星屑のヴァンガード講座その1(2/4)
前回:ヴァンガード講座その1(1/4)
今回:ヴァンガード講座その1(2/4)←いまココ
次回:ヴァンガード講座その1(3/4)
それでは引き続き、
「カードファイト!!ヴァンガード」…略して「ヴァンガ」の説明を、
対戦形式で行っていきたいと思います!
★前回のおさらい
☆ヴァンガードとリアガード
ヴァンガでは、
1体の「ヴァンガード」が、
最大5体の「リアガード」たちを引き連れて、
"惑星クレイ"で戦いを繰り広げるわけですが…、

▲「ヴァンガード」とは、いうなればファイター自身。

▲中央列・前衛のサークルに陣取って、攻守の中心となります。
(このサークルを"ヴァンガードサークル"といいます)

▲一方の「リアガード」は、呼び寄せた仲間たち。

▲5ヵ所のサークルに出て、共に戦ってくれます。
(これらのサークルを"リアガードサークル"といいます)
☆ライドとコール
「ヴァンガード」は、
自分のターンごとに成長させることができます。
現在のヴァンガードのユニットの上に、
1つ上(または同じ)グレードのユニットを重ねること…、

▲これが〈ライド〉です!
そして、
ヴァンガードのグレード以下のカードは、
リアガードサークルに呼び出して、
「リアガード」として一緒に戦ってもらうことができます。

▲これが〈コール〉です!
☆ドライブチェックとダメージチェック
「ヴァンガード」が攻守に絡むと、
「トリガーチェック」が発生します!
「トリガーチェック」には、
「ドライブチェック」と「ダメージチェック」の2種類があって…、

▲「ヴァンガード」がアタックするときは、

▲「ドライブチェック」が発生して、

▲ここでめくったカードは、手札に入れます。
逆に…、

▲「ヴァンガード」にアタックをヒットされたときは、

▲「ダメージチェック」が発生して、

▲ここでめくったカードは、ダメージゾーンに置きます。
どちらのチェックでも、
めくったカードが「トリガー」だったら、
強力な効果を得ることができます…!
★4ターン目(星屑のターン)
①スタンドフェイズ
前のターンにアタックを仕掛けて、レスト状態になったユニットたちを、
スタンド状態に戻して、またアタックできるようにしましょう!

▲自分のレスト状態のユニットすべてを、

▲スタンド状態にします!!
②ドローフェイズ

▲引いたカードは「薬研藤四郎」でした。
③ライドフェイズ
現在のヴァンガードは、
「グレード1」の「後藤藤四郎」ですので…、
ここで、1つ上の「グレード2」に〈ライド〉しておきましょう!

▲「グレード2」の「同田貫正国(どうだぬき まさくに)」にライド!
▲ちなみに、星屑が刀剣乱舞でいちばん好きなキャラクターです…!
星屑「よし、俺のたぬきの出番だ!」
しーぷ「だぬき!」
星屑「たぬき!」
④メインフェイズ
「グレード2」のヴァンガードに〈ライド〉したことにより、
リアガードも「グレード2」を〈コール〉できるようになりました!!

▲左列・後衛に、「グレード2」の「長曽祢虎徹」を〈コール〉!
さて、ここで…、

▲「グレード2」の「長曽祢虎徹」を前衛へ、
▲「グレード1」の「後藤藤四郎」を後衛へと、
▲それぞれ移動させます。
つまり、前衛と後衛を入れ替えたカタチですね。
左列と右列のリアガードは、メインフェイズ中に限り、
同じ列の中で前衛と後衛を移動することができます。
なぜ星屑は、この移動を行ったのか…?
それは、続くバトルフェイズであきらかにになりますよ!
⑤バトルフェイズ
・1回目のアタック
このターンも、
星屑の前衛には2枚のユニットがいますので、
2回のアタックを仕掛けることができます!!

▲ヴァンガードの「同田貫正国」で、
▲相手ヴァンガードにアタック!
パワーが同じならば、アタックはヒットします。
しかし……
しーぷ「ここは防がせてもらうね」
しーぷ「ドナリーとカポイルでガード!!」

▲しーぷは、手札からシールド5000のユニットを2枚出して、
▲「同田貫正国」のアタックを防ぎにきました…!
さて、このしーぷの守りの一手ですが、
疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
「同田貫正国」はパワー9000ですので、
しーぷはシールド5000を1枚出すだけで、
9000+5000で合計14000になり、
「同田貫正国」のアタックを防げるはず…。
なぜ、シールド5000を2枚も出したのか…?
その答えは、
「同田貫正国」がヴァンガードであり、
ヴァンガードのアタックではドライブトリガーが発生し、
もしトリガーをめくればパワー+5000が上乗せされて、
ガードが突破されてしまうからなんです!
さて、その星屑のドライブトリガーですが…、

▲トリガーはありませんでした!
結果的に、
しーぷは手札を1枚余計に失うことになったわけですね。
こんな感じで、
ヴァンガードによるアタックは、
相手に大きなプレッシャーを与えることができます…!
・2回目のアタック
お次は、
リアガードの「長曽祢虎徹」によるアタックですが…、

▲「長曽祢虎徹」と同じ左列・後衛には、
▲「グレード1」の「後藤藤四郎」がいます。
「グレード1」と「グレード0」のユニットたちは、
もれなく、ある能力を持っていまして、
それが…、
▲「ブースト」という支援能力です!
(グレードの数字の下の、矢印のアイコンが目印)
「ブースト」を持つユニットは、
同じ列の前衛のユニットがアタックするとき、
そのユニットに、自身のパワーを加算することができます。
つまり、この場合は、

▲後衛の「後藤藤四郎」のパワー8000を、
▲前衛の「長曽祢虎徹」のパワー9000に加算して、
▲合計17000でアタックできるというわけです!!
さて、ここで話はメインフェイズに戻ります。
このターンのメインフェイズで、
星屑は、前衛と後衛のユニットを入れ替えました。
その理由は、
「グレード2」である「長曽祢虎徹」には「ブースト」ができませんので、
後列にいてもアタックに参加できないから…だったんです!
しーぷ「このアタックはノーガードで」

▲しーぷはダメージ1点を受け、ダメージチェックを行いました。
その結果、
しーぷは「クリティカルトリガー」をめくって、
ユニット1体にパワー+5000と、
クリティカル+1を与えましたが…、
もはや、このターンの星屑のアタックは終了しましたので、
この「クリティカルトリガー」は無駄なものになってしまいました。
しーぷ「無駄クリだったね…( ̄▽ ̄;)」
星屑「トリガーのパワーアップ効果は、」
星屑「次のターンには持ち越せないからね…」
⑥エンドフェイズ
ターンをしーぷに渡します。
★5ターン目(しーぷのターン)

▲しーぷは「グレード3」の「グルグウィント」に〈ライド〉して、
▲2枚のリアガードを〈コール〉しました!!

▲そして、まずはヴァンガードでヴァンガードにアタック!
星屑「ここはノーガードで…!」
ヴァンガードによるアタックですので、
もちろん「ドライブチェック」が発生するんですが…、
「グレード3」のユニットたちは、
もれなく、ある能力を持っていまして、
それが…、
▲「ツインドライブ!!」という猛烈な能力です!!
(グレードの数字の下の、2本のラインが目印)
「グレード3」のユニットが「ドライブチェック」を行うときは、
カードを1枚ではなく2枚めくります。
手札が一気に2枚増えるだけでなく、
トリガーをめくる確率も倍増しますので、
「グレード3」のヴァンガードのアタックには要注意です…!
しーぷ「ツインドライブ!!」
しーぷ「ファースト・チェック…」
星屑「(ごくっ……)」

▲1枚目は「クリティカルトリガー」!!
しーぷ「ゲット!」
しーぷ「クリティカルトリガー!」
星屑「ぎゃー!!!」
しーぷ「ヴァンガードのクリティカルを+1して、」
しーぷ「まだアタックしていないリアガードの、」
しーぷ「ディヴィニティランサーにパワー+5000!」

▲ヴァンガードのクリティカルが2になり、
▲右列のリアガードのパワーが+5000されてしまいました…!
「クリティカルトリガー」は、
・ユニット1体のパワーを+5000することに加えて、
・ユニット1体のクリティカルを+1します。
※同じユニットに両方の効果を付与してもOK
「クリティカル」とは、
相手ファイターに与えるダメージのことです。
クリティカルが1増えるごとに、ダメージも1増えます。
(クリティカル2なら2ダメージ)
しーぷ「セカンド・チェック…」
星屑「(次はトリガー出ないでくれ頼む…!)」

▲2枚目はトリガーなし。
星屑「ふぅ……」
とはいえ、
しーぷのヴァンガードはクリティカル2になりましたので、
星屑は一気に2ダメージを受けなければなりません…!

▲星屑は2回のダメージチェックを行いましたが、
▲どちらもトリガーではありませんでした…。

▲ダメージチェックでめくったカードはダメージゾーンに落ち、
▲これで星屑のダメージは3点となって、しーぷと同点に…!

▲さらに、トリガーによってパワー+5000された、
▲リアガードの「ディヴィニティランサー」が襲い掛かります!
星屑「薬研藤四郎でガード!」

▲ここはシールド10000の「薬研藤四郎」でガードし、
▲ヴァンガードへのアタックを防ぎました…!

▲最後に、左列から合計パワー17000のアタックが、
▲今度はリアガードの「長曽祢虎徹」へ飛んできます!!
星屑「うーん、五虎退でガード!」

▲ここもシールド10000の「五虎退」でガードし、
▲「長曽祢虎徹」の退却を防ぎました…!
「グレード0」のユニットたちは、
パワーこそ4000~5000と低めですが、
そのぶん、シールドは10000あって、
守りのときに頼もしい存在です!!
(ドロートリガーだけはシールド5000)
一方、「グレード3」のユニットたちは、
パワーが10000~12000と高い反面、
シールドがありません。なんと0です!
このように、ヴァンガでは、
「グレード3」だから強いとか、
「グレード0」だから弱いとか、
そういったことは一切なく…、
どのグレードにも役割があり、
欠かすことができないものとなっています!
★6ターン目(星屑のターン)
しーぷの3度のアタックを受けて…、
やっとターンが星屑に戻りました。
①スタンドフェイズ
②ドローフェイズ
星屑「俺のターン!」
星屑「スタンド・アンド・ドロー!!」

▲すべてのユニットをスタンド状態にしてから、

▲引いたカードは「明石国行」でした!
ヴァンガに慣れたファイターは、
スタンドフェイズとドローフェイズを、
「スタンド&ドロー」と、ひとまとめにすることが多いです。
③ライドフェイズ
星屑「明石国行にライド!」

▲引いたばかりの「明石国行」に〈ライド〉しました。
▲これで、星屑のヴァンガードも「グレード3」です!
さて、今までなら、
ライドフェイズはこれで終わりでしたが…、

▲お互いのヴァンガードが「グレード3」になったことで、
▲ライドフェイズ中に、もう1つ、できることが増えたんです!
それが…、
・ストライドステップ
〈超越(ストライド)〉です!
〈超越〉とは、
一時的に、未来や過去、あるいは別次元から、
超強力な助っ人を呼び出して、一緒に戦ってもらう!
…というような能力です。
そして、
"未来、過去、別次元"が「Gデッキ」であり、
"超強力な助っ人"は「Gユニット」を指します。
つまり、
「Gデッキ」から「Gユニット」を呼び出して、
助太刀してもらうわけです!
ただし、そのためにはコストとして、
手札からグレードの合計が3以上になるように、
カードを捨てなければなりません。
例えば、
「グレード1」のカードを3枚(1×3=3)や、
「グレード2」と「グレード1」のカードを1枚ずつ(2+1=3)など。

▲星屑は「グレード3」のカードを1枚捨てて(3×1=3)、

▲「Gデッキ」の中から、

▲「髭切」を〈超越〉しました!
〈超越〉するときは、
「Gユニット」を元のヴァンガードの上に重ねます。
(この場合は「明石国行」の上)
④メインフェイズ
どんどんリアガードを〈コール〉して、
攻勢をかけていきたいところですが…、

▲星屑の手札には「グレード1」が2枚しかなく、
▲次のしーぷのターンでの守りが心もとないですので…、
星屑は、1枚も〈コール〉せずに終わりました。
ここで再確認ですが、
「ガード」は、手札からしかできません。
〈コール〉したユニットは、もはやガードには使えない…のですが、
「グレード2」のユニットたちは、
もれなく、ある能力を持っていまして、
それが…
▲「インターセプト」という守備の能力です!
(グレードの数字の下の、切り返しの矢印が目印)
前衛の「グレード2」のリアガードは、
ガードに参加することができます。
つまり、
自分のターンに〈コール〉してアタックした後に、
相手のターンではガードができるわけです!
(ただし、ガードしたら退却してしまいます)
もしも、このターンの星屑の手札に「グレード2」のカードがあったら、
星屑は安心して〈コール〉していたことでしょう。
⑤バトルフェイズ
このターンも、前衛のユニットは2体ですので、
アタック回数も2回の予定です。
・1回目のアタック
星屑「後藤藤四郎のブーストをつけて、」
星屑「長曽祢虎徹でヴァンガードにアタック!」

▲前と同じパターンの、
▲合計パワー17000でアタックします。
しーぷ「ラストレスナイトでガード!」

▲しーぷはシールド10000を張り、
▲合計パワーで上回って、ガード成功です。
・2回目のアタック
さて、ここで「Gユニット」の「髭切」の出番がやってきました!

「Gユニット」のパワーは、
自身のパワー+元のヴァンガードのパワーとなります。
今回の場合、
「髭切」自身のパワーが15000で、
元のヴァンガード「明石国行」のパワーが11000ですので、
15000+11000=パワー26000ですね!
さらに、
「グレード4」のユニットが「ドライブチェック」を行うときは、
カードを1枚ではなく3枚めくります。

▲パワー26000のトリプルドライブ!!!
しーぷ「これはノーガードで…!」
星屑「じゃあ、トリプルドライブいくよ!!!」
星屑「チェック・ファースト!」

▲1枚目は「スタンドトリガー」!
星屑「ゲット!」
星屑「スタンドトリガー!」
しーぷ「うわっ」
星屑「長曽祢虎徹をスタンドさせて、」
星屑「さらにパワー+5000!」

▲レスト状態だった「長曽祢虎徹」をスタンド状態に戻し、
▲さらにパワーを+5000して、パワー14000に!!
「スタンドトリガー」は、
・ユニット1体のパワーを+5000することに加えて、
・リアガード1体をスタンド状態にします。
※ヴァンガードはスタンド状態にできません。
これで「長曽祢虎徹」は、
このターン中に、再びアタックができるようになりました…!
星屑「チェック・セカンド!!」
星屑「チェック・サード!!!」

▲2枚目と3枚目はトリガーなし。

▲ヴァンガードにアタックがヒットしましたので、
▲しーぷはダメージチェックを行いました。
・3回目のアタック
2度のアタックの予定でしたが、
「スタンドトリガー」によって3度目のアタックを仕掛けられます!
星屑「長曽祢虎徹でリアガードのエリオにアタック!」

▲パワー14000対パワー9000ですが…、
しーぷ「フレイム・オブ・ビクトリーでガード!」

▲パワー14000対パワー19000となり、
▲このアタックは防がれてしまいました。
⑥エンドフェイズ
「Gユニット」による助太刀は"一時的"と説明した通り、
このターンに〈超越〉した「Gユニット」は、
エンドフェイズで元の次元や時間に戻ってしまいます。

▲〈超越〉した「Gユニット」は、
▲Gデッキの隣にオモテ向きで置きましょう。
以上で、ターンをしーぷに渡します。
今回はここまでです。
次回の冒頭でもおさらいをしますので、
引き続きご覧いただけたらと思います!
次回:その1(3/4)
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それでは引き続き、
「カードファイト!!ヴァンガード」…略して「ヴァンガ」の説明を、
対戦形式で行っていきたいと思います!
★前回のおさらい
☆ヴァンガードとリアガード
ヴァンガでは、
1体の「ヴァンガード」が、
最大5体の「リアガード」たちを引き連れて、
"惑星クレイ"で戦いを繰り広げるわけですが…、

▲「ヴァンガード」とは、いうなればファイター自身。

▲中央列・前衛のサークルに陣取って、攻守の中心となります。
(このサークルを"ヴァンガードサークル"といいます)

▲一方の「リアガード」は、呼び寄せた仲間たち。

▲5ヵ所のサークルに出て、共に戦ってくれます。
(これらのサークルを"リアガードサークル"といいます)
☆ライドとコール
「ヴァンガード」は、
自分のターンごとに成長させることができます。
現在のヴァンガードのユニットの上に、
1つ上(または同じ)グレードのユニットを重ねること…、

▲これが〈ライド〉です!
そして、
ヴァンガードのグレード以下のカードは、
リアガードサークルに呼び出して、
「リアガード」として一緒に戦ってもらうことができます。

▲これが〈コール〉です!
☆ドライブチェックとダメージチェック
「ヴァンガード」が攻守に絡むと、
「トリガーチェック」が発生します!
「トリガーチェック」には、
「ドライブチェック」と「ダメージチェック」の2種類があって…、

▲「ヴァンガード」がアタックするときは、

▲「ドライブチェック」が発生して、

▲ここでめくったカードは、手札に入れます。
逆に…、

▲「ヴァンガード」にアタックをヒットされたときは、

▲「ダメージチェック」が発生して、

▲ここでめくったカードは、ダメージゾーンに置きます。
どちらのチェックでも、
めくったカードが「トリガー」だったら、
強力な効果を得ることができます…!
★4ターン目(星屑のターン)
①スタンドフェイズ
前のターンにアタックを仕掛けて、レスト状態になったユニットたちを、
スタンド状態に戻して、またアタックできるようにしましょう!

▲自分のレスト状態のユニットすべてを、

▲スタンド状態にします!!
②ドローフェイズ

▲引いたカードは「薬研藤四郎」でした。
③ライドフェイズ
現在のヴァンガードは、
「グレード1」の「後藤藤四郎」ですので…、
ここで、1つ上の「グレード2」に〈ライド〉しておきましょう!

▲「グレード2」の「同田貫正国(どうだぬき まさくに)」にライド!
▲ちなみに、星屑が刀剣乱舞でいちばん好きなキャラクターです…!
星屑「よし、俺のたぬきの出番だ!」
しーぷ「だぬき!」
星屑「たぬき!」
④メインフェイズ
「グレード2」のヴァンガードに〈ライド〉したことにより、
リアガードも「グレード2」を〈コール〉できるようになりました!!

▲左列・後衛に、「グレード2」の「長曽祢虎徹」を〈コール〉!
さて、ここで…、

▲「グレード2」の「長曽祢虎徹」を前衛へ、
▲「グレード1」の「後藤藤四郎」を後衛へと、
▲それぞれ移動させます。
つまり、前衛と後衛を入れ替えたカタチですね。
左列と右列のリアガードは、メインフェイズ中に限り、
同じ列の中で前衛と後衛を移動することができます。
なぜ星屑は、この移動を行ったのか…?
それは、続くバトルフェイズであきらかにになりますよ!
⑤バトルフェイズ
・1回目のアタック
このターンも、
星屑の前衛には2枚のユニットがいますので、
2回のアタックを仕掛けることができます!!

▲ヴァンガードの「同田貫正国」で、
▲相手ヴァンガードにアタック!
パワーが同じならば、アタックはヒットします。
しかし……
しーぷ「ここは防がせてもらうね」
しーぷ「ドナリーとカポイルでガード!!」

▲しーぷは、手札からシールド5000のユニットを2枚出して、
▲「同田貫正国」のアタックを防ぎにきました…!
さて、このしーぷの守りの一手ですが、
疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
「同田貫正国」はパワー9000ですので、
しーぷはシールド5000を1枚出すだけで、
9000+5000で合計14000になり、
「同田貫正国」のアタックを防げるはず…。
なぜ、シールド5000を2枚も出したのか…?
その答えは、
「同田貫正国」がヴァンガードであり、
ヴァンガードのアタックではドライブトリガーが発生し、
もしトリガーをめくればパワー+5000が上乗せされて、
ガードが突破されてしまうからなんです!
さて、その星屑のドライブトリガーですが…、

▲トリガーはありませんでした!
結果的に、
しーぷは手札を1枚余計に失うことになったわけですね。
こんな感じで、
ヴァンガードによるアタックは、
相手に大きなプレッシャーを与えることができます…!
・2回目のアタック
お次は、
リアガードの「長曽祢虎徹」によるアタックですが…、

▲「長曽祢虎徹」と同じ左列・後衛には、
▲「グレード1」の「後藤藤四郎」がいます。
「グレード1」と「グレード0」のユニットたちは、
もれなく、ある能力を持っていまして、
それが…、
▲「ブースト」という支援能力です!
(グレードの数字の下の、矢印のアイコンが目印)
「ブースト」を持つユニットは、
同じ列の前衛のユニットがアタックするとき、
そのユニットに、自身のパワーを加算することができます。
つまり、この場合は、

▲後衛の「後藤藤四郎」のパワー8000を、
▲前衛の「長曽祢虎徹」のパワー9000に加算して、
▲合計17000でアタックできるというわけです!!
さて、ここで話はメインフェイズに戻ります。
このターンのメインフェイズで、
星屑は、前衛と後衛のユニットを入れ替えました。
その理由は、
「グレード2」である「長曽祢虎徹」には「ブースト」ができませんので、
後列にいてもアタックに参加できないから…だったんです!
しーぷ「このアタックはノーガードで」

▲しーぷはダメージ1点を受け、ダメージチェックを行いました。
その結果、
しーぷは「クリティカルトリガー」をめくって、
ユニット1体にパワー+5000と、
クリティカル+1を与えましたが…、
もはや、このターンの星屑のアタックは終了しましたので、
この「クリティカルトリガー」は無駄なものになってしまいました。
しーぷ「無駄クリだったね…( ̄▽ ̄;)」
星屑「トリガーのパワーアップ効果は、」
星屑「次のターンには持ち越せないからね…」
⑥エンドフェイズ
ターンをしーぷに渡します。
★5ターン目(しーぷのターン)

▲しーぷは「グレード3」の「グルグウィント」に〈ライド〉して、
▲2枚のリアガードを〈コール〉しました!!

▲そして、まずはヴァンガードでヴァンガードにアタック!
星屑「ここはノーガードで…!」
ヴァンガードによるアタックですので、
もちろん「ドライブチェック」が発生するんですが…、
「グレード3」のユニットたちは、
もれなく、ある能力を持っていまして、
それが…、
▲「ツインドライブ!!」という猛烈な能力です!!
(グレードの数字の下の、2本のラインが目印)
「グレード3」のユニットが「ドライブチェック」を行うときは、
カードを1枚ではなく2枚めくります。
手札が一気に2枚増えるだけでなく、
トリガーをめくる確率も倍増しますので、
「グレード3」のヴァンガードのアタックには要注意です…!
しーぷ「ツインドライブ!!」
しーぷ「ファースト・チェック…」
星屑「(ごくっ……)」

▲1枚目は「クリティカルトリガー」!!
しーぷ「ゲット!」
しーぷ「クリティカルトリガー!」
星屑「ぎゃー!!!」
しーぷ「ヴァンガードのクリティカルを+1して、」
しーぷ「まだアタックしていないリアガードの、」
しーぷ「ディヴィニティランサーにパワー+5000!」

▲ヴァンガードのクリティカルが2になり、
▲右列のリアガードのパワーが+5000されてしまいました…!
「クリティカルトリガー」は、
・ユニット1体のパワーを+5000することに加えて、
・ユニット1体のクリティカルを+1します。
※同じユニットに両方の効果を付与してもOK
「クリティカル」とは、
相手ファイターに与えるダメージのことです。
クリティカルが1増えるごとに、ダメージも1増えます。
(クリティカル2なら2ダメージ)
しーぷ「セカンド・チェック…」
星屑「(次はトリガー出ないでくれ頼む…!)」

▲2枚目はトリガーなし。
星屑「ふぅ……」
とはいえ、
しーぷのヴァンガードはクリティカル2になりましたので、
星屑は一気に2ダメージを受けなければなりません…!

▲星屑は2回のダメージチェックを行いましたが、
▲どちらもトリガーではありませんでした…。

▲ダメージチェックでめくったカードはダメージゾーンに落ち、
▲これで星屑のダメージは3点となって、しーぷと同点に…!

▲さらに、トリガーによってパワー+5000された、
▲リアガードの「ディヴィニティランサー」が襲い掛かります!
星屑「薬研藤四郎でガード!」

▲ここはシールド10000の「薬研藤四郎」でガードし、
▲ヴァンガードへのアタックを防ぎました…!

▲最後に、左列から合計パワー17000のアタックが、
▲今度はリアガードの「長曽祢虎徹」へ飛んできます!!
星屑「うーん、五虎退でガード!」

▲ここもシールド10000の「五虎退」でガードし、
▲「長曽祢虎徹」の退却を防ぎました…!
「グレード0」のユニットたちは、
パワーこそ4000~5000と低めですが、
そのぶん、シールドは10000あって、
守りのときに頼もしい存在です!!
(ドロートリガーだけはシールド5000)
一方、「グレード3」のユニットたちは、
パワーが10000~12000と高い反面、
シールドがありません。なんと0です!
このように、ヴァンガでは、
「グレード3」だから強いとか、
「グレード0」だから弱いとか、
そういったことは一切なく…、
どのグレードにも役割があり、
欠かすことができないものとなっています!
★6ターン目(星屑のターン)
しーぷの3度のアタックを受けて…、
やっとターンが星屑に戻りました。
①スタンドフェイズ
②ドローフェイズ
星屑「俺のターン!」
星屑「スタンド・アンド・ドロー!!」

▲すべてのユニットをスタンド状態にしてから、

▲引いたカードは「明石国行」でした!
ヴァンガに慣れたファイターは、
スタンドフェイズとドローフェイズを、
「スタンド&ドロー」と、ひとまとめにすることが多いです。
③ライドフェイズ
星屑「明石国行にライド!」

▲引いたばかりの「明石国行」に〈ライド〉しました。
▲これで、星屑のヴァンガードも「グレード3」です!
さて、今までなら、
ライドフェイズはこれで終わりでしたが…、

▲お互いのヴァンガードが「グレード3」になったことで、
▲ライドフェイズ中に、もう1つ、できることが増えたんです!
それが…、
・ストライドステップ
〈超越(ストライド)〉です!
〈超越〉とは、
一時的に、未来や過去、あるいは別次元から、
超強力な助っ人を呼び出して、一緒に戦ってもらう!
…というような能力です。
そして、
"未来、過去、別次元"が「Gデッキ」であり、
"超強力な助っ人"は「Gユニット」を指します。
つまり、
「Gデッキ」から「Gユニット」を呼び出して、
助太刀してもらうわけです!
ただし、そのためにはコストとして、
手札からグレードの合計が3以上になるように、
カードを捨てなければなりません。
例えば、
「グレード1」のカードを3枚(1×3=3)や、
「グレード2」と「グレード1」のカードを1枚ずつ(2+1=3)など。

▲星屑は「グレード3」のカードを1枚捨てて(3×1=3)、

▲「Gデッキ」の中から、

▲「髭切」を〈超越〉しました!
〈超越〉するときは、
「Gユニット」を元のヴァンガードの上に重ねます。
(この場合は「明石国行」の上)
④メインフェイズ
どんどんリアガードを〈コール〉して、
攻勢をかけていきたいところですが…、

▲星屑の手札には「グレード1」が2枚しかなく、
▲次のしーぷのターンでの守りが心もとないですので…、
星屑は、1枚も〈コール〉せずに終わりました。
ここで再確認ですが、
「ガード」は、手札からしかできません。
〈コール〉したユニットは、もはやガードには使えない…のですが、
「グレード2」のユニットたちは、
もれなく、ある能力を持っていまして、
それが…
▲「インターセプト」という守備の能力です!
(グレードの数字の下の、切り返しの矢印が目印)
前衛の「グレード2」のリアガードは、
ガードに参加することができます。
つまり、
自分のターンに〈コール〉してアタックした後に、
相手のターンではガードができるわけです!
(ただし、ガードしたら退却してしまいます)
もしも、このターンの星屑の手札に「グレード2」のカードがあったら、
星屑は安心して〈コール〉していたことでしょう。
⑤バトルフェイズ
このターンも、前衛のユニットは2体ですので、
アタック回数も2回の予定です。
・1回目のアタック
星屑「後藤藤四郎のブーストをつけて、」
星屑「長曽祢虎徹でヴァンガードにアタック!」

▲前と同じパターンの、
▲合計パワー17000でアタックします。
しーぷ「ラストレスナイトでガード!」

▲しーぷはシールド10000を張り、
▲合計パワーで上回って、ガード成功です。
・2回目のアタック
さて、ここで「Gユニット」の「髭切」の出番がやってきました!

「Gユニット」のパワーは、
自身のパワー+元のヴァンガードのパワーとなります。
今回の場合、
「髭切」自身のパワーが15000で、
元のヴァンガード「明石国行」のパワーが11000ですので、
15000+11000=パワー26000ですね!
さらに、
「グレード4」のユニットが「ドライブチェック」を行うときは、
カードを1枚ではなく3枚めくります。

▲パワー26000のトリプルドライブ!!!
しーぷ「これはノーガードで…!」
星屑「じゃあ、トリプルドライブいくよ!!!」
星屑「チェック・ファースト!」

▲1枚目は「スタンドトリガー」!
星屑「ゲット!」
星屑「スタンドトリガー!」
しーぷ「うわっ」
星屑「長曽祢虎徹をスタンドさせて、」
星屑「さらにパワー+5000!」

▲レスト状態だった「長曽祢虎徹」をスタンド状態に戻し、
▲さらにパワーを+5000して、パワー14000に!!
「スタンドトリガー」は、
・ユニット1体のパワーを+5000することに加えて、
・リアガード1体をスタンド状態にします。
※ヴァンガードはスタンド状態にできません。
これで「長曽祢虎徹」は、
このターン中に、再びアタックができるようになりました…!
星屑「チェック・セカンド!!」
星屑「チェック・サード!!!」

▲2枚目と3枚目はトリガーなし。

▲ヴァンガードにアタックがヒットしましたので、
▲しーぷはダメージチェックを行いました。
・3回目のアタック
2度のアタックの予定でしたが、
「スタンドトリガー」によって3度目のアタックを仕掛けられます!
星屑「長曽祢虎徹でリアガードのエリオにアタック!」

▲パワー14000対パワー9000ですが…、
しーぷ「フレイム・オブ・ビクトリーでガード!」

▲パワー14000対パワー19000となり、
▲このアタックは防がれてしまいました。
⑥エンドフェイズ
「Gユニット」による助太刀は"一時的"と説明した通り、
このターンに〈超越〉した「Gユニット」は、
エンドフェイズで元の次元や時間に戻ってしまいます。

▲〈超越〉した「Gユニット」は、
▲Gデッキの隣にオモテ向きで置きましょう。
以上で、ターンをしーぷに渡します。
今回はここまでです。
次回の冒頭でもおさらいをしますので、
引き続きご覧いただけたらと思います!
次回:その1(3/4)