FC2ブログ
RSS  全記事  管理者用
大分県宇佐市でボードゲーム!
ボードゲームのブログです。ボードゲームのレビュー、開封、紹介、ルール説明、プレイ記など。大分県宇佐市のボードゲームサークル「宇佐ロップイヤーズ」の活動記も。
ボードゲーム
「サグラダ 5~6人用拡張」




★開封

サグラダ-o-ex-01
▲今回はボドゲ仲間に譲ってもらいました!


★箱の外観

サグラダ-o-ex-02
▲箱のオモテ面。基本セットとのサイズ比較。

基本セットがを基調としているのに対して、
拡張の方は黄色を基調としたステンドグラスになっています。

サグラダ-o-ex-03
▲箱のウラ面

ものすごくタテ長ですね!

説明書きには、
最大6人で遊べるようになって、さらに面白くなったサグラダ!
新しいシステムが加わって、大人数でもスピーディーに遊べるよ!
あとカードとか、いろいろ追加されたよ!
(ざっくり訳)
…てなことが書いてあります♪( ̄▽ ̄*)

サグラダ-o-ex-04
スペック

プレイ人数は2人増えての1~6人で、
プレイ時間は変更なしの30~45分
対象年齢13歳~です。

実際のところは、
5人プレイの軽いインスト込みで1時間ちょいってトコでした。

また、
ルールの難易度的には、小学生でもプレイ可能な内容かと思われます。



★箱をオープン!

サグラダ-o-ex-05
▲一発目は安定のルルブ

サグラダ-o-ex-06
▲その下にカード類があって、

サグラダ-o-ex-07
▲おなじみの個人ボードと、

サグラダ-o-ex-08
タイル台紙で以上でした!



★タイル抜き&組み立て!!

サグラダ-o-ex-09
▲それでは、2枚の台紙からタイルを抜いていきましょう!

ポスポスポスポス……

サグラダ-o-ex-10
▲はい、終わり!!

からの、組み立てなんですが――

サグラダ-o-ex-11
▲このダイストレイ曲者で…、

サグラダ-o-ex-12
▲底部のツメが引っ掛かって、
▲側面の最後の1枚がはまらない…!

サグラダ-o-ex-13
▲結局、力技で押し込んで完成さたんですが、
▲その代償としてツメ部分がボロボロに…。

この拡張の、唯一の不満点でした…( ̄▽ ̄;)



★内容物

まぁ気を取り直して、内容物いってみましょう!

サグラダ-o-ex-14
ルールブック(英語・全8ページ)

かなりコンパクトなルルブです。

通常ルールでの5~6人プレイ方法と、
新ルールの詳細に、ほとんどのページが割かれています。

サグラダ-o-ex-15
窓枠プレイヤーボード×2枚

プレイ人数の増加にともなって追加された個人ボードです。

箱のジャケットがそうだったように、
黄色系統のステンドグラスになっていますね。

サグラダ-o-ex-16
スコアマーカー×2枚

得点計算用のマーカーです。

こちらも、ちゃんと2人ぶん追加されました。

サグラダ-o-ex-18
個人ダイスプールボード×6枚

今回の目玉ともいえる新ボードです!
(詳細は後述)

サグラダ-o-ex-17
▲余談なんですが、ダイス穴を抜く前が美しすぎて、
▲穴を開けるのがもったいないくらいでした…( ̄▽ ̄*)

サグラダ-o-ex-19
恩寵トークン×12個
ダイス×5色・各8個

追加2人ぶんのトークンとダイスです。

基本セットと合わせると、
ダイスの数は130個になりました…!

サグラダ-o-ex-20
窓パターンカード×6枚

例によって、窓枠プレイヤーボードに挿し込むカードです。

新たな6枚は、いずれも難易度がに統一されています。

サグラダ-o-ex-21
個人目標カード×6枚

新しい得点方式のカードです。

この6枚だけを使うことも、
基本セットの5枚と混ぜて使うこともできます。

サグラダ-o-ex-22
道具カード×2枚

新登場の個人ダイスプールを絡めた効果のカードです。

基本セットのカードに混ぜて使います。



★どんな拡張?


今回の拡張では、

☆最大プレイ人数が4→6人に増加

☆個人ダイスプール・ルールの導入

☆新カードの追加


という、3つの要素が加わりました。

中でも、個人ダイスプール・ルールは、
1ラウンド内のターン数を半減させて、
プレイ時間の大幅な削減に貢献してくれます!!

そんな個人ダイスプールを中心に、
拡張の内容をチェックしていきましょう!



☆個人ダイスプールとは?

そもそも「サグラダ」は、

サグラダ-o-41
20個のダイス個人ボードを埋めていくゲームですが、

標準ルールでは、

サグラダ-o-ex-41
▲20個のダイスを、
全てドラフトプールから受け取っていました。

これが、
新たに導入された個人ダイスプール・ルールでは、

サグラダ-o-ex-42
▲20個のダイスのうち、
▲半分の10個をドラフトプールから
▲半分の10個を個人ダイスプールから
▲それぞれ受け取ることになります。

その個人ダイスプールですが、
ゲーム開始前の準備段階で、

サグラダ-o-ex-23
▲各プレイヤーごとに、
5色×2個=合計10個のダイスを振り、

サグラダ-o-ex-24
▲出目はそのままに、
個人ダイスプールボードに並べて、
▲おのおのゲームを通して手元に置いておきます。



☆個人ダイスプールなしの場合

個人ダイスプールなしの標準ルールでは、

各プレイヤーは1ラウンド中に、
ドラフトプールから2個のダイスを受け取れます。

(ダイス2個×全10ラウンド=合計20個)

例えば4人プレイの場合の1ラウンドは、

サグラダ-o-ex-25
プレイ人数の2倍1個を足した
▲9個のダイス(※これを"ドラフトプール"といいます)を、

Aさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Bさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Cさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Dさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Dさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Cさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Bさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Aさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。


という流れで回すわけですね。

この方式の最大の難点は、
他のプレイヤーのターン中に、ほぼ何もできないことでした。

なぜなら、

サグラダ-o-ex-43
▲ドラフトプールの中に、もし欲しいダイスがあったとして、

サグラダ-o-ex-44
▲そのダイスを得られる前提で配置を考えても、

サグラダ-o-ex-45
▲お目当てのダイスが他のプレイヤーに取られてしまい、
▲自分のところに回ってこなかったら、

まさに捕らぬタヌキの皮算用…!

ちなみに、わが家の近くにはタヌキが生息しているんですが、
近くで見ると、顔がめちゃくちゃかわいくて癒されます♪( ̄▽ ̄*)

それはさておき、
とにかく自分のところにドラフトプールが回ってこなければ、
配置の考察も、ダイスの選択も始めることができない
ので、
ターンプレイヤー以外はヒマをもてあましてしまうんですね。

そんな状況が、
4人プレイの全10ラウンドで、実に80回も発生してしまう!
(1回1分なら80分で、1回2分なら……)

そりゃあ、テンポが悪くなって、
プレイ時間も長くなるわけです…!



☆個人ダイスプールありの場合

一方、個人ダイスプール・ルールでは、

各プレイヤーは1ラウンド中に、
ドラフトプールからダイス1個と、
個人ダイスプールからダイス1個の、
合計2個のダイスを受け取れます。

(ドラフトダイス1個×1全0ラウンド=合計10個)
(個人ダイス1個×全10ラウンド=合計10個)

よって、ドラフトプールから受け取るダイスが、
1人につき1個になりますので、

例えば4人プレイの1ラウンドでのドラフトプールの個数は、
標準ルールでは9個でしたが、

サグラダ-o-ex-26
▲こちらはプレイ人数1個を足した5個に減少。

そして、各プレイヤーは、

サグラダ-o-ex-27
▲自分のターンにできることが3つになります。

すなわち――

サグラダ-o-ex-28
ドラフトプールからダイスを1個選んで、
▲自分の個人ボードに配置できる。

サグラダ-o-ex-29
個人ダイスプールからダイスを1個選んで、
▲自分の個人ボードに配置できる。

サグラダ-o-ex-30
恩寵トークンを支払って、
▲道具カードを1枚使用できる。

この3つのアクションを、
1つにつき1回までプレイすることができるわけですね。
(※アクションの順番は自由)

流れをまとめると、

Aさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
個人ダイスプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Bさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
個人ダイスプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Cさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
個人ダイスプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Dさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
個人ダイスプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。


標準ルールの流れと比べると、
ずいぶんとスリムになったことが分かります!

特に道具を使う予定がないターンなんかは、

サグラダ-o-ex-46
▲真っ先にドラフトプールのダイスを受け取り、

サグラダ-o-ex-47
ドラフトプールを次のプレイヤーに回してしまって、

サグラダ-o-ex-48
▲あとは、ゆっくりと個人ダイスプールを吟味する…みたいな、

時短プレイングが可能に…!

箱ウラに書いてあった通り、プレイ人数の増加に伴って、
しっかりとスピーディーさも補強してくれています♪( ̄▽ ̄*)



☆追加カード

最後に、
この拡張で追加されたカードについて。

まず、プレイ人数が6人までになったことにより、
新しく6枚の個人目標カードが追加されました!
(基本セットには5枚しかありませんでしたからね)

基本セットの個人目標カードは、
指定されたのダイスの出目の合計が得点となりましたが、

新たに追加された個人目標カードは、
指定されたスペースのダイスの出目の合計が得点となります。

サグラダ-o-ex-31
▲例えば、この個人目標カードだと、
中央の6マスの出目の合計が得点になりますので、
27点ですね。


さらに、
道具カードも2枚追加されました!

こちらは2枚とも、
個人ダイスプール・ルールでのみ使用できます。

サグラダ-o-ex-32
▲No.13「ストリップカッター

効果:
ドラフトの後、ドラフトしたダイスと、
自分の個人ダイスプールにあるダイスを入れ替える。


サグラダ-o-ex-33
ドラフトプールに欲しいダイスが2個ある場合に、
1個はカードの効果で個人ダイスプールに引き入れて
もう1個は普通にドラフトプールから受け取ることで、
▲両方とも取ることができるわけですね。

サグラダ-o-ex-34
▲No.14「鉛桟(なまりさん)ニッパー
(ステンドグラスの技法に"鉛桟技法"というものがあるみたいです)

効果:
個人ダイスプールのダイス最大2個を振り直す。


サグラダ-o-ex-35
▲こちらは、単に個人ダイスプールのリロールができるというもの。
▲運次第にはなりますが、うまくいけば活路が開けるかもしれません。

なお、個人ダイスプール・ルールの際、

サグラダ-o-ex-49
▲No.7「ガラスハンマー
▲No.8「ランニングプライヤー
▲の2枚は使用しないとのことです。



★コメント


あの「サグラダ」が6人でプレイできる!!

と聞いて、まず頭をよぎったのは、
プレイ時間がえらいことになるんじゃね…?
という不安でした。

なにせ、一つの配置ミスが命取りになるゲームですので、
どうしても慎重になりすぎて長考が多くなってしまう。

それに加えて、
自分のターンが回ってこないことには始まらないシステムですので、
ターン外で時間を短縮する手段がない。

それでは、せっかくの多人数プレイも…と思いきや、
そんな不安は新システムが吹き飛ばしてくれました!

さっそく、個人ダイスプールを導入して、
5人で遊んでみましたが、

いやぁ、テンポ良好ですよ!!

標準ルールでプレイしたら2時間はかかりそうなところが、
インストを入れても1時間そこいらで終わってしまいました…!


ただ、そんなスピードスターの個人ダイスプールにも、
一つだけ気になる点があって――

それは、
"見なければならない場所が2ヵ所になった"ということです。

標準ルールの感覚でプレイしていると、
ついついドラフトプールにばかり意識が向いてしまって…、

サグラダ-o-ex-40
▲あ、この個人ダイスプールのダイス、
▲1個は絶対に置くことができない…!

と、いうようなことが起こり得ます。

これがボードゲームに慣れているプレイヤーなら、
ついうっかり…で済まされる話なんですが、

問題は初心者です。

私の妻しーぷは常々、

初心者にオススメするボードゲームの第一条件は、
 "見なければならない場所が少ない"こと


と申しておりますが、
ドラフトプールに加えての個人ダイスプールということで、
まさに見なければならない場所が2倍になっているんですね。

これが初心者には、ややこしく感じてしまうかもしれません。

そういうわけで、初心者と卓を囲む場合は、
そこら辺も踏まえた上で新ルールの採用を考えた方がいいかなと、
星屑、ふと思いました。


とはいえ、ですよ。

5人とか6人とかで何かできるゲームは…と、
探しまわる姿が散見されるボードゲーム会において、
サグラダが5~6人でプレイできるのは本当にありがたいです!

しかもですね、
こちらは隠し要素的な感じなんですが、
拡張の内容物は、まるまる全部、基本セットの箱に納まります!!

サグラダ-o-ex-36
窓パターンカードを全て入れて、

サグラダ-o-ex-37
▲その上に6枚の個人ダイスプールボードを置いて、

サグラダ-o-ex-38
▲さらに6枚の窓枠プレイヤーボードを置いて、

サグラダ-o-ex-39
▲はい、オールインです!

基本セットの箱って、
やけにスペースに余裕があるなぁと思っていたら、
拡張が入ること前提で作られていたんですね…!

おかげで拡張の箱を持ち歩かずに済みます!

この親切設計には感動すら覚えてしまいました♪( ̄▽ ̄*)

サグラダ-o-ex-50

最後に、購入のオススメ度合いですが、

基本セットを持っているならば、
拡張を購入して損はないと思います!


最初から盤面の半分を予見できる上に、
展開をスピーディーにしてくれる新システムは優秀
ですし、

プレイ人数の増加も無理がありません

ただ、価格だけがネックで…、

いま現在(2018.10)のamazon4,800円の値がついていますが、
この金額では、ちょっとオススメしづらいですね…( ̄▽ ̄;)



サグラダ 関連記事
基本セット開封記事

ボードゲーム記事一覧





記事を閉じる▲


★箱の外観

サグラダ-o-ex-02
▲箱のオモテ面。基本セットとのサイズ比較。

基本セットがを基調としているのに対して、
拡張の方は黄色を基調としたステンドグラスになっています。

サグラダ-o-ex-03
▲箱のウラ面

ものすごくタテ長ですね!

説明書きには、
最大6人で遊べるようになって、さらに面白くなったサグラダ!
新しいシステムが加わって、大人数でもスピーディーに遊べるよ!
あとカードとか、いろいろ追加されたよ!
(ざっくり訳)
…てなことが書いてあります♪( ̄▽ ̄*)

サグラダ-o-ex-04
スペック

プレイ人数は2人増えての1~6人で、
プレイ時間は変更なしの30~45分
対象年齢13歳~です。

実際のところは、
5人プレイの軽いインスト込みで1時間ちょいってトコでした。

また、
ルールの難易度的には、小学生でもプレイ可能な内容かと思われます。



★箱をオープン!

サグラダ-o-ex-05
▲一発目は安定のルルブ

サグラダ-o-ex-06
▲その下にカード類があって、

サグラダ-o-ex-07
▲おなじみの個人ボードと、

サグラダ-o-ex-08
タイル台紙で以上でした!



★タイル抜き&組み立て!!

サグラダ-o-ex-09
▲それでは、2枚の台紙からタイルを抜いていきましょう!

ポスポスポスポス……

サグラダ-o-ex-10
▲はい、終わり!!

からの、組み立てなんですが――

サグラダ-o-ex-11
▲このダイストレイ曲者で…、

サグラダ-o-ex-12
▲底部のツメが引っ掛かって、
▲側面の最後の1枚がはまらない…!

サグラダ-o-ex-13
▲結局、力技で押し込んで完成さたんですが、
▲その代償としてツメ部分がボロボロに…。

この拡張の、唯一の不満点でした…( ̄▽ ̄;)



★内容物

まぁ気を取り直して、内容物いってみましょう!

サグラダ-o-ex-14
ルールブック(英語・全8ページ)

かなりコンパクトなルルブです。

通常ルールでの5~6人プレイ方法と、
新ルールの詳細に、ほとんどのページが割かれています。

サグラダ-o-ex-15
窓枠プレイヤーボード×2枚

プレイ人数の増加にともなって追加された個人ボードです。

箱のジャケットがそうだったように、
黄色系統のステンドグラスになっていますね。

サグラダ-o-ex-16
スコアマーカー×2枚

得点計算用のマーカーです。

こちらも、ちゃんと2人ぶん追加されました。

サグラダ-o-ex-18
個人ダイスプールボード×6枚

今回の目玉ともいえる新ボードです!
(詳細は後述)

サグラダ-o-ex-17
▲余談なんですが、ダイス穴を抜く前が美しすぎて、
▲穴を開けるのがもったいないくらいでした…( ̄▽ ̄*)

サグラダ-o-ex-19
恩寵トークン×12個
ダイス×5色・各8個

追加2人ぶんのトークンとダイスです。

基本セットと合わせると、
ダイスの数は130個になりました…!

サグラダ-o-ex-20
窓パターンカード×6枚

例によって、窓枠プレイヤーボードに挿し込むカードです。

新たな6枚は、いずれも難易度がに統一されています。

サグラダ-o-ex-21
個人目標カード×6枚

新しい得点方式のカードです。

この6枚だけを使うことも、
基本セットの5枚と混ぜて使うこともできます。

サグラダ-o-ex-22
道具カード×2枚

新登場の個人ダイスプールを絡めた効果のカードです。

基本セットのカードに混ぜて使います。



★どんな拡張?


今回の拡張では、

☆最大プレイ人数が4→6人に増加

☆個人ダイスプール・ルールの導入

☆新カードの追加


という、3つの要素が加わりました。

中でも、個人ダイスプール・ルールは、
1ラウンド内のターン数を半減させて、
プレイ時間の大幅な削減に貢献してくれます!!

そんな個人ダイスプールを中心に、
拡張の内容をチェックしていきましょう!



☆個人ダイスプールとは?

そもそも「サグラダ」は、

サグラダ-o-41
20個のダイス個人ボードを埋めていくゲームですが、

標準ルールでは、

サグラダ-o-ex-41
▲20個のダイスを、
全てドラフトプールから受け取っていました。

これが、
新たに導入された個人ダイスプール・ルールでは、

サグラダ-o-ex-42
▲20個のダイスのうち、
▲半分の10個をドラフトプールから
▲半分の10個を個人ダイスプールから
▲それぞれ受け取ることになります。

その個人ダイスプールですが、
ゲーム開始前の準備段階で、

サグラダ-o-ex-23
▲各プレイヤーごとに、
5色×2個=合計10個のダイスを振り、

サグラダ-o-ex-24
▲出目はそのままに、
個人ダイスプールボードに並べて、
▲おのおのゲームを通して手元に置いておきます。



☆個人ダイスプールなしの場合

個人ダイスプールなしの標準ルールでは、

各プレイヤーは1ラウンド中に、
ドラフトプールから2個のダイスを受け取れます。

(ダイス2個×全10ラウンド=合計20個)

例えば4人プレイの場合の1ラウンドは、

サグラダ-o-ex-25
プレイ人数の2倍1個を足した
▲9個のダイス(※これを"ドラフトプール"といいます)を、

Aさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Bさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Cさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Dさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Dさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Cさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Bさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Aさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。


という流れで回すわけですね。

この方式の最大の難点は、
他のプレイヤーのターン中に、ほぼ何もできないことでした。

なぜなら、

サグラダ-o-ex-43
▲ドラフトプールの中に、もし欲しいダイスがあったとして、

サグラダ-o-ex-44
▲そのダイスを得られる前提で配置を考えても、

サグラダ-o-ex-45
▲お目当てのダイスが他のプレイヤーに取られてしまい、
▲自分のところに回ってこなかったら、

まさに捕らぬタヌキの皮算用…!

ちなみに、わが家の近くにはタヌキが生息しているんですが、
近くで見ると、顔がめちゃくちゃかわいくて癒されます♪( ̄▽ ̄*)

それはさておき、
とにかく自分のところにドラフトプールが回ってこなければ、
配置の考察も、ダイスの選択も始めることができない
ので、
ターンプレイヤー以外はヒマをもてあましてしまうんですね。

そんな状況が、
4人プレイの全10ラウンドで、実に80回も発生してしまう!
(1回1分なら80分で、1回2分なら……)

そりゃあ、テンポが悪くなって、
プレイ時間も長くなるわけです…!



☆個人ダイスプールありの場合

一方、個人ダイスプール・ルールでは、

各プレイヤーは1ラウンド中に、
ドラフトプールからダイス1個と、
個人ダイスプールからダイス1個の、
合計2個のダイスを受け取れます。

(ドラフトダイス1個×1全0ラウンド=合計10個)
(個人ダイス1個×全10ラウンド=合計10個)

よって、ドラフトプールから受け取るダイスが、
1人につき1個になりますので、

例えば4人プレイの1ラウンドでのドラフトプールの個数は、
標準ルールでは9個でしたが、

サグラダ-o-ex-26
▲こちらはプレイ人数1個を足した5個に減少。

そして、各プレイヤーは、

サグラダ-o-ex-27
▲自分のターンにできることが3つになります。

すなわち――

サグラダ-o-ex-28
ドラフトプールからダイスを1個選んで、
▲自分の個人ボードに配置できる。

サグラダ-o-ex-29
個人ダイスプールからダイスを1個選んで、
▲自分の個人ボードに配置できる。

サグラダ-o-ex-30
恩寵トークンを支払って、
▲道具カードを1枚使用できる。

この3つのアクションを、
1つにつき1回までプレイすることができるわけですね。
(※アクションの順番は自由)

流れをまとめると、

Aさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
個人ダイスプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Bさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
個人ダイスプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Cさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
個人ダイスプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。

Dさん
・ドラフトプールからダイス1個を受け取れる。
個人ダイスプールからダイス1個を受け取れる。
・恩寵トークンを支払って道具1つを使える。


標準ルールの流れと比べると、
ずいぶんとスリムになったことが分かります!

特に道具を使う予定がないターンなんかは、

サグラダ-o-ex-46
▲真っ先にドラフトプールのダイスを受け取り、

サグラダ-o-ex-47
ドラフトプールを次のプレイヤーに回してしまって、

サグラダ-o-ex-48
▲あとは、ゆっくりと個人ダイスプールを吟味する…みたいな、

時短プレイングが可能に…!

箱ウラに書いてあった通り、プレイ人数の増加に伴って、
しっかりとスピーディーさも補強してくれています♪( ̄▽ ̄*)



☆追加カード

最後に、
この拡張で追加されたカードについて。

まず、プレイ人数が6人までになったことにより、
新しく6枚の個人目標カードが追加されました!
(基本セットには5枚しかありませんでしたからね)

基本セットの個人目標カードは、
指定されたのダイスの出目の合計が得点となりましたが、

新たに追加された個人目標カードは、
指定されたスペースのダイスの出目の合計が得点となります。

サグラダ-o-ex-31
▲例えば、この個人目標カードだと、
中央の6マスの出目の合計が得点になりますので、
27点ですね。


さらに、
道具カードも2枚追加されました!

こちらは2枚とも、
個人ダイスプール・ルールでのみ使用できます。

サグラダ-o-ex-32
▲No.13「ストリップカッター

効果:
ドラフトの後、ドラフトしたダイスと、
自分の個人ダイスプールにあるダイスを入れ替える。


サグラダ-o-ex-33
ドラフトプールに欲しいダイスが2個ある場合に、
1個はカードの効果で個人ダイスプールに引き入れて
もう1個は普通にドラフトプールから受け取ることで、
▲両方とも取ることができるわけですね。

サグラダ-o-ex-34
▲No.14「鉛桟(なまりさん)ニッパー
(ステンドグラスの技法に"鉛桟技法"というものがあるみたいです)

効果:
個人ダイスプールのダイス最大2個を振り直す。


サグラダ-o-ex-35
▲こちらは、単に個人ダイスプールのリロールができるというもの。
▲運次第にはなりますが、うまくいけば活路が開けるかもしれません。

なお、個人ダイスプール・ルールの際、

サグラダ-o-ex-49
▲No.7「ガラスハンマー
▲No.8「ランニングプライヤー
▲の2枚は使用しないとのことです。



★コメント


あの「サグラダ」が6人でプレイできる!!

と聞いて、まず頭をよぎったのは、
プレイ時間がえらいことになるんじゃね…?
という不安でした。

なにせ、一つの配置ミスが命取りになるゲームですので、
どうしても慎重になりすぎて長考が多くなってしまう。

それに加えて、
自分のターンが回ってこないことには始まらないシステムですので、
ターン外で時間を短縮する手段がない。

それでは、せっかくの多人数プレイも…と思いきや、
そんな不安は新システムが吹き飛ばしてくれました!

さっそく、個人ダイスプールを導入して、
5人で遊んでみましたが、

いやぁ、テンポ良好ですよ!!

標準ルールでプレイしたら2時間はかかりそうなところが、
インストを入れても1時間そこいらで終わってしまいました…!


ただ、そんなスピードスターの個人ダイスプールにも、
一つだけ気になる点があって――

それは、
"見なければならない場所が2ヵ所になった"ということです。

標準ルールの感覚でプレイしていると、
ついついドラフトプールにばかり意識が向いてしまって…、

サグラダ-o-ex-40
▲あ、この個人ダイスプールのダイス、
▲1個は絶対に置くことができない…!

と、いうようなことが起こり得ます。

これがボードゲームに慣れているプレイヤーなら、
ついうっかり…で済まされる話なんですが、

問題は初心者です。

私の妻しーぷは常々、

初心者にオススメするボードゲームの第一条件は、
 "見なければならない場所が少ない"こと


と申しておりますが、
ドラフトプールに加えての個人ダイスプールということで、
まさに見なければならない場所が2倍になっているんですね。

これが初心者には、ややこしく感じてしまうかもしれません。

そういうわけで、初心者と卓を囲む場合は、
そこら辺も踏まえた上で新ルールの採用を考えた方がいいかなと、
星屑、ふと思いました。


とはいえ、ですよ。

5人とか6人とかで何かできるゲームは…と、
探しまわる姿が散見されるボードゲーム会において、
サグラダが5~6人でプレイできるのは本当にありがたいです!

しかもですね、
こちらは隠し要素的な感じなんですが、
拡張の内容物は、まるまる全部、基本セットの箱に納まります!!

サグラダ-o-ex-36
窓パターンカードを全て入れて、

サグラダ-o-ex-37
▲その上に6枚の個人ダイスプールボードを置いて、

サグラダ-o-ex-38
▲さらに6枚の窓枠プレイヤーボードを置いて、

サグラダ-o-ex-39
▲はい、オールインです!

基本セットの箱って、
やけにスペースに余裕があるなぁと思っていたら、
拡張が入ること前提で作られていたんですね…!

おかげで拡張の箱を持ち歩かずに済みます!

この親切設計には感動すら覚えてしまいました♪( ̄▽ ̄*)

サグラダ-o-ex-50

最後に、購入のオススメ度合いですが、

基本セットを持っているならば、
拡張を購入して損はないと思います!


最初から盤面の半分を予見できる上に、
展開をスピーディーにしてくれる新システムは優秀
ですし、

プレイ人数の増加も無理がありません

ただ、価格だけがネックで…、

いま現在(2018.10)のamazon4,800円の値がついていますが、
この金額では、ちょっとオススメしづらいですね…( ̄▽ ̄;)



サグラダ 関連記事
基本セット開封記事

ボードゲーム記事一覧




【2018/10/24 00:01】 | 紹介・開封 【タグ】 サグラダ  
|
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可