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大分県宇佐市でボードゲーム!
ボードゲームのブログです。ボードゲームのレビュー、開封、紹介、ルール説明、プレイ記など。大分県宇佐市のボードゲームサークル「宇佐ロップイヤーズ」の活動記も。
ボードゲーム
「オルビス」




★開封

オルビス-o-01
▲今回は駿河屋さんでポチりました!


★箱の外観

オルビス-o-02
▲箱のオモテ面。ボールペンとのサイズ比較。

神様が世界を文字通り手中に収めているイラストです。
左下には小さいですが崇拝者たちの姿が見てとれますね。

オルビス-o-03
▲箱のウラ面

あなたは神です!(迫真)という一文に加えて、
短時間で円滑にプレイできるという記述があります。

オルビス-o-04
スペック

プレイ人数2~4人で、
プレイ時間45分
対象年齢10歳~です。

なお、使用するタイル枚数の増減によって、
各プレイ人数に対応するスタイルとなっています。



★箱をオープン!

オルビス-o-05
▲一発目はコマ類で、

オルビス-o-06
▲その下にルルブ

オルビス-o-07
▲最後がタイル台紙でした。

オルビス-o-08
▲台紙が、およそ箱の3分の1といった所でしょうか。



★タイル抜き!

オルビス-o-09
▲それでは、10枚の台紙からタイルを抜いていきましょう!

よーいドン! チッチッチッチッ……(←時計の音)

オルビス-o-10
▲はい、完了!!

――と、思いきや、

オルビス-o-40
▲コレを抜き忘れていた…!

ただの印刷だと思って見逃していて、
あわやゴミ袋行きでした…( ̄▽ ̄;)アブナイ アブナイ

オルビス-o-11
星屑タイムはご覧の通りです。参考までに。

たいへんさ:苦□□■楽

ぬきやすさ
:難□□■易



★内容物

オルビス-o-12
ルールブック(日本語・全8ページ)

全体的に丁寧で分かりやすい系のルルブです。
ただ、裏表紙には補足よりもサマリーが欲しかったかな。

オルビス-o-13
崇拝者駒×5色・各20個

神様をあがめる人たちを表すコマです。
具体的には、地域タイルを獲得するためのコストになります。

オルビス-o-14
コスト減少トークン×5色・各1枚

各色コストの支払い免除を示すトークンです。
地域タイルの一つである「農場」を配置すると入手できます。

オルビス-o-15
▲神殿トークン×5枚

それぞれ11創造点(=勝利点)を表すトークンです。
地域タイルの一つである「神殿」を多く配置すると入手できるかも?

オルビス-o-16
打ち消しトークン×18枚

地域タイルに示された条件をクリアできず、
打ち消されてしまった創造点を隠すためのトークンです。

ちなみに白い表示は、ひし形ではなく数字の「」。
(元々の点数を0点に上書きするということですね)

オルビス-o-17
地域タイル(レベル1)×20枚
オルビス-o-18
地域タイル(レベル2)×20枚
オルビス-o-19
地域タイル(レベル3)×25枚

自分の世界を形作るタイルです。

ゲーム内では、レベル1→2→3の順番で登場して、
レベルが高くなるにつれ獲得コストが高騰していきます。

オルビス-o-20
オルビス-o-21
神タイル×10枚

このゲームは、
全15枚のタイルで自分の世界を創造しますが、
その内の14枚地域タイルで、
残る1枚神タイルです。

神タイルには、
条件をクリアすることで創造点を得られるものや、
獲得したタイミングで崇拝者駒を得られるもの等があります。



★どんなゲーム?


オルビス」は、プレイヤーが神様になって、
1ラウンドごとに1枚のタイルを獲得していき、
全15ラウンドで15枚のタイルを得て――

オルビス-o-22
自分の世界を創造することで、
▲その美しさ=創造点を競うゲームです!

なお、世界の完成形は決まっていて、
最下段から5枚→4枚→3枚→2枚の、
いわゆるピラミッド型にしなければなりません。



☆自分のターンの流れ

各ラウンド、自分のターンが回ってきたら――

オルビス-o-23
▲テーブル中央に並ぶ9枚の地域タイルの中から、
▲欲しい1枚を選んで獲得します。

オルビス-o-24
▲例として、この赤のタイルを獲得してみましょう。

オルビス-o-25
▲もし、獲得するタイルに崇拝者駒が乗っていたら、
▲それも全部まとめて一緒にGET♪( ̄▽ ̄*)

そして、
獲得するタイルと同じ色の崇拝者駒をストックから取り、
そのタイルにタテ・ヨコで隣接する他の地域タイルに1個ずつ置きます

オルビス-o-26
▲今回は、赤のタイルを獲得しますので、
▲獲得する赤のタイルの左と上下の地域タイルに、
赤い崇拝者駒を1個ずつ置くわけです。
(右隣には地域タイルがないので置きません)

オルビス-o-27
▲獲得した地域タイルは、
自分の世界に配置しましょう。

このとき、直下に2枚のタイルがないと配置できず、
さらに、その内1枚以上が同色でないといけません。
(最下段のみ、ヨコで隣接していれば自由に配置可能)

その後、
タイル効果を発動し、
手持ちの崇拝者駒を10個以下にして、
場に新たな地域タイルを補充すると、
自分のターンは終了となります。

オルビス-アクション
▲詳しくはこちら。



☆コストの支払い

レベル1の地域タイルの一部と、
レベル2以上の地域タイルには、
獲得コストとして崇拝者駒を支払わなければなりません。

オルビス-o-28
▲コストは、各地域タイルの上部に示されていて、
▲その通りの色・数をストックへ支払います。
(多色アイコンは何色で支払ってもOK!)

ちなみに、

オルビス-o-29
▲もし「農場」という地域タイルが自分の世界にあれば、
▲その農場が示す色のコストは一切の支払い免除となります!



☆様々な地域タイルの効果

農場以外の地域タイルは、
条件をクリアすることで創造点を得られるものが大半です。

オルビス-o-30
▲例えば、この「灌漑路」の地域タイルは、
▲直下に赤タイル1枚あれば2創造点を得るというもの。
(同じ灌漑路でもタイルによって指定される色が異なります)

オルビス-o-31
▲このようになっていれば条件クリアです!

オルビス-o-32
▲あるいは、この「森林」の地域タイルは、
赤タイル緑タイルを合わせて3枚以上
▲周囲6辺に隣接させていたら2創造点
(やはりタイルによって指定される色が異なります)

オルビス-o-33
▲こんな感じになっていれば条件クリアです!

オルビス-タイル効果
▲他にも、このような効果があります。



☆神タイル

全15ラウンドの内、
いずれかの1ラウンドでは必ず神タイルを獲得しなければなりません。

オルビス-o-34
▲神タイルは、ゲーム開始時に5枚公開されていて、
▲その中から1枚を選んで獲得することになります。
(※早い者勝ち)

獲得した神タイルは、自分の手元に置いておき…、

オルビス-o-36
▲ゲーム終了時に、ピラミッドの頂上に配置!

神タイルにも効果があり、その内容は、
条件をクリアすることで創造点になるものがほとんどです。

オルビス-o-35
▲例えば、この「海の神」は、
▲「直下の色指定を満たしている灌漑路」の数が、
▲全プレイヤー中で最多なら2創造点という具合。

自分の世界の方向性を見ながら、
それに適した神タイルを取りたいですね。


こうしてゲームを進めて、
いちばん創造点の高いプレイヤーが勝者です!



★コメント


タイルゲームが大好きな私星屑
近頃、タイルゲームに飢えておりまして、
それで手に取ったのが、この「オルビス」でした。

そこはかとなくスピード違反に厳しそうな名前なのに、
箱のウラには"短時間"だとか"円滑"だとか、
むしろスピーディーなワードが踊っているのも気になって、
駿河屋(小倉)で見たあと駿河屋(ネット)でポチったのですが――

結論からいうと星屑的には残念ながらハズレ
ゲーム会で卓を立てることは、ほとんどないでしょう。

というのも、はっきり言って看板に偽りアリ!
実際にプレイしてみると"短時間"でも"円滑"でもなくって…。


まず"短時間"というには、長考が多発して、
いわゆるダウンタイムが長すぎます。

地域タイルの選択肢が9枚あり、
そのタイルの色が全部で5色あり、
さらにタイル効果が6種類あって、
タイルの上には崇拝者駒が乗っていて、
しかも、地域タイルを取ると崇拝者駒がばら撒かれるので、
それが他のプレイヤーにどう利するかまで考えて…。

そりゃあ、シンキングタイムも長くなるっしょ!

また、直前のプレイヤーがどの地域タイルを取るかによって、
自分のターンでの崇拝者駒のばら撒かれ状況が変わるので、
あらかじめ考えておくのも難しい。

ぜんぜん"短時間"じゃないです!


そして"円滑"でもない。

実質的なターンの流れにあたる〈地域タイル1枚の獲得〉は、

1.崇拝者の発生
2.崇拝者の獲得
3.タイルのコストの支払い
4.タイルの獲得と世界への配置
5.タイルの効果の発動
6.王国の再編成
7.中央エリアへの補充

…という7つものステップを踏まなければなりません
長い。あまりにも長い。

実際には文字ほど煩わしくはないんですが、
それでも"円滑"というには無理があります


そんな、やっぱりスピード違反に厳しかった「オルビス」ですが、
ちゃんと美点もあるにはありまして。

それが"甘さ"です。

まず、
コストの支払いに、
これから取る予定のタイルに載っているコマも使える


ほとんど他では見かけないくらい甘々ですね。

そして、
ゲーム中はいつでも、
同色のコマ3個を他の1個に変換できる


カタンの"3:1港"が標準装備って感じですね。

さらに、取りたいタイルのコストが支払えない場合、
コストを支払わずに、そのタイルを裏返して…、

オルビス-o-39
▲"荒野"にすることができる。

荒野は-1創造点のペナルティを受けますが、
全ての色をもつタイルとして扱いますので、
周囲の「灌漑路」や「森林」の要件を満たしやすいです。

また、荒野というルールがあるおかげで、
自分の世界が完成しないということが絶対にありません。
言い換えると、自分の世界は絶対に完成します!
たくさん時間をかけたのに未完成ということにはならないです。

…といったふうに、ルール回りが甘口なおかげで、
いらないストレスから解放されてプレイすることができます

が、肝心のルール本体が甘くない…というか苦いので、
結局のところ快適なプレイには至りません…。

オルビス-o-38

わりと要素が多いので、ルール説明が地味に時間を食い、
プレイ時間も人数に比例してがっつり延びていく。

繰り返しプレイしないと、
タイルの構成や効率的な積み方を把握しにくいのに、
繰り返してプレイしたくなる"何か"が欠けている…。

なにより、
ほとんど神になった気がしなかったのが残念でした!

なぜ、わざわざ箱ウラの記述でハードルを上げたのか…( ̄▽ ̄;)

オルビス-o-37

最後に購入のオススメ度合いですが、

もちろんオススメしません!

特に、初心者にはオススメできません。

ピラミッド型に積み上げていくゲームがお好きな方には、
もしかしたら刺さるかもしれませんが…。



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【2019/01/05 00:01】 | 紹介・開封 【タグ】 オルビス  
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