1-26
▲正解は「欠けた茶碗」。

しーぷ「ごめんー!!!」

星屑「いや、これは仕方ないよ」
星屑「語呂が良すぎるもん」

しーぷ「新作の、ただそこにある、期待感?」

星屑「未開封、ただそこにある、期待感!」

しーぷ「ダイスの目、ただそこにある、期待感?」

星屑「振り直し、ただそこにある、期待感!」



☆9問目

星屑「…なんか期待感の川柳になっちゃったけど、」

星屑あいつとは無二の親友だったが、
星屑ホニャララの一件以来、口を利いていない。

わたせか-o-e1-27

星屑ミリ単位の調整か?」
星屑「ミリ単位のこだわりは大切だもんなぁ」

星屑「いや、ダブルクリックか?」
星屑「開けてはいけないファイルを開けてしまったとか」
星屑「考えすぎか」

星屑「そして、時間切れによる罰ゲーム
星屑「そうね、この釈然としない感じはそれっぽいよね」

星屑「これで!」

しーぷ「正解!」

わたせか-o-e1-28
▲正解は「時間切れによる罰ゲーム」。

星屑「問題は、どんな罰ゲームだったかだよね」

しーぷ「そうねぇ、」
しーぷお巡りさんに職務質問された挙句、
しーぷ車の後部座席に満載してるボドゲについて、
しーぷいろいろと突っ込まれる…とか?」

星屑それ、こないだの俺じゃねーか!!

しーぷ「てか、何を聞かれたんだっけ?」

星屑どこでやってんのー?とか、」
星屑何人くらい集まるもんなのー?とか、」
星屑ああ、そんなもんなんだ…とか、」
星屑車上荒らしに気をつけてねー!とか」

しーぷ「マジうける!笑」



☆10問目

しーぷ「で、これが最後の問題なんだけど、」

しーぷ人気バンドのヴォーカルが、
しーぷライブが一番の盛り上がりを見せた時に
しーぷ叫んだ一言-『ホニャララー!最高!』

わたせか-o-e1-29

しーぷ替えのパンツは論外として、」

しーぷ「ヴォーカルなら鏡に映った自分かな…?」
しーぷ「いや、そのナルシズムもそれっぽいんだけど、」
しーぷ「前提がライブだもんなぁ」

しーぷ「ライブで叫ぶとして…、」

しーぷパジャマパーティーー!最高!

しーぷ「あ、こっちだね」

星屑「ファイナルアンサー?」

しーぷ「ファイナルアンサー!」

星屑「残念!!」

わたせか-o-e1-30
▲正解は「スープがよく絡む中太ちぢれ麺」。

しーぷ「え、それだけは無いと思ってた…!」

星屑「なんでだYO!」

しーぷ「福岡育ちの人って、ラーメンは細麺オンリーじゃん?」

星屑「いや、確かに豚骨ラーメンは細麺だけど、」
星屑「他のラーメンは細麺以外でも全然いけるから!!」



☆最終結果

さて、夫婦で世界に挑んだ結果ですが――

わたせか-o-e1-31
▲6勝4敗で、辛うじて勝ち越しとなりました…!

しーぷ「今回も、世界が良い仕事したねー!」

星屑潜水艦。潜水艦がドンピシャすぎてヤバかった!」

しーぷ「あと期待感ね」

星屑「それな!!」

しーぷ「期待感の川柳、詠みやすくて良いよね」

星屑「ボドゲ会、ただそこにある、期待感…!」



★コメント


初対面の自己紹介ゲームとしても、
顔なじみでのコミュニケーションゲームとしても、
深い仲での心理戦ゲームとしても、
とにかく優秀なパーティーゲーム「私の世界の見方」!

あまりにも優秀なので、
卓を立てすぎてしまった結果、

あ、またこのお題カードか
あ、またこの回答カードか

と、ネタ切れを起こしてしまった悲劇のタイトルです。

そんな折に差し出された追加カードは、
まるで砂漠で見つけたオアシスのようで…!

これで、また思う存分、
わたせかを楽しむことができますね♪
( ̄▽ ̄*)

わたせか-o-e1-32

最後に、購入のオススメ度合いですが、

本体の方の「わたせか」の稼動具合によります。

ぼくみたいに、
あちらがネタ切れを起こすくらい回している方には、
ちゃんと価値がある
と思いますし、

逆に、そんなに稼動していないなら、
ぶっちゃけコスパが悪い
といえるでしょう。

本体をお持ちでない方は、
まず本体をある程度プレイしてから、
拡張に手を出すことをオススメします…!



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【2018/10/25 00:01】 | 紹介・開封 【タグ】 私の世界の見方  
|
ボードゲーム
「サグラダ 5~6人用拡張」




★開封

サグラダ-o-ex-01
▲今回はボドゲ仲間に譲ってもらいました!


★箱の外観

サグラダ-o-ex-02
▲箱のオモテ面。基本セットとのサイズ比較。

基本セットがを基調としているのに対して、
拡張の方は黄色を基調としたステンドグラスになっています。

サグラダ-o-ex-03
▲箱のウラ面

ものすごくタテ長ですね!

説明書きには、
最大6人で遊べるようになって、さらに面白くなったサグラダ!
新しいシステムが加わって、大人数でもスピーディーに遊べるよ!
あとカードとか、いろいろ追加されたよ!
(ざっくり訳)
…てなことが書いてあります♪( ̄▽ ̄*)

サグラダ-o-ex-04
スペック

プレイ人数は2人増えての1~6人で、
プレイ時間は変更なしの30~45分
対象年齢13歳~です。

実際のところは、
5人プレイの軽いインスト込みで1時間ちょいってトコでした。

また、
ルールの難易度的には、小学生でもプレイ可能な内容かと思われます。



★箱をオープン!

サグラダ-o-ex-05
▲一発目は安定のルルブ

サグラダ-o-ex-06
▲その下にカード類があって、

サグラダ-o-ex-07
▲おなじみの個人ボードと、

サグラダ-o-ex-08
タイル台紙で以上でした!



★タイル抜き&組み立て!!

サグラダ-o-ex-09
▲それでは、2枚の台紙からタイルを抜いていきましょう!

ポスポスポスポス……

サグラダ-o-ex-10
▲はい、終わり!!

からの、組み立てなんですが――

サグラダ-o-ex-11
▲このダイストレイ曲者で…、

サグラダ-o-ex-12
▲底部のツメが引っ掛かって、
▲側面の最後の1枚がはまらない…!

サグラダ-o-ex-13
▲結局、力技で押し込んで完成さたんですが、
▲その代償としてツメ部分がボロボロに…。

この拡張の、唯一の不満点でした…( ̄▽ ̄;)



★内容物

まぁ気を取り直して、内容物いってみましょう!

サグラダ-o-ex-14
ルールブック(英語・全8ページ)

かなりコンパクトなルルブです。

通常ルールでの5~6人プレイ方法と、
新ルールの詳細に、ほとんどのページが割かれています。

サグラダ-o-ex-15
窓枠プレイヤーボード×2枚

プレイ人数の増加にともなって追加された個人ボードです。

箱のジャケットがそうだったように、
黄色系統のステンドグラスになっていますね。

サグラダ-o-ex-16
スコアマーカー×2枚

得点計算用のマーカーです。

こちらも、ちゃんと2人ぶん追加されました。

サグラダ-o-ex-18
個人ダイスプールボード×6枚

今回の目玉ともいえる新ボードです!
(詳細は後述)

サグラダ-o-ex-17
▲余談なんですが、ダイス穴を抜く前が美しすぎて、
▲穴を開けるのがもったいないくらいでした…( ̄▽ ̄*)

サグラダ-o-ex-19
恩寵トークン×12個
ダイス×5色・各8個

追加2人ぶんのトークンとダイスです。

基本セットと合わせると、
ダイスの数は130個になりました…!

サグラダ-o-ex-20
窓パターンカード×6枚

例によって、窓枠プレイヤーボードに挿し込むカードです。

新たな6枚は、いずれも難易度がに統一されています。

サグラダ-o-ex-21
個人目標カード×6枚

新しい得点方式のカードです。

この6枚だけを使うことも、
基本セットの5枚と混ぜて使うこともできます。

サグラダ-o-ex-22
道具カード×2枚

新登場の個人ダイスプールを絡めた効果のカードです。

基本セットのカードに混ぜて使います。



★どんな拡張?


今回の拡張では、

☆最大プレイ人数が4→6人に増加

☆個人ダイスプール・ルールの導入

☆新カードの追加


という、3つの要素が加わりました。

中でも、個人ダイスプール・ルールは、
1ラウンド内のターン数を半減させて、
プレイ時間の大幅な削減に貢献してくれます!!

そんな個人ダイスプールを中心に、
拡張の内容をチェックしていきましょう!



☆個人ダイスプールとは?

そもそも「サグラダ」は、

サグラダ-o-41
20個のダイス個人ボードを埋めていくゲームですが、

標準ルールでは、

サグラダ-o-ex-41
▲20個のダイスを、
全てドラフトプールから受け取っていました。

これが、
新たに導入された個人ダイスプール・ルールでは、

サグラダ-o-ex-42
▲20個のダイスのうち、
▲半分の10個をドラフトプールから
▲半分の10個を個人ダイスプールから
▲それぞれ受け取ることになります。

その個人ダイスプールですが、
ゲーム開始前の準備段階で、

サグラダ-o-ex-23
▲各プレイヤーごとに、
5色×2個=合計10個のダイスを振り、

サグラダ-o-ex-24
▲出目はそのままに、
個人ダイスプールボードに並べて、
▲おのおのゲームを通して手元に置いておきます。



☆個人ダイスプールなしの場合

個人ダイスプールなしの標準ルールでは、

各プレイヤーは1ラウンド中に、
ドラフトプールから2個のダイスを受け取れます。

(ダイス2個×全10ラウンド=合計20個)

例えば4人プレイの場合の1ラウンドは、

サグラダ-o-ex-25
プレイ人数の2倍1個を足した
▲9個のダイス(※これを"ドラフトプール"といいます)を、

Aさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Bさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Cさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Dさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Dさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Cさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Bさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Aさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。


という流れで回すわけですね。

この方式の最大の難点は、
他のプレイヤーのターン中に、ほぼ何もできないことでした。

なぜなら、

サグラダ-o-ex-43
▲ドラフトプールの中に、もし欲しいダイスがあったとして、

サグラダ-o-ex-44
▲そのダイスを得られる前提で配置を考えても、

サグラダ-o-ex-45
▲お目当てのダイスが他のプレイヤーに取られてしまい、
▲自分のところに回ってこなかったら、

まさに捕らぬタヌキの皮算用…!

ちなみに、わが家の近くにはタヌキが生息しているんですが、
近くで見ると、顔がめちゃくちゃかわいくて癒されます♪( ̄▽ ̄*)

それはさておき、
とにかく自分のところにドラフトプールが回ってこなければ、
配置の考察も、ダイスの選択も始めることができない
ので、
ターンプレイヤー以外はヒマをもてあましてしまうんですね。

そんな状況が、
4人プレイの全10ラウンドで、実に80回も発生してしまう!
(1回1分なら80分で、1回2分なら……)

そりゃあ、テンポが悪くなって、
プレイ時間も長くなるわけです…!



☆個人ダイスプールありの場合

一方、個人ダイスプール・ルールでは、

各プレイヤーは1ラウンド中に、
ドラフトプールからダイス1個と、
個人ダイスプールからダイス1個の、
合計2個のダイスを受け取れます。

(ドラフトダイス1個×1全0ラウンド=合計10個)
(個人ダイス1個×全10ラウンド=合計10個)

よって、ドラフトプールから受け取るダイスが、
1人につき1個になりますので、

例えば4人プレイの1ラウンドでのドラフトプールの個数は、
標準ルールでは9個でしたが、

サグラダ-o-ex-26
▲こちらはプレイ人数1個を足した5個に減少。

そして、各プレイヤーは、

サグラダ-o-ex-27
▲自分のターンにできることが3つになります。

すなわち――

サグラダ-o-ex-28
ドラフトプールからダイスを1個選んで、
▲自分の個人ボードに配置できる。

サグラダ-o-ex-29
個人ダイスプールからダイスを1個選んで、
▲自分の個人ボードに配置できる。

サグラダ-o-ex-30
恩寵トークンを支払って、
▲道具カードを1枚使用できる。

この3つのアクションを、
1つにつき1回までプレイすることができるわけですね。
(※アクションの順番は自由)

流れをまとめると、

Aさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
個人ダイスプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Bさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
個人ダイスプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Cさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
個人ダイスプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Dさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
個人ダイスプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。


標準ルールの流れと比べると、
ずいぶんとスリムになったことが分かります!

特に道具を使う予定がないターンなんかは、

サグラダ-o-ex-46
▲真っ先にドラフトプールのダイスを受け取り、

サグラダ-o-ex-47
ドラフトプールを次のプレイヤーに回してしまって、

サグラダ-o-ex-48
▲あとは、ゆっくりと個人ダイスプールを吟味する…みたいな、

時短プレイングが可能に…!

箱ウラに書いてあった通り、プレイ人数の増加に伴って、
しっかりとスピーディーさも補強してくれています♪( ̄▽ ̄*)



☆追加カード

最後に、
この拡張で追加されたカードについて。

まず、プレイ人数が6人までになったことにより、
新しく6枚の個人目標カードが追加されました!
(基本セットには5枚しかありませんでしたからね)

基本セットの個人目標カードは、
指定されたのダイスの出目の合計が得点となりましたが、

新たに追加された個人目標カードは、
指定されたスペースのダイスの出目の合計が得点となります。

サグラダ-o-ex-31
▲例えば、この個人目標カードだと、
中央の6マスの出目の合計が得点になりますので、
27点ですね。


さらに、
道具カードも2枚追加されました!

こちらは2枚とも、
個人ダイスプール・ルールでのみ使用できます。

サグラダ-o-ex-32
▲No.13「ストリップカッター

効果:
ドラフトの後、ドラフトしたダイスと、
自分の個人ダイスプールにあるダイスを入れ替える。


サグラダ-o-ex-33
ドラフトプールに欲しいダイスが2個ある場合に、
1個はカードの効果で個人ダイスプールに引き入れて
もう1個は普通にドラフトプールから受け取ることで、
▲両方とも取ることができるわけですね。

サグラダ-o-ex-34
▲No.14「鉛桟(なまりさん)ニッパー
(ステンドグラスの技法に"鉛桟技法"というものがあるみたいです)

効果:
個人ダイスプールのダイス最大2個を振り直す。


サグラダ-o-ex-35
▲こちらは、単に個人ダイスプールのリロールができるというもの。
▲運次第にはなりますが、うまくいけば活路が開けるかもしれません。

なお、個人ダイスプール・ルールの際、

サグラダ-o-ex-49
▲No.7「ガラスハンマー
▲No.8「ランニングプライヤー
▲の2枚は使用しないとのことです。



★コメント


あの「サグラダ」が6人でプレイできる!!

と聞いて、まず頭をよぎったのは、
プレイ時間がえらいことになるんじゃね…?
という不安でした。

なにせ、一つの配置ミスが命取りになるゲームですので、
どうしても慎重になりすぎて長考が多くなってしまう。

それに加えて、
自分のターンが回ってこないことには始まらないシステムですので、
ターン外で時間を短縮する手段がない。

それでは、せっかくの多人数プレイも…と思いきや、
そんな不安は新システムが吹き飛ばしてくれました!

さっそく、個人ダイスプールを導入して、
5人で遊んでみましたが、

いやぁ、テンポ良好ですよ!!

標準ルールでプレイしたら2時間はかかりそうなところが、
インストを入れても1時間そこいらで終わってしまいました…!


ただ、そんなスピードスターの個人ダイスプールにも、
一つだけ気になる点があって――

それは、
"見なければならない場所が2ヵ所になった"ということです。

標準ルールの感覚でプレイしていると、
ついついドラフトプールにばかり意識が向いてしまって…、

サグラダ-o-ex-40
▲あ、この個人ダイスプールのダイス、
▲1個は絶対に置くことができない…!

と、いうようなことが起こり得ます。

これがボードゲームに慣れているプレイヤーなら、
ついうっかり…で済まされる話なんですが、

問題は初心者です。

私の妻しーぷは常々、

初心者にオススメするボードゲームの第一条件は、
 "見なければならない場所が少ない"こと


と申しておりますが、
ドラフトプールに加えての個人ダイスプールということで、
まさに見なければならない場所が2倍になっているんですね。

これが初心者には、ややこしく感じてしまうかもしれません。

そういうわけで、初心者と卓を囲む場合は、
そこら辺も踏まえた上で新ルールの採用を考えた方がいいかなと、
星屑、ふと思いました。


とはいえ、ですよ。

5人とか6人とかで何かできるゲームは…と、
探しまわる姿が散見されるボードゲーム会において、
サグラダが5~6人でプレイできるのは本当にありがたいです!

しかもですね、
こちらは隠し要素的な感じなんですが、
拡張の内容物は、まるまる全部、基本セットの箱に納まります!!

サグラダ-o-ex-36
窓パターンカードを全て入れて、

サグラダ-o-ex-37
▲その上に6枚の個人ダイスプールボードを置いて、

サグラダ-o-ex-38
▲さらに6枚の窓枠プレイヤーボードを置いて、

サグラダ-o-ex-39
▲はい、オールインです!

基本セットの箱って、
やけにスペースに余裕があるなぁと思っていたら、
拡張が入ること前提で作られていたんですね…!

おかげで拡張の箱を持ち歩かずに済みます!

この親切設計には感動すら覚えてしまいました♪( ̄▽ ̄*)

サグラダ-o-ex-50

最後に、購入のオススメ度合いですが、

基本セットを持っているならば、
拡張を購入して損はないと思います!


最初から盤面の半分を予見できる上に、
展開をスピーディーにしてくれる新システムは優秀
ですし、

プレイ人数の増加も無理がありません

ただ、価格だけがネックで…、

いま現在(2018.10)のamazon4,800円の値がついていますが、
この金額では、ちょっとオススメしづらいですね…( ̄▽ ̄;)



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【2018/10/24 00:01】 | 紹介・開封 【タグ】 サグラダ  
|
ボードゲーム
「スプリングメドウ」




★開封

春の草原-o-01
▲今回は駿河屋さんでポチりました!


★箱の外観

春の草原-o-02
▲箱のオモテ面。ボールペンとのサイズ比較。

無骨な岩肌鮮やかな赤のチェックが印象的なジャケットですね。
そして、手にしてみると思ったよりも重くてズシッときます…!

春の草原-o-03
▲前々作「コテージガーデン」とのサイズ比較。

同じシリーズなだけあって、表面積が全く同じです。
厚みについては、今作の方が4割くらい厚くなっています。

春の草原-o-04
▲箱のウラ面

ゲーム内容が4つのステップで説明されていますね。

春の草原-o-05
スペック

プレイ人数1~4人で、
プレイ時間1人につき15分
対象年齢10歳~となっています。

なお、1人プレイはスコアアタック形式です。



★箱をオープン!

春の草原-o-06
▲一発目はルルブ

春の草原-o-07
▲その下にシートがあって、

春の草原-o-08
▲ここにゲームボード

春の草原-o-09
▲さらにゲームボードタイル台紙があって、
▲内容物は以上です!

春の草原-o-10
▲ちなみに、ゲームボードタイル台紙だけで、
▲箱の実に半分近くを占めていました…!



★タイル抜き!

春の草原-o-11
▲それでは、8枚の台紙からタイルを抜いていきましょう!

これは骨が折れそうですが…( ̄▽ ̄;)

よーいドン! チッチッチッチッ……(←時計の音)

春の草原-o-12
星屑タイムはご覧の通り。

抜いたあと、種類ごとに並べてみた画像が――

春の草原-o-13
▲こちらです!

検品写真映えのためにタイルを並べ始めたんですが、
あまりにも数が多くて、途中で後悔してしまいました!笑

そういえば、8枚のタイル台紙のナンバーリングが、
11
…となっていて、一抹の不安を覚えたんですが、
照らし合わせてみた結果、欠品とかはなかったですね。
(4とか6とかの台紙は元から無いのかな…?)

たいへんさ:苦■□□楽

ぬきやすさ
:難□□■易



★内容物

春の草原-o-14
ルールブック(日本語・全12ページ)

これまた、かわいらしい表紙のルルブですね!

親切な構成と、わかりやすい図解で、
とても読みやすいものになっています。

春の草原-o-16
山地ボード×4枚

各プレイヤーが1枚ずつ受け取る個人ボードです。

本来は全面が美しい緑の草原のはずなんですが、
いまは、まだ白い雪に埋もれてしまっています…!

春の草原-o-17
ハイキング地図ボード×1枚

テーブルの中央に広げる共用ボードです。

25マスある正方形のスペースに草原タイルを並べて、
各プレイヤーは、それを1枚ずつ受け取っていきます。

春の草原-o-15
パズルタイルリスト×1枚

全172枚のパズルタイルが網羅されているシートです。

両面印刷になっていて、ウラ面にもリストが続いています。

春の草原-o-18
草原タイル×100枚

山地ボードの雪を消していくタイルです。

サイズは2マスから、その3倍の6マスまであって、
さらに、同じカタチでも穴の位置が違ったりします。

春の草原-o-19
岩タイル×72枚

草原タイルに空いている穴をタテヨコで隣接させた際に、
追加で即座に自分のボードへ配置するタイルです。

サイズは1~4マスで、
つなげた穴の数-1or-2の岩タイルを受け取ります。

例えば、つなげた穴の数が4ならば、
3マスか2マスの岩タイルを受け取るというわけですね。

春の草原-o-20
マーモット×25枚

草原の住人「マーモット」のチップです。

ゲーム中、巣穴から愛らしい顔を覗かせることがあります。

春の草原-o-21
ハイキングバッジ/食料タイル×5枚

両面印刷になっていて、
片面がバッジ、もう片面が食料のタイルです。

ゲーム中に何度か発生する得点計算で、
トップになるたびに1枚受け取り、
これを2枚集めたプレイヤーが勝者となります!

春の草原-o-22
コンパス×1個

草原タイルの配置を試してみる際、
代わりに地図ボードに置いておくものです。

春の草原-o-23
道標×1個

地図ボードの外周を時計回りに動いて、
各プレイヤーが受け取れる草原タイルを示します。



★どんなゲーム?


スプリングメドウ」は、
雪に埋もれた山地を、春の草原に塗り替えていく、
テトリス風のパズルゲームです!

かなりお手軽な部類のシステムになっていますので、
ちょいと駆け足でゲーム内容を見ていきましょうかね。



☆ゲームの準備

とにかくセットアップが早いのが、
このゲームの美点の一つで…、

春の草原-o-24
▲100枚の草原タイルを、ざららーっと箱に出して、

春の草原-o-25
▲そこから25枚をテキトーに取り出して、
▲これまた地図ボードにテキトーに整列させたら、

もう準備完了!
いつでも行けます!!

あ、
手番順によって有利不利解消の岩タイルを配置できるので、
それだけ忘れないようにしないといけません。



☆ゲームの流れ

自分の番が回ってきたら、

春の草原-o-26
道標がある列の中から、
▲好きな草原タイル1枚を選んで受け取って、

春の草原-o-27
▲自分の山地ボードに置きます。

春の草原-o-28
▲その後、道標時計回りに1歩進めましょう。
▲次のプレイヤーは、隣の列から草原タイルを取ることになります。

…と、これをひたすら繰り返していくだけです!



☆草原タイルの置き方

草原タイルは、
自分の山地ボードのどこにでも置くことができます!!
(タイル同士をつなげないといけない…とかも無し)

さらに、タイルの向き裏表に関しても自由!

ただし、一つだけ守らないといけないルールがあるんです。

それが――

春の草原-o-29
▲この、マーモットの"巣穴"。

春の草原-o-30
巣穴をタイルで塞いでしまってはいけません!

巣穴で冬眠しているマーモットに怒られてしまいます…!

ただし――

春の草原-o-31
草原タイルに穴が開いている場合
その穴を巣穴に被せるのはOKです!

それどころか――

春の草原-o-32
▲タイルの穴を被せた巣穴は、
▲"開放されている巣穴"と呼ばれ、
▲得点計算で1穴につき1点になります!

さらに、開放されている巣穴があれば――

春の草原-o-33
▲本来は不可能なはずの、
巣穴を塞ぐようなタイル配置ができるようになるんです…!

ただし――

春の草原-o-34
塞いでしまった巣穴1つにつき、
開放されている巣穴1つにマーモットを置かなければなりません。

マーモットを置くと、
その穴は、もはや開放されている巣穴ではなくなり、
得点計算時に1点としてカウントできなくなってしまいます。
(加えて、岩タイル獲得の穴としてもカウントできない)

ご利用は計画的にってヤツです!



☆得点計算

みんなが地図ボードから草原タイルを取っていくと、
当然ながら草原タイルの数は減っていきますよね。

そうして――

春の草原-o-35
▲誰かのターンの開始時に、
▲そのプレイヤーの列の草原タイルが1枚以下になっていたら、
▲割り込みで全員の得点計算が発生します!

各プレイヤーの得点計算は、

・下から完全に埋められたヨコ列のマス数×1点

・その上の1列の埋められたマス数×1点

・"開放されている巣穴"の数×1点

・得点計算時のターンプレイヤーは+2点

…以上の合計です。

なんだかややこしそうですが、
要はテトリスみたいに下から埋めていけ!ということなんですね。

春の草原-o-42
▲さっそく、この盤面を例に得点計算をしてみましょう。

前提として、ヨコ1列は10マスになっています。

春の草原-o-36
▲まず、下から2列が完全に埋まっていますので、
下から完全に埋められたヨコ列のマス数は20マス→20点

春の草原-o-43
▲次に、その上の1列は6マス埋まっていますので、
その上の1列の埋まっているマス数は6マス→6点

春の草原-o-37
▲さらに4つの巣穴が開放されていますので、
"開放されている巣穴"の数は4→4点

20+6+4=30点となります。

もし、この得点計算が発生したときに、
自分がターンプレイヤーだったら、これに+2点です。
(ターンプレイヤーはタイル配置直前に得点計算となるので)

得点計算の結果、トップだったプレイヤーは――

春の草原-o-44
ハイキングバッジをゲットだぜ!(ピッピカチュウ!!)

誰か1人がバッジを2つ受け取ったら、
そこでゲームは即座に終わり、
そのプレイヤーが勝者となります。

つまり、早ければ2回目の得点計算まで、
遅くとも5回目の得点計算まで(4人プレイ時)で、
ゲームは終了するということですね。

誰も2つ目のバッジを受け取っておらず、
ゲームが終わらなかった場合は――

春の草原-o-45
▲山地ボードに草原タイルを補充して、
そのままゲームを続けます



最後に、他の得点計算の例も見ておきましょう。

春の草原-o-38
▲この盤面だと、下から5列が完全に埋まっていて50点で、
▲その上の列は6マス埋まりで6点と(※巣穴は埋まっている扱い)、
▲さらに開放されている穴が4つ4点の、合計60点です。

春の草原-o-39
▲こちらは最下段すら完全に埋まっていないので、
▲最下段の7マスと、開放されている穴が3つの合計10点

春の草原-o-40
▲最後の最後は極端な例にしてみました。
▲最下段が1マスしか埋まっていないので1点のみと、
▲開放されている5つの穴を合わせて6点になります。

テトリス風のパズルゲームと書いたとおり、
とにかく下からの地道な積み重ねが大事です!



★コメント


星屑「もうすぐ春が~♪」
星屑「ペンキを肩に~♪」

星屑「お花畑の~♪」
星屑「中を♪」
星屑「散歩に~♪」
星屑「くるよ♪」

しーぷ「吉田拓郎だっけ?」

星屑「うん」
星屑「拓郎の"結婚しようよ"やね」

しーぷ「でも私たち、もう結婚してるじゃん」

星屑「それな!」


はい、というわけで、
まるで白い壁に緑のペンキを塗りたくるかのように、
雪の盤面春の草原に染め上げていくゲーム「スプリングメドウ」!

あの庭いじりゲーム「コテージガーデン」の系譜で、
パズル三部作のトリを飾っているだけあって、
もう磨きに磨かれ尽くされた感があります…!

これは本当に良いものだよ!!!

…なんて申しておりますが、
実は私星屑、この作品の発売を見逃していました。

先日のウチのボードゲーム会でですね、
ウヴェさん作品をこよなく愛するヤマシタさんという方に、
コテージガーデンの続々編が出たよ!と教えてもらいまして。

それなら、せっかくなので1ゲーム…という流れで、
その場でスプリングメドウをプレイさせてもらった結果――

春の草原-o-99

いや、もう、どハマりですよ!

1ゲームと言わず2ゲームやりましたし!!
(ウチの会は、あまり同じゲームを続けない傾向)

なんなら、
卓が立っていない間も星屑一人で、
さながらポテチでもむさぼるかのように、
箱の中から無造作に草原タイルを取っては、
意味もなく山地ボードに置き、山地ボードに置き…。

なんか取り憑かれたみたいになっちゃって、
その場でポチるのを忘れていたほどでした…!( ̄▽ ̄ )


さて、その内容なんですが、
まずテーマからして素敵ですよね。

雪解け春の到来

いま現在の季節は思いっきりなんですけど、
そんなことは関係なく、なんだかウキウキさせてくれます。

そして、下から盤面を埋めていくという、
文字通り方向性が決まっていて、わかりやすいパズル。

そこに申し訳程度に添えられた、
マーモットの巣穴とかいうスパイス。

以上。終わり。

こういうのなんですよ。
こういうシンプルなのがマジで欲しかった!!


前々作の「コテージガーデン」は、
ぶっちゃけ、最終ラウンドの流れがピンときませんでした。



盤面の狭さによるテンポの軽さとか、
わんこそばみたいに盤面がおかわりされるシステムとか、
花タイルとか手押し車とか猫とかは素晴らしかったんですが、
最後の〆がストンと落ちてこなかった。
あと、ついでに得点まわりもピンとこなかった。

結果、どうしてもそこら辺が引っ掛かって、
箱を開ける頻度が減ってしまったんですね。

その点、
スプリングメドウは、そういった違和感もストレスもない!

もちろん、あちらにはあちらの良さがありますが、
三部作の1作目のコテージガーデンから、
三部作の3作目のスプリングメドウへかけて、
ずいぶんと洗練されたように思います…!


もう1作品。
パズル系といえばの「クマ牧場」。



クマ牧場は良質なパズルゲームです!

自分だけのクマ牧場をつくるワクワク感と、
隅から隅まで計算され尽くされているような、
完璧とすら言えそうなゲームバランス。
その結果の高い収束性。

安心して初心者にオススメできます♪

ただ、あまりにも収束性が高すぎた結果――

201708まとめ-25
▲とあるボドゲ合宿のとき、
▲4人プレイで4人とも4スペースをパーフェクトという、
▲これ以上にない結果が出ちゃったんです。

完成度が高すぎて、天井が近いといいますか。
なんてか、根っからの優等生ゲームなんですね。

その点、スプリングメドウは、
見た目こそ優等生なんだけど心に何かを抱えているといいますか。
 
春の草原-o-46
▲なんたって、こんな形状のタイルのオンパレード…。

コテージガーデンのときから思っていましたが、
いくらなんでも、ひねくれすぎでしょう…!

おかげで、毎回のプレイ結果にブレが出やすいです。

サイズの大きなタイルを取れば、広く盤面を埋められるけれど、
タイルの形状にクセがあるから、なかなか都合よくいかない…。

で、そこも美点なんですね。

ゲームのセットアップがあっという間なのも手伝って、
何度でも、より良い結果を求めてトライしたくなります!!

春の草原-o-98
▲なかなか78点の壁を破れない星屑の図。


パズル系に関しては、
初心者卓にクマ牧場で、
通常卓にはスプリングメドウ。
インスタ映え卓にはコテージガーデン。
…みたいな住み分けに、ウチのボドゲ会ではなりそうです!


春の草原-o-41

ちなみに、
ウヴェさん作品が大好きなヤマシタさんいわく、
パズル三部作を順番にやっていくと、
よくぞ、ここまで…!
とシステムの変化に感動すら覚えるらしくて。

もし興味があって、
三作品を集合させられる方がいらっしゃいましたら、
ぜひぜひ試してみてください♪( ̄▽ ̄*)



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【2018/10/21 00:01】 | 紹介・開封 【タグ】 スプリングメドウ  
|
ボードゲーム
「遥かなる喜望峰」




★開封

喜望峰-o-01
▲今回は駿河屋さんでポチりました!


★箱の外観

喜望峰-o-02
▲箱のオモテ面。ボールペンとのサイズ比較。

思っていたより、だいぶコンパクトな箱でした。
そのジャケットは大きな港に所狭しと帆船が並ぶ美麗なイラストです!

喜望峰-o-03
▲箱のウラ面

七つの海を股にかける商人となり、
世界中の港で売買し、投資するという壮大なテーマ…!

拡張ルールが込み込みの決定版っていうのが嬉しいですね♪

喜望峰-o-04
スペック

プレイ人数2~5人で、
プレイ時間人数×10分
対象年齢10歳~となっています。

なお、2人プレイのときに限り、
専用ルールを使うスタイルのようです。



★箱をオープン!

喜望峰-o-05
▲一発目はルルブ

喜望峰-o-06
▲その下にコマ類があって、

喜望峰-o-07
カード類船コマ

喜望峰-o-08
▲最後についたてタイル台紙で、
▲内容物は以上でした!



★タイル抜き!

喜望峰-o-09
▲それでは、2枚の台紙からタイルを抜いていきましょう!

よーいドン! チッチッチッチッ……(←時計の音)

喜望峰-o-10
▲はい、完了…!

喜望峰-o-11
星屑タイムはご覧の通りです。参考までに。

たいへんさ:苦□□■楽

ぬきやすさ
:難□□■易



★内容物

喜望峰-o-12
ルールブック(日本語・全24ページ)

全てのページのうち、半分が基本ルールに割かれていて、
残りが拡張ルールカードリストという構成です。

ページ数こそ多めですが、そのぶん図解も多く、
1ページあたりの文字数が少なくて読みやすくなっています♪

喜望峰-o-13
ついたて×5色・各1枚

各プレイヤーが、貨幣や資源を隠すためのついたてです。

内側は簡単なサマリーになっています。

喜望峰-o-14
船コマ×6色・各1個

プレイヤーたちが乗り込んで、
世界の港を渡ることになる帆船です。

黒い船は"海賊船"で、拡張ルールでのみ使います。

※一部の船コマは、船底にバリが残っていましたが、
 ヤスリでこすると楽に削ぎ落とすことができました。

喜望峰-o-15
▲手近にあったツメキリの裏を使用。


喜望峰-o-16
投資チップ×5色・各8個

各プレイヤーが、港への投資に使うチップです。

投資をすることで、その港からの収入が増え、
さらに勝利点の獲得を狙うことができます。

喜望峰-o-17
資源トークン×75個

左から果物香辛料黄金を表すトークンです。

貨幣とともに投資などのコストとして使用します。

喜望峰-o-18
貨幣チップ×40枚
勝利点チップ×28枚

ゲーム中に得られるチップ類です。

勝利点が全てというシステムのゲームですので、
ゲーム終了時に残った貨幣や資源はムダになってしまいます。
(※ムダにならない拡張ルールも収録)

喜望峰-o-19
スタートプレイヤーマーカー×1個

ゲーム開始時に"最近船に乗った人"が受け取るマーカーです。

受け取った人が、ゲーム中ずっと保持しておいて、
誰からスタートしたかを示します。

喜望峰-o-20
▲最後にカード類

喜望峰-o-21
母港カード×3枚

テーブルのド真ん中に配置するカードです。

ゲーム開始時、全ての船はここから出航して、
ゲーム中にも立ち寄る場所となります。

喜望峰-o-22
港カード×22枚

母港をぐるりと囲むように配置するカードです。

資源や貨幣を産出する生産港と、
資源や貨幣をトレードする交易港と、
資源や貨幣と引き換えに勝利点を得られる影響港の、
全3種類の港があります。

22枚のうち、1ゲームで使う港カードは7枚。
それも、配置される位置がランダムですので、
かなりリプレイ性が高くなっていますね♪( ̄▽ ̄*)

喜望峰-o-23
港カード(追加ルール)×2枚

【追加ルール】を導入する際に、盤面に加える港カードです。

収入で得られる資源が変動する生産港の長崎と、
海賊船を移動させることで他の港をふさいでしまう海賊島の、
合計2種類の港があります。

喜望峰-o-24
契約カード×15枚

【追加ルール:契約】を導入する際に使用するカードです。

母港への移動時、母港の収入を獲得する代わりに、
提示された条件を満たすことで勝利点などを得られます。

喜望峰-o-25
書簡カード×9枚

【追加ルール:書簡】を導入する際に使用するカードです。

ゲーム終了時、勝利点の計算での加点要素が増えます。



★どんなゲーム?


遥かなる喜望峰」は、
港をぐるぐる回りながら取り引きを繰り返すゲームです!

喜望峰-o-26
▲こんな感じで並べられた港を帆船で巡っていき…、

喜望峰-o-27
生産港で各種資源や、

喜望峰-o-28
貨幣といった収入を得て、

喜望峰-o-29
▲それらを交易港でトレードし、

喜望峰-o-30
▲肩入れしたい港に投資しましょう!

喜望峰-o-31
▲寄航した際に得られる収入は、

喜望峰-o-32
▲投資を行うごとに増えていき、

喜望峰-o-33
▲さらに、各港で投資数の多いプレイヤーは、
▲ゲーム終了時に勝利点を得られます…!

喜望峰-o-34
▲これに、影響港で得られる勝利点も加えて、

誰かが8投資を終えたラウンドの終了時、
いちばん勝利点を稼いだプレイヤーが勝者です!



★コメント


星屑の両親は、海外旅行が趣味ということで、
喜望峰なんて聞くと、それはもう目をキラキラと輝かせて、
それこそ遥かなる喜望峰に思いを馳せちゃったりするんですが、
星屑自身は、根っからのインドア派ということで、
喜望峰に特に思い入れはなく、この作品はスルーしていました。

ところが、ウチのボードゲーム会にて、
がろうさんという方が良ゲーだと大絶賛されていて、
折りしも、のぶさんという方が実物を持ち込んでくれたので、
せっかくだからとプレイさせてもらった結果――

はい、プレイ中にポチっちゃう、いつものパターン発動です…!

遊んでみて、めっちゃ気に入っちゃいました!!

このゲーム、やることについては、
投資したい港のコストとなる資源や貨幣を求めて、
円形に並べられた港をぐるぐると回るだけ
なんですが――

喜望峰-o-97
狙いが他の人と重なってしまうと、

船が大渋滞して余計なコストがかかったり、
投資数の首位争いが激化してしまったりして、
非常に美味しくない状況に陥ってしまいます…!

だからといって、
"ぼくの考えた最強ルート"をやすやすと明け渡すわけにもいかず、
しかし次善のプランを考えておかないわけにもいかず、
そうこうしている内に、
ノーマークの港も押さえられ始めちゃって……

てな感じで、もう本当に考えどころが多くて
それが面白いんです…!( ̄▽ ̄;)

ちなみに、
この"混み具合"はプレイ人数によって違いがあり、

とにかく出し抜くのに骨が折れる5人プレイから、

喜望峰-o-99
漁夫の利が発生しやすい3人プレイに、

喜望峰-o-98
よくバランスの取られている4人プレイと、

どの人数にも色があって、
それぞれ違ったプレイ感覚を楽しむことができます!

盤面はゲームごとに大きく変わりますし、
さらに追加ルールも全部盛り!!


もう、ずっと遊んでいられますね♪( ̄▽ ̄*)

そんなわけで「喜望峰」は、
当然のようにウチのボドゲ会の流行になりました!

喜望峰-o-35

安めの価格に、コンパクトな箱。
そしてシンプルなルールからの盛りだくさんの内容。

やりたいことは多いけれど、
ゲームは容赦なく進んでいって
あっという間に終わってしまう…!

直接的な妨害要素は薄いけれど、
プレイヤーたちの思惑が絡み合い
結果として自分の思い通りになりにくい…!

それでも、なんとか船と船の間をぬって、
お目当ての港を手中に収めると心の底から気持ちいい♪


そんなゲームです!( ̄▽ ̄*)



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【2018/10/18 00:01】 | 紹介・開封 【タグ】 遥かなる喜望峰  
|
ボードゲーム
「マス目野球エキサイトNeo」




マス目-r-01-01

★身内ルール紹介


前回の記事にて、
その面白さと奥深さをお伝えした「マス目野球」ですが、
最近は、内輪で独自のルールを用いて遊ぶことがあります。

というのも、

もっともっと駆け引きを楽しみたい!

2人だけでなく4人でも楽しみたい!

…との要望が出て、
そのための追加ルールを設けてみた次第でして。

元々が完成度の超高いゲームですので、
ともすれば蛇足になるやもしれませんが…( ̄▽ ̄;)

星屑としては、とても気に入っているルールですので、
ちょっと紹介させてもらいたいと思います!


さて、その追加ルールですが、
2つの要望に対して1つずつのルールがあります。

・もっともっと駆け引きを楽しみたい!
"タイブレーク"ルール

・2人だけでなく4人でも楽しみたい!
"バッテリー"ルール

それぞれ見ていきましょう!!



★"タイブレーク"ルール

①試合は0対0の延長11回からスタート

②背番号1のエースは降板している(登板できない)

③毎回ノーアウトでランナー1,2塁からプレイ


この「マス目野球」の美点の一つは、
簡単にランナーが塁に出ないことです。

バットをボールに当てるだけで、ひと苦労。
やっと当てたと思っても、なかなかヒットにならない。

それは、リアルの野球のままならなさをよく表していて、
おかげで1点がズシリと重いゲーム展開を味わうことができます。

一方で、バントや盗塁などが思いのままにできて、
塁上のランナーをめぐる駆け引きを楽しめるのも、
また「マス目野球」の大きな美点なのですが、

なにせ簡単にランナーが出ないので、
なかなか小技を使う機会に恵まれません。

そこで、
短時間での駆け引き勝負に特化してみようというのが、
この"タイブレーク"ルールです!


①試合は延長11回オモテから始まります。

マス目-r-01-02

早ければ1イニングで決着がつくということで、
延長戦という設定にしました。

また、スコアボードの都合上、
延長10回ではなく11回からとしています。


②背番号1のエースは登板させられません。

マス目-r-01-03

エースは先発して10回を投げぬいたという設定です。

背番号2ケタのピッチャーを登板させてください

さらに、お互いの同意の上で、
残りのピッチャーが2人しかいない!
…なんていう台所事情にするものいいでしょう。


③各回は無死1,2塁からスタートです。

マス目-r-01-04
▲延長11回の攻撃ですが、
▲まず、打順を通常通り自由に決めたあと、

マス目-r-01-05
8番バッターを2塁へ
9番バーターを1塁へ
▲それぞれ置きます。

マス目-r-01-06
アウトカウントは無し

マス目-r-01-07
▲こうして、
ノーアウトでランナー1,2塁からプレイボールです!

つづく延長12回以降は、
先頭打者の手前2人を塁に置いてください。

例えば、先頭が2番打者であれば、
9番打者が2塁で、1番打者が1塁ということになりますね。



さて、これで試合を始めると、
いきなり打者はバントかヒッティングかという2択を迫られます!

延長戦なので、なにがなんでも1点は欲しい。
しかしながら、バントを大失敗すると2死2塁になってしまう。
かといってヒッティングも簡単ではないし…。

そして、悩ましいのはピッチャーも同じで、
バントを警戒するとなると低めに投げにくいですが、
高めに投げた球を狙い打たれたら取り返しがつきません…!


加えて、延長戦を前提とすると、
打順の考え方も通常とは変わってきます。

初期配置の8番と9番に足の速い選手を置いて、
1番から強打者をズラリと並べてみるとか、

延長12回に突入すること前提で、
4番前後に足の速い選手をもってくるとか、

新たな試行錯誤が生まれるわけです!


短時間で高濃度の駆け引きを味わうのには、
この"タイブレーク"ルールが役に立ちます…!



★"バッテリー"ルール

・2人vs2人のチーム戦

・攻撃側は1人がバッターで1人がランナー

・守備側は1人がピッチャーで1人がキャッチャー


せっかくの「マス目野球」を、
2人だけでやらせておくのはもったいない!!

せめて4人でプレイできれば…( ̄▽ ̄ )

ということで考えてみたのが、
こちら"バッテリー"ルールです!

内容は、いたってシンプルで、
1チーム2人で役割分担をするというもの。


攻撃側は、
1人がバッター役で、もう1人がランナー役をやります。


バッター役は、ただただ打つだけ。

ランナー役は、進塁の判断や盗塁を担当します。

チャレンジプレーのするしないを決めるのも、
配球勝負中に「盗塁」と宣告するのも、
ランナー役の仕事です。

この分担制により、
思わぬヒットエンドランが成功したり、
あるいは三振ゲッツーなんてことも起こりえます…!


守備側は、
1人がピッチャー役で、もう1人がキャッチャー役をやります。

配球勝負で、
まずキャッチャー役が球種を決めて、
球種カードをピッチャー役に見せてから、
球種カード置きへ伏せて置きます。

ピッチャー役は球種を念頭に、
配球勝負マスにボール駒を置きます。

つまり、キャッチャー役が球種を決めて
ピッチャー役がコースを決める
わけですね。

マス目-r-01-34

この"バッテリー"ルールを導入すると、どうなるか…?

先日の印象的なリプレイで振り返ってみたいと思います!



対戦カードは、私星屑&妻しーぷの「タテジマ・エキサイト」と、
ゲーム仲間の飛熊(ひゆう)ハルキの「サムライ17・エキサイト」。

試合は5回を終わって2対1とタテジマがリードしていましたが、
6回オモテにタテジマ2番手ピッチャーがつかまってしまいます

マス目-r-01-08
▲2アウトながら、ランナー1,3塁。

マス目-r-01-10
▲ここで打席には、
相手チーム1の右の長距離砲…!

マス目-r-01-09
▲さて、タテジマのリアル夫婦バッテリーは、
▲このピンチを切り抜けられるでしょうか…?

なお、
キャッチャー役(=球種を決める)を星屑が、
ピッチャー役(=コースを決める)をしーぷが、
それぞれ務めています!


☆第1球

星屑「(とりあえず、)」
星屑「(簡単にストライクをとりにいくのは危ないので…)」

マス目-r-01-11
星屑ツーシームを要求。
※ピッチャーは左投げ

マス目-r-01-12

星屑「(ボール球になっていいから、)」
星屑「(苦手の外角に逃げていく感じで!)」

しーぷ「……」コクッ


そして、しーぷがおもむろに投じたコースは――

マス目-r-01-13

星屑「(うわっ!)」

飛熊(バッター)「では、バットはこちらに…」

マス目-r-01-14

星屑うわっ!!!


ここからボールはストライクゾーンに入ってきて、

マス目-r-01-15
▲バットのニアスポットで捉えられてしまいました!

その打球の勢いは、

マス目-r-01-18
▲サイコロで+3

マス目-r-01-17
▲バッティングアドヴァンテージで+3

マス目-r-01-16
▲コースアドヴァンテージで+1

3+3+1=7

打球の行方は――

マス目-r-01-19
大ファール!

星屑「タ、タイム!」

ハルキ(走者審判)「ターイム!!」

しーぷ「ふー、大きな当たりだったねぇ」

星屑「さっきコクッてうなずいたの、」
星屑「外角に逃がせって理解したんやなかったと!?」

しーぷ「いや、初球から攻めていけのシュートかと思って」

星屑「どんだけ強気なんかちゃ…( ̄▽ ̄;)」

しーぷ「大丈夫だってば」
しーぷ「あのコースは打ってもファールにしかならないから!」

星屑「なにそのドカベンに出てきそうなセリフ」
星屑「俺も言ってみたい…( ̄▽ ̄*)」

ハルキ「というか、バットを1マス右に出してたら、」
ハルキ「仮にストレートが来ても当てられてたんじゃ…?」

飛熊「もし、そうしてたら、」
飛熊「確かにシュートにもストレートにも対応できたけど、」
飛熊「今の打球はジャストミートになって、」
飛熊「結果はセンターフライだったよ」

ハルキ「うわ、ほんとだ…!」

飛熊「当たり所に救われたね…」

ジャストミート深いセンターフライ


☆第2球

星屑「(なんとか命拾いしたけど、)」
星屑「(これ以上、甘い球はやれんな…!)」

マス目-r-01-20
星屑チェンジアップを要求。

マス目-r-01-21

星屑「(今度こそ!)」
星屑「(今度こそ外してね!!)」

しーぷ「……」コクッ


そして、しーぷがおもむろに投じたコースは――

マス目-r-01-22

星屑「(うわっ!)」

飛熊「これはカーブ…いや、チェンジアップ一択でしょう!

マス目-r-01-23

星屑ぎゃあ!!!


ここからボールはアウトローに落ちてきて、

マス目-r-01-24
▲バットのアッパースポットで捉えられてしまいました!

その打球の勢いは、

マス目-r-01-27
▲サイコロで+4

マス目-r-01-26
▲バッティングアドヴァンテージで+3

マス目-r-01-25
▲コースアドヴァンテージで+0

4+3+0=7

打球の行方は――

マス目-r-01-28
▲これまた大ファール!!

星屑「タ、タイム!」

ハルキ「ターイム!!」

しーぷ「完全にバレテーラだったねぇ」

星屑「やけん、なんでボール球を使わんとよ…!」

しーぷ「気持ちよくストライクを先行させたくて、つい!」

星屑「なにそのピッチャーっぽい理由」
星屑「ちょっと納得しちゃったよ!」

しーぷ「だから大丈夫だってば」
しーぷ「フェアゾーンにさえ落ちなきゃこっちの勝ちだから」


☆第3球

星屑「(フェアゾーンに落ちなきゃ、か)」
星屑「(当たり前だけど、その通りかもしれんね)」

マス目-r-01-29
星屑スライダーを要求。

マス目-r-01-30

星屑「(ツーナッシングだし、)」
星屑「(遊び球があってもいいと思うけど、)」
星屑「(しーぷはどこに放ってくるんだろう…?)」


はたして、しーぷが投じたコースは――

マス目-r-01-31

星屑「(3球勝負か!)」

飛熊「ここまでの投球と会話を布石と考えれば、」
飛熊「ここでこそ外してくるはず…!」

星屑「(お?)」

飛熊「これは外へ逃げるツーシームか、」
飛熊「チェンジアップのどちらかでしょう!」

飛熊見送りで!!

しーぷ「やたっ♪」

星屑「よっしゃ!」

飛熊「え?」

マス目-r-01-32

しーぷヽ(≧∀≦) |ズ|バ|ッ|と|三|振|毎|度|あ|り|っ|!|(≧∀≦)ノ

飛熊「わ、マジですか!?」

ハルキ「まさかのド真ん中…」

星屑「見逃し三振…!」

しーぷやったね!

星屑うん!
星屑ナイスピッチ!!

マス目-r-01-33
▲終わってみれば三球三振の二者残塁で、
▲6回オモテのスコアボードに0を刻みました!



この試合、
中盤まではしーぷの投球にハラハラしていたんですが、
だんだんと、それも含めての面白みに気付き始めました。

しーぷには、ぼくにはとれない三振がとれる…!

1人でやれば早い話を、
わざわざ不自由な分業制にすることで、
自分には見られないはずの世界が見られるんですね。

もちろん、それが裏目に出てしまうことも多いですが、
バッテリーの2視点で楽しむ野球というのは、
とても味があるものだと感じました。

なにより、一つ一つの結果を分かち合えるチーム戦というのは、
対応人数が倍になること以上の意味があるように思えます!

マス目-r-01-35

ピタリと息を合わせていくのもよし。
合わない息を面白がるのもよし。


ままならない"バッテリー"ルールを、
ぜひぜひ試してみてください♪( ̄▽ ̄*)



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【2018/10/13 00:01】 | ルール説明 【タグ】 現実に迫れ!マス目野球エキサイトNeo  
|

ありがとうございます♪
ベリーマッチ・トイ
特にバッテリールール面白いです(^^)b
意思疎通の乱れ感がリアルですね〜(*^^*)

イベントにグループで来られた方が一緒に試遊され、チームを組む盛り上がりは実感していますが、分業制の不自由さはすごく面白いです(^^)b

私も複数でやる時はそのアイデア使わせていただきます(*^^*)

自分にない攻め方、自分にない感性に触れ、新たな発見もありそうですね♪


>>ベリーマッチ・トイさん
星屑トランペッター
コメントをいただき恐縮です…!

いつも対戦している私と妻が、
バッテリーを組んでみたらどうなるんだろう?

―というのがヒントになったバッテリールールなだけあって、
ほんと、ままならないことばかりなのに、
どう転んでも面白いから不思議なんですよね♪( ̄▽ ̄*)

これからもマス目野球を、
より一層、遊び倒させていただきます!!

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