ボードゲーム
「キングドミノ:拡張 巨人の時代」



「キングドミノ:拡張 巨人の時代」

「キングドミノ」 関連記事
初回:プレイ記その1
前回:プレイ記その3(クエスト挑戦編・上)
今回:プレイ記その4(クエスト挑戦編・下)←いまココ
次回:プレイ記その5(巨人攻防戦)
キングドミノ開封記事
巨人の時代開封記事
大分県宇佐市で「キングドミノ:拡張 巨人の時代」!
前回に引き続き、私星屑と妻しーぷで、
巨人の時代の【クエスト】に挑戦して参ります♪( ̄▽ ̄*)
【誇大妄想】も【失われた一隅】も、
一筋縄ではいかない、クセが強いものでしたが、
果たして今回は、どんな試練になるのでしょうか…?
★今回のクエスト
しーぷ「それで、今回のクエストも任意で決めるの?」
星屑「いや、今回はランダムでいこうと思う」
しーぷ「じゃあ【誇大妄想】と【失われた一隅】は抜きかな」
星屑「そうやね、連チャンは避けたいし、」
星屑「ついでに定番の【中央王国】と【調和】も抜いて、」
星屑「それ以外の13枚をシャッフルして2枚ドローしよう」

▲その結果がこちら。
1枚目は【不毛の王】で、
王冠のない5マス以上の畑・森・平地・湖は、
それぞれ10点になるというもの。
2枚目は【地元経済・沼】で、
城の周囲8マスにある沼は、
それぞれ5点になるというものです。
★スタンバイ
それでは、

▲前回の残りの24枚のドミノを使って、

▲ゲームを始めて参ります!
しーぷ「ドミノをシャッフルし直さないのね?」
星屑「どうせ俺にカウンティングはできんけん、」
星屑「前回の残り湯でも問題ないっしょ!」
しーぷ「残り湯…( ̄▽ ̄;)」
星屑「おんせん県おおいただけに!!!」ドヤッ

▲ドミノを4枚、数字の小さい順に並べて、
▲すべてオモテ向きに。
星屑「前回は俺が先攻やったけん、」
しーぷ「今回は私が先攻だね」

▲と、いうわけで、
▲しーぷ→星屑→星屑→しーぷの順番で、
▲初手を選択しました。
しーぷ「1枚目は、3段目か4段目かで悩んだけど、」
しーぷ「【地元経済・沼】で10点が確定すると考えたら、」
しーぷ「王冠よりダブル沼なのかなって思って」
星屑「うん、確かに難しい2択よなぁ」
星屑「確実な5点リードか、未来につながる王冠2つか」
星屑「俺に選択権があったとしても、」
星屑「かなり迷ってたと思うよ…!」
★1~2枚目
そうして初手が決まった後、

▲補充されたのが右の4枚。
星屑「沼は1マスだけか」
しーぷ「あちゃー、あれは取られちゃうね」

▲星屑の1~2枚目の配置。
当然、沼は城にくっつけるとして、
問題はダブル森ですが、これを反対側に配置します。
できるだけ城を沼で囲みたいですからね。
他の地形は遠くに…という方針です。

▲しーぷの1~2枚目の配置。
しーぷも方針は全く同じようですね。

▲次のドミノの選択は、このようになりました。
★3~4枚目

▲補充されたのが左の4枚。
しーぷ「沼がない…!」
星屑「先手を取ったときに目当ての地形がないの、」
星屑「つらいよね…( ̄▽ ̄;)」

▲星屑の3~4枚目の配置。
城の周囲に沼を集めつつ、
沼以外の地形は外周へ追いやります。

▲しーぷの3~4枚目の配置。
しーぷも、うまく城の周りを空けにかかっていますね。

▲次のドミノの選択は、このようになりました。
さて、この時点での、

▲【地元経済・沼】の状況ですが、

▲星屑が2マスの10点で、

▲しーぷも2マスの10点と、
完全に互角の戦いとなっています!
ここから、より城の周囲を泥まみれにすることができるのは、
どちらの王様になるのでしょうか…?
しーぷ「っていうか、お城の周りが沼ってイヤすぎる!!」
星屑「RPGとかだと、だいたい魔王城の周辺は沼だよね」
しーぷ「そっか、私らは魔王だったのか…( ̄▽ ̄;)」
星屑「そのうち、某配管工さんが城に突入してくるかも」
しーぷ「じゃあ橋の奥にオノを置いとかなくちゃ…!」
星屑「いつの時代のクッパだよ!笑」
★5~6枚目

▲補充されたのが右の4枚。
星屑「相っ変わらずの沼不足!!」
しーぷ「ま、元々が10マスしかないからね」

▲星屑の5~6枚目の配置。
これでもかと城の周りに空白をつくって、
あとは沼さえ来れば…という構えです。

▲しーぷの5~6枚目の配置。
この[5]枚目の配置によって、
しーぷは【不毛の王】を1セット完成させたことになります。
(※王冠のない5マス以上の湖)

▲次のドミノの選択は、このようになりました。
★7~8枚目

▲補充されたのが左の4枚。
星屑「ここで沼が固まってキタ━━━(゚∀゚)━━━!!」
しーぷ「よっし、良いタイミング!」

▲星屑の7~8枚目の配置。
綱渡りのような配置が続きますが、
なにげにムダのない王国へと仕上がりつつあります。

▲しーぷの7~8枚目の配置。
こちらもダブル畑のドミノを使っての器用な配置です。

▲次のドミノの選択は、このようになりました。
さて、王国づくりも終盤戦に差し掛かりますが、

▲ここで【不毛の王】の状況を見てみると…、

▲星屑は王冠なしの畑と森が、それぞれ4マスとなり、
▲どちらも【不毛の王】にリーチがかかっています。

▲しーぷは、すでに湖が【不毛の王】を達成していて、
▲他には平地と沼に可能性を残していますね。
しーぷ「といっても、」
しーぷ「次に王冠ありの沼を2枚置くから、」
しーぷ「【不毛の王】は、ここで打ち止めかな」
星屑「俺は森をどうするかが難しいところで、」
星屑「このままだと、ちょっと不毛すぎるんだよね…」
★9~10枚目

▲補充されたのが右の4枚。
星屑「うお、絶好のタイミングで鉱山…だと…!?」
しーぷ「ぎゃあ、それはヤバいヤツだ…!」

▲星屑の9~10枚目の配置。
ここまで来ると、あとはクロージングですね。
王冠3つの鉱山をお迎えする場所をつくって、
最終ラウンドに備えます。

▲しーぷの9~10枚目の配置。
しーぷは城周辺の沼を増やしつつ、
平原をまとめにかかりました。

▲次のドミノの選択ですが、
▲湖の王冠を1つでも増やしたい星屑と、
▲湖の王冠が逆に【不毛の王】を消してしまうしーぷとで、
▲お互いの利害が一致して、Win-WInな結果に!!
こういう、ただの殴り合いにならないところが、
キングドミノの2人プレイの美点だと思います♪
★11~12枚目
そして、あっという間の最終ラウンドです。

▲こちらが最後の4枚。

▲星屑の11~12枚目の配置。
予想通り、不毛すぎる森が出来上がってしまったのと、
左側の畑が4マス止まりで【不毛の王】を逃したのが、
結構な痛手になってしまいましたが、
それでも最後に鉱山が伸びたおかげで、
勝負できる王国になったと思います。

▲しーぷの11~12枚目の配置。
しーぷ「うーん、間違えた!」
星屑「マジかっ」
しーぷ「前のラウンドと配置を逆にした方が良かったね」

しーぷ「そしたら、【地元経済】は1マス減るけど、」
しーぷ「上の平原の王冠が5つになるし、」
しーぷ「沼も全部つながるしで、」
しーぷ「得点が大きく伸びてたわ…!」
星屑「別に矛盾はないんだし、」
星屑「今からでも修正したら??」
しーぷ「いや、あの時点で気付かなかったんだから、」
しーぷ「これが私のリザルトだよ」
しーぷ「これを教訓にして、」
しーぷ「もっと頭をやわらかくするっ!」
星屑「おおっ、見上げた向上心や!!」
★得点計算
★星屑王国

▲各地形が、
▲鉱山:6王冠×3マス=18点
▲湖 :3王冠×5マス=15点
▲沼 :3王冠×3マス= 9点
▲18+15+9=42点

▲【不毛の王】が1セットで10点

▲【地元経済・沼】が3マスで15点
42+10+15=67点
★しーぷ王国

▲各地形が、
▲平原:2王冠×6マス=12点
▲ :3王冠×2マス= 6点
▲沼 :2王冠×3マス= 6点
▲ :1王冠×1マス= 1点
▲畑 :2王冠×4マス= 8点
▲12+6+6+1+8=33点

▲【不毛の王】が1セットで10点

▲【地元経済・沼】が4マスで20点
33+10+20=63点
結果、67対63の僅差で、
星屑の勝利となりました!!
![[ブログ]勝利星屑](https://blog-imgs-102-origin.fc2.com/u/s/a/usaboardgame/20181109022852a24.jpg)
星屑「ん?」
星屑「しーぷさん、間違えたって言ってなかったっけ??」
しーぷ「うん、間違えたねぇ」
星屑「間違えた結果が、」
星屑「俺とたったの4点差?」
しーぷ「そだねー」
星屑「か、勝った気がしない…!」
しーぷ「なんだかんだで、」
しーぷ「【不毛の王】は同点だったし、」
しーぷ「【地元経済】は私の5点リードだしね」
星屑「しっかし、【地元経済】はコレ、」
星屑「対象が畑か沼かで全く感触が違うもんやなぁ!」
しーぷ「沼は10マスしかなけど、」
しーぷ「畑は26マスもあるからね」

星屑「なんてか、」
星屑「畑は何枚配置できないかだったけど、」
星屑「沼は何枚配置できるかになる感じ」
しーぷ「だから、同じ【地元経済】でも、」
しーぷ「きっぱりと別のゲームになって面白いよね」
星屑「なにより、内周を空けないといけないスリルよな!」

▲必死の外回り。
しーぷ「もう一つの【不毛の王】の方は、」
しーぷ「特に損得勘定がシビアな辺り、」
しーぷ「他のと一線を画してると思った」
星屑「同じ5マスでも、」
星屑「王冠ゼロなら10点で、」
星屑「王冠1つなら5点で、」
星屑「王冠2つなら10点で、」
星屑「っていう話だね」
しーぷ「そうそう」
しーぷ「中途半端に王冠1つあるよりも、」
しーぷ「むしろ、ない方が点数が増える場合は、」
しーぷ「"下手に王冠を取れない"っていう、」
しーぷ「キングドミノでは珍しい状況が発生するんだよね」
星屑「王冠ゼロで5マスっていうのも意外とムズくて、」
星屑「4マス止まりで10点を逃したり、」
星屑「逆に6マス目以降のムダなマスを広げちゃったり…」

▲森で8マス(全体の1/3)を使って10点の図。
▲余剰の3マスぶん損をしているわけですな。
しーぷ「ま、お気軽に、」
しーぷ「広げた土地に王冠が1つも付かなかったときの、」
しーぷ「いわゆる"保険"だよってくらいに考えるのもアリかもね」
星屑「ほんと、いろんなこと考えられて、」
星屑「いや、やっぱり良い拡張だよコレ!」
しーぷ「それで、次が【巨人】なんだっけ?」
星屑「うん、ちょうど1勝1敗だし、」
星屑「次の【巨人】でケリを着けようか…!」
次回に続きます!
「キングドミノ」 関連記事
→次回:プレイ記その5
→ボードゲーム記事一覧
記事を閉じる▲
|
| ホーム |