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大分県宇佐市でボードゲーム!
ボードゲームのブログです。ボードゲームのレビュー、開封、紹介、ルール説明、プレイ記など。大分県宇佐市のボードゲームサークル「宇佐ロップイヤーズ」の活動記も。
ボードゲーム
「スプリングメドウ」




★開封

春の草原-o-01
▲今回は駿河屋さんでポチりました!


★箱の外観

春の草原-o-02
▲箱のオモテ面。ボールペンとのサイズ比較。

無骨な岩肌鮮やかな赤のチェックが印象的なジャケットですね。
そして、手にしてみると思ったよりも重くてズシッときます…!

春の草原-o-03
▲前々作「コテージガーデン」とのサイズ比較。

同じシリーズなだけあって、表面積が全く同じです。
厚みについては、今作の方が4割くらい厚くなっています。

春の草原-o-04
▲箱のウラ面

ゲーム内容が4つのステップで説明されていますね。

春の草原-o-05
スペック

プレイ人数1~4人で、
プレイ時間1人につき15分
対象年齢10歳~となっています。

なお、1人プレイはスコアアタック形式です。



★箱をオープン!

春の草原-o-06
▲一発目はルルブ

春の草原-o-07
▲その下にシートがあって、

春の草原-o-08
▲ここにゲームボード

春の草原-o-09
▲さらにゲームボードタイル台紙があって、
▲内容物は以上です!

春の草原-o-10
▲ちなみに、ゲームボードタイル台紙だけで、
▲箱の実に半分近くを占めていました…!



★タイル抜き!

春の草原-o-11
▲それでは、8枚の台紙からタイルを抜いていきましょう!

これは骨が折れそうですが…( ̄▽ ̄;)

よーいドン! チッチッチッチッ……(←時計の音)

春の草原-o-12
星屑タイムはご覧の通り。

抜いたあと、種類ごとに並べてみた画像が――

春の草原-o-13
▲こちらです!

検品写真映えのためにタイルを並べ始めたんですが、
あまりにも数が多くて、途中で後悔してしまいました!笑

そういえば、8枚のタイル台紙のナンバーリングが、
11
…となっていて、一抹の不安を覚えたんですが、
照らし合わせてみた結果、欠品とかはなかったですね。
(4とか6とかの台紙は元から無いのかな…?)

たいへんさ:苦■□□楽

ぬきやすさ
:難□□■易



★内容物

春の草原-o-14
ルールブック(日本語・全12ページ)

これまた、かわいらしい表紙のルルブですね!

親切な構成と、わかりやすい図解で、
とても読みやすいものになっています。

春の草原-o-16
山地ボード×4枚

各プレイヤーが1枚ずつ受け取る個人ボードです。

本来は全面が美しい緑の草原のはずなんですが、
いまは、まだ白い雪に埋もれてしまっています…!

春の草原-o-17
ハイキング地図ボード×1枚

テーブルの中央に広げる共用ボードです。

25マスある正方形のスペースに草原タイルを並べて、
各プレイヤーは、それを1枚ずつ受け取っていきます。

春の草原-o-15
パズルタイルリスト×1枚

全172枚のパズルタイルが網羅されているシートです。

両面印刷になっていて、ウラ面にもリストが続いています。

春の草原-o-18
草原タイル×100枚

山地ボードの雪を消していくタイルです。

サイズは2マスから、その3倍の6マスまであって、
さらに、同じカタチでも穴の位置が違ったりします。

春の草原-o-19
岩タイル×72枚

草原タイルに空いている穴をタテヨコで隣接させた際に、
追加で即座に自分のボードへ配置するタイルです。

サイズは1~4マスで、
つなげた穴の数-1or-2の岩タイルを受け取ります。

例えば、つなげた穴の数が4ならば、
3マスか2マスの岩タイルを受け取るというわけですね。

春の草原-o-20
マーモット×25枚

草原の住人「マーモット」のチップです。

ゲーム中、巣穴から愛らしい顔を覗かせることがあります。

春の草原-o-21
ハイキングバッジ/食料タイル×5枚

両面印刷になっていて、
片面がバッジ、もう片面が食料のタイルです。

ゲーム中に何度か発生する得点計算で、
トップになるたびに1枚受け取り、
これを2枚集めたプレイヤーが勝者となります!

春の草原-o-22
コンパス×1個

草原タイルの配置を試してみる際、
代わりに地図ボードに置いておくものです。

春の草原-o-23
道標×1個

地図ボードの外周を時計回りに動いて、
各プレイヤーが受け取れる草原タイルを示します。



★どんなゲーム?


スプリングメドウ」は、
雪に埋もれた山地を、春の草原に塗り替えていく、
テトリス風のパズルゲームです!

かなりお手軽な部類のシステムになっていますので、
ちょいと駆け足でゲーム内容を見ていきましょうかね。



☆ゲームの準備

とにかくセットアップが早いのが、
このゲームの美点の一つで…、

春の草原-o-24
▲100枚の草原タイルを、ざららーっと箱に出して、

春の草原-o-25
▲そこから25枚をテキトーに取り出して、
▲これまた地図ボードにテキトーに整列させたら、

もう準備完了!
いつでも行けます!!

あ、
手番順によって有利不利解消の岩タイルを配置できるので、
それだけ忘れないようにしないといけません。



☆ゲームの流れ

自分の番が回ってきたら、

春の草原-o-26
道標がある列の中から、
▲好きな草原タイル1枚を選んで受け取って、

春の草原-o-27
▲自分の山地ボードに置きます。

春の草原-o-28
▲その後、道標時計回りに1歩進めましょう。
▲次のプレイヤーは、隣の列から草原タイルを取ることになります。

…と、これをひたすら繰り返していくだけです!



☆草原タイルの置き方

草原タイルは、
自分の山地ボードのどこにでも置くことができます!!
(タイル同士をつなげないといけない…とかも無し)

さらに、タイルの向き裏表に関しても自由!

ただし、一つだけ守らないといけないルールがあるんです。

それが――

春の草原-o-29
▲この、マーモットの"巣穴"。

春の草原-o-30
巣穴をタイルで塞いでしまってはいけません!

巣穴で冬眠しているマーモットに怒られてしまいます…!

ただし――

春の草原-o-31
草原タイルに穴が開いている場合
その穴を巣穴に被せるのはOKです!

それどころか――

春の草原-o-32
▲タイルの穴を被せた巣穴は、
▲"開放されている巣穴"と呼ばれ、
▲得点計算で1穴につき1点になります!

さらに、開放されている巣穴があれば――

春の草原-o-33
▲本来は不可能なはずの、
巣穴を塞ぐようなタイル配置ができるようになるんです…!

ただし――

春の草原-o-34
塞いでしまった巣穴1つにつき、
開放されている巣穴1つにマーモットを置かなければなりません。

マーモットを置くと、
その穴は、もはや開放されている巣穴ではなくなり、
得点計算時に1点としてカウントできなくなってしまいます。
(加えて、岩タイル獲得の穴としてもカウントできない)

ご利用は計画的にってヤツです!



☆得点計算

みんなが地図ボードから草原タイルを取っていくと、
当然ながら草原タイルの数は減っていきますよね。

そうして――

春の草原-o-35
▲誰かのターンの開始時に、
▲そのプレイヤーの列の草原タイルが1枚以下になっていたら、
▲割り込みで全員の得点計算が発生します!

各プレイヤーの得点計算は、

・下から完全に埋められたヨコ列のマス数×1点

・その上の1列の埋められたマス数×1点

・"開放されている巣穴"の数×1点

・得点計算時のターンプレイヤーは+2点

…以上の合計です。

なんだかややこしそうですが、
要はテトリスみたいに下から埋めていけ!ということなんですね。

春の草原-o-42
▲さっそく、この盤面を例に得点計算をしてみましょう。

前提として、ヨコ1列は10マスになっています。

春の草原-o-36
▲まず、下から2列が完全に埋まっていますので、
下から完全に埋められたヨコ列のマス数は20マス→20点

春の草原-o-43
▲次に、その上の1列は6マス埋まっていますので、
その上の1列の埋まっているマス数は6マス→6点

春の草原-o-37
▲さらに4つの巣穴が開放されていますので、
"開放されている巣穴"の数は4→4点

20+6+4=30点となります。

もし、この得点計算が発生したときに、
自分がターンプレイヤーだったら、これに+2点です。
(ターンプレイヤーはタイル配置直前に得点計算となるので)

得点計算の結果、トップだったプレイヤーは――

春の草原-o-44
ハイキングバッジをゲットだぜ!(ピッピカチュウ!!)

誰か1人がバッジを2つ受け取ったら、
そこでゲームは即座に終わり、
そのプレイヤーが勝者となります。

つまり、早ければ2回目の得点計算まで、
遅くとも5回目の得点計算まで(4人プレイ時)で、
ゲームは終了するということですね。

誰も2つ目のバッジを受け取っておらず、
ゲームが終わらなかった場合は――

春の草原-o-45
▲山地ボードに草原タイルを補充して、
そのままゲームを続けます



最後に、他の得点計算の例も見ておきましょう。

春の草原-o-38
▲この盤面だと、下から5列が完全に埋まっていて50点で、
▲その上の列は6マス埋まりで6点と(※巣穴は埋まっている扱い)、
▲さらに開放されている穴が4つ4点の、合計60点です。

春の草原-o-39
▲こちらは最下段すら完全に埋まっていないので、
▲最下段の7マスと、開放されている穴が3つの合計10点

春の草原-o-40
▲最後の最後は極端な例にしてみました。
▲最下段が1マスしか埋まっていないので1点のみと、
▲開放されている5つの穴を合わせて6点になります。

テトリス風のパズルゲームと書いたとおり、
とにかく下からの地道な積み重ねが大事です!



★コメント


星屑「もうすぐ春が~♪」
星屑「ペンキを肩に~♪」

星屑「お花畑の~♪」
星屑「中を♪」
星屑「散歩に~♪」
星屑「くるよ♪」

しーぷ「吉田拓郎だっけ?」

星屑「うん」
星屑「拓郎の"結婚しようよ"やね」

しーぷ「でも私たち、もう結婚してるじゃん」

星屑「それな!」


はい、というわけで、
まるで白い壁に緑のペンキを塗りたくるかのように、
雪の盤面春の草原に染め上げていくゲーム「スプリングメドウ」!

あの庭いじりゲーム「コテージガーデン」の系譜で、
パズル三部作のトリを飾っているだけあって、
もう磨きに磨かれ尽くされた感があります…!

これは本当に良いものだよ!!!

…なんて申しておりますが、
実は私星屑、この作品の発売を見逃していました。

先日のウチのボードゲーム会でですね、
ウヴェさん作品をこよなく愛するヤマシタさんという方に、
コテージガーデンの続々編が出たよ!と教えてもらいまして。

それなら、せっかくなので1ゲーム…という流れで、
その場でスプリングメドウをプレイさせてもらった結果――

春の草原-o-99

いや、もう、どハマりですよ!

1ゲームと言わず2ゲームやりましたし!!
(ウチの会は、あまり同じゲームを続けない傾向)

なんなら、
卓が立っていない間も星屑一人で、
さながらポテチでもむさぼるかのように、
箱の中から無造作に草原タイルを取っては、
意味もなく山地ボードに置き、山地ボードに置き…。

なんか取り憑かれたみたいになっちゃって、
その場でポチるのを忘れていたほどでした…!( ̄▽ ̄ )


さて、その内容なんですが、
まずテーマからして素敵ですよね。

雪解け春の到来

いま現在の季節は思いっきりなんですけど、
そんなことは関係なく、なんだかウキウキさせてくれます。

そして、下から盤面を埋めていくという、
文字通り方向性が決まっていて、わかりやすいパズル。

そこに申し訳程度に添えられた、
マーモットの巣穴とかいうスパイス。

以上。終わり。

こういうのなんですよ。
こういうシンプルなのがマジで欲しかった!!


前々作の「コテージガーデン」は、
ぶっちゃけ、最終ラウンドの流れがピンときませんでした。



盤面の狭さによるテンポの軽さとか、
わんこそばみたいに盤面がおかわりされるシステムとか、
花タイルとか手押し車とか猫とかは素晴らしかったんですが、
最後の〆がストンと落ちてこなかった。
あと、ついでに得点まわりもピンとこなかった。

結果、どうしてもそこら辺が引っ掛かって、
箱を開ける頻度が減ってしまったんですね。

その点、
スプリングメドウは、そういった違和感もストレスもない!

もちろん、あちらにはあちらの良さがありますが、
三部作の1作目のコテージガーデンから、
三部作の3作目のスプリングメドウへかけて、
ずいぶんと洗練されたように思います…!


もう1作品。
パズル系といえばの「クマ牧場」。



クマ牧場は良質なパズルゲームです!

自分だけのクマ牧場をつくるワクワク感と、
隅から隅まで計算され尽くされているような、
完璧とすら言えそうなゲームバランス。
その結果の高い収束性。

安心して初心者にオススメできます♪

ただ、あまりにも収束性が高すぎた結果――

201708まとめ-25
▲とあるボドゲ合宿のとき、
▲4人プレイで4人とも4スペースをパーフェクトという、
▲これ以上にない結果が出ちゃったんです。

完成度が高すぎて、天井が近いといいますか。
なんてか、根っからの優等生ゲームなんですね。

その点、スプリングメドウは、
見た目こそ優等生なんだけど心に何かを抱えているといいますか。
 
春の草原-o-46
▲なんたって、こんな形状のタイルのオンパレード…。

コテージガーデンのときから思っていましたが、
いくらなんでも、ひねくれすぎでしょう…!

おかげで、毎回のプレイ結果にブレが出やすいです。

サイズの大きなタイルを取れば、広く盤面を埋められるけれど、
タイルの形状にクセがあるから、なかなか都合よくいかない…。

で、そこも美点なんですね。

ゲームのセットアップがあっという間なのも手伝って、
何度でも、より良い結果を求めてトライしたくなります!!

春の草原-o-98
▲なかなか78点の壁を破れない星屑の図。


パズル系に関しては、
初心者卓にクマ牧場で、
通常卓にはスプリングメドウ。
インスタ映え卓にはコテージガーデン。
…みたいな住み分けに、ウチのボドゲ会ではなりそうです!


春の草原-o-41

ちなみに、
ウヴェさん作品が大好きなヤマシタさんいわく、
パズル三部作を順番にやっていくと、
よくぞ、ここまで…!
とシステムの変化に感動すら覚えるらしくて。

もし興味があって、
三作品を集合させられる方がいらっしゃいましたら、
ぜひぜひ試してみてください♪( ̄▽ ̄*)



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★箱の外観

春の草原-o-02
▲箱のオモテ面。ボールペンとのサイズ比較。

無骨な岩肌鮮やかな赤のチェックが印象的なジャケットですね。
そして、手にしてみると思ったよりも重くてズシッときます…!

春の草原-o-03
▲前々作「コテージガーデン」とのサイズ比較。

同じシリーズなだけあって、表面積が全く同じです。
厚みについては、今作の方が4割くらい厚くなっています。

春の草原-o-04
▲箱のウラ面

ゲーム内容が4つのステップで説明されていますね。

春の草原-o-05
スペック

プレイ人数1~4人で、
プレイ時間1人につき15分
対象年齢10歳~となっています。

なお、1人プレイはスコアアタック形式です。



★箱をオープン!

春の草原-o-06
▲一発目はルルブ

春の草原-o-07
▲その下にシートがあって、

春の草原-o-08
▲ここにゲームボード

春の草原-o-09
▲さらにゲームボードタイル台紙があって、
▲内容物は以上です!

春の草原-o-10
▲ちなみに、ゲームボードタイル台紙だけで、
▲箱の実に半分近くを占めていました…!



★タイル抜き!

春の草原-o-11
▲それでは、8枚の台紙からタイルを抜いていきましょう!

これは骨が折れそうですが…( ̄▽ ̄;)

よーいドン! チッチッチッチッ……(←時計の音)

春の草原-o-12
星屑タイムはご覧の通り。

抜いたあと、種類ごとに並べてみた画像が――

春の草原-o-13
▲こちらです!

検品写真映えのためにタイルを並べ始めたんですが、
あまりにも数が多くて、途中で後悔してしまいました!笑

そういえば、8枚のタイル台紙のナンバーリングが、
11
…となっていて、一抹の不安を覚えたんですが、
照らし合わせてみた結果、欠品とかはなかったですね。
(4とか6とかの台紙は元から無いのかな…?)

たいへんさ:苦■□□楽

ぬきやすさ
:難□□■易



★内容物

春の草原-o-14
ルールブック(日本語・全12ページ)

これまた、かわいらしい表紙のルルブですね!

親切な構成と、わかりやすい図解で、
とても読みやすいものになっています。

春の草原-o-16
山地ボード×4枚

各プレイヤーが1枚ずつ受け取る個人ボードです。

本来は全面が美しい緑の草原のはずなんですが、
いまは、まだ白い雪に埋もれてしまっています…!

春の草原-o-17
ハイキング地図ボード×1枚

テーブルの中央に広げる共用ボードです。

25マスある正方形のスペースに草原タイルを並べて、
各プレイヤーは、それを1枚ずつ受け取っていきます。

春の草原-o-15
パズルタイルリスト×1枚

全172枚のパズルタイルが網羅されているシートです。

両面印刷になっていて、ウラ面にもリストが続いています。

春の草原-o-18
草原タイル×100枚

山地ボードの雪を消していくタイルです。

サイズは2マスから、その3倍の6マスまであって、
さらに、同じカタチでも穴の位置が違ったりします。

春の草原-o-19
岩タイル×72枚

草原タイルに空いている穴をタテヨコで隣接させた際に、
追加で即座に自分のボードへ配置するタイルです。

サイズは1~4マスで、
つなげた穴の数-1or-2の岩タイルを受け取ります。

例えば、つなげた穴の数が4ならば、
3マスか2マスの岩タイルを受け取るというわけですね。

春の草原-o-20
マーモット×25枚

草原の住人「マーモット」のチップです。

ゲーム中、巣穴から愛らしい顔を覗かせることがあります。

春の草原-o-21
ハイキングバッジ/食料タイル×5枚

両面印刷になっていて、
片面がバッジ、もう片面が食料のタイルです。

ゲーム中に何度か発生する得点計算で、
トップになるたびに1枚受け取り、
これを2枚集めたプレイヤーが勝者となります!

春の草原-o-22
コンパス×1個

草原タイルの配置を試してみる際、
代わりに地図ボードに置いておくものです。

春の草原-o-23
道標×1個

地図ボードの外周を時計回りに動いて、
各プレイヤーが受け取れる草原タイルを示します。



★どんなゲーム?


スプリングメドウ」は、
雪に埋もれた山地を、春の草原に塗り替えていく、
テトリス風のパズルゲームです!

かなりお手軽な部類のシステムになっていますので、
ちょいと駆け足でゲーム内容を見ていきましょうかね。



☆ゲームの準備

とにかくセットアップが早いのが、
このゲームの美点の一つで…、

春の草原-o-24
▲100枚の草原タイルを、ざららーっと箱に出して、

春の草原-o-25
▲そこから25枚をテキトーに取り出して、
▲これまた地図ボードにテキトーに整列させたら、

もう準備完了!
いつでも行けます!!

あ、
手番順によって有利不利解消の岩タイルを配置できるので、
それだけ忘れないようにしないといけません。



☆ゲームの流れ

自分の番が回ってきたら、

春の草原-o-26
道標がある列の中から、
▲好きな草原タイル1枚を選んで受け取って、

春の草原-o-27
▲自分の山地ボードに置きます。

春の草原-o-28
▲その後、道標時計回りに1歩進めましょう。
▲次のプレイヤーは、隣の列から草原タイルを取ることになります。

…と、これをひたすら繰り返していくだけです!



☆草原タイルの置き方

草原タイルは、
自分の山地ボードのどこにでも置くことができます!!
(タイル同士をつなげないといけない…とかも無し)

さらに、タイルの向き裏表に関しても自由!

ただし、一つだけ守らないといけないルールがあるんです。

それが――

春の草原-o-29
▲この、マーモットの"巣穴"。

春の草原-o-30
巣穴をタイルで塞いでしまってはいけません!

巣穴で冬眠しているマーモットに怒られてしまいます…!

ただし――

春の草原-o-31
草原タイルに穴が開いている場合
その穴を巣穴に被せるのはOKです!

それどころか――

春の草原-o-32
▲タイルの穴を被せた巣穴は、
▲"開放されている巣穴"と呼ばれ、
▲得点計算で1穴につき1点になります!

さらに、開放されている巣穴があれば――

春の草原-o-33
▲本来は不可能なはずの、
巣穴を塞ぐようなタイル配置ができるようになるんです…!

ただし――

春の草原-o-34
塞いでしまった巣穴1つにつき、
開放されている巣穴1つにマーモットを置かなければなりません。

マーモットを置くと、
その穴は、もはや開放されている巣穴ではなくなり、
得点計算時に1点としてカウントできなくなってしまいます。
(加えて、岩タイル獲得の穴としてもカウントできない)

ご利用は計画的にってヤツです!



☆得点計算

みんなが地図ボードから草原タイルを取っていくと、
当然ながら草原タイルの数は減っていきますよね。

そうして――

春の草原-o-35
▲誰かのターンの開始時に、
▲そのプレイヤーの列の草原タイルが1枚以下になっていたら、
▲割り込みで全員の得点計算が発生します!

各プレイヤーの得点計算は、

・下から完全に埋められたヨコ列のマス数×1点

・その上の1列の埋められたマス数×1点

・"開放されている巣穴"の数×1点

・得点計算時のターンプレイヤーは+2点

…以上の合計です。

なんだかややこしそうですが、
要はテトリスみたいに下から埋めていけ!ということなんですね。

春の草原-o-42
▲さっそく、この盤面を例に得点計算をしてみましょう。

前提として、ヨコ1列は10マスになっています。

春の草原-o-36
▲まず、下から2列が完全に埋まっていますので、
下から完全に埋められたヨコ列のマス数は20マス→20点

春の草原-o-43
▲次に、その上の1列は6マス埋まっていますので、
その上の1列の埋まっているマス数は6マス→6点

春の草原-o-37
▲さらに4つの巣穴が開放されていますので、
"開放されている巣穴"の数は4→4点

20+6+4=30点となります。

もし、この得点計算が発生したときに、
自分がターンプレイヤーだったら、これに+2点です。
(ターンプレイヤーはタイル配置直前に得点計算となるので)

得点計算の結果、トップだったプレイヤーは――

春の草原-o-44
ハイキングバッジをゲットだぜ!(ピッピカチュウ!!)

誰か1人がバッジを2つ受け取ったら、
そこでゲームは即座に終わり、
そのプレイヤーが勝者となります。

つまり、早ければ2回目の得点計算まで、
遅くとも5回目の得点計算まで(4人プレイ時)で、
ゲームは終了するということですね。

誰も2つ目のバッジを受け取っておらず、
ゲームが終わらなかった場合は――

春の草原-o-45
▲山地ボードに草原タイルを補充して、
そのままゲームを続けます



最後に、他の得点計算の例も見ておきましょう。

春の草原-o-38
▲この盤面だと、下から5列が完全に埋まっていて50点で、
▲その上の列は6マス埋まりで6点と(※巣穴は埋まっている扱い)、
▲さらに開放されている穴が4つ4点の、合計60点です。

春の草原-o-39
▲こちらは最下段すら完全に埋まっていないので、
▲最下段の7マスと、開放されている穴が3つの合計10点

春の草原-o-40
▲最後の最後は極端な例にしてみました。
▲最下段が1マスしか埋まっていないので1点のみと、
▲開放されている5つの穴を合わせて6点になります。

テトリス風のパズルゲームと書いたとおり、
とにかく下からの地道な積み重ねが大事です!



★コメント


星屑「もうすぐ春が~♪」
星屑「ペンキを肩に~♪」

星屑「お花畑の~♪」
星屑「中を♪」
星屑「散歩に~♪」
星屑「くるよ♪」

しーぷ「吉田拓郎だっけ?」

星屑「うん」
星屑「拓郎の"結婚しようよ"やね」

しーぷ「でも私たち、もう結婚してるじゃん」

星屑「それな!」


はい、というわけで、
まるで白い壁に緑のペンキを塗りたくるかのように、
雪の盤面春の草原に染め上げていくゲーム「スプリングメドウ」!

あの庭いじりゲーム「コテージガーデン」の系譜で、
パズル三部作のトリを飾っているだけあって、
もう磨きに磨かれ尽くされた感があります…!

これは本当に良いものだよ!!!

…なんて申しておりますが、
実は私星屑、この作品の発売を見逃していました。

先日のウチのボードゲーム会でですね、
ウヴェさん作品をこよなく愛するヤマシタさんという方に、
コテージガーデンの続々編が出たよ!と教えてもらいまして。

それなら、せっかくなので1ゲーム…という流れで、
その場でスプリングメドウをプレイさせてもらった結果――

春の草原-o-99

いや、もう、どハマりですよ!

1ゲームと言わず2ゲームやりましたし!!
(ウチの会は、あまり同じゲームを続けない傾向)

なんなら、
卓が立っていない間も星屑一人で、
さながらポテチでもむさぼるかのように、
箱の中から無造作に草原タイルを取っては、
意味もなく山地ボードに置き、山地ボードに置き…。

なんか取り憑かれたみたいになっちゃって、
その場でポチるのを忘れていたほどでした…!( ̄▽ ̄ )


さて、その内容なんですが、
まずテーマからして素敵ですよね。

雪解け春の到来

いま現在の季節は思いっきりなんですけど、
そんなことは関係なく、なんだかウキウキさせてくれます。

そして、下から盤面を埋めていくという、
文字通り方向性が決まっていて、わかりやすいパズル。

そこに申し訳程度に添えられた、
マーモットの巣穴とかいうスパイス。

以上。終わり。

こういうのなんですよ。
こういうシンプルなのがマジで欲しかった!!


前々作の「コテージガーデン」は、
ぶっちゃけ、最終ラウンドの流れがピンときませんでした。



盤面の狭さによるテンポの軽さとか、
わんこそばみたいに盤面がおかわりされるシステムとか、
花タイルとか手押し車とか猫とかは素晴らしかったんですが、
最後の〆がストンと落ちてこなかった。
あと、ついでに得点まわりもピンとこなかった。

結果、どうしてもそこら辺が引っ掛かって、
箱を開ける頻度が減ってしまったんですね。

その点、
スプリングメドウは、そういった違和感もストレスもない!

もちろん、あちらにはあちらの良さがありますが、
三部作の1作目のコテージガーデンから、
三部作の3作目のスプリングメドウへかけて、
ずいぶんと洗練されたように思います…!


もう1作品。
パズル系といえばの「クマ牧場」。



クマ牧場は良質なパズルゲームです!

自分だけのクマ牧場をつくるワクワク感と、
隅から隅まで計算され尽くされているような、
完璧とすら言えそうなゲームバランス。
その結果の高い収束性。

安心して初心者にオススメできます♪

ただ、あまりにも収束性が高すぎた結果――

201708まとめ-25
▲とあるボドゲ合宿のとき、
▲4人プレイで4人とも4スペースをパーフェクトという、
▲これ以上にない結果が出ちゃったんです。

完成度が高すぎて、天井が近いといいますか。
なんてか、根っからの優等生ゲームなんですね。

その点、スプリングメドウは、
見た目こそ優等生なんだけど心に何かを抱えているといいますか。
 
春の草原-o-46
▲なんたって、こんな形状のタイルのオンパレード…。

コテージガーデンのときから思っていましたが、
いくらなんでも、ひねくれすぎでしょう…!

おかげで、毎回のプレイ結果にブレが出やすいです。

サイズの大きなタイルを取れば、広く盤面を埋められるけれど、
タイルの形状にクセがあるから、なかなか都合よくいかない…。

で、そこも美点なんですね。

ゲームのセットアップがあっという間なのも手伝って、
何度でも、より良い結果を求めてトライしたくなります!!

春の草原-o-98
▲なかなか78点の壁を破れない星屑の図。


パズル系に関しては、
初心者卓にクマ牧場で、
通常卓にはスプリングメドウ。
インスタ映え卓にはコテージガーデン。
…みたいな住み分けに、ウチのボドゲ会ではなりそうです!


春の草原-o-41

ちなみに、
ウヴェさん作品が大好きなヤマシタさんいわく、
パズル三部作を順番にやっていくと、
よくぞ、ここまで…!
とシステムの変化に感動すら覚えるらしくて。

もし興味があって、
三作品を集合させられる方がいらっしゃいましたら、
ぜひぜひ試してみてください♪( ̄▽ ̄*)



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【2018/10/21 00:01】 | 紹介・開封 【タグ】 スプリングメドウ  
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