TCG「カードファイト!!ヴァンガード」




★星屑のヴァンガード講座その1(4/4)
初回:ヴァンガード講座その1(1/4)
前回:ヴァンガード講座その1(3/4)
今回:ヴァンガード講座その1(4/4)←いまココ
★星屑のヴァンガード講座その1(4/4)
初回:ヴァンガード講座その1(1/4)
前回:ヴァンガード講座その1(3/4)
今回:ヴァンガード講座その1(4/4)←いまココ
★前回のおさらい
☆4種類のトリガー
ヴァンガでは、デッキをつくるときに、
「トリガーユニット」をジャスト16枚入れなければならない
というルールがあり…、
このトリガーユニットを、
「トリガーチェック」のときに引き当てれば、
強力な2つの効果が発動します!!
1つ目がパワー+5000の効果で、
ヴァンガードでもリアガードでも、
好きなユニット1体のパワーを+5000できるというもの。
相手の計算を狂わせたり、
相手に余計に手札を使わせたりと、
この+5000は大きなパワーアップです!
そして、
2つ目はトリガーの種類ごとの効果。
これが全部で4種類ありますので、
1枚ずつ見ていきましょう!
・[治]ヒールトリガー

▲「治」のアイコンのヒールトリガーは、
トリガーした時点で、
自分のダメージが、相手のダメージ以上なら、
自分のダメージを1点回復できるというもの。
ヴァンガでは、
"回復手段"というものが、ほとんどありません。
クリティカルをアップさせる手段や、
手札を増やす手段は色々ありますが、
回復する手段というのは、ごくわずかなんです。
ですので、
この「ヒールトリガー」は最重要といっても過言ではなく…、
その証拠に、
ヒールトリガーはデッキに4枚までしか入れられない
(名前が違うカードでも、全部ひっくるめても4枚まで)
というルールがあるほどです。
デッキを組むとき、とりあえずヒールトリガーは、
MAXの4枚を投入することを強くオススメします!
(トライアルデッキなら、ちゃんと4枚封入されています)
・[☆]クリティカルトリガー

▲「☆」のアイコンのクリティカルトリガーは、
ヴァンガードでもリアガードでも、
好きなユニット1体の「クリティカル」を+1するというもの。
「クリティカル」とは、
アタックが相手ヴァンガードにヒットしたとき、
相手ファイターに与えるダメージの数です。
通常のクリティカルは「1」で、
相手に与えるダメージは「1」になりますが、
クリティカルトリガーによって、
クリティカルが+1されて「2」に増えれば、
与えるダメージも「2」に増えますし、
運良くクリティカルが「3」になろうものなら、
相手に与えるダメージは、なんと「3」になります。
6ダメージを与えることが勝利条件という、
ヴァンガのルールにおいて、
クリティカルを増やすことができれば、
それだけ勝利が近いものになるわけです!
・[醒]スタンドトリガー

▲「醒」アイコンのスタンドトリガーは、
リアガード1体をスタンド状態にするというもの。
直前にアタックしてレスト状態になったリアガードを
スタンド状態にすれば、ふたたびアタックすることができ、
そのターン中のアタック回数を増やすことができます!
・[引]ドロートリガー

▲「引」アイコンのドロートリガーは、
デッキの上からカードを1枚引くというもの。
手札1枚の差で勝負が決まることも多いヴァンガでは、
この効果は攻守ともに役立ってくれます!
ただ、ドロートリガーには"弱点"がありまして、
それはシールドが5000しかないこと。
4種類あるトリガーユニットの中で、
シールドが10000ではないのはドロートリガーのみです。
また、ヴァンガでは、
カードを引きすぎてデッキが尽きてしまうと敗北してしまいます。
ドロートリガーは、
自分のターンでも相手のターンでも活躍できる便利なカードですが、
デッキへの投入枚数には注意しておきましょう。
★10ターン目(星屑のターン)
①スタンドフェイズ
②ドローフェイズ
星屑「俺のスタンド・アンド・ドロー!」

▲スタンドして、

▲引いたカードは「グレード3」の「明石国行」!
星屑「(ラッキ!)」
星屑「(これで〈超越〉することができる…!)」
③ライドフェイズ
・ストライドステップ
星屑「ストライド・ジェネレーション!」

▲引いたばかりの「グレード3」をコストに、
▲「髭切」を〈超越〉しました!
④メインフェイズ
手札の「今剣」を中央列・後衛に〈コール〉すれば、
ヴァンガードの「髭切」をブーストできますが…、
次のしーぷのターンでの守りが心配ですので、
ここも手札を温存しておくことにしましょう。
⑤バトルフェイズ
・1回目のアタック
星屑「(よし、このターンもスタンドトリガー狙いだ!)」
星屑「後藤藤四郎のブーストをつけて、」
星屑「長曽祢虎徹でヴァンガードにアタック!」

▲合計パワー17000対11000!
しーぷ「キュアラブルでガード!」

▲このアタックは、
▲シールド10000で難なく防がれてしまいました。
・2回目のアタック
星屑「さて、ヴァンガードの髭切で、」
星屑「ヴァンガードにアタック!」

▲パワー26000対11000!
▲はたしてしーぷはガードするのでしょうか…?
しーぷ「ノーガード!」
星屑「(いま、しーぷは3ダメージだから、)」
星屑「(ここでクリティカルトリガーを2枚めくれば、)」
星屑「(俺の勝ちが見えてくる…!)」
星屑「トリプルドライブ!!!」
星屑「チェック・ファースト!」
星屑「チェック・セカンド!!」
星屑「チェック・サード!!!」
星屑「って、ええっ、トリガーなし…だと…!?」

▲3枚もめくって、トリガーは1枚もありませんでした…。
しーぷ「さっき3枚ともトリガーだったからね」
しーぷ「仕方ないね」
星屑「あのターンで運を使いすぎたのか…!」

▲アタック自体はヒットしていますので、
▲しーぷには1点だけダメージが入りました。
⑥エンドフェイズ
「髭切」をGゾーンに置いて、
ターンをしーぷに渡します。

▲このターン、トリガーこそありませんでしたが、
▲幸いにも「完全ガード」の「物吉貞宗」を引けましたので、
▲次のしーぷのターンは、なんとか耐えられそうです。
★11ターン目(しーぷのターン)

▲しーぷは、コストを支払って「レイブレス」を〈超越〉してから、

▲その「レイブレス」で星屑のヴァンガードにアタック!

▲これを星屑は「物吉貞宗」で「完全ガード」!
しーぷのトリプルドライブ!!!は…、

▲3枚ともトリガーなし…!
しーぷ「私までトリガーに恵まれないなんて!」
星屑「(その上、チェックした3枚中の2枚は、)」
星屑「(シールド0のグレード3!!!)」
星屑「(次の俺のターン、しーぷの守りは薄そうだ…!)」

▲しーぷの2回目のアタックは、

▲そのまま受けて、星屑は5ダメージ目。
しーぷ「あと1ダメージ!」

▲しーぷの3回目のアタックは、
▲合計パワー19000でしたが…、

▲星屑は、手札からシールド5000の「今剣」を出し、

▲さらに、前衛の「グレード2」の「長曽祢虎徹」で、

▲インターセプト!
▲合わせてシールド10000となり、
▲6点目のダメージを防ぎました!
星屑「(次のターンで絶対に決める…!)」
★12ターン目(星屑のターン)
星屑「ファイナル・ターン!」
しーぷ「あら、ファイナル・ターン宣言?」
"ファイナル・ターン"とは、
このターンでの勝利を予告するときのセリフです。
これは別に、そういうルールがというあるわけではなく、
単に、宣言どおり勝ったらかっこいい!というもので、
ファイターの意気込みや自信の表れとなっています。
さて、5ダメージ目を受け、背水の陣となった星屑は、
なんとしてもファイナル・ターンを成功させたいところ…!
①スタンドフェイズ
②ドローフェイズ
星屑「(まずは、ここでグレード1以上を引きたい!)」
星屑の手札は「グレード2」の「和泉守兼定」が1枚のみ。
〈超越〉するためには、グレードの合計が3以上必要ですので、
ここで欲しいのは「グレード1」以上のカードです。
星屑「スタンド・アンド……」
星屑「ドロー!」

▲引いたのは…「グレード0」のカード…。
▲これでは〈超越〉に届きません…!
星屑「(仕方ない、)」
星屑「(この戦力で、なんとかしていこう!)」
③ライドフェイズ
星屑は〈超越〉できません…!
④メインフェイズ
星屑「和泉守兼定を〈コール〉!」

▲最後の最後まで、
▲リアガードを2枚しか展開させられませんでしたが…、
地道に後衛からの支援を続けてくれた「後藤藤四郎」に、
攻守に渡って大活躍してくれた「長曽祢虎徹」、
その後を引き継いでくれた「和泉守兼定」と、
そして、ずっとヴァンガードとして、
刀剣男士たちを引っ張ってきた「明石国行」!
この布陣で、星屑はしーぷに挑みます…!
さあ、勝ちにいきましょう!
⑤バトルフェイズ
・1回目のアタック
星屑「後藤藤四郎のブーストをつけて、」
星屑「和泉守兼定でヴァンガードにアタック!」
しーぷ「キュアラブルでガード!」

▲合計パワー17000でのアタックは、
▲シールド10000を張られて防がれますが…、
・2回目のアタック
星屑「次こそ!」
星屑「明石国行でヴァンガードにアタック!」
しーぷ「残念だけど…、」
星屑「え?」
しーぷ「フレイム・オブ・ビクトリーと、」
しーぷ「キマルクスでガード!」
しーぷ「"3枚突破"よ!!!」
星屑「な、なんだってえええええ!?」

▲しーぷの合計パワーは26000!!!
これを突破するためには、
星屑は3枚突破…トリガーを3枚めくる必要があります。
ところが、
〈超越〉していない今回のアタックは、
トリプルドライブ!!!ではなくツインドライブ!!…。
そもそも、めくる枚数が2枚しかありません。
つまり、
このアタックは絶対にヒットしないのです…!
しーぷ「どうやら、ファイナル・ターンは失敗みたいね」
星屑「…いや、まだだ!」
星屑「スタンドトリガーを引き当てて、」
星屑「もう1回、アタックのチャンスをつかんでみせる…!」
星屑「ツインドライブ!!」
星屑「チェック・ファースト!」
星屑「……!」

▲1枚目はクリティカルトリガー!
星屑「ゲット!」
星屑「クリティカルトリガー!」
星屑「効果は全て、」
星屑「リアガードの和泉守兼定へ!」

▲これで「和泉守兼定」のパワー+5000!
▲そして、クリティカルが+1に…!
さあさあ、お膳立てはできました!
あとは、2枚目でスタンドトリガーを引き当てて、
クリティカル2になっている「和泉守兼定」のアタックを
しーぷのヴァンガードにヒットさせれば、
しーぷのダメージは6になります…!
しーぷ「……」
星屑「絶対に引く!」
星屑「絶対に引くんだ!!」
星屑「チェック!」
星屑「セカンド!!」

▲2枚目は…スタンドトリガー!!!
星屑「ほ、ほんとにキター!!!!!」
星屑「スタンドトリガー発動!」
星屑「効果は全て和泉守兼定に!!」

▲「和泉守兼定」が、ふたたび立ち上がり、
▲その上、パワー+10000にクリティカル2!!
冗談みたいです…!
というか信じられない!!
これは勝てる流れが来ているでしょう!!!
・3回目のアタック
星屑「これが正真正銘のラストアタックだ!」
星屑「決めろ兼さん!」
星屑「和泉守兼定でヴァンガードにアタック!!!」

▲パワー19000のクリティカル2!!
ヒットすれば、しーぷは6ダメージ!
祈るばかりの星屑ですが…、
しーぷ「ごめんけど、終わらせない!」
しーぷ「ラストレスナイトでガード!!」
星屑「ぎゃあああああ!!!」

▲しーぷは、しっかりとガード要員を残していました…!
星屑の全身全霊をかけたラストアタックは、
ファイトに終止符を打つことができず…。
星屑「ぐっ、もはやこれまでか…」
⑥エンドフェイズ
ターンをしーぷに渡します。
★13ターン目(しーぷのターン)
しーぷ「では…、」コホン
しーぷ「ファイナル・ターン!」
星屑「ひええ……」

▲しーぷは「レイブレス」を〈超越〉して、

▲容赦なく星屑のヴァンガードにアタック!

▲もはや星屑にできることは、ほとんどなくて…。
この「レイブレス」のアタックをガードせず、
ダメージチェックでヒールトリガーをめくり、
残りの2体のリアガードのアタックを、
インターセプトと手札を総動員でガードする…くらいです。
星屑「ノーガード…!」
しーぷ「じゃあ、トリプルドライブ!!!」
しーぷ「ファーストチェック!」
しーぷ「セカンドチェック!!」
しーぷ「…ゲット!」
しーぷ「クリティカルトリガー!!」
星屑「ぎゃあああああ」

▲クリティカルトリガーが発動し…、

▲クリティカル2のアタックが星屑にヒットしてしまいました…!
星屑が2ダメージを受けて、なお生き残るには、
2回のダメージチェックの両方で、
都合2枚のヒールトリガーをめくらなければなりません!!
星屑「終わった……」
しーぷ「え?」
しーぷ「まだダメージチェックの結果が出てな…」
星屑「俺のデッキには、ヒールトリガーが…、」
星屑「あと1枚しか残ってないんだあああああ!!!」
しーぷ「あー……」

▲星屑は、ファイト中のドローやトリガーチェックで、
▲すでに3枚のヒールトリガーを出していて、
▲デッキ内のヒールトリガーは残り1枚…。
※ヒールトリガーはデッキに4枚までしか投入できません。
つまり、負け確定…!
星屑は、
勝ちの望みゼロのダメージチェックを行わなければならないのです…!
星屑「ダメージ…チェック…」

▲ついに星屑は6ダメージ目を受けてしまい…、
この瞬間、
星屑の"霊体"は惑星クレイの大地から消滅し、
しーぷがファイトに勝利しました!!
星屑「スタンドトリガーが発動したときは、」
星屑「これは勝ちフラグだと確信したのに…!」
しーぷ「あと一歩だったね」
星屑「でも、いいファイトだった!」
星屑「ありがとう!」
しーぷ「うん、お疲れさまでした!」
…といったところで、
「星屑のヴァンガード講座その1」でした!
負けちゃいましたけどね…( ̄▽ ̄ )アチャー
今回は、
ゲームのシステム部分を説明するために、
あえてユニットたちの「能力」を使わずに、
シンプルなファイトをしてみましたが、
次回は、「能力」を解禁して、
思う存分のファイトをする予定です!
これにより、
もっとユニットのパワーをアップさせたり、
リアガードを〈コール〉する数を増やしたりと、
できることが増えて…、
ヴァンガはさらに楽しくなります!!
ぜひぜひ、
「その2」もご覧いただけたら嬉しいです!
次回:その2
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★前回のおさらい
☆4種類のトリガー
ヴァンガでは、デッキをつくるときに、
「トリガーユニット」をジャスト16枚入れなければならない
というルールがあり…、
このトリガーユニットを、
「トリガーチェック」のときに引き当てれば、
強力な2つの効果が発動します!!
1つ目がパワー+5000の効果で、
ヴァンガードでもリアガードでも、
好きなユニット1体のパワーを+5000できるというもの。
相手の計算を狂わせたり、
相手に余計に手札を使わせたりと、
この+5000は大きなパワーアップです!
そして、
2つ目はトリガーの種類ごとの効果。
これが全部で4種類ありますので、
1枚ずつ見ていきましょう!
・[治]ヒールトリガー

▲「治」のアイコンのヒールトリガーは、
トリガーした時点で、
自分のダメージが、相手のダメージ以上なら、
自分のダメージを1点回復できるというもの。
ヴァンガでは、
"回復手段"というものが、ほとんどありません。
クリティカルをアップさせる手段や、
手札を増やす手段は色々ありますが、
回復する手段というのは、ごくわずかなんです。
ですので、
この「ヒールトリガー」は最重要といっても過言ではなく…、
その証拠に、
ヒールトリガーはデッキに4枚までしか入れられない
(名前が違うカードでも、全部ひっくるめても4枚まで)
というルールがあるほどです。
デッキを組むとき、とりあえずヒールトリガーは、
MAXの4枚を投入することを強くオススメします!
(トライアルデッキなら、ちゃんと4枚封入されています)
・[☆]クリティカルトリガー

▲「☆」のアイコンのクリティカルトリガーは、
ヴァンガードでもリアガードでも、
好きなユニット1体の「クリティカル」を+1するというもの。
「クリティカル」とは、
アタックが相手ヴァンガードにヒットしたとき、
相手ファイターに与えるダメージの数です。
通常のクリティカルは「1」で、
相手に与えるダメージは「1」になりますが、
クリティカルトリガーによって、
クリティカルが+1されて「2」に増えれば、
与えるダメージも「2」に増えますし、
運良くクリティカルが「3」になろうものなら、
相手に与えるダメージは、なんと「3」になります。
6ダメージを与えることが勝利条件という、
ヴァンガのルールにおいて、
クリティカルを増やすことができれば、
それだけ勝利が近いものになるわけです!
・[醒]スタンドトリガー

▲「醒」アイコンのスタンドトリガーは、
リアガード1体をスタンド状態にするというもの。
直前にアタックしてレスト状態になったリアガードを
スタンド状態にすれば、ふたたびアタックすることができ、
そのターン中のアタック回数を増やすことができます!
・[引]ドロートリガー

▲「引」アイコンのドロートリガーは、
デッキの上からカードを1枚引くというもの。
手札1枚の差で勝負が決まることも多いヴァンガでは、
この効果は攻守ともに役立ってくれます!
ただ、ドロートリガーには"弱点"がありまして、
それはシールドが5000しかないこと。
4種類あるトリガーユニットの中で、
シールドが10000ではないのはドロートリガーのみです。
また、ヴァンガでは、
カードを引きすぎてデッキが尽きてしまうと敗北してしまいます。
ドロートリガーは、
自分のターンでも相手のターンでも活躍できる便利なカードですが、
デッキへの投入枚数には注意しておきましょう。
★10ターン目(星屑のターン)
①スタンドフェイズ
②ドローフェイズ
星屑「俺のスタンド・アンド・ドロー!」

▲スタンドして、

▲引いたカードは「グレード3」の「明石国行」!
星屑「(ラッキ!)」
星屑「(これで〈超越〉することができる…!)」
③ライドフェイズ
・ストライドステップ
星屑「ストライド・ジェネレーション!」

▲引いたばかりの「グレード3」をコストに、
▲「髭切」を〈超越〉しました!
④メインフェイズ
手札の「今剣」を中央列・後衛に〈コール〉すれば、
ヴァンガードの「髭切」をブーストできますが…、
次のしーぷのターンでの守りが心配ですので、
ここも手札を温存しておくことにしましょう。
⑤バトルフェイズ
・1回目のアタック
星屑「(よし、このターンもスタンドトリガー狙いだ!)」
星屑「後藤藤四郎のブーストをつけて、」
星屑「長曽祢虎徹でヴァンガードにアタック!」

▲合計パワー17000対11000!
しーぷ「キュアラブルでガード!」

▲このアタックは、
▲シールド10000で難なく防がれてしまいました。
・2回目のアタック
星屑「さて、ヴァンガードの髭切で、」
星屑「ヴァンガードにアタック!」

▲パワー26000対11000!
▲はたしてしーぷはガードするのでしょうか…?
しーぷ「ノーガード!」
星屑「(いま、しーぷは3ダメージだから、)」
星屑「(ここでクリティカルトリガーを2枚めくれば、)」
星屑「(俺の勝ちが見えてくる…!)」
星屑「トリプルドライブ!!!」
星屑「チェック・ファースト!」
星屑「チェック・セカンド!!」
星屑「チェック・サード!!!」
星屑「って、ええっ、トリガーなし…だと…!?」

▲3枚もめくって、トリガーは1枚もありませんでした…。
しーぷ「さっき3枚ともトリガーだったからね」
しーぷ「仕方ないね」
星屑「あのターンで運を使いすぎたのか…!」

▲アタック自体はヒットしていますので、
▲しーぷには1点だけダメージが入りました。
⑥エンドフェイズ
「髭切」をGゾーンに置いて、
ターンをしーぷに渡します。

▲このターン、トリガーこそありませんでしたが、
▲幸いにも「完全ガード」の「物吉貞宗」を引けましたので、
▲次のしーぷのターンは、なんとか耐えられそうです。
★11ターン目(しーぷのターン)

▲しーぷは、コストを支払って「レイブレス」を〈超越〉してから、

▲その「レイブレス」で星屑のヴァンガードにアタック!

▲これを星屑は「物吉貞宗」で「完全ガード」!
しーぷのトリプルドライブ!!!は…、

▲3枚ともトリガーなし…!
しーぷ「私までトリガーに恵まれないなんて!」
星屑「(その上、チェックした3枚中の2枚は、)」
星屑「(シールド0のグレード3!!!)」
星屑「(次の俺のターン、しーぷの守りは薄そうだ…!)」

▲しーぷの2回目のアタックは、

▲そのまま受けて、星屑は5ダメージ目。
しーぷ「あと1ダメージ!」

▲しーぷの3回目のアタックは、
▲合計パワー19000でしたが…、

▲星屑は、手札からシールド5000の「今剣」を出し、

▲さらに、前衛の「グレード2」の「長曽祢虎徹」で、

▲インターセプト!
▲合わせてシールド10000となり、
▲6点目のダメージを防ぎました!
星屑「(次のターンで絶対に決める…!)」
★12ターン目(星屑のターン)
星屑「ファイナル・ターン!」
しーぷ「あら、ファイナル・ターン宣言?」
"ファイナル・ターン"とは、
このターンでの勝利を予告するときのセリフです。
これは別に、そういうルールがというあるわけではなく、
単に、宣言どおり勝ったらかっこいい!というもので、
ファイターの意気込みや自信の表れとなっています。
さて、5ダメージ目を受け、背水の陣となった星屑は、
なんとしてもファイナル・ターンを成功させたいところ…!
①スタンドフェイズ
②ドローフェイズ
星屑「(まずは、ここでグレード1以上を引きたい!)」
星屑の手札は「グレード2」の「和泉守兼定」が1枚のみ。
〈超越〉するためには、グレードの合計が3以上必要ですので、
ここで欲しいのは「グレード1」以上のカードです。
星屑「スタンド・アンド……」
星屑「ドロー!」

▲引いたのは…「グレード0」のカード…。
▲これでは〈超越〉に届きません…!
星屑「(仕方ない、)」
星屑「(この戦力で、なんとかしていこう!)」
③ライドフェイズ
星屑は〈超越〉できません…!
④メインフェイズ
星屑「和泉守兼定を〈コール〉!」

▲最後の最後まで、
▲リアガードを2枚しか展開させられませんでしたが…、
地道に後衛からの支援を続けてくれた「後藤藤四郎」に、
攻守に渡って大活躍してくれた「長曽祢虎徹」、
その後を引き継いでくれた「和泉守兼定」と、
そして、ずっとヴァンガードとして、
刀剣男士たちを引っ張ってきた「明石国行」!
この布陣で、星屑はしーぷに挑みます…!
さあ、勝ちにいきましょう!
⑤バトルフェイズ
・1回目のアタック
星屑「後藤藤四郎のブーストをつけて、」
星屑「和泉守兼定でヴァンガードにアタック!」
しーぷ「キュアラブルでガード!」

▲合計パワー17000でのアタックは、
▲シールド10000を張られて防がれますが…、
・2回目のアタック
星屑「次こそ!」
星屑「明石国行でヴァンガードにアタック!」
しーぷ「残念だけど…、」
星屑「え?」
しーぷ「フレイム・オブ・ビクトリーと、」
しーぷ「キマルクスでガード!」
しーぷ「"3枚突破"よ!!!」
星屑「な、なんだってえええええ!?」

▲しーぷの合計パワーは26000!!!
これを突破するためには、
星屑は3枚突破…トリガーを3枚めくる必要があります。
ところが、
〈超越〉していない今回のアタックは、
トリプルドライブ!!!ではなくツインドライブ!!…。
そもそも、めくる枚数が2枚しかありません。
つまり、
このアタックは絶対にヒットしないのです…!
しーぷ「どうやら、ファイナル・ターンは失敗みたいね」
星屑「…いや、まだだ!」
星屑「スタンドトリガーを引き当てて、」
星屑「もう1回、アタックのチャンスをつかんでみせる…!」
星屑「ツインドライブ!!」
星屑「チェック・ファースト!」
星屑「……!」

▲1枚目はクリティカルトリガー!
星屑「ゲット!」
星屑「クリティカルトリガー!」
星屑「効果は全て、」
星屑「リアガードの和泉守兼定へ!」

▲これで「和泉守兼定」のパワー+5000!
▲そして、クリティカルが+1に…!
さあさあ、お膳立てはできました!
あとは、2枚目でスタンドトリガーを引き当てて、
クリティカル2になっている「和泉守兼定」のアタックを
しーぷのヴァンガードにヒットさせれば、
しーぷのダメージは6になります…!
しーぷ「……」
星屑「絶対に引く!」
星屑「絶対に引くんだ!!」
星屑「チェック!」
星屑「セカンド!!」

▲2枚目は…スタンドトリガー!!!
星屑「ほ、ほんとにキター!!!!!」
星屑「スタンドトリガー発動!」
星屑「効果は全て和泉守兼定に!!」

▲「和泉守兼定」が、ふたたび立ち上がり、
▲その上、パワー+10000にクリティカル2!!
冗談みたいです…!
というか信じられない!!
これは勝てる流れが来ているでしょう!!!
・3回目のアタック
星屑「これが正真正銘のラストアタックだ!」
星屑「決めろ兼さん!」
星屑「和泉守兼定でヴァンガードにアタック!!!」

▲パワー19000のクリティカル2!!
ヒットすれば、しーぷは6ダメージ!
祈るばかりの星屑ですが…、
しーぷ「ごめんけど、終わらせない!」
しーぷ「ラストレスナイトでガード!!」
星屑「ぎゃあああああ!!!」

▲しーぷは、しっかりとガード要員を残していました…!
星屑の全身全霊をかけたラストアタックは、
ファイトに終止符を打つことができず…。
星屑「ぐっ、もはやこれまでか…」
⑥エンドフェイズ
ターンをしーぷに渡します。
★13ターン目(しーぷのターン)
しーぷ「では…、」コホン
しーぷ「ファイナル・ターン!」
星屑「ひええ……」

▲しーぷは「レイブレス」を〈超越〉して、

▲容赦なく星屑のヴァンガードにアタック!

▲もはや星屑にできることは、ほとんどなくて…。
この「レイブレス」のアタックをガードせず、
ダメージチェックでヒールトリガーをめくり、
残りの2体のリアガードのアタックを、
インターセプトと手札を総動員でガードする…くらいです。
星屑「ノーガード…!」
しーぷ「じゃあ、トリプルドライブ!!!」
しーぷ「ファーストチェック!」
しーぷ「セカンドチェック!!」
しーぷ「…ゲット!」
しーぷ「クリティカルトリガー!!」
星屑「ぎゃあああああ」

▲クリティカルトリガーが発動し…、

▲クリティカル2のアタックが星屑にヒットしてしまいました…!
星屑が2ダメージを受けて、なお生き残るには、
2回のダメージチェックの両方で、
都合2枚のヒールトリガーをめくらなければなりません!!
星屑「終わった……」
しーぷ「え?」
しーぷ「まだダメージチェックの結果が出てな…」
星屑「俺のデッキには、ヒールトリガーが…、」
星屑「あと1枚しか残ってないんだあああああ!!!」
しーぷ「あー……」

▲星屑は、ファイト中のドローやトリガーチェックで、
▲すでに3枚のヒールトリガーを出していて、
▲デッキ内のヒールトリガーは残り1枚…。
※ヒールトリガーはデッキに4枚までしか投入できません。
つまり、負け確定…!
星屑は、
勝ちの望みゼロのダメージチェックを行わなければならないのです…!
星屑「ダメージ…チェック…」

▲ついに星屑は6ダメージ目を受けてしまい…、
この瞬間、
星屑の"霊体"は惑星クレイの大地から消滅し、
しーぷがファイトに勝利しました!!
星屑「スタンドトリガーが発動したときは、」
星屑「これは勝ちフラグだと確信したのに…!」
しーぷ「あと一歩だったね」
星屑「でも、いいファイトだった!」
星屑「ありがとう!」
しーぷ「うん、お疲れさまでした!」
…といったところで、
「星屑のヴァンガード講座その1」でした!
負けちゃいましたけどね…( ̄▽ ̄ )アチャー
今回は、
ゲームのシステム部分を説明するために、
あえてユニットたちの「能力」を使わずに、
シンプルなファイトをしてみましたが、
次回は、「能力」を解禁して、
思う存分のファイトをする予定です!
これにより、
もっとユニットのパワーをアップさせたり、
リアガードを〈コール〉する数を増やしたりと、
できることが増えて…、
ヴァンガはさらに楽しくなります!!
ぜひぜひ、
「その2」もご覧いただけたら嬉しいです!
次回:その2
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