大分県宇佐市で「ワインレーティング」!
ついに、ついにです!
私星屑の妻しーぷが、
自分でボードゲームを購入しました!!
今まで、夫婦折半でボードゲームを購入したことはあったんですが、
しーぷが自分で欲しいタイトルを見つけて購入したのは初めて…!
そんな記念すべきしーぷ1箱目のボードゲームは、
陣取りゲーム「ワインレーティング」!
これをしーぷと星屑の2人でプレイしてまいりたいと思います!!
★ゲームの準備

▲まずは、ワイナリーカードをこんな感じで並べます。
▲このとき、カードの内容は気にしなくてOKです。

▲次に、16枚の評価カードを、

▲シャッフルして、ひとつの山にします。
評価カードは2色の混合ですので…、
星屑は色別にシャッフルしてから、"たがいちがい"な山をつくりました。
(※マニュアル的には色関係なくシャッフルっぽいです)
その後、評価カードの山から、
2色のカードを2枚ずつ取り出して、

▲こんな感じに、ウラ向きで配置します。
(このウラ向きのカードは、ラウンド終了まで非公開です)
評価カード16枚のうち、4枚を配置して、
残る評価カードは12枚になりました。
この12枚をすべてプレイヤーに配って、手札にします。
2人プレイなら、1人6枚ずつ
3人プレイなら、1人4枚ずつ
4人プレイなら、1人3枚ずつ
…といった具合です。
最小公倍数って便利ですね…!( ̄▽ ̄*)

▲2人プレイの場合は、手札6枚ずつとなります。
各プレイヤーは、自分の手札の内容をチェックして…、

▲手札の半分を左隣のプレイヤーに渡します。
▲いわゆる"ドラフト"ってヤツですね!
2人プレイの場合は、左隣というか単純に相手に渡します。
3人プレイの場合は、4枚の半分の2枚を左隣のプレイヤーに渡し、
4人プレイの場合は、1枚だけを左隣のプレイヤーに渡すようです。

▲星屑は、6枚の半分の3枚をしーぷに渡しました。
手札に残したのは、
最大の「5」と、最小の「-3」と、
どうやら強力なカードらしい「0(スワリング)」です。
星屑がしーぷに3枚渡したということは、
しーぷも星屑に3枚渡すということで…、

▲しーぷからは、「2」「-2」「1」の3枚がやってきました。
▲これが、第1ラウンドの星屑の手札になります。
そして、各プレイヤーは…、

▲プレイヤーカードとコイン4枚を受け取ります。
▲4色あるうちの、好きな色を選びましょう。
使わない色のプレイヤーカードとコインは箱へ戻し、
使う色のコインのあまり(8枚ずつ)は箱から出しておきます。
最後に、スタートプレイヤーを適当な方法で決めるんですが…、
しーぷ「どうやって決めようか?」
星屑「そうやね、じゃあお酒が弱い俺からってことで」
しーぷ「え、あ、はい、そうだね、」
しーぷ「なんかよく分からないけど、それでいこう…!( ̄▽ ̄;)」

▲下戸な星屑はスタートプレイヤー用コルクを受け取ります。
あ、そうそう、忘れていましたが…、

▲コインはプレイヤーカードの上に乗せておくとグッドです!
コインは必ず2枚1組で使うんですが、
左の2枚が1回目、右の2枚が2回目…と、
これで一目瞭然になりました!!
さて、準備が完了しましたので、ゲームを始めてまいりましょう!
このゲームはターン制です。
スタートプレイヤーから時計回りで進行します。
そして、自分のターンにできることは、
・カードを空きスペースに配置する〈評価〉
または、
・コイン2枚をワイナリーに置く〈投資〉
…この2択です。
まずは、
カードを配置することで、各ワイナリーを〈評価〉していきます。
〈評価〉は「点数」によってあらわされて、
各ワイナリーには点数が付けられていきます。
そして、
点数が付けられたワイナリーに、コインを〈投資〉することで、
そのワイナリーの"オーナー"になることができて、
自分がオーナーとなったワイナリーの点数が、
そのまま自分の得点となるわけです。
と、説明はこんなところで、
とりあえずゲームを進めてみましょう!
★第1ラウンド
"場"には16枚の評価カードを配置するスペースがあり、
そのうち4枚は、すでに伏せて置かれています。
プレイヤーは、
残る12枚ぶんの空きスペースに、
手札からカードを配置して〈評価〉することができます。
☆星屑1ターン目

▲星屑は、このスペースに手札から評価カードを配置しました。

▲評価カードには「点数」の表示があり、
▲さらに、"評価内容"も記されています。
カードを配置するときに、この評価内容を読み上げると、
すごく"それっぽく"レーティングすることができるようです!
星屑「このワイナリーのワインはね、」
星屑「まるで駅館川の流れのように"清らか"なんよ!」
しーぷ「えっと、駅館川って、いうほど清らかだっけ…?」
しーぷ「てか、この会話、そのままプレイ記に載せるんだよね?」
しーぷ「宇佐市を流れる川なんて、誰も知らないでしょうに…( ̄▽ ̄;)」
星屑「しょうがないやん、」
星屑「なんか、まっ先に浮かんだのが駅館川やったんやけん…!」
※ちなみに、"やっかんがわ"って読みます。

▲さて、星屑が「1点」の評価カードを配置したことにより、
▲このカードと同列のワイナリーが、それぞれ「+1点」となりました!
こうして評価カードを配置していくことによって、
8ヵ所のワイナリーに点数が付いていくわけです。
☆しーぷ1ターン目

▲しーぷは「1点」の評価カードを配置。
しーぷ「オーストラリアのワインはね、」
しーぷ「"清らか"な上に"バランス"も良いんだよ」
星屑「そのさ、ワインのバランスって何なんだろうね?」
しーぷ「そういえばそうね。ワインのバランス……」
星屑「…あれか、シャンパンタワー的な?」
しーぷ「いや、そんな物理的なバランスじゃない思う…( ̄▽ ̄;)」
☆星屑2ターン目

▲星屑は「-2点」の評価カードを配置。
▲このカードのタイトルは、なんと「酢です」…!
星屑「スペインのワイナリーなんやけど、」
星屑「実は"酢"で"バランス"を取っとったんよ!」
しーぷ「え、え、どういうことなの?」
星屑「要するに、酢のシャンパンタワーってことやね」
しーぷ「なんかゴチャ混ぜになってるし…!」
これで、右下の「スペイン」の点数は、1-2=-1点に…。
そりゃ、酢だったんですもんね…( ̄▽ ̄;)
☆しーぷ2ターン目

▲しーぷは「2点」の評価カードを配置。
しーぷ「ブルゴーニュのワイナリーのワインは、」
しーぷ「"凝縮感"があってドレッシーな魅力があるんだよ」
星屑「それ、ヨコ列のブルゴーニュはいいかもしれんけどさ、」
星屑「タテ列のボルドーは酢が凝縮されちゃった感じなんだけど…」
しーぷ「大丈夫。ボルドーのワイナリーのオーナーにはならないから!」
星屑「うわ、ボルドーかわいそう…!」
星屑3ターン目

▲ここで星屑は「-3点」のカードを配置!!!
星屑「あまりにもボルドーがかわいそうやけん、」
星屑「ブルゴーニュも道連れに……」
星屑「えっと、」
星屑「ブルゴーニュのワインは、めっちゃ"ダシが効いてる"から!」
星屑「まるで田舎の味噌汁を思い出す、ダシと埃の味わいだから!」
しーぷ「うわ、その上、"凝縮感"があるなんて…、」
しーぷ「さよなら、ブルゴーニュ……」
とばっちりで「ブルゴーニュ」は、2-3=-1点に…!
得点が、いとも簡単に変動していきます!!
☆しーぷ3ターン目→星屑4ターン目

▲しーぷが「4点」の「ヴィンテージ」カードを置くやいなや、
▲星屑は「ボルドー」に2コインを〈投資〉しました!
星屑「酢が凝縮されちゃった感じのワインなのに、」
星屑「"ヴィンテージ"って付くだけで、」
星屑「こんなにも評価が上がるなんて…!」
しーぷ「ヴィンテージって、なんかすごそうな響きだもんね」
星屑「よし、俺はボルドーのワイナリーに投資するぞっ!」
ここでルールの補足です。
〈評価〉ではなく〈投資〉をするときには、
必ず自分のコインを2枚使います。
同じワイナリーに2枚とも置くか、
違うワイナリーに1枚ずつ置くか、
どちらかを選ぶことができます。
まだコインが置かれていないワイナリーに置いたら、
そのワイナリーは自分がオーナーになります。
すでにコインが置かれているワイナリーに置く場合、
そのワイナリーに、いちばんコインを置いているプレイヤーの枚数を上回れば、自分がそのワイナリーのオーナーになれます。
このゲームの得点は、自分がオーナーになっているワイナリーからしか稼げませんので、1ラウンドにつき4枚のコインを上手く使って、評価が高いワイナリーのオーナーを目指しましょう!
☆しーぷ4ターン目

▲一方のしーぷも、「イタリー」に2コインを置きました。
しーぷ「イタリーは、いまのところ"ヴィンテージ"なだけだからね」
しーぷ「これからの成長が楽しみ…!」
星屑「なるほど、将来性をとったというわけか!」
☆星屑5ターン目

▲星屑は立て続けに投資します。
▲「スペイン」にコイン2枚!!
星屑「じゃあ俺は、」
星屑「"バランスの良い酢"のスペインの可能性に賭けてみよう!」
しーぷ「わ、そこのオーナーをかって出ちゃうの…!?」
☆しーぷ5ターン目

▲しーぷも2ターン連続で投資!!
▲今度は「カリフォルニア」にコイン2枚です。
しーぷ「私はしっかりと、将来性のあるところを押さえていくよ!」
星屑「えっと、これで2人ともコインを使い切ったから、」
星屑「あとは手札勝負ってことになるね」
しーぷ「あ、ほんとだ、いつの間にかコインがなくなってた…( ̄▽ ̄;)」
☆星屑6ターン目

▲ここで星屑は、
▲とっておきの5点カード「5月の風と妖精」を配置!
星屑「"バランスの良い酢"のワインとは、すなわち、」
星屑「"5月の風と妖精"を表現したものだったのさ!」
しーぷ「えっと、ぜんぜん意味が分かんないんだけど…( ̄▽ ̄;)」
星屑「大丈夫、俺もまったく分からん!」
星屑「なんたって下戸だし!」
しーぷ「いや、酒豪でも分かんないと思うよ…!」
☆しーぷ6ターン目

▲しーぷは「3点」のカードを配置。
しーぷ「カリフォルニアのワインはね、」
しーぷ「清らかで、そして"雄大な広がり"を感じさせてくれるんだよ」
星屑「でも、その清らかさは駅館川だよね?」
しーぷ「いやカリフォルニアに駅館川はないから!」
しーぷ「てか、どんだけ駅館川が好きなの…!?」
☆星屑7ターン目

▲星屑は「スワリング」のカードを配置。
はい、ここで、もう1つ補足です。
「スワリング」のカードには、
2通りの使い道があります。
「0点」のカードとして使う。
または、
コインを2枚置いて、「スワリング」の効果を使う。
…このどちらかです。
「0点」のカードとして使う場合は、
他の点数のカードと同じように処理します。
「スワリング」を行う場合は、
まず、
「スワリング」のカードを空きスペースに配置して、
その上にコインを2枚乗せます。
2枚のコインを乗せた「スワリング」のカードは、
「2点」として扱います。
その後、
配置した「スワリング」のカードと、
すでに配置されている他のカード1枚の、
場所を入れ替えます。
入れ替えるときは、
オモテ/ウラの向きを変えないようにしましょう。
(つまり、伏せカードとも入れ替えられます)
この「スワリング」を上手く使えば、
自分のワイナリーが有利になるように、
評価カードを再配置できるかもしれません…!
しかし…、

▲今回は、乗せる2コインがありませんので、
▲普通に「0点」のカードとして配置するしかありませんでした…。
逆にいうと、「スワリング」を1回するということは、
かわりに〈投資〉が1回できなくなるということなんですね。
☆しーぷ7ターン目

▲しーぷも「スワリング」を「0点」として配置。
☆星屑8ターン目

▲星屑は「2点」のカードを配置しますが…、
星屑「ぐ…、イタリーのワインが"芳醇"だなんて…!」
しーぷ「私のワイナリーの評価を上げてくれてありがとう♪」
相手にだけ利がある配置になろうとも、
カードは必ず置かなければならないのです…!
☆しーぷ8ターン目

▲そして最後にしーぷのトドメの一撃が炸裂!!!!!
▲5点カードの「桃源郷」です…!
しーぷ「楽しみにしてたイタリーのワインが、」
しーぷ「ついに"桃源郷"にまでたどり着いたみたいね」
星屑「うわ、なんだろう、」
星屑「イタリーのワインが、どことなく神々しい感じに…!」
さて、これで手札もコインも使いきって、
第1ラウンドの得点計算となります。

▲まずは、伏せカードをオモテにします。
星屑「げ、スペインのワインは、」
星屑「正確にはワインじゃなくて"ワイン的な何か"だったのか…!」
しーぷ「まぁ、"酢"だしね…( ̄▽ ̄;)」
星屑「逆にボルドーは、」
星屑「"酢"なのに"王侯貴族御用達"になってるし…!」
しーぷ「カリフォルニアも同じく"王侯貴族御用達"になれたね」
しーぷ「しっかりと将来性を見極められた感じで良かった♪」
…これで、16枚の評価カードが全て出揃いましたので、
各プレイヤーは、自分のワイナリーの点数を合計していきます。
星屑は、
タテ列の「ボルドー」が8点で、←酢だけど王侯貴族御用達
ヨコ列の「スペイン」が1点…!←ワイン的な何か
しーぷは、
ヨコ列の「イタリー」が9点で、←桃源郷が見えた
ヨコ列の「カリフォルニア」が8点!!←なるべくして王侯貴族御用達
さらに、
自分の列に同じ色のカードが4枚並んでいたら、
追加で「+4点」となりますが…、

▲これをしーぷは「イタリー」で達成しました!
得点計算の結果……

▲いきなり大差です!!
さあ下戸の星屑、この差をひっくり返すことができるのでしょうか…?
次回に続きます!
「ワインレーティング」 関連記事
→次回:プレイ記その1(2/3)
→開封
→ボードゲーム記事一覧
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大分県宇佐市で「ワインレーティング」!
ついに、ついにです!
私星屑の妻しーぷが、
自分でボードゲームを購入しました!!
今まで、夫婦折半でボードゲームを購入したことはあったんですが、
しーぷが自分で欲しいタイトルを見つけて購入したのは初めて…!
そんな記念すべきしーぷ1箱目のボードゲームは、
陣取りゲーム「ワインレーティング」!
これをしーぷと星屑の2人でプレイしてまいりたいと思います!!
★ゲームの準備

▲まずは、ワイナリーカードをこんな感じで並べます。
▲このとき、カードの内容は気にしなくてOKです。

▲次に、16枚の評価カードを、

▲シャッフルして、ひとつの山にします。
評価カードは2色の混合ですので…、
星屑は色別にシャッフルしてから、"たがいちがい"な山をつくりました。
(※マニュアル的には色関係なくシャッフルっぽいです)
その後、評価カードの山から、
2色のカードを2枚ずつ取り出して、

▲こんな感じに、ウラ向きで配置します。
(このウラ向きのカードは、ラウンド終了まで非公開です)
評価カード16枚のうち、4枚を配置して、
残る評価カードは12枚になりました。
この12枚をすべてプレイヤーに配って、手札にします。
2人プレイなら、1人6枚ずつ
3人プレイなら、1人4枚ずつ
4人プレイなら、1人3枚ずつ
…といった具合です。
最小公倍数って便利ですね…!( ̄▽ ̄*)

▲2人プレイの場合は、手札6枚ずつとなります。
各プレイヤーは、自分の手札の内容をチェックして…、

▲手札の半分を左隣のプレイヤーに渡します。
▲いわゆる"ドラフト"ってヤツですね!
2人プレイの場合は、左隣というか単純に相手に渡します。
3人プレイの場合は、4枚の半分の2枚を左隣のプレイヤーに渡し、
4人プレイの場合は、1枚だけを左隣のプレイヤーに渡すようです。

▲星屑は、6枚の半分の3枚をしーぷに渡しました。
手札に残したのは、
最大の「5」と、最小の「-3」と、
どうやら強力なカードらしい「0(スワリング)」です。
星屑がしーぷに3枚渡したということは、
しーぷも星屑に3枚渡すということで…、

▲しーぷからは、「2」「-2」「1」の3枚がやってきました。
▲これが、第1ラウンドの星屑の手札になります。
そして、各プレイヤーは…、

▲プレイヤーカードとコイン4枚を受け取ります。
▲4色あるうちの、好きな色を選びましょう。
使わない色のプレイヤーカードとコインは箱へ戻し、
使う色のコインのあまり(8枚ずつ)は箱から出しておきます。
最後に、スタートプレイヤーを適当な方法で決めるんですが…、
しーぷ「どうやって決めようか?」
星屑「そうやね、じゃあお酒が弱い俺からってことで」
しーぷ「え、あ、はい、そうだね、」
しーぷ「なんかよく分からないけど、それでいこう…!( ̄▽ ̄;)」

▲下戸な星屑はスタートプレイヤー用コルクを受け取ります。
あ、そうそう、忘れていましたが…、

▲コインはプレイヤーカードの上に乗せておくとグッドです!
コインは必ず2枚1組で使うんですが、
左の2枚が1回目、右の2枚が2回目…と、
これで一目瞭然になりました!!
さて、準備が完了しましたので、ゲームを始めてまいりましょう!
このゲームはターン制です。
スタートプレイヤーから時計回りで進行します。
そして、自分のターンにできることは、
・カードを空きスペースに配置する〈評価〉
または、
・コイン2枚をワイナリーに置く〈投資〉
…この2択です。
まずは、
カードを配置することで、各ワイナリーを〈評価〉していきます。
〈評価〉は「点数」によってあらわされて、
各ワイナリーには点数が付けられていきます。
そして、
点数が付けられたワイナリーに、コインを〈投資〉することで、
そのワイナリーの"オーナー"になることができて、
自分がオーナーとなったワイナリーの点数が、
そのまま自分の得点となるわけです。
と、説明はこんなところで、
とりあえずゲームを進めてみましょう!
★第1ラウンド
"場"には16枚の評価カードを配置するスペースがあり、
そのうち4枚は、すでに伏せて置かれています。
プレイヤーは、
残る12枚ぶんの空きスペースに、
手札からカードを配置して〈評価〉することができます。
☆星屑1ターン目

▲星屑は、このスペースに手札から評価カードを配置しました。

▲評価カードには「点数」の表示があり、
▲さらに、"評価内容"も記されています。
カードを配置するときに、この評価内容を読み上げると、
すごく"それっぽく"レーティングすることができるようです!
星屑「このワイナリーのワインはね、」
星屑「まるで駅館川の流れのように"清らか"なんよ!」
しーぷ「えっと、駅館川って、いうほど清らかだっけ…?」
しーぷ「てか、この会話、そのままプレイ記に載せるんだよね?」
しーぷ「宇佐市を流れる川なんて、誰も知らないでしょうに…( ̄▽ ̄;)」
星屑「しょうがないやん、」
星屑「なんか、まっ先に浮かんだのが駅館川やったんやけん…!」
※ちなみに、"やっかんがわ"って読みます。

▲さて、星屑が「1点」の評価カードを配置したことにより、
▲このカードと同列のワイナリーが、それぞれ「+1点」となりました!
こうして評価カードを配置していくことによって、
8ヵ所のワイナリーに点数が付いていくわけです。
☆しーぷ1ターン目

▲しーぷは「1点」の評価カードを配置。
しーぷ「オーストラリアのワインはね、」
しーぷ「"清らか"な上に"バランス"も良いんだよ」
星屑「そのさ、ワインのバランスって何なんだろうね?」
しーぷ「そういえばそうね。ワインのバランス……」
星屑「…あれか、シャンパンタワー的な?」
しーぷ「いや、そんな物理的なバランスじゃない思う…( ̄▽ ̄;)」
☆星屑2ターン目

▲星屑は「-2点」の評価カードを配置。
▲このカードのタイトルは、なんと「酢です」…!
星屑「スペインのワイナリーなんやけど、」
星屑「実は"酢"で"バランス"を取っとったんよ!」
しーぷ「え、え、どういうことなの?」
星屑「要するに、酢のシャンパンタワーってことやね」
しーぷ「なんかゴチャ混ぜになってるし…!」
これで、右下の「スペイン」の点数は、1-2=-1点に…。
そりゃ、酢だったんですもんね…( ̄▽ ̄;)
☆しーぷ2ターン目

▲しーぷは「2点」の評価カードを配置。
しーぷ「ブルゴーニュのワイナリーのワインは、」
しーぷ「"凝縮感"があってドレッシーな魅力があるんだよ」
星屑「それ、ヨコ列のブルゴーニュはいいかもしれんけどさ、」
星屑「タテ列のボルドーは酢が凝縮されちゃった感じなんだけど…」
しーぷ「大丈夫。ボルドーのワイナリーのオーナーにはならないから!」
星屑「うわ、ボルドーかわいそう…!」
星屑3ターン目

▲ここで星屑は「-3点」のカードを配置!!!
星屑「あまりにもボルドーがかわいそうやけん、」
星屑「ブルゴーニュも道連れに……」
星屑「えっと、」
星屑「ブルゴーニュのワインは、めっちゃ"ダシが効いてる"から!」
星屑「まるで田舎の味噌汁を思い出す、ダシと埃の味わいだから!」
しーぷ「うわ、その上、"凝縮感"があるなんて…、」
しーぷ「さよなら、ブルゴーニュ……」
とばっちりで「ブルゴーニュ」は、2-3=-1点に…!
得点が、いとも簡単に変動していきます!!
☆しーぷ3ターン目→星屑4ターン目

▲しーぷが「4点」の「ヴィンテージ」カードを置くやいなや、
▲星屑は「ボルドー」に2コインを〈投資〉しました!
星屑「酢が凝縮されちゃった感じのワインなのに、」
星屑「"ヴィンテージ"って付くだけで、」
星屑「こんなにも評価が上がるなんて…!」
しーぷ「ヴィンテージって、なんかすごそうな響きだもんね」
星屑「よし、俺はボルドーのワイナリーに投資するぞっ!」
ここでルールの補足です。
〈評価〉ではなく〈投資〉をするときには、
必ず自分のコインを2枚使います。
同じワイナリーに2枚とも置くか、
違うワイナリーに1枚ずつ置くか、
どちらかを選ぶことができます。
まだコインが置かれていないワイナリーに置いたら、
そのワイナリーは自分がオーナーになります。
すでにコインが置かれているワイナリーに置く場合、
そのワイナリーに、いちばんコインを置いているプレイヤーの枚数を上回れば、自分がそのワイナリーのオーナーになれます。
このゲームの得点は、自分がオーナーになっているワイナリーからしか稼げませんので、1ラウンドにつき4枚のコインを上手く使って、評価が高いワイナリーのオーナーを目指しましょう!
☆しーぷ4ターン目

▲一方のしーぷも、「イタリー」に2コインを置きました。
しーぷ「イタリーは、いまのところ"ヴィンテージ"なだけだからね」
しーぷ「これからの成長が楽しみ…!」
星屑「なるほど、将来性をとったというわけか!」
☆星屑5ターン目

▲星屑は立て続けに投資します。
▲「スペイン」にコイン2枚!!
星屑「じゃあ俺は、」
星屑「"バランスの良い酢"のスペインの可能性に賭けてみよう!」
しーぷ「わ、そこのオーナーをかって出ちゃうの…!?」
☆しーぷ5ターン目

▲しーぷも2ターン連続で投資!!
▲今度は「カリフォルニア」にコイン2枚です。
しーぷ「私はしっかりと、将来性のあるところを押さえていくよ!」
星屑「えっと、これで2人ともコインを使い切ったから、」
星屑「あとは手札勝負ってことになるね」
しーぷ「あ、ほんとだ、いつの間にかコインがなくなってた…( ̄▽ ̄;)」
☆星屑6ターン目

▲ここで星屑は、
▲とっておきの5点カード「5月の風と妖精」を配置!
星屑「"バランスの良い酢"のワインとは、すなわち、」
星屑「"5月の風と妖精"を表現したものだったのさ!」
しーぷ「えっと、ぜんぜん意味が分かんないんだけど…( ̄▽ ̄;)」
星屑「大丈夫、俺もまったく分からん!」
星屑「なんたって下戸だし!」
しーぷ「いや、酒豪でも分かんないと思うよ…!」
☆しーぷ6ターン目

▲しーぷは「3点」のカードを配置。
しーぷ「カリフォルニアのワインはね、」
しーぷ「清らかで、そして"雄大な広がり"を感じさせてくれるんだよ」
星屑「でも、その清らかさは駅館川だよね?」
しーぷ「いやカリフォルニアに駅館川はないから!」
しーぷ「てか、どんだけ駅館川が好きなの…!?」
☆星屑7ターン目

▲星屑は「スワリング」のカードを配置。
はい、ここで、もう1つ補足です。
「スワリング」のカードには、
2通りの使い道があります。
「0点」のカードとして使う。
または、
コインを2枚置いて、「スワリング」の効果を使う。
…このどちらかです。
「0点」のカードとして使う場合は、
他の点数のカードと同じように処理します。
「スワリング」を行う場合は、
まず、
「スワリング」のカードを空きスペースに配置して、
その上にコインを2枚乗せます。
2枚のコインを乗せた「スワリング」のカードは、
「2点」として扱います。
その後、
配置した「スワリング」のカードと、
すでに配置されている他のカード1枚の、
場所を入れ替えます。
入れ替えるときは、
オモテ/ウラの向きを変えないようにしましょう。
(つまり、伏せカードとも入れ替えられます)
この「スワリング」を上手く使えば、
自分のワイナリーが有利になるように、
評価カードを再配置できるかもしれません…!
しかし…、

▲今回は、乗せる2コインがありませんので、
▲普通に「0点」のカードとして配置するしかありませんでした…。
逆にいうと、「スワリング」を1回するということは、
かわりに〈投資〉が1回できなくなるということなんですね。
☆しーぷ7ターン目

▲しーぷも「スワリング」を「0点」として配置。
☆星屑8ターン目

▲星屑は「2点」のカードを配置しますが…、
星屑「ぐ…、イタリーのワインが"芳醇"だなんて…!」
しーぷ「私のワイナリーの評価を上げてくれてありがとう♪」
相手にだけ利がある配置になろうとも、
カードは必ず置かなければならないのです…!
☆しーぷ8ターン目

▲そして最後にしーぷのトドメの一撃が炸裂!!!!!
▲5点カードの「桃源郷」です…!
しーぷ「楽しみにしてたイタリーのワインが、」
しーぷ「ついに"桃源郷"にまでたどり着いたみたいね」
星屑「うわ、なんだろう、」
星屑「イタリーのワインが、どことなく神々しい感じに…!」
さて、これで手札もコインも使いきって、
第1ラウンドの得点計算となります。

▲まずは、伏せカードをオモテにします。
星屑「げ、スペインのワインは、」
星屑「正確にはワインじゃなくて"ワイン的な何か"だったのか…!」
しーぷ「まぁ、"酢"だしね…( ̄▽ ̄;)」
星屑「逆にボルドーは、」
星屑「"酢"なのに"王侯貴族御用達"になってるし…!」
しーぷ「カリフォルニアも同じく"王侯貴族御用達"になれたね」
しーぷ「しっかりと将来性を見極められた感じで良かった♪」
…これで、16枚の評価カードが全て出揃いましたので、
各プレイヤーは、自分のワイナリーの点数を合計していきます。
星屑は、
タテ列の「ボルドー」が8点で、←酢だけど王侯貴族御用達
ヨコ列の「スペイン」が1点…!←ワイン的な何か
しーぷは、
ヨコ列の「イタリー」が9点で、←桃源郷が見えた
ヨコ列の「カリフォルニア」が8点!!←なるべくして王侯貴族御用達
さらに、
自分の列に同じ色のカードが4枚並んでいたら、
追加で「+4点」となりますが…、

▲これをしーぷは「イタリー」で達成しました!
得点計算の結果……

▲いきなり大差です!!
さあ下戸の星屑、この差をひっくり返すことができるのでしょうか…?
次回に続きます!
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