ボードゲーム
「マス目野球エキサイトNeo」



★身内ルール紹介
前回の記事にて、
その面白さと奥深さをお伝えした「マス目野球」ですが、
最近は、内輪で独自のルールを用いて遊ぶことがあります。
というのも、
・もっともっと駆け引きを楽しみたい!
・2人だけでなく4人でも楽しみたい!
…との要望が出て、
そのための追加ルールを設けてみた次第でして。
元々が完成度の超高いゲームですので、
ともすれば蛇足になるやもしれませんが…( ̄▽ ̄;)
私星屑としては、とても気に入っているルールですので、
ちょっと紹介させてもらいたいと思います!
「マス目野球エキサイトNeo」

★身内ルール紹介
前回の記事にて、
その面白さと奥深さをお伝えした「マス目野球」ですが、
最近は、内輪で独自のルールを用いて遊ぶことがあります。
というのも、
・もっともっと駆け引きを楽しみたい!
・2人だけでなく4人でも楽しみたい!
…との要望が出て、
そのための追加ルールを設けてみた次第でして。
元々が完成度の超高いゲームですので、
ともすれば蛇足になるやもしれませんが…( ̄▽ ̄;)
私星屑としては、とても気に入っているルールですので、
ちょっと紹介させてもらいたいと思います!
さて、その追加ルールですが、
2つの要望に対して1つずつのルールがあります。
・もっともっと駆け引きを楽しみたい!
→"タイブレーク"ルール
・2人だけでなく4人でも楽しみたい!
→"バッテリー"ルール
それぞれ見ていきましょう!!
★"タイブレーク"ルール
①試合は0対0の延長11回からスタート
②背番号1のエースは降板している(登板できない)
③毎回ノーアウトでランナー1,2塁からプレイ
この「マス目野球」の美点の一つは、
簡単にランナーが塁に出ないことです。
バットをボールに当てるだけで、ひと苦労。
やっと当てたと思っても、なかなかヒットにならない。
それは、リアルの野球のままならなさをよく表していて、
おかげで1点がズシリと重いゲーム展開を味わうことができます。
一方で、バントや盗塁などが思いのままにできて、
塁上のランナーをめぐる駆け引きを楽しめるのも、
また「マス目野球」の大きな美点なのですが、
なにせ簡単にランナーが出ないので、
なかなか小技を使う機会に恵まれません。
そこで、
短時間での駆け引き勝負に特化してみようというのが、
この"タイブレーク"ルールです!
①試合は延長11回オモテから始まります。

早ければ1イニングで決着がつくということで、
延長戦という設定にしました。
また、スコアボードの都合上、
延長10回ではなく11回からとしています。
②背番号1のエースは登板させられません。

エースは先発して10回を投げぬいたという設定です。
背番号2ケタのピッチャーを登板させてください。
さらに、お互いの同意の上で、
残りのピッチャーが2人しかいない!
…なんていう台所事情にするものいいでしょう。
③各回は無死1,2塁からスタートです。

▲延長11回の攻撃ですが、
▲まず、打順を通常通り自由に決めたあと、

▲8番バッターを2塁へ、
▲9番バーターを1塁へ、
▲それぞれ置きます。

▲アウトカウントは無し。

▲こうして、
▲ノーアウトでランナー1,2塁からプレイボールです!
つづく延長12回以降は、
先頭打者の手前2人を塁に置いてください。
例えば、先頭が2番打者であれば、
9番打者が2塁で、1番打者が1塁ということになりますね。
さて、これで試合を始めると、
いきなり打者はバントかヒッティングかという2択を迫られます!
延長戦なので、なにがなんでも1点は欲しい。
しかしながら、バントを大失敗すると2死2塁になってしまう。
かといってヒッティングも簡単ではないし…。
そして、悩ましいのはピッチャーも同じで、
バントを警戒するとなると低めに投げにくいですが、
高めに投げた球を狙い打たれたら取り返しがつきません…!
加えて、延長戦を前提とすると、
打順の考え方も通常とは変わってきます。
初期配置の8番と9番に足の速い選手を置いて、
1番から強打者をズラリと並べてみるとか、
延長12回に突入すること前提で、
4番前後に足の速い選手をもってくるとか、
新たな試行錯誤が生まれるわけです!
短時間で高濃度の駆け引きを味わうのには、
この"タイブレーク"ルールが役に立ちます…!
★"バッテリー"ルール
・2人vs2人のチーム戦
・攻撃側は1人がバッターで1人がランナー
・守備側は1人がピッチャーで1人がキャッチャー
せっかくの「マス目野球」を、
2人だけでやらせておくのはもったいない!!
せめて4人でプレイできれば…( ̄▽ ̄ )
ということで考えてみたのが、
こちら"バッテリー"ルールです!
内容は、いたってシンプルで、
1チーム2人で役割分担をするというもの。
攻撃側は、
1人がバッター役で、もう1人がランナー役をやります。
バッター役は、ただただ打つだけ。
ランナー役は、進塁の判断や盗塁を担当します。
チャレンジプレーのするしないを決めるのも、
配球勝負中に「盗塁」と宣告するのも、
ランナー役の仕事です。
この分担制により、
思わぬヒットエンドランが成功したり、
あるいは三振ゲッツーなんてことも起こりえます…!
守備側は、
1人がピッチャー役で、もう1人がキャッチャー役をやります。
配球勝負で、
まずキャッチャー役が球種を決めて、
球種カードをピッチャー役に見せてから、
球種カード置きへ伏せて置きます。
ピッチャー役は球種を念頭に、
配球勝負マスにボール駒を置きます。
つまり、キャッチャー役が球種を決めて、
ピッチャー役がコースを決めるわけですね。

この"バッテリー"ルールを導入すると、どうなるか…?
先日の印象的なリプレイで振り返ってみたいと思います!
対戦カードは、私星屑&妻しーぷの「タテジマ・エキサイト」と、
ゲーム仲間の飛熊(ひゆう)&ハルキの「サムライ17・エキサイト」。
試合は5回を終わって2対1とタテジマがリードしていましたが、
6回オモテにタテジマの2番手ピッチャーがつかまってしまいます。

▲2アウトながら、ランナー1,3塁。

▲ここで打席には、
▲相手チーム1の右の長距離砲…!

▲さて、タテジマのリアル夫婦バッテリーは、
▲このピンチを切り抜けられるでしょうか…?
なお、
キャッチャー役(=球種を決める)を星屑が、
ピッチャー役(=コースを決める)をしーぷが、
それぞれ務めています!
☆第1球
星屑「(とりあえず、)」
星屑「(簡単にストライクをとりにいくのは危ないので…)」

▲星屑はツーシームを要求。
※ピッチャーは左投げ。

星屑「(ボール球になっていいから、)」
星屑「(苦手の外角に逃げていく感じで!)」
しーぷ「……」コクッ
そして、しーぷがおもむろに投じたコースは――

星屑「(うわっ!)」
飛熊(バッター)「では、バットはこちらに…」

星屑「うわっ!!!」
ここからボールはストライクゾーンに入ってきて、

▲バットのニアスポットで捉えられてしまいました!
その打球の勢いは、

▲サイコロで+3

▲バッティングアドヴァンテージで+3

▲コースアドヴァンテージで+1
3+3+1=7
打球の行方は――

▲大ファール!
星屑「タ、タイム!」
ハルキ(走者兼審判)「ターイム!!」
しーぷ「ふー、大きな当たりだったねぇ」
星屑「さっきコクッてうなずいたの、」
星屑「外角に逃がせって理解したんやなかったと!?」
しーぷ「いや、初球から攻めていけのシュートかと思って」
星屑「どんだけ強気なんかちゃ…( ̄▽ ̄;)」
しーぷ「大丈夫だってば」
しーぷ「あのコースは打ってもファールにしかならないから!」
星屑「なにそのドカベンに出てきそうなセリフ」
星屑「俺も言ってみたい…( ̄▽ ̄*)」
ハルキ「というか、バットを1マス右に出してたら、」
ハルキ「仮にストレートが来ても当てられてたんじゃ…?」
飛熊「もし、そうしてたら、」
飛熊「確かにシュートにもストレートにも対応できたけど、」
飛熊「今の打球はジャストミートになって、」
飛熊「結果はセンターフライだったよ」
ハルキ「うわ、ほんとだ…!」
飛熊「当たり所に救われたね…」
※ジャストミートの7は深いセンターフライ。
☆第2球
星屑「(なんとか命拾いしたけど、)」
星屑「(これ以上、甘い球はやれんな…!)」

▲星屑はチェンジアップを要求。

星屑「(今度こそ!)」
星屑「(今度こそ外してね!!)」
しーぷ「……」コクッ
そして、しーぷがおもむろに投じたコースは――

星屑「(うわっ!)」
飛熊「これはカーブ…いや、チェンジアップ一択でしょう!」

星屑「ぎゃあ!!!」
ここからボールはアウトローに落ちてきて、

▲バットのアッパースポットで捉えられてしまいました!
その打球の勢いは、

▲サイコロで+4

▲バッティングアドヴァンテージで+3

▲コースアドヴァンテージで+0
4+3+0=7
打球の行方は――

▲これまた大ファール!!
星屑「タ、タイム!」
ハルキ「ターイム!!」
しーぷ「完全にバレテーラだったねぇ」
星屑「やけん、なんでボール球を使わんとよ…!」
しーぷ「気持ちよくストライクを先行させたくて、つい!」
星屑「なにそのピッチャーっぽい理由」
星屑「ちょっと納得しちゃったよ!」
しーぷ「だから大丈夫だってば」
しーぷ「フェアゾーンにさえ落ちなきゃこっちの勝ちだから」
☆第3球
星屑「(フェアゾーンに落ちなきゃ、か)」
星屑「(当たり前だけど、その通りかもしれんね)」

▲星屑はスライダーを要求。

星屑「(ツーナッシングだし、)」
星屑「(遊び球があってもいいと思うけど、)」
星屑「(しーぷはどこに放ってくるんだろう…?)」
はたして、しーぷが投じたコースは――

星屑「(3球勝負か!)」
飛熊「ここまでの投球と会話を布石と考えれば、」
飛熊「ここでこそ外してくるはず…!」
星屑「(お?)」
飛熊「これは外へ逃げるツーシームか、」
飛熊「チェンジアップのどちらかでしょう!」
飛熊「見送りで!!」
しーぷ「やたっ♪」
星屑「よっしゃ!」
飛熊「え?」

しーぷ「ヽ(≧∀≦) |ズ|バ|ッ|と|三|振|毎|度|あ|り|っ|!|(≧∀≦)ノ」
飛熊「わ、マジですか!?」
ハルキ「まさかのド真ん中…」
星屑「見逃し三振…!」
しーぷ「やったね!」
星屑「うん!」
星屑「ナイスピッチ!!」

▲終わってみれば三球三振の二者残塁で、
▲6回オモテのスコアボードに0を刻みました!
この試合、
中盤まではしーぷの投球にハラハラしていたんですが、
だんだんと、それも含めての面白みに気付き始めました。
しーぷには、ぼくにはとれない三振がとれる…!
1人でやれば早い話を、
わざわざ不自由な分業制にすることで、
自分には見られないはずの世界が見られるんですね。
もちろん、それが裏目に出てしまうことも多いですが、
バッテリーの2視点で楽しむ野球というのは、
とても味があるものだと感じました。
なにより、一つ一つの結果を分かち合えるチーム戦というのは、
対応人数が倍になること以上の意味があるように思えます!

ピタリと息を合わせていくのもよし。
合わない息を面白がるのもよし。
ままならない"バッテリー"ルールを、
ぜひぜひ試してみてください♪( ̄▽ ̄*)
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さて、その追加ルールですが、
2つの要望に対して1つずつのルールがあります。
・もっともっと駆け引きを楽しみたい!
→"タイブレーク"ルール
・2人だけでなく4人でも楽しみたい!
→"バッテリー"ルール
それぞれ見ていきましょう!!
★"タイブレーク"ルール
①試合は0対0の延長11回からスタート
②背番号1のエースは降板している(登板できない)
③毎回ノーアウトでランナー1,2塁からプレイ
この「マス目野球」の美点の一つは、
簡単にランナーが塁に出ないことです。
バットをボールに当てるだけで、ひと苦労。
やっと当てたと思っても、なかなかヒットにならない。
それは、リアルの野球のままならなさをよく表していて、
おかげで1点がズシリと重いゲーム展開を味わうことができます。
一方で、バントや盗塁などが思いのままにできて、
塁上のランナーをめぐる駆け引きを楽しめるのも、
また「マス目野球」の大きな美点なのですが、
なにせ簡単にランナーが出ないので、
なかなか小技を使う機会に恵まれません。
そこで、
短時間での駆け引き勝負に特化してみようというのが、
この"タイブレーク"ルールです!
①試合は延長11回オモテから始まります。

早ければ1イニングで決着がつくということで、
延長戦という設定にしました。
また、スコアボードの都合上、
延長10回ではなく11回からとしています。
②背番号1のエースは登板させられません。

エースは先発して10回を投げぬいたという設定です。
背番号2ケタのピッチャーを登板させてください。
さらに、お互いの同意の上で、
残りのピッチャーが2人しかいない!
…なんていう台所事情にするものいいでしょう。
③各回は無死1,2塁からスタートです。

▲延長11回の攻撃ですが、
▲まず、打順を通常通り自由に決めたあと、

▲8番バッターを2塁へ、
▲9番バーターを1塁へ、
▲それぞれ置きます。

▲アウトカウントは無し。

▲こうして、
▲ノーアウトでランナー1,2塁からプレイボールです!
つづく延長12回以降は、
先頭打者の手前2人を塁に置いてください。
例えば、先頭が2番打者であれば、
9番打者が2塁で、1番打者が1塁ということになりますね。
さて、これで試合を始めると、
いきなり打者はバントかヒッティングかという2択を迫られます!
延長戦なので、なにがなんでも1点は欲しい。
しかしながら、バントを大失敗すると2死2塁になってしまう。
かといってヒッティングも簡単ではないし…。
そして、悩ましいのはピッチャーも同じで、
バントを警戒するとなると低めに投げにくいですが、
高めに投げた球を狙い打たれたら取り返しがつきません…!
加えて、延長戦を前提とすると、
打順の考え方も通常とは変わってきます。
初期配置の8番と9番に足の速い選手を置いて、
1番から強打者をズラリと並べてみるとか、
延長12回に突入すること前提で、
4番前後に足の速い選手をもってくるとか、
新たな試行錯誤が生まれるわけです!
短時間で高濃度の駆け引きを味わうのには、
この"タイブレーク"ルールが役に立ちます…!
★"バッテリー"ルール
・2人vs2人のチーム戦
・攻撃側は1人がバッターで1人がランナー
・守備側は1人がピッチャーで1人がキャッチャー
せっかくの「マス目野球」を、
2人だけでやらせておくのはもったいない!!
せめて4人でプレイできれば…( ̄▽ ̄ )
ということで考えてみたのが、
こちら"バッテリー"ルールです!
内容は、いたってシンプルで、
1チーム2人で役割分担をするというもの。
攻撃側は、
1人がバッター役で、もう1人がランナー役をやります。
バッター役は、ただただ打つだけ。
ランナー役は、進塁の判断や盗塁を担当します。
チャレンジプレーのするしないを決めるのも、
配球勝負中に「盗塁」と宣告するのも、
ランナー役の仕事です。
この分担制により、
思わぬヒットエンドランが成功したり、
あるいは三振ゲッツーなんてことも起こりえます…!
守備側は、
1人がピッチャー役で、もう1人がキャッチャー役をやります。
配球勝負で、
まずキャッチャー役が球種を決めて、
球種カードをピッチャー役に見せてから、
球種カード置きへ伏せて置きます。
ピッチャー役は球種を念頭に、
配球勝負マスにボール駒を置きます。
つまり、キャッチャー役が球種を決めて、
ピッチャー役がコースを決めるわけですね。

この"バッテリー"ルールを導入すると、どうなるか…?
先日の印象的なリプレイで振り返ってみたいと思います!
対戦カードは、私星屑&妻しーぷの「タテジマ・エキサイト」と、
ゲーム仲間の飛熊(ひゆう)&ハルキの「サムライ17・エキサイト」。
試合は5回を終わって2対1とタテジマがリードしていましたが、
6回オモテにタテジマの2番手ピッチャーがつかまってしまいます。

▲2アウトながら、ランナー1,3塁。

▲ここで打席には、
▲相手チーム1の右の長距離砲…!

▲さて、タテジマのリアル夫婦バッテリーは、
▲このピンチを切り抜けられるでしょうか…?
なお、
キャッチャー役(=球種を決める)を星屑が、
ピッチャー役(=コースを決める)をしーぷが、
それぞれ務めています!
☆第1球
星屑「(とりあえず、)」
星屑「(簡単にストライクをとりにいくのは危ないので…)」

▲星屑はツーシームを要求。
※ピッチャーは左投げ。

星屑「(ボール球になっていいから、)」
星屑「(苦手の外角に逃げていく感じで!)」
しーぷ「……」コクッ
そして、しーぷがおもむろに投じたコースは――

星屑「(うわっ!)」
飛熊(バッター)「では、バットはこちらに…」

星屑「うわっ!!!」
ここからボールはストライクゾーンに入ってきて、

▲バットのニアスポットで捉えられてしまいました!
その打球の勢いは、

▲サイコロで+3

▲バッティングアドヴァンテージで+3

▲コースアドヴァンテージで+1
3+3+1=7
打球の行方は――

▲大ファール!
星屑「タ、タイム!」
ハルキ(走者兼審判)「ターイム!!」
しーぷ「ふー、大きな当たりだったねぇ」
星屑「さっきコクッてうなずいたの、」
星屑「外角に逃がせって理解したんやなかったと!?」
しーぷ「いや、初球から攻めていけのシュートかと思って」
星屑「どんだけ強気なんかちゃ…( ̄▽ ̄;)」
しーぷ「大丈夫だってば」
しーぷ「あのコースは打ってもファールにしかならないから!」
星屑「なにそのドカベンに出てきそうなセリフ」
星屑「俺も言ってみたい…( ̄▽ ̄*)」
ハルキ「というか、バットを1マス右に出してたら、」
ハルキ「仮にストレートが来ても当てられてたんじゃ…?」
飛熊「もし、そうしてたら、」
飛熊「確かにシュートにもストレートにも対応できたけど、」
飛熊「今の打球はジャストミートになって、」
飛熊「結果はセンターフライだったよ」
ハルキ「うわ、ほんとだ…!」
飛熊「当たり所に救われたね…」
※ジャストミートの7は深いセンターフライ。
☆第2球
星屑「(なんとか命拾いしたけど、)」
星屑「(これ以上、甘い球はやれんな…!)」

▲星屑はチェンジアップを要求。

星屑「(今度こそ!)」
星屑「(今度こそ外してね!!)」
しーぷ「……」コクッ
そして、しーぷがおもむろに投じたコースは――

星屑「(うわっ!)」
飛熊「これはカーブ…いや、チェンジアップ一択でしょう!」

星屑「ぎゃあ!!!」
ここからボールはアウトローに落ちてきて、

▲バットのアッパースポットで捉えられてしまいました!
その打球の勢いは、

▲サイコロで+4

▲バッティングアドヴァンテージで+3

▲コースアドヴァンテージで+0
4+3+0=7
打球の行方は――

▲これまた大ファール!!
星屑「タ、タイム!」
ハルキ「ターイム!!」
しーぷ「完全にバレテーラだったねぇ」
星屑「やけん、なんでボール球を使わんとよ…!」
しーぷ「気持ちよくストライクを先行させたくて、つい!」
星屑「なにそのピッチャーっぽい理由」
星屑「ちょっと納得しちゃったよ!」
しーぷ「だから大丈夫だってば」
しーぷ「フェアゾーンにさえ落ちなきゃこっちの勝ちだから」
☆第3球
星屑「(フェアゾーンに落ちなきゃ、か)」
星屑「(当たり前だけど、その通りかもしれんね)」

▲星屑はスライダーを要求。

星屑「(ツーナッシングだし、)」
星屑「(遊び球があってもいいと思うけど、)」
星屑「(しーぷはどこに放ってくるんだろう…?)」
はたして、しーぷが投じたコースは――

星屑「(3球勝負か!)」
飛熊「ここまでの投球と会話を布石と考えれば、」
飛熊「ここでこそ外してくるはず…!」
星屑「(お?)」
飛熊「これは外へ逃げるツーシームか、」
飛熊「チェンジアップのどちらかでしょう!」
飛熊「見送りで!!」
しーぷ「やたっ♪」
星屑「よっしゃ!」
飛熊「え?」

しーぷ「ヽ(≧∀≦) |ズ|バ|ッ|と|三|振|毎|度|あ|り|っ|!|(≧∀≦)ノ」
飛熊「わ、マジですか!?」
ハルキ「まさかのド真ん中…」
星屑「見逃し三振…!」
しーぷ「やったね!」
星屑「うん!」
星屑「ナイスピッチ!!」

▲終わってみれば三球三振の二者残塁で、
▲6回オモテのスコアボードに0を刻みました!
この試合、
中盤まではしーぷの投球にハラハラしていたんですが、
だんだんと、それも含めての面白みに気付き始めました。
しーぷには、ぼくにはとれない三振がとれる…!
1人でやれば早い話を、
わざわざ不自由な分業制にすることで、
自分には見られないはずの世界が見られるんですね。
もちろん、それが裏目に出てしまうことも多いですが、
バッテリーの2視点で楽しむ野球というのは、
とても味があるものだと感じました。
なにより、一つ一つの結果を分かち合えるチーム戦というのは、
対応人数が倍になること以上の意味があるように思えます!

ピタリと息を合わせていくのもよし。
合わない息を面白がるのもよし。
ままならない"バッテリー"ルールを、
ぜひぜひ試してみてください♪( ̄▽ ̄*)
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|
ありがとうございます♪
ベリーマッチ・トイ 特にバッテリールール面白いです(^^)b
意思疎通の乱れ感がリアルですね〜(*^^*)
イベントにグループで来られた方が一緒に試遊され、チームを組む盛り上がりは実感していますが、分業制の不自由さはすごく面白いです(^^)b
私も複数でやる時はそのアイデア使わせていただきます(*^^*)
自分にない攻め方、自分にない感性に触れ、新たな発見もありそうですね♪
>>ベリーマッチ・トイさん
星屑トランペッター コメントをいただき恐縮です…!
いつも対戦している私と妻が、
バッテリーを組んでみたらどうなるんだろう?
―というのがヒントになったバッテリールールなだけあって、
ほんと、ままならないことばかりなのに、
どう転んでも面白いから不思議なんですよね♪( ̄▽ ̄*)
これからもマス目野球を、
より一層、遊び倒させていただきます!!
ベリーマッチ・トイ 特にバッテリールール面白いです(^^)b
意思疎通の乱れ感がリアルですね〜(*^^*)
イベントにグループで来られた方が一緒に試遊され、チームを組む盛り上がりは実感していますが、分業制の不自由さはすごく面白いです(^^)b
私も複数でやる時はそのアイデア使わせていただきます(*^^*)
自分にない攻め方、自分にない感性に触れ、新たな発見もありそうですね♪
>>ベリーマッチ・トイさん
星屑トランペッター コメントをいただき恐縮です…!
いつも対戦している私と妻が、
バッテリーを組んでみたらどうなるんだろう?
―というのがヒントになったバッテリールールなだけあって、
ほんと、ままならないことばかりなのに、
どう転んでも面白いから不思議なんですよね♪( ̄▽ ̄*)
これからもマス目野球を、
より一層、遊び倒させていただきます!!
この記事へのコメント
特にバッテリールール面白いです(^^)b
意思疎通の乱れ感がリアルですね〜(*^^*)
イベントにグループで来られた方が一緒に試遊され、チームを組む盛り上がりは実感していますが、分業制の不自由さはすごく面白いです(^^)b
私も複数でやる時はそのアイデア使わせていただきます(*^^*)
自分にない攻め方、自分にない感性に触れ、新たな発見もありそうですね♪
意思疎通の乱れ感がリアルですね〜(*^^*)
イベントにグループで来られた方が一緒に試遊され、チームを組む盛り上がりは実感していますが、分業制の不自由さはすごく面白いです(^^)b
私も複数でやる時はそのアイデア使わせていただきます(*^^*)
自分にない攻め方、自分にない感性に触れ、新たな発見もありそうですね♪
コメントをいただき恐縮です…!
いつも対戦している私と妻が、
バッテリーを組んでみたらどうなるんだろう?
―というのがヒントになったバッテリールールなだけあって、
ほんと、ままならないことばかりなのに、
どう転んでも面白いから不思議なんですよね♪( ̄▽ ̄*)
これからもマス目野球を、
より一層、遊び倒させていただきます!!
いつも対戦している私と妻が、
バッテリーを組んでみたらどうなるんだろう?
―というのがヒントになったバッテリールールなだけあって、
ほんと、ままならないことばかりなのに、
どう転んでも面白いから不思議なんですよね♪( ̄▽ ̄*)
これからもマス目野球を、
より一層、遊び倒させていただきます!!
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