★amazonでゲームを説明!
「ふたつの街の物語」は……
▲熟練プランナーとなったプレイヤーが、
▲2ヵ所の都市の再建を請け負い、
▲他のプレイヤーとペアを組んで、
▲協力しながら都市を建設していきます。
▲左隣のプレイヤーと作る左側の都市と、
▲右隣のプレイヤーと作る右側の都市…。
ふたつの都市のうち、
より点数の低いものが自身の得点となりますので、
両方の都市が高得点になるように、
都市作りを進めていきましょう…!
★さらっとゲームの流れ
このゲームは、3ラウンドで終了となります。
どのラウンドも〈ドラフト〉によって、
都市を作るための「都市タイル」を獲得し、
獲得したタイルを配置していきます。
タイルを配置するにあたっては、
両隣のプレイヤーと、よく相談し、
より得点が高くなる配置を目指しましょう!
☆ラウンド1
ステップ1 タイルの選択
まず、各プレイヤーは都市タイルを7枚引いて、

▲その中から2枚のタイルを選び出します。

▲選んだ2枚のタイルは手元にウラ向きで置いて、
▲残りのタイルは、左隣のプレイヤーとの間に重ねておきます。
ステップ2 タイルを表にする

▲全員が一斉に、手元の2枚のタイルをオモテ向きにします。
ステップ3 タイルを配置して都市を作る
各プレイヤーは、手元の2枚のタイルを使って、
自分と両隣のプレイヤーの間に都市を作っていきます。

▲自分のタイル1枚と、
▲左隣のプレイヤーのタイル1枚で、
▲左側の都市を。

▲自分のタイル1枚と、
▲右隣のプレイヤーのタイル1枚で、
▲右側の都市を。
タイルどうしは、タテヨコで隣接していなければならず、
都市は、最終的に4マス×4マスの正方形にしなければなりません。
左側の都市は、左隣のプレイヤーと、
右側の都市は、右隣のプレイヤーと、
それぞれ話し合いながら作り上げていきましょう。
全員の配置が終わったら…、

▲右隣のプレイヤーが自分との間に置いたタイルを受け取って、
▲またステップ1からのくり返しとなります。

▲今度は5枚の中から2枚を選び出して手元に置き、
▲残った3枚を、左隣のプレイヤーとの間に置きます。
手元の2枚をオモテ向きにしたら、

▲そのうちの1枚で、左側の都市を拡大し、

▲もう1枚で、右側の都市を拡大していきます。
…これを、あと1回くり返したら、ラウンド1は終了となります。
☆ラウンド2
ラウンド2だけは少しだけ特殊で…、
各プレイヤーは、
・「二重都市タイル」の山から3枚を引く
↓
・その中から2枚を選び出して、1枚は捨て札にする
↓
・ふたつの都市に二重都市タイルを1枚ずつ配置する
…という流れでプレイします。

▲二重都市タイルの一例。
二重都市タイルは、
都市タイルが2枚つながっただけのタイルですが、
タイルによって「タテ」と「ヨコ」が決まっていますので、
配置する際は気をつけましょう。
☆ラウンド3
ラウンド3は、ラウンド1と同じ流れです。
1つだけ違う点は、
選ばなかったタイルを流す方向が反時計回りであるということ。
他は全く同じで、
タイルを選んで→オモテ向きにして→相談しながら配置して
を3回くり返したら…、
ふたつの都市は、それぞれ4マス×4マスになっているはずです。

▲こんな感じだったり、

▲こんな感じだったり。
あとは、都市ごとに点数計算をして、
両隣の都市のうち、より点数の低い方が自分の得点となり、
いちばん得点の高かったプレイヤーが勝利となります!
★さらさらっと点数計算
「都市タイル」は6種類あり、
それぞれ色とアイコンで区別できるようになっています。
種類ごとに点数の計算方法が違い、
これが、都市をつくっていく上でのポイントになりますので…、
1種類ずつ、さらさらっと紹介していきたいと思います。
☆商店
黄色いアイコンのタイルが「商店」です。
商店は、
タテでもヨコでも、直線で並べると得点が伸びます。

1枚だと2点。
直線で2枚並べると5点。
直線で3枚並べると10点。
直線で4枚並べると16点。
イメージ的には"商店街"って感じですね!
☆工場
グレーのアイコンのタイルが「工場」です。
工場は、
他の都市に工場の枚数で勝れば得点が伸びます。

すべての都市の中で、
工場の枚数が1位の都市の工場は、1枚につき4点。
工場の枚数が2位の都市の工場は、1枚につき3点。
工場の枚数が3位以下の都市の工場は、1枚につき2点。
工場は、中途半端な枚数を配置しちゃうと美味しくないですね…!
☆酒場
赤いアイコンのタイルが「酒場」です。
酒場には、4種類のアイコンがあって、
これを1枚ずつセットで集めると得点が伸びます。

1種類だと1点。
2種類だと4点。
3種類だと9点。
4種類だと17点。
できるだけ、4種類を1枚ずつ、あるいは2枚ずつ、
揃えていきたいところですね!( ̄▽ ̄*)
☆オフィス
青いアイコンのタイルが「オフィス」です。
オフィスは、単純にオフィスの枚数が増えるごとに得点が伸びます。
さらに、酒場にタテヨコで隣接しているオフィス1枚につき1点になります。

オフィスの枚数が、
1枚なら1点。
2枚なら3点。
3枚なら6点。
4枚なら10点。
5枚なら15点。
6枚なら21点。
以降は、また1枚からの扱いになります。
いちばん無難で死ににくいタイルだと思います。
そのぶん、超高得点は狙いにくいですが…。
☆公園
緑のアイコンのタイルが「公園」です。
公園は、グループごとに点数を計算します。
グループというのは、タテヨコで隣接している1かたまりのことです。

▲この中には、公園が3グループあります。
(わかりやすくするために、他のタイルはウラ向きにしています)
グループごとに、
1枚なら2点。
2枚なら8点。
3枚なら12点。
4枚なら13点。
5枚なら14点。
以降、1枚増えるごとに+1点。
と、計算していきます。
4枚以上のグループは点が伸び悩んでしまい…、

▲例えば、こんな配置の公園では18点にしかなりません。
▲ちなみに1つ前の例は、同じ9枚の公園で33点になります。
できるだけ2~3枚のグループを分散させていきたいところですね。
大きな公園より、小さな公園を目指しましょう。
☆住居
茶色のアイコンのタイルが「住居」です。
住居は、他のタイルの種類が多いほど得点が伸びます。
住居以外に、
1種類のタイルがあれば、住居1枚につき1点。
2種類のタイルがあれば、住居1枚につき2点。
3種類のタイルがあれば、住居1枚につき3点。
4種類のタイルがあれば、住居1枚につき4点。
5種類のタイルがあれば、住居1枚につき5点。

▲住居以外に、5種類のタイルがあれば、
▲住居1枚につき5点となりますが…、

▲住居以外に、1種類のタイルしかなければ、
▲住居1枚につき1点となってしまいます。
そして…、

▲工場にタテヨコで隣接する住居は無条件で1点になりますので、
▲気をつけましょう!
★このゲームの好きなところ!
☆"協力してる感"がすごい!
〈協力系〉といわれるゲームの、いちばんの課題は、
"ちゃんと全員が参加できているか"だと思うんです。
よくあるパターンで、
定番タイトルの「スコットランド・ヤード」をプレイしているとき、
刑事5人の中に、あまりにもグイグイ引っ張りすぎる人がいると、
発言を遠慮してしまう人が出てきて、バランスが崩れてしまう…。
(そして実はミスリードだったというオチまでついてしまったり…)
まぁ、スコランの場合は、それ前提で楽しむ感じですが、
〈協力系〉のゲームって、
人数が増えれば増えるほど、
積極的に参加している人と、
消極的な参加になっちゃってる人との、
"差"がつきやすい印象があります。
その点、この「ふたつの街の物語」は、
必ず2人で協力することになりますので、
常に1対1で会話することができます。
誰かと誰かが話してるから、自分は遠慮しておこう…。
ってことになりにくいです。
また、話し合う内容が難解であればあるほど、
どうしても熟練者がグイグイ引っ張るカタチになりがちですが、
このゲームの街作りは、だいぶシンプルな部類ですので、
初心者でも、思いついたことを気軽に口に出しやすいです。
そして、ふたつの街の、より点数が低い方が自分の得点になるので、
左右のプレイヤーどちらかにかたよるということがありません。
左隣のプレイヤーとも、右隣のプレイヤーとも、
等しく協力していくことになります。
結果、
みんながどんどん会話するので、すごく盛り上がる…!
ぼくは、7人プレイを2度やってみたんですが、
2度とも"協力してる感"を大いに味わうことができました!
本当に、ちゃんとみんなが参加できて、
しっかり協力できる素晴らしいタイトルだと思います!
…と、いうわけで、
今月のボードゲームは「ふたつの街の物語」でした!
やっぱりタイルゲームって良いものですね…!( ̄▽ ̄*)
さて来月は、
どんな印象的なボードゲームが登場するのでしょうか…?
また、新たなボードゲームとの出会いが楽しみです!
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「ふたつの街の物語」は……
▲熟練プランナーとなったプレイヤーが、
▲2ヵ所の都市の再建を請け負い、
▲他のプレイヤーとペアを組んで、
▲協力しながら都市を建設していきます。
▲左隣のプレイヤーと作る左側の都市と、
▲右隣のプレイヤーと作る右側の都市…。
ふたつの都市のうち、
より点数の低いものが自身の得点となりますので、
両方の都市が高得点になるように、
都市作りを進めていきましょう…!
★さらっとゲームの流れ
このゲームは、3ラウンドで終了となります。
どのラウンドも〈ドラフト〉によって、
都市を作るための「都市タイル」を獲得し、
獲得したタイルを配置していきます。
タイルを配置するにあたっては、
両隣のプレイヤーと、よく相談し、
より得点が高くなる配置を目指しましょう!
☆ラウンド1
ステップ1 タイルの選択
まず、各プレイヤーは都市タイルを7枚引いて、

▲その中から2枚のタイルを選び出します。

▲選んだ2枚のタイルは手元にウラ向きで置いて、
▲残りのタイルは、左隣のプレイヤーとの間に重ねておきます。
ステップ2 タイルを表にする

▲全員が一斉に、手元の2枚のタイルをオモテ向きにします。
ステップ3 タイルを配置して都市を作る
各プレイヤーは、手元の2枚のタイルを使って、
自分と両隣のプレイヤーの間に都市を作っていきます。

▲自分のタイル1枚と、
▲左隣のプレイヤーのタイル1枚で、
▲左側の都市を。

▲自分のタイル1枚と、
▲右隣のプレイヤーのタイル1枚で、
▲右側の都市を。
タイルどうしは、タテヨコで隣接していなければならず、
都市は、最終的に4マス×4マスの正方形にしなければなりません。
左側の都市は、左隣のプレイヤーと、
右側の都市は、右隣のプレイヤーと、
それぞれ話し合いながら作り上げていきましょう。
全員の配置が終わったら…、

▲右隣のプレイヤーが自分との間に置いたタイルを受け取って、
▲またステップ1からのくり返しとなります。

▲今度は5枚の中から2枚を選び出して手元に置き、
▲残った3枚を、左隣のプレイヤーとの間に置きます。
手元の2枚をオモテ向きにしたら、

▲そのうちの1枚で、左側の都市を拡大し、

▲もう1枚で、右側の都市を拡大していきます。
…これを、あと1回くり返したら、ラウンド1は終了となります。
☆ラウンド2
ラウンド2だけは少しだけ特殊で…、
各プレイヤーは、
・「二重都市タイル」の山から3枚を引く
↓
・その中から2枚を選び出して、1枚は捨て札にする
↓
・ふたつの都市に二重都市タイルを1枚ずつ配置する
…という流れでプレイします。

▲二重都市タイルの一例。
二重都市タイルは、
都市タイルが2枚つながっただけのタイルですが、
タイルによって「タテ」と「ヨコ」が決まっていますので、
配置する際は気をつけましょう。
☆ラウンド3
ラウンド3は、ラウンド1と同じ流れです。
1つだけ違う点は、
選ばなかったタイルを流す方向が反時計回りであるということ。
他は全く同じで、
タイルを選んで→オモテ向きにして→相談しながら配置して
を3回くり返したら…、
ふたつの都市は、それぞれ4マス×4マスになっているはずです。

▲こんな感じだったり、

▲こんな感じだったり。
あとは、都市ごとに点数計算をして、
両隣の都市のうち、より点数の低い方が自分の得点となり、
いちばん得点の高かったプレイヤーが勝利となります!
★さらさらっと点数計算
「都市タイル」は6種類あり、
それぞれ色とアイコンで区別できるようになっています。
種類ごとに点数の計算方法が違い、
これが、都市をつくっていく上でのポイントになりますので…、
1種類ずつ、さらさらっと紹介していきたいと思います。
☆商店
黄色いアイコンのタイルが「商店」です。
商店は、
タテでもヨコでも、直線で並べると得点が伸びます。

1枚だと2点。
直線で2枚並べると5点。
直線で3枚並べると10点。
直線で4枚並べると16点。
イメージ的には"商店街"って感じですね!
☆工場
グレーのアイコンのタイルが「工場」です。
工場は、
他の都市に工場の枚数で勝れば得点が伸びます。

すべての都市の中で、
工場の枚数が1位の都市の工場は、1枚につき4点。
工場の枚数が2位の都市の工場は、1枚につき3点。
工場の枚数が3位以下の都市の工場は、1枚につき2点。
工場は、中途半端な枚数を配置しちゃうと美味しくないですね…!
☆酒場
赤いアイコンのタイルが「酒場」です。
酒場には、4種類のアイコンがあって、
これを1枚ずつセットで集めると得点が伸びます。

1種類だと1点。
2種類だと4点。
3種類だと9点。
4種類だと17点。
できるだけ、4種類を1枚ずつ、あるいは2枚ずつ、
揃えていきたいところですね!( ̄▽ ̄*)
☆オフィス
青いアイコンのタイルが「オフィス」です。
オフィスは、単純にオフィスの枚数が増えるごとに得点が伸びます。
さらに、酒場にタテヨコで隣接しているオフィス1枚につき1点になります。

オフィスの枚数が、
1枚なら1点。
2枚なら3点。
3枚なら6点。
4枚なら10点。
5枚なら15点。
6枚なら21点。
以降は、また1枚からの扱いになります。
いちばん無難で死ににくいタイルだと思います。
そのぶん、超高得点は狙いにくいですが…。
☆公園
緑のアイコンのタイルが「公園」です。
公園は、グループごとに点数を計算します。
グループというのは、タテヨコで隣接している1かたまりのことです。

▲この中には、公園が3グループあります。
(わかりやすくするために、他のタイルはウラ向きにしています)
グループごとに、
1枚なら2点。
2枚なら8点。
3枚なら12点。
4枚なら13点。
5枚なら14点。
以降、1枚増えるごとに+1点。
と、計算していきます。
4枚以上のグループは点が伸び悩んでしまい…、

▲例えば、こんな配置の公園では18点にしかなりません。
▲ちなみに1つ前の例は、同じ9枚の公園で33点になります。
できるだけ2~3枚のグループを分散させていきたいところですね。
大きな公園より、小さな公園を目指しましょう。
☆住居
茶色のアイコンのタイルが「住居」です。
住居は、他のタイルの種類が多いほど得点が伸びます。
住居以外に、
1種類のタイルがあれば、住居1枚につき1点。
2種類のタイルがあれば、住居1枚につき2点。
3種類のタイルがあれば、住居1枚につき3点。
4種類のタイルがあれば、住居1枚につき4点。
5種類のタイルがあれば、住居1枚につき5点。

▲住居以外に、5種類のタイルがあれば、
▲住居1枚につき5点となりますが…、

▲住居以外に、1種類のタイルしかなければ、
▲住居1枚につき1点となってしまいます。
そして…、

▲工場にタテヨコで隣接する住居は無条件で1点になりますので、
▲気をつけましょう!
★このゲームの好きなところ!
☆"協力してる感"がすごい!
〈協力系〉といわれるゲームの、いちばんの課題は、
"ちゃんと全員が参加できているか"だと思うんです。
よくあるパターンで、
定番タイトルの「スコットランド・ヤード」をプレイしているとき、
刑事5人の中に、あまりにもグイグイ引っ張りすぎる人がいると、
発言を遠慮してしまう人が出てきて、バランスが崩れてしまう…。
(そして実はミスリードだったというオチまでついてしまったり…)
まぁ、スコランの場合は、それ前提で楽しむ感じですが、
〈協力系〉のゲームって、
人数が増えれば増えるほど、
積極的に参加している人と、
消極的な参加になっちゃってる人との、
"差"がつきやすい印象があります。
その点、この「ふたつの街の物語」は、
必ず2人で協力することになりますので、
常に1対1で会話することができます。
誰かと誰かが話してるから、自分は遠慮しておこう…。
ってことになりにくいです。
また、話し合う内容が難解であればあるほど、
どうしても熟練者がグイグイ引っ張るカタチになりがちですが、
このゲームの街作りは、だいぶシンプルな部類ですので、
初心者でも、思いついたことを気軽に口に出しやすいです。
そして、ふたつの街の、より点数が低い方が自分の得点になるので、
左右のプレイヤーどちらかにかたよるということがありません。
左隣のプレイヤーとも、右隣のプレイヤーとも、
等しく協力していくことになります。
結果、
みんながどんどん会話するので、すごく盛り上がる…!
ぼくは、7人プレイを2度やってみたんですが、
2度とも"協力してる感"を大いに味わうことができました!
本当に、ちゃんとみんなが参加できて、
しっかり協力できる素晴らしいタイトルだと思います!
…と、いうわけで、
今月のボードゲームは「ふたつの街の物語」でした!
やっぱりタイルゲームって良いものですね…!( ̄▽ ̄*)
さて来月は、
どんな印象的なボードゲームが登場するのでしょうか…?
また、新たなボードゲームとの出会いが楽しみです!
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