大分県宇佐市で「ラブクラフト・レター」!
身の回りで起こった怪異を調査し、
この世界の真理へと迫るゲーム、
「ラブクラフト・レター」を、
私星屑と妻しーぷの2人でプレイ。
邪神の復活を阻止し、世界を守るか、
邪神を復活させて、世界を滅ぼすか、
いずれかの方法で勝利するのは、
夫婦のうち、果たしてどちらでしょうか…?
しーぷ「これって、ラブレターと似てるんだっけ?」
星屑「そうやね。基本的なところは全く同じ」
星屑「自分のターンが回ってくるたびに、」
星屑「2枚の手札のうち、1枚をプレイしていって、」
星屑「自分以外の全員が脱落したら勝利って感じ」
しーぷ「じゃあ、ラブレターとは、どこが違うの?」
星屑「"クトゥルフ"の要素が追加されたみたいやね」
星屑「それによって、世界観が変わって、」
星屑「新しい効果とかルールとかが追加されてる」
星屑「って、俺もまだ、ルルブ読んだだけなんだけど…」
しーぷ「クトゥルフなら、私、少しは分かるけん、」
しーぷ「とりあえずプレイしてみよう!」
星屑「そうだね。追加要素については、」
星屑「その都度、確認していくスタイルでやってみようか」
★準備
まずは、全25枚のゲームカードを箱から取り出して、
これを〈山札〉とします。
しーぷ「わ、カードが多くなってる!」
星屑「ラブレターは、確か16枚やったけんね」
星屑「増えた9枚が、新要素的な感じになるみたい」

▲続いて、山札から「ミ=ゴの検体」を引っ張り出して、
▲脇に置いておきます。
しーぷ「このカードは使わないの?」
星屑「えっとね、他のカードの効果で、」
星屑「ゲームに登場することがあるっぽい」

▲そして、残る24枚の山札から、
▲1枚をウラのまま引いて、ゲームから除外します。
("除外"と書きましたが、場合によっては引くことになります)
しーぷ「これは、確か…」
しーぷ「1ゲームにつき、ランダムで1枚、」
しーぷ「伏せカードがある…んだっけ?」
星屑「この1枚が、何か判らないことで、」
星屑「俺たちの推理が少しややこしくなるって寸法やね」
さらに、今回は2人プレイですので、

▲残る23枚の山札から、
▲5枚をオモテで公開します。
▲これらは、プレイヤーが推理する際のヒントとなります。
以上で、ゲームカードの準備は終了です。

▲各プレイヤーに、早見表カードを配ります。

▲早見表のウラには、何やら恐ろしげな情報が…。
(※画像をクリックで大きくなります)

▲最後に、各プレイヤーは山札からカードを1枚引いて…、
▲ゲーム開始となります!
★1ゲーム目
スタートプレイヤーは星屑です。
自分のターンが回ってきたら…、
①山札から1枚引く。
↓
②2枚の手札のうち、1枚をプレイする。
という流れを踏んでいきます。
☆星屑1ターン目
各プレイヤーは、準備の段階で、
すでにカードを1枚引いています。
星屑が引いていたカードは、
「⑦輝くトラペゾヘドロン」(狂気カード)
あなたの手札の強さの合計が12以上である場合、
あなたは脱落する。
あなたが狂気状態である場合、この効果は無視する。
[狂気能力]
あなたの手札の強さの合計が12以上である場合、あなたはゲームに勝利する。
まずは、
〈狂気〉以外のところから説明しましょう。
「⑦輝くトラペゾヘドロン」を持っている状態で、
手札の〈強さ〉の合計が12以上になると、即脱落となります。
〈強さ〉とは、カード左上の数字のことです。
「⑦輝くトラペゾヘドロン」の〈強さ〉は「⑦」ですので、
このカードを持っているときに、
「⑤」以上の〈強さ〉のカードを引いてしまうと、
手札の〈強さ〉の合計が12以上となり、脱落してしまいます…!
そして、
[狂気能力]の方は、自分が〈狂気状態〉のときのみ有効です。
〈狂気状態〉とは、
[狂気能力]を持つカード(→例えば「⑦輝くトラペゾヘドロン」)が、
1枚以上、自分の捨て札にある状態のことです。

▲ともかく、自分のターンですので、星屑はカードを1枚引きます。
星屑「(④以下のカードが来ますように…!)」

▲引いたカードは「①探索者」。
▲幸いにも、手札の強さの合計は「8」ですので、
▲「⑦輝くトラペゾヘドロン」の効果は発動しません。
星屑「(あー、よかった……)」
「①探索者」
使用:他のプレイヤーを1人選び、
1以外の数字(強さ)を1つ宣言する。
その数字と手札の強さが一致した場合、
そのプレイヤーは脱落する。
「ラブレター」でいうところの「①兵士」ですね。
「①探索者」をプレイしたら、
他のプレイヤーを脱落させるチャンスです!
相手の手札の〈強さ〉を推理して、
見事、当てることができたら、
その相手を即脱落させることができます!

▲星屑は「①探索者」をプレイ!
星屑「じゃあ、数字を宣言するね」
しーぷ「どうぞ」
星屑「えっと……2!」
しーぷ「ハズレ!」
星屑「やっぱ、そんな簡単にはいかんか…( ̄▽ ̄ )」
一応、残り枚数的に、いちばん確率が高そうなのを狙いましたが、
残念ながら外れてしまいました。
☆しーぷ1ターン目

▲しーぷは1枚引いてから、「②ウルタールの猫」をプレイ。
星屑「いま引いたのが、それか!」
しーぷ「そういうことだね」
前のターンで、星屑は「①探索者」をプレイし、
しーぷの手札を〈強さ〉が「②」のカードだと宣言しました。
これがハズレでしたので、前のターンの時点では、
しーぷは「②」のカードを持っていなかったということになります。
そのしーぷから、「②」のカードが出てきたということは、
このターンにしーぷが引いたカードが「②」だったということになり、
このターンに「②ウルタールの猫」をプレイした以上…、
現在、しーぷが持っている1枚は、
「②」以外のカードで確定します。
…と、こういった小さな情報を集めていって、
最終的に、しーぷを脱落させたいところです!( ̄▽ ̄ )
では、プレイされた「②ウルタールの猫」の効果を解決しましょう。
「②ウルタールの猫」
使用:他のプレイヤーを1人選び、
その手札を見る。
単純に、星屑の手札がしーぷにバレてしまうということです…。

▲星屑は、しーぷに手札を見せます。
しーぷ「あらあら、まあまあ、なるほどね」
この時点で、
星屑視点では、しーぷの手札は「②以外の何か」。
しーぷ視点では、星屑の手札は「⑦輝くトラペゾヘドロン」。
星屑、情報戦で遅れを取ってしまいました…!
☆星屑2ターン目
なんとかして、展開を逆転していきたい星屑。
まずは、強さが「④」以下のカードを引かなければなりません。

▲このターンも、引いたカードは「①探索者」でした。
▲「⑦輝くトラペゾヘドロン」の効果は不発。脱落回避です。
さて、この「①探索者」で、しーぷの手札を当てさえすれば、
この不利な展開を、一発で逆転することができます。
と、いっても、星屑が判っていることは、
しーぷの手札が「②以外の何か」であることのみ…。
ここは、やはり、
現時点で公開されているカードの枚数をカウントして、
いちばん確率の高いカードを宣言することにしましょう。

▲各強さのカードの枚数は、この早見表の、
▲いちばん右の欄の黒数字と赤数字の合計です。
▲例えば、強さ①のカードは5+1=6枚あるというわけです。

▲そして現在、公開されている全てのカードがこちら。
▲さきほどの早見表の、各強さのカードの枚数から、
▲公開されているカードを引いていくと…、
①:宣言できない。
②:しーぷは持っていない。
③:3-0=残3枚
④:3-1=残2枚
⑤:3-1=残2枚
⑥:2-0=残2枚
⑦:2-2=残0枚(1枚は星屑の手札)
⑧:2-0=残2枚
結果、残っているカードの中で、
いちばん枚数が多いのは「③」のカード。
ここは確率に賭けてみたいと思います!
星屑「しーぷのカードは……3じゃないかな?」
しーぷ「…………」
星屑「」ゴクリ
しーぷ「……アタリ!」
星屑「うお、マジか!」

▲しーぷの手札は「③ティンダロスの猟犬」でした!
▲しーぷは脱落します!
▲これにより、星屑以外に残っているプレイヤーがいなくなりましたので…、

▲星屑は「旧き印」トークンを1つ獲得!
このトークンは、以下の条件で獲得できます。

▲狂気状態にならずに勝利→旧き印×1つ
▲狂気状態で勝利→クトゥルフ×1つ
▲「クトゥルフ」の狂気能力で勝利→クトゥルフ×3つ
そして…、

▲旧き印×2つ
▲クトゥルフ×3つ
▲以上、どちらかを集めた時点で、そのプレイヤーが勝利します!
「旧き印」を2つ集めたら、
邪神の復活を阻止し、世界を守ることに成功して勝利。
「クトゥルフ」を3つ集めたら、
邪神を復活させ、世界を滅ぼして勝利。
星屑は、前者の勝利条件にリーチをかけたわけです…!

▲ちなみに、1ゲーム目の伏せカードは…、
▲「⑤アーミテイジ教授」でした。
★2ゲーム目

▲2ゲーム目の、公開カードと伏せカードです。
▲「②ウルタールの猫」が2枚とも落ちてしまってますね…。
前のゲームの勝者がスタートプレイヤーとなりますので、
このゲームも星屑から始まります。
☆星屑1ターン目

▲星屑の初期手札は、またもや「⑦輝くトラペゾヘドロン」…!
星屑「(俺、このカードに好かれてんのかな…?)」
星屑「(なんとなく、トランペッターとトラペゾヘドロンって似てるし…)」
星屑「(まぁ、⑤以上のカードさえ引かなければ、)」
星屑「(どうってことは……)」

▲星屑が引いたカードは……「⑤ミ=ゴ」!
星屑「あ、脱落した」
しーぷ「え…?」

▲手札の強さの合計が12以上になり、
▲「⑦輝くトラペゾヘドロン」の効果が発動!
▲星屑は脱落してしまいました…!
しーぷ「私のターンが来る前に…!」
星屑「あっけなさすぎる幕切れだったね…( ̄▽ ̄;)」

▲しーぷは「旧い印」を1つ獲得。
▲これで、しーぷの逆王手となりました…!

▲2ゲーム目のの伏せカードはこちら。
★3ゲーム目

▲3ゲーム目の、公開カードと伏せカードです。
▲やっと「⑦輝くトラペゾヘドロン」から開放されました…!
このゲームは、しーぷのスタートプレイヤー。
☆しーぷ1ターン目

▲しーぷは「②ウルタールの猫」をプレイ。
▲効果で、星屑の手札を見ます。

▲星屑の初期手札は「⑧ネクロノミコン」でした。
「⑧ネクロノミコン」
このカードがあなたの捨て札に置かれた場合、
あなたは脱落する。
「⑦輝くトラペゾヘドロン」と同じく、
自身が脱落してしまう系のカードです。
これは、持っていることを相手に知られたくないカードですが…、

▲しーぷの「②ウルタールの猫」の効果によって、
▲星屑はしーぷに見せなければなりません…。
しーぷ「ほうほう。ラブレターでいうところの姫ですな」
しーぷ「それを捨てさせさえすれば、こちらの勝ちっと…」
星屑「これはキツイ展開だ…!」
☆星屑1ターン目

▲星屑が引いたカードは「⑦銀の鍵」。
「⑦銀の鍵」
あなたの手札の強さの合計が12以上である場合、
このカードを選んで場に出さなくてはならない。
「⑦輝くトラペゾヘドロン」と似ていますが、
こちらは即脱落とはならず、
このカードをプレイしさえすればOKです。
星屑の手札の強さの合計は15ですので、
「⑦銀の鍵」を場に出さなければなりません。
どのみち、「⑧ネクロノミコン」を手放してしまうと、
その時点で脱落でもありますので…、
二重の意味で、このカードを出すしか選択肢がないわけです。

▲星屑は「⑦銀の鍵」をプレイ。
▲"使用"タイプのカードではありませんので、
▲プレイ時には、特に何も起こりません。
☆しーぷ2ターン目
さて星屑は何とか、しのいでいきたいところでしたが…、
しーぷ「あ、勝った」
星屑「え、まさか…!?」
しーぷ「これで、星屑に手札交換してもらう…!」

▲しーぷは「⑤アーミテイジ教授」をプレイ!
「⑤アーミテイジ教授」
使用:プレイヤーを1人選ぶ(あなたでもよい)。
そのプレイヤーは手札を捨て札にしたのち、
山札から1枚引いて手札に加える。
自分を含む、プレイヤー1人に、
手札交換をさせる効果です。
普通なら、そんなにヤバいカードではありませんが…、
現在、星屑は「⑧ネクロノミコン」を持っていて、
"そのプレイヤーは手札を捨て札にしたのち、"
となると、
星屑は「⑧ネクロノミコン」を捨て札にしないといけません…!

▲星屑が「⑧ネクロノミコン」を捨て札に置いた時点で、
▲星屑は「⑧ネクロノミコン」の効果によって脱落…!
前のターンで星屑の手札を見て、
このターンの「⑤アーミテイジ教授」でトドメの一撃!
しーぷ、華麗なコンボを決めて…、

▲2つ目の「旧き印」を獲得!!
▲逆転勝利を収めました…!

▲なお、3ゲーム目の伏せカードはこちら。
えー、いくら2人プレイとはいえ、
あまりにもあっさりと終わりすぎてしまいましたので…、
もう1プレイやっときたいと思います!( ̄▽ ̄;)
次回は、[狂気能力]とか大活躍してくれるはず…!
すぐにプレイ記その2を書きますので、どうぞ、お楽しみに!
「ラブクラフト・レター」 関連記事
→次回:プレイ記その2(1/2)
→開封
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大分県宇佐市で「ラブクラフト・レター」!
身の回りで起こった怪異を調査し、
この世界の真理へと迫るゲーム、
「ラブクラフト・レター」を、
私星屑と妻しーぷの2人でプレイ。
邪神の復活を阻止し、世界を守るか、
邪神を復活させて、世界を滅ぼすか、
いずれかの方法で勝利するのは、
夫婦のうち、果たしてどちらでしょうか…?
しーぷ「これって、ラブレターと似てるんだっけ?」
星屑「そうやね。基本的なところは全く同じ」
星屑「自分のターンが回ってくるたびに、」
星屑「2枚の手札のうち、1枚をプレイしていって、」
星屑「自分以外の全員が脱落したら勝利って感じ」
しーぷ「じゃあ、ラブレターとは、どこが違うの?」
星屑「"クトゥルフ"の要素が追加されたみたいやね」
星屑「それによって、世界観が変わって、」
星屑「新しい効果とかルールとかが追加されてる」
星屑「って、俺もまだ、ルルブ読んだだけなんだけど…」
しーぷ「クトゥルフなら、私、少しは分かるけん、」
しーぷ「とりあえずプレイしてみよう!」
星屑「そうだね。追加要素については、」
星屑「その都度、確認していくスタイルでやってみようか」
★準備
まずは、全25枚のゲームカードを箱から取り出して、
これを〈山札〉とします。
しーぷ「わ、カードが多くなってる!」
星屑「ラブレターは、確か16枚やったけんね」
星屑「増えた9枚が、新要素的な感じになるみたい」

▲続いて、山札から「ミ=ゴの検体」を引っ張り出して、
▲脇に置いておきます。
しーぷ「このカードは使わないの?」
星屑「えっとね、他のカードの効果で、」
星屑「ゲームに登場することがあるっぽい」

▲そして、残る24枚の山札から、
▲1枚をウラのまま引いて、ゲームから除外します。
("除外"と書きましたが、場合によっては引くことになります)
しーぷ「これは、確か…」
しーぷ「1ゲームにつき、ランダムで1枚、」
しーぷ「伏せカードがある…んだっけ?」
星屑「この1枚が、何か判らないことで、」
星屑「俺たちの推理が少しややこしくなるって寸法やね」
さらに、今回は2人プレイですので、

▲残る23枚の山札から、
▲5枚をオモテで公開します。
▲これらは、プレイヤーが推理する際のヒントとなります。
以上で、ゲームカードの準備は終了です。

▲各プレイヤーに、早見表カードを配ります。

▲早見表のウラには、何やら恐ろしげな情報が…。
(※画像をクリックで大きくなります)

▲最後に、各プレイヤーは山札からカードを1枚引いて…、
▲ゲーム開始となります!
★1ゲーム目
スタートプレイヤーは星屑です。
自分のターンが回ってきたら…、
①山札から1枚引く。
↓
②2枚の手札のうち、1枚をプレイする。
という流れを踏んでいきます。
☆星屑1ターン目
各プレイヤーは、準備の段階で、
すでにカードを1枚引いています。
星屑が引いていたカードは、
「⑦輝くトラペゾヘドロン」(狂気カード)
あなたの手札の強さの合計が12以上である場合、
あなたは脱落する。
あなたが狂気状態である場合、この効果は無視する。
[狂気能力]
あなたの手札の強さの合計が12以上である場合、あなたはゲームに勝利する。
まずは、
〈狂気〉以外のところから説明しましょう。
「⑦輝くトラペゾヘドロン」を持っている状態で、
手札の〈強さ〉の合計が12以上になると、即脱落となります。
〈強さ〉とは、カード左上の数字のことです。
「⑦輝くトラペゾヘドロン」の〈強さ〉は「⑦」ですので、
このカードを持っているときに、
「⑤」以上の〈強さ〉のカードを引いてしまうと、
手札の〈強さ〉の合計が12以上となり、脱落してしまいます…!
そして、
[狂気能力]の方は、自分が〈狂気状態〉のときのみ有効です。
〈狂気状態〉とは、
[狂気能力]を持つカード(→例えば「⑦輝くトラペゾヘドロン」)が、
1枚以上、自分の捨て札にある状態のことです。

▲ともかく、自分のターンですので、星屑はカードを1枚引きます。
星屑「(④以下のカードが来ますように…!)」

▲引いたカードは「①探索者」。
▲幸いにも、手札の強さの合計は「8」ですので、
▲「⑦輝くトラペゾヘドロン」の効果は発動しません。
星屑「(あー、よかった……)」
「①探索者」
使用:他のプレイヤーを1人選び、
1以外の数字(強さ)を1つ宣言する。
その数字と手札の強さが一致した場合、
そのプレイヤーは脱落する。
「ラブレター」でいうところの「①兵士」ですね。
「①探索者」をプレイしたら、
他のプレイヤーを脱落させるチャンスです!
相手の手札の〈強さ〉を推理して、
見事、当てることができたら、
その相手を即脱落させることができます!

▲星屑は「①探索者」をプレイ!
星屑「じゃあ、数字を宣言するね」
しーぷ「どうぞ」
星屑「えっと……2!」
しーぷ「ハズレ!」
星屑「やっぱ、そんな簡単にはいかんか…( ̄▽ ̄ )」
一応、残り枚数的に、いちばん確率が高そうなのを狙いましたが、
残念ながら外れてしまいました。
☆しーぷ1ターン目

▲しーぷは1枚引いてから、「②ウルタールの猫」をプレイ。
星屑「いま引いたのが、それか!」
しーぷ「そういうことだね」
前のターンで、星屑は「①探索者」をプレイし、
しーぷの手札を〈強さ〉が「②」のカードだと宣言しました。
これがハズレでしたので、前のターンの時点では、
しーぷは「②」のカードを持っていなかったということになります。
そのしーぷから、「②」のカードが出てきたということは、
このターンにしーぷが引いたカードが「②」だったということになり、
このターンに「②ウルタールの猫」をプレイした以上…、
現在、しーぷが持っている1枚は、
「②」以外のカードで確定します。
…と、こういった小さな情報を集めていって、
最終的に、しーぷを脱落させたいところです!( ̄▽ ̄ )
では、プレイされた「②ウルタールの猫」の効果を解決しましょう。
「②ウルタールの猫」
使用:他のプレイヤーを1人選び、
その手札を見る。
単純に、星屑の手札がしーぷにバレてしまうということです…。

▲星屑は、しーぷに手札を見せます。
しーぷ「あらあら、まあまあ、なるほどね」
この時点で、
星屑視点では、しーぷの手札は「②以外の何か」。
しーぷ視点では、星屑の手札は「⑦輝くトラペゾヘドロン」。
星屑、情報戦で遅れを取ってしまいました…!
☆星屑2ターン目
なんとかして、展開を逆転していきたい星屑。
まずは、強さが「④」以下のカードを引かなければなりません。

▲このターンも、引いたカードは「①探索者」でした。
▲「⑦輝くトラペゾヘドロン」の効果は不発。脱落回避です。
さて、この「①探索者」で、しーぷの手札を当てさえすれば、
この不利な展開を、一発で逆転することができます。
と、いっても、星屑が判っていることは、
しーぷの手札が「②以外の何か」であることのみ…。
ここは、やはり、
現時点で公開されているカードの枚数をカウントして、
いちばん確率の高いカードを宣言することにしましょう。

▲各強さのカードの枚数は、この早見表の、
▲いちばん右の欄の黒数字と赤数字の合計です。
▲例えば、強さ①のカードは5+1=6枚あるというわけです。

▲そして現在、公開されている全てのカードがこちら。
▲さきほどの早見表の、各強さのカードの枚数から、
▲公開されているカードを引いていくと…、
①:宣言できない。
②:しーぷは持っていない。
③:3-0=残3枚
④:3-1=残2枚
⑤:3-1=残2枚
⑥:2-0=残2枚
⑦:2-2=残0枚(1枚は星屑の手札)
⑧:2-0=残2枚
結果、残っているカードの中で、
いちばん枚数が多いのは「③」のカード。
ここは確率に賭けてみたいと思います!
星屑「しーぷのカードは……3じゃないかな?」
しーぷ「…………」
星屑「」ゴクリ
しーぷ「……アタリ!」
星屑「うお、マジか!」

▲しーぷの手札は「③ティンダロスの猟犬」でした!
▲しーぷは脱落します!
▲これにより、星屑以外に残っているプレイヤーがいなくなりましたので…、

▲星屑は「旧き印」トークンを1つ獲得!
このトークンは、以下の条件で獲得できます。

▲狂気状態にならずに勝利→旧き印×1つ
▲狂気状態で勝利→クトゥルフ×1つ
▲「クトゥルフ」の狂気能力で勝利→クトゥルフ×3つ
そして…、

▲旧き印×2つ
▲クトゥルフ×3つ
▲以上、どちらかを集めた時点で、そのプレイヤーが勝利します!
「旧き印」を2つ集めたら、
邪神の復活を阻止し、世界を守ることに成功して勝利。
「クトゥルフ」を3つ集めたら、
邪神を復活させ、世界を滅ぼして勝利。
星屑は、前者の勝利条件にリーチをかけたわけです…!

▲ちなみに、1ゲーム目の伏せカードは…、
▲「⑤アーミテイジ教授」でした。
★2ゲーム目

▲2ゲーム目の、公開カードと伏せカードです。
▲「②ウルタールの猫」が2枚とも落ちてしまってますね…。
前のゲームの勝者がスタートプレイヤーとなりますので、
このゲームも星屑から始まります。
☆星屑1ターン目

▲星屑の初期手札は、またもや「⑦輝くトラペゾヘドロン」…!
星屑「(俺、このカードに好かれてんのかな…?)」
星屑「(なんとなく、トランペッターとトラペゾヘドロンって似てるし…)」
星屑「(まぁ、⑤以上のカードさえ引かなければ、)」
星屑「(どうってことは……)」

▲星屑が引いたカードは……「⑤ミ=ゴ」!
星屑「あ、脱落した」
しーぷ「え…?」

▲手札の強さの合計が12以上になり、
▲「⑦輝くトラペゾヘドロン」の効果が発動!
▲星屑は脱落してしまいました…!
しーぷ「私のターンが来る前に…!」
星屑「あっけなさすぎる幕切れだったね…( ̄▽ ̄;)」

▲しーぷは「旧い印」を1つ獲得。
▲これで、しーぷの逆王手となりました…!

▲2ゲーム目のの伏せカードはこちら。
★3ゲーム目

▲3ゲーム目の、公開カードと伏せカードです。
▲やっと「⑦輝くトラペゾヘドロン」から開放されました…!
このゲームは、しーぷのスタートプレイヤー。
☆しーぷ1ターン目

▲しーぷは「②ウルタールの猫」をプレイ。
▲効果で、星屑の手札を見ます。

▲星屑の初期手札は「⑧ネクロノミコン」でした。
「⑧ネクロノミコン」
このカードがあなたの捨て札に置かれた場合、
あなたは脱落する。
「⑦輝くトラペゾヘドロン」と同じく、
自身が脱落してしまう系のカードです。
これは、持っていることを相手に知られたくないカードですが…、

▲しーぷの「②ウルタールの猫」の効果によって、
▲星屑はしーぷに見せなければなりません…。
しーぷ「ほうほう。ラブレターでいうところの姫ですな」
しーぷ「それを捨てさせさえすれば、こちらの勝ちっと…」
星屑「これはキツイ展開だ…!」
☆星屑1ターン目

▲星屑が引いたカードは「⑦銀の鍵」。
「⑦銀の鍵」
あなたの手札の強さの合計が12以上である場合、
このカードを選んで場に出さなくてはならない。
「⑦輝くトラペゾヘドロン」と似ていますが、
こちらは即脱落とはならず、
このカードをプレイしさえすればOKです。
星屑の手札の強さの合計は15ですので、
「⑦銀の鍵」を場に出さなければなりません。
どのみち、「⑧ネクロノミコン」を手放してしまうと、
その時点で脱落でもありますので…、
二重の意味で、このカードを出すしか選択肢がないわけです。

▲星屑は「⑦銀の鍵」をプレイ。
▲"使用"タイプのカードではありませんので、
▲プレイ時には、特に何も起こりません。
☆しーぷ2ターン目
さて星屑は何とか、しのいでいきたいところでしたが…、
しーぷ「あ、勝った」
星屑「え、まさか…!?」
しーぷ「これで、星屑に手札交換してもらう…!」

▲しーぷは「⑤アーミテイジ教授」をプレイ!
「⑤アーミテイジ教授」
使用:プレイヤーを1人選ぶ(あなたでもよい)。
そのプレイヤーは手札を捨て札にしたのち、
山札から1枚引いて手札に加える。
自分を含む、プレイヤー1人に、
手札交換をさせる効果です。
普通なら、そんなにヤバいカードではありませんが…、
現在、星屑は「⑧ネクロノミコン」を持っていて、
"そのプレイヤーは手札を捨て札にしたのち、"
となると、
星屑は「⑧ネクロノミコン」を捨て札にしないといけません…!

▲星屑が「⑧ネクロノミコン」を捨て札に置いた時点で、
▲星屑は「⑧ネクロノミコン」の効果によって脱落…!
前のターンで星屑の手札を見て、
このターンの「⑤アーミテイジ教授」でトドメの一撃!
しーぷ、華麗なコンボを決めて…、

▲2つ目の「旧き印」を獲得!!
▲逆転勝利を収めました…!

▲なお、3ゲーム目の伏せカードはこちら。
えー、いくら2人プレイとはいえ、
あまりにもあっさりと終わりすぎてしまいましたので…、
もう1プレイやっときたいと思います!( ̄▽ ̄;)
次回は、[狂気能力]とか大活躍してくれるはず…!
すぐにプレイ記その2を書きますので、どうぞ、お楽しみに!
「ラブクラフト・レター」 関連記事
→次回:プレイ記その2(1/2)
→開封
[ボードゲーム記事一覧]
|
アゴ 待ってました!
ありがとうございます!
やはりクトゥルフだけあってか、ラブレター系だからか、割と簡単に脱落しますね。
ただ、狂気のシステムが面白そうなので僕も買ってみます!
オススメです!
星屑トランペッター >>アゴさん
おっしゃる通り、狂気のシステムが面白いです!
人を呪わば穴二つ…ではないですが、
正気度チェックにひやひやしながらも、
強力な狂気能力につなげていく感じ、
すごく楽しい…!( ̄▽ ̄*)
脱落の容易さについては、ほんと、これから!ってときに、
あっけない幕切れになってしまうことも多々ありますが…、
それもまた"ラブレター系"の宿命かもしれません。( ̄▽ ̄ )
トータルで考えて、
これは「ラブレター」がお好きならば、
持っていて損はないゲームだと思いますよ!
アゴ ですね!
クトゥルフもラブレターも好きなので買ってみることにしました!
ありがとうございました!
ご覧いただいて、ありがとうございました!
星屑トランペッター >>アゴさん
お互い、ラブクラフト・レターを楽しみましょう!
また何かございましたら、
お気軽にコメントやメッセージをお寄せください!( ̄▽ ̄*)
ありがとうございます!
やはりクトゥルフだけあってか、ラブレター系だからか、割と簡単に脱落しますね。
ただ、狂気のシステムが面白そうなので僕も買ってみます!
おっしゃる通り、狂気のシステムが面白いです!
人を呪わば穴二つ…ではないですが、
正気度チェックにひやひやしながらも、
強力な狂気能力につなげていく感じ、
すごく楽しい…!( ̄▽ ̄*)
脱落の容易さについては、ほんと、これから!ってときに、
あっけない幕切れになってしまうことも多々ありますが…、
それもまた"ラブレター系"の宿命かもしれません。( ̄▽ ̄ )
トータルで考えて、
これは「ラブレター」がお好きならば、
持っていて損はないゲームだと思いますよ!
クトゥルフもラブレターも好きなので買ってみることにしました!
ありがとうございました!
お互い、ラブクラフト・レターを楽しみましょう!
また何かございましたら、
お気軽にコメントやメッセージをお寄せください!( ̄▽ ̄*)