2016年ボードゲームBEST3
星屑編
対象:
2016年に完全日本語版(または日本語説明書つき)が発売されたゲーム
星屑編
対象:
2016年に完全日本語版(または日本語説明書つき)が発売されたゲーム
さて、2016年の当ブログ最後の更新は、
管理人星屑の「今年のボードゲームBEST3」です。
今年、日本語版が発売されたボードゲームの中で、
来年以降も星屑必携となりそうなタイトルは…?
1位からランキング形式で発表して参ります!
★2016年1位「ふたつの街の物語」
星屑の2016年最高のボードゲームは、
▲「ふたつの街の物語」でした!!!
その理由は……
★最初から最後まで会話が途切れない!
こんなにも会話が続くゲームを、ぼくは知りませんでした。
いや、マジですごいんですよ、このゲーム!
プレイ中、どのタイミングでテーブルを見回しても、
常にみんなが会話をしているんです…!
ほとんどのボードゲームは、
ちょちょい会話をはさみながら進行していく感じですが、
このゲームは、全員が、常に、会話をすることになります!
街にタイルを配置するとき、
"2人"で相談して配置するというルールで、
必ず会話が発生するように設計されているんです。
しかも、あーだこーだと色々な可能性を追っていると、
会話がどこまでも続いていって、終わらないほど…!
さらに、ここがポイントなんですが、
初心者と熟練者がごちゃ混ぜの卓であっても、
ちゃんと会話が成立するのが面白いんです!
初心者と初心者では、
手探りの状態で、どんな街をつくっていくか、
ワクワクをふくらませながらの会話になりますし、
熟練者と熟練者では、
1タイルあたりの点数を少しでも高くするためには
どうするべきかの飽くなき挑戦が始まりますし、
初心者と熟練者では、
初心者が熟練者に質問を投げかけたり、
熟練者が初心者に点数アップのコツを教えたりと、
これはこれで良い交流の場になります。
どうあっても会話が発生して、
どうあっても会話が続いていく…。
ぼくですね、この「ふたつの街の物語」は、
すごいコミュニケーション・ツールだと思っているんです…!
★1~7人対応という受け皿の広さ!
プレイ人数が6人までというゲームが多い中で、
このタイトルは7人まで同時にプレイできます。
この1人の差が大きくって、
ボードゲーム会を主催している身としては、
卓を立てるときに、何度も助けられました!
逆に、人数が少なくなってもプレイできるのも、
このタイトルの良くできているところです。
4~7人プレイでは、ほとんどプレイ感が変わりません。
そして、3人プレイでは"三角関係"を味わうことができます。
2人プレイ時は、特別ルールが適用されます。
しまいには、
ソロ用の「オートマカード」まで用意されていて…、
本当に、どこまでも親切設計なゲームだと思いました!
★シンプルゆえに飽きが来ない!
「ふたつの街の物語」はシンプルです。
街は、たった14枚のタイルで完成してしまいますし、
タイルの種類も6種類しかありません。

おかげでルールの説明が簡単で、
初心者さんにもすんなりと理解してもらいやすいです。
一方で、ゲームに慣れてくると、
6種類のタイルの得点計算のバランスの絶妙さに気付き、
ある一定の点数を超える難しさを知ります。

それでも、
ひとつの街の点数を高くすることはできるんですが、
このタイトルの肝は"ふたつの街"…。
ふたつの街の点数を同時に底上げしなければなりませんし、
ふたつの街を全く同じにすることは、まずできません。
ルールはシンプルなんですが、
そのルールひとつひとつが、計算し尽くされているんですね。
そんな中で、
1点でも2点でも高みを目指して、
隣のプレイヤーと知恵を絞り合いながら、
お互いの考えを出し合いながら、
その時々の最良の街をつくり上げていく…!

もう、何回やっても何回やっても飽きがこないどころか、
やるたびに、どんどん楽しくなっていって…、
文句なしで、
これが星屑の2016年ナンバーワンでした!
★2016年2位
「ポーション・エクスプロージョン」
星屑の2016年2番手のボードゲームは、
▲「ポーション・エクスプロージョン」でした!!
その理由は……
★この手で、落ちものパズルゲーム!
星屑は、テレビゲームの「ぷよぷよ」が好きです。
もっというと「ぷよぷよSUN」が大好きなんですが、
まぁそれは置いといて、
「ぷよぷよ」が、
"ぷよ"の消去と落下を利用することで、
〈連鎖〉を発生させるように、
「ポーション・エクスプロージョン」も、
落下により、同じ色のビー玉を衝突させることで、
〈連鎖〉を発生させることができます。

そして、〈連鎖〉によって獲得した大量のビー玉は、
文字通り、手中に収めるわけです。
「ぷよぷよ」のような"落ちものパズル"を、
自分の手で動かして、そして、つかみ取れる…!
なんだか、
テレビの画面に自分の手を突っ込んだような、
そんな不思議な感覚を味わえるのが…、
この「ポーション・エクスプロージョン」でした!
★初心者にオススメしやすい!
ビー玉のパズルを思いっきり堪能できるように、
周辺のルールはシンプルにまとめられています。
自分のターンにできることは限られていて、
悩みこむことは、あまりありません。
また、
ポーションのレシピは「色」によって、
ポーションの効果は「アイコン」によって、
点数表示も、統一された「リボン」によって、
それぞれ一目瞭然になっています。

総じて、初心者にやさしい設計で、
直接触れるというリアル感も相まって、
ボードゲームを始めたばかりのプレイヤーさんに
もってこいのタイトルです!
ですので、星屑は、
ボードゲーム会を主催するときには、
必ず「ポーション・エクスプロージョン」を持ち込んで…、
飛び入り参加の初心者さんがいらしたら、
まずオススメするタイトルの一つにしています。
自分で胸を張ってオススメできるタイトルということもあって、
「ポーション・エクスプロージョン」が2番手に入りました!

★2016年3位「*該当なし」
星屑の3番手ですが、ありませんでした!
1番手・2番手は、もうスパッと決まったんですが、
このワン・ツーに続くタイトルが見当たらず…。
良ゲーは多かったんですが、
箱を抱きしめて眠りたいくらいのゲームは、
2作品までとなりました。
てな感じの、星屑の2016年でした!
4人以下なら「ポーション」が、
5人以上なら「ふたつの街」が、
マジでオススメですので、
未プレイの方は、ぜひ試してみてください…!
2017年もステキなボードゲームと出会えますように!
それではボードゲーマーの皆さん、よいお年を…!
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さて、2016年の当ブログ最後の更新は、
管理人星屑の「今年のボードゲームBEST3」です。
今年、日本語版が発売されたボードゲームの中で、
来年以降も星屑必携となりそうなタイトルは…?
1位からランキング形式で発表して参ります!
★2016年1位「ふたつの街の物語」
星屑の2016年最高のボードゲームは、
▲「ふたつの街の物語」でした!!!
その理由は……
★最初から最後まで会話が途切れない!
こんなにも会話が続くゲームを、ぼくは知りませんでした。
いや、マジですごいんですよ、このゲーム!
プレイ中、どのタイミングでテーブルを見回しても、
常にみんなが会話をしているんです…!
ほとんどのボードゲームは、
ちょちょい会話をはさみながら進行していく感じですが、
このゲームは、全員が、常に、会話をすることになります!
街にタイルを配置するとき、
"2人"で相談して配置するというルールで、
必ず会話が発生するように設計されているんです。
しかも、あーだこーだと色々な可能性を追っていると、
会話がどこまでも続いていって、終わらないほど…!
さらに、ここがポイントなんですが、
初心者と熟練者がごちゃ混ぜの卓であっても、
ちゃんと会話が成立するのが面白いんです!
初心者と初心者では、
手探りの状態で、どんな街をつくっていくか、
ワクワクをふくらませながらの会話になりますし、
熟練者と熟練者では、
1タイルあたりの点数を少しでも高くするためには
どうするべきかの飽くなき挑戦が始まりますし、
初心者と熟練者では、
初心者が熟練者に質問を投げかけたり、
熟練者が初心者に点数アップのコツを教えたりと、
これはこれで良い交流の場になります。
どうあっても会話が発生して、
どうあっても会話が続いていく…。
ぼくですね、この「ふたつの街の物語」は、
すごいコミュニケーション・ツールだと思っているんです…!
★1~7人対応という受け皿の広さ!
プレイ人数が6人までというゲームが多い中で、
このタイトルは7人まで同時にプレイできます。
この1人の差が大きくって、
ボードゲーム会を主催している身としては、
卓を立てるときに、何度も助けられました!
逆に、人数が少なくなってもプレイできるのも、
このタイトルの良くできているところです。
4~7人プレイでは、ほとんどプレイ感が変わりません。
そして、3人プレイでは"三角関係"を味わうことができます。
2人プレイ時は、特別ルールが適用されます。
しまいには、
ソロ用の「オートマカード」まで用意されていて…、
本当に、どこまでも親切設計なゲームだと思いました!
★シンプルゆえに飽きが来ない!
「ふたつの街の物語」はシンプルです。
街は、たった14枚のタイルで完成してしまいますし、
タイルの種類も6種類しかありません。

おかげでルールの説明が簡単で、
初心者さんにもすんなりと理解してもらいやすいです。
一方で、ゲームに慣れてくると、
6種類のタイルの得点計算のバランスの絶妙さに気付き、
ある一定の点数を超える難しさを知ります。

それでも、
ひとつの街の点数を高くすることはできるんですが、
このタイトルの肝は"ふたつの街"…。
ふたつの街の点数を同時に底上げしなければなりませんし、
ふたつの街を全く同じにすることは、まずできません。
ルールはシンプルなんですが、
そのルールひとつひとつが、計算し尽くされているんですね。
そんな中で、
1点でも2点でも高みを目指して、
隣のプレイヤーと知恵を絞り合いながら、
お互いの考えを出し合いながら、
その時々の最良の街をつくり上げていく…!

もう、何回やっても何回やっても飽きがこないどころか、
やるたびに、どんどん楽しくなっていって…、
文句なしで、
これが星屑の2016年ナンバーワンでした!
★2016年2位
「ポーション・エクスプロージョン」
星屑の2016年2番手のボードゲームは、
▲「ポーション・エクスプロージョン」でした!!
その理由は……
★この手で、落ちものパズルゲーム!
星屑は、テレビゲームの「ぷよぷよ」が好きです。
もっというと「ぷよぷよSUN」が大好きなんですが、
まぁそれは置いといて、
「ぷよぷよ」が、
"ぷよ"の消去と落下を利用することで、
〈連鎖〉を発生させるように、
「ポーション・エクスプロージョン」も、
落下により、同じ色のビー玉を衝突させることで、
〈連鎖〉を発生させることができます。

そして、〈連鎖〉によって獲得した大量のビー玉は、
文字通り、手中に収めるわけです。
「ぷよぷよ」のような"落ちものパズル"を、
自分の手で動かして、そして、つかみ取れる…!
なんだか、
テレビの画面に自分の手を突っ込んだような、
そんな不思議な感覚を味わえるのが…、
この「ポーション・エクスプロージョン」でした!
★初心者にオススメしやすい!
ビー玉のパズルを思いっきり堪能できるように、
周辺のルールはシンプルにまとめられています。
自分のターンにできることは限られていて、
悩みこむことは、あまりありません。
また、
ポーションのレシピは「色」によって、
ポーションの効果は「アイコン」によって、
点数表示も、統一された「リボン」によって、
それぞれ一目瞭然になっています。

総じて、初心者にやさしい設計で、
直接触れるというリアル感も相まって、
ボードゲームを始めたばかりのプレイヤーさんに
もってこいのタイトルです!
ですので、星屑は、
ボードゲーム会を主催するときには、
必ず「ポーション・エクスプロージョン」を持ち込んで…、
飛び入り参加の初心者さんがいらしたら、
まずオススメするタイトルの一つにしています。
自分で胸を張ってオススメできるタイトルということもあって、
「ポーション・エクスプロージョン」が2番手に入りました!

★2016年3位「*該当なし」
星屑の3番手ですが、ありませんでした!
1番手・2番手は、もうスパッと決まったんですが、
このワン・ツーに続くタイトルが見当たらず…。
良ゲーは多かったんですが、
箱を抱きしめて眠りたいくらいのゲームは、
2作品までとなりました。
てな感じの、星屑の2016年でした!
4人以下なら「ポーション」が、
5人以上なら「ふたつの街」が、
マジでオススメですので、
未プレイの方は、ぜひ試してみてください…!
2017年もステキなボードゲームと出会えますように!
それではボードゲーマーの皆さん、よいお年を…!
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