大分県宇佐市で「キングドミノ」!
前回に引き続き、私星屑と妻しーぷで、
それぞれの王国の拡大を競っていきます…!
2ゲーム目は、少しばかりのスパイスを効かせて…ということで、
2つの選択ルールを導入してみることにしました!
よりパズル感が増した「キングドミノ」を制するのは、
果たして、どちらの国王なのでしょうか…?
★選択ルール
「キングドミノ」には4つの選択ルールがあるんですが、
今回は、その中の「中央王国」と「調和」を導入します。
☆中央王国
王国の中央に城があれば+10名声点
"城"というのは"スタートタイル"のことで、
"中央"というのは"上からも左からも3マス目"ということになります。
つまり、ゲーム終了時に、
5マス×5マス内の、ちょうど真ん中に城があれば、
追加の10点を獲得できるというわけですね!

▲こちらが「中央王国」の条件を満たしている例で、

▲こちらは「中央王国」の条件を満たしていない例です。
王国の完成・未完成に関わらず、
とにかく城が真ん中にあれば10点となります。
☆調和
王国が完成すれば+5名声点
"完成"というのは、
"5マス×5マス=25マスの正方形の王国が出来上がること"です。
つまり、ドミノを1枚も捨て札にしなければ、
追加の5点を獲得できるというわけですね!

▲こちらが「調和」を満たしている例で、

▲こちらは「調和」を満たしていない例です。
「中央王国」と「調和」を両立させることができれば、
それだけで+15点となりますので…気張ってまいりましょう!!
★1ターン目
①ドミノの補充
ドミノを4枚引いて、数字の小さい順に並び直してから、
1ターン目のドミノの選択が始まります…!
②ドミノの選択

▲1ターン目だけの"くじ引き"の結果は、
▲星屑→しーぷ→星屑→しーぷの順となりました。
星屑「さて、前回は森のお陰で高得点だったわけだし…、」
星屑「今回も、とりあえず森から押さえていこうかね」

▲星屑の1手目は王冠1つの森を選択。
しーぷ「これ、簡単に森を取らせてしまうと、」
しーぷ「また手の付けられないことになっちゃいそうだから…、」

▲しーぷの1手目も王冠1つの森をチョイス。
星屑「うーん、楽には走らせてくれんか…( ̄▽ ̄;)」
星屑「まるでイーグルスに迫るホークスみたいやね!」
しーぷ「やめてよ、ここんとこ毎日ヒヤヒヤしてるんだから…!」

▲星屑の2手目は森を含むドミノを選択。
しーぷ「結局、森を持っていかれるんだよね…」

▲最後にしーぷが残りの1枚に国王駒を置いて、
▲ターンエンドです!
★2ターン目
①ドミノの補充

▲2ターン目に補充されたのは右側の4枚。
星屑「あのさ、1段目の海に"何か"がいるよね…?」
しーぷ「これ、あの有名なネス湖の"ネッシー"じゃない?」
星屑「それか、池田湖の"イッシー"かも?」
しーぷ「どう考えても鹿児島県が舞台のゲームではないでしょ…!」
「スーパーマリオ64」に"ドッシー"ってのもいましたね。( ̄▽ ̄*)
②ドミノの選択&配置

▲1番手の星屑は王冠1つの海を選択。
しーぷ「あら、王冠付きの森を選ばなかった…?」
星屑「イッシーに切り替えていく!」

▲移動元のドミノは、このように配置。
王国の左側に森を出しておきます。

▲2番手のしーぷは王冠1つのドミノを選択。
しーぷ「じゃあ、王冠付きの森は遠慮なくいただきます」
星屑「よし、これでイッシーは俺のものだ…!」
しーぷ「なにそのイッシーへの執念…」

▲3番手の星屑は海のドミノを選択。
星屑「ねんがんのイッシーをてにいれたぞ!」
しーぷ「王冠2つに広い海…これはヤバイかも…!」

▲海と森のドミノは、城の左に配置。
ここから左上に向かって海エリアを広げていく構想です!

▲一方のしーぷはS字からのスタートとなりました。
★3ターン目
①ドミノの補充

▲3ターン目に補充されたのは左側の4枚。
しーぷ「この牧草地の上空にも"何か"がいるみたいね」
星屑「あの影は…まさか…、」
星屑「ドラゴンロードの"カラドラ"じゃないか…!?」
しーぷ「カラドラ…?」
星屑「ダンジョンクエストの宝物庫の主だよ!!」
しーぷ「え、ダンクエのドラゴンに正式名称があったんだ…」
星屑「まさか、こんな平和な場所でカラドラと戦うことになるとは…!」
しーぷ「いや、ならないから!!」
しーぷ「そういうゲームじゃないからこれ…!」
②ドミノの選択&配置

▲1番手の星屑は王冠1つの海を選択。
星屑「よし、これで3つ目の海の王冠ゲットだ!」
星屑「(麦畑の王冠は取られるだろうけど、)」
星屑「(今回も、どうやら麦は不作みたいだし…)」

▲星屑はダブル海のドミノを、王冠付きの海に接続しました。
しーぷ「えっ、うそ、その位置でいいの??」
さて、この星屑の一手にしーぷが驚きの声を上げましたが、
それもそのはず…、

▲「中央王国」を目指すには、
▲城の両サイドを2マスにする必要があり…、

▲城の左側を3マスにしてしまった時点で、
▲星屑の「中央王国」は破綻してしまうのです。
しーぷ「そんな、いきなり10点を諦めなくても…」
星屑「いや、」
星屑「俺は星屑!」
星屑「自由を愛し束縛を嫌うみずがめ座!」
星屑「10点に縛られて、窮屈なプレイングになるくらいなら、」
星屑「10点を捨てて、思い通りのプレイングをしてやんよ!!」
しーぷ「…ああ、そういうことね。あなたらしい」
しーぷ「それなら、私は何としても10点を拾って、」
しーぷ「その上で私らしいプレイングをしてみせる…!」

▲2番手と3番手のしーぷは、
▲いずれも牧草地のみのドミノを選択!!
星屑「なにっ!?」
星屑「王冠付きの麦畑を放棄して、」
星屑「ダブル牧草地を2枚とも持っていく…だと…!」
しーぷ「ふふふ…、」
しーぷ「私はしーぷ!」
しーぷ「あらゆる羊を愛でる者!」
しーぷ「カヴェルナだろうがひつじとどろぼうだろうが、」
しーぷ「どのゲームでも私の本命は羊だよ…!」
星屑「…ノリノリだね、しーぷ」
しーぷ「ノッてあげてんのよ!!!」

▲3ターン目のしーぷの配置。
星屑「こころなしか、カタチが日本列島に似てるね」
しーぷ「だとしたら西日本は海底都市なんですがそれは…」

▲結局、王冠1つの麦畑は星屑が確保することになり、

▲海と森のドミノは、タテ並びで配置しました。
★4ターン目
①ドミノの補充

▲4ターン目に補充されたのは右側の4枚。
星屑「うわっ、ここで王冠2つの牧草地げな…!」
しーぷ「しかも鉱山まである♪」
星屑「これを読み切った上で、」
星屑「4ターン目の1番手と2番手を取ったというのか…!」
星屑「しーぷ…おそろしい子!」
しーぷ「いや、私、エスパーではないんですけど…」
②ドミノの選択&配置

▲しーぷは、もちろん王冠付きの鉱山と牧草地を押さえます!

▲そして、4マスぶんの牧草地は、この配置。
星屑「やばい、牧草地が順調に広がっている上に、」
星屑「中央王国も調和も達成する気マンマンだ…!」
しーぷ「事故さえ起こらなければ、どっちもいけるはず!!」
星屑「よしんば事故ったとしても、」
星屑「スタートタイルの2辺が空いてるしなぁ…、」
しーぷ「想定外のドミノを引き取ることになっても、」
しーぷ「スタートタイルに接続すればいいからね」
星屑「保険もバッチリかけてるとは、」
星屑「たった1ゲームの経験で…なんという成長…!」

▲星屑は、残った2枚のドミノを確保してから、

▲王国の右下に王冠付き麦畑を、

▲王国の左下に王冠付き海を、それぞれ配置。
実は、この配置をした時点で、
星屑の王国は「中央王国」だけでなく「調和」まで破綻してしまいました!
(もはや、どうあっても12枚すべてのドミノは収まりません)
しかし、それに星屑が気付くのは、もう少し後になってから…( ̄▽ ̄;)
やはり「中央王国」を放棄したのは無謀だったのでしょうか。
自分らしさのあるプレイングに固執する星屑に対して、
無理のない計画を着実に進めていくしーぷ。
この時点で、すでに決定的といえそうな展開ですが、
大見得を切った星屑に、まだ勝機はあるのか…?
次回に続きます!
「キングドミノ」 関連記事
→次回:プレイ記その2(2/2)
→開封記事
→ボードゲーム記事一覧
記事を閉じる▲
大分県宇佐市で「キングドミノ」!
前回に引き続き、私星屑と妻しーぷで、
それぞれの王国の拡大を競っていきます…!
2ゲーム目は、少しばかりのスパイスを効かせて…ということで、
2つの選択ルールを導入してみることにしました!
よりパズル感が増した「キングドミノ」を制するのは、
果たして、どちらの国王なのでしょうか…?
★選択ルール
「キングドミノ」には4つの選択ルールがあるんですが、
今回は、その中の「中央王国」と「調和」を導入します。
☆中央王国
王国の中央に城があれば+10名声点
"城"というのは"スタートタイル"のことで、
"中央"というのは"上からも左からも3マス目"ということになります。
つまり、ゲーム終了時に、
5マス×5マス内の、ちょうど真ん中に城があれば、
追加の10点を獲得できるというわけですね!

▲こちらが「中央王国」の条件を満たしている例で、

▲こちらは「中央王国」の条件を満たしていない例です。
王国の完成・未完成に関わらず、
とにかく城が真ん中にあれば10点となります。
☆調和
王国が完成すれば+5名声点
"完成"というのは、
"5マス×5マス=25マスの正方形の王国が出来上がること"です。
つまり、ドミノを1枚も捨て札にしなければ、
追加の5点を獲得できるというわけですね!

▲こちらが「調和」を満たしている例で、

▲こちらは「調和」を満たしていない例です。
「中央王国」と「調和」を両立させることができれば、
それだけで+15点となりますので…気張ってまいりましょう!!
★1ターン目
①ドミノの補充
ドミノを4枚引いて、数字の小さい順に並び直してから、
1ターン目のドミノの選択が始まります…!
②ドミノの選択

▲1ターン目だけの"くじ引き"の結果は、
▲星屑→しーぷ→星屑→しーぷの順となりました。
星屑「さて、前回は森のお陰で高得点だったわけだし…、」
星屑「今回も、とりあえず森から押さえていこうかね」

▲星屑の1手目は王冠1つの森を選択。
しーぷ「これ、簡単に森を取らせてしまうと、」
しーぷ「また手の付けられないことになっちゃいそうだから…、」

▲しーぷの1手目も王冠1つの森をチョイス。
星屑「うーん、楽には走らせてくれんか…( ̄▽ ̄;)」
星屑「まるでイーグルスに迫るホークスみたいやね!」
しーぷ「やめてよ、ここんとこ毎日ヒヤヒヤしてるんだから…!」

▲星屑の2手目は森を含むドミノを選択。
しーぷ「結局、森を持っていかれるんだよね…」

▲最後にしーぷが残りの1枚に国王駒を置いて、
▲ターンエンドです!
★2ターン目
①ドミノの補充

▲2ターン目に補充されたのは右側の4枚。
星屑「あのさ、1段目の海に"何か"がいるよね…?」
しーぷ「これ、あの有名なネス湖の"ネッシー"じゃない?」
星屑「それか、池田湖の"イッシー"かも?」
しーぷ「どう考えても鹿児島県が舞台のゲームではないでしょ…!」
「スーパーマリオ64」に"ドッシー"ってのもいましたね。( ̄▽ ̄*)
②ドミノの選択&配置

▲1番手の星屑は王冠1つの海を選択。
しーぷ「あら、王冠付きの森を選ばなかった…?」
星屑「イッシーに切り替えていく!」

▲移動元のドミノは、このように配置。
王国の左側に森を出しておきます。

▲2番手のしーぷは王冠1つのドミノを選択。
しーぷ「じゃあ、王冠付きの森は遠慮なくいただきます」
星屑「よし、これでイッシーは俺のものだ…!」
しーぷ「なにそのイッシーへの執念…」

▲3番手の星屑は海のドミノを選択。
星屑「ねんがんのイッシーをてにいれたぞ!」
しーぷ「王冠2つに広い海…これはヤバイかも…!」

▲海と森のドミノは、城の左に配置。
ここから左上に向かって海エリアを広げていく構想です!

▲一方のしーぷはS字からのスタートとなりました。
★3ターン目
①ドミノの補充

▲3ターン目に補充されたのは左側の4枚。
しーぷ「この牧草地の上空にも"何か"がいるみたいね」
星屑「あの影は…まさか…、」
星屑「ドラゴンロードの"カラドラ"じゃないか…!?」
しーぷ「カラドラ…?」
星屑「ダンジョンクエストの宝物庫の主だよ!!」
しーぷ「え、ダンクエのドラゴンに正式名称があったんだ…」
星屑「まさか、こんな平和な場所でカラドラと戦うことになるとは…!」
しーぷ「いや、ならないから!!」
しーぷ「そういうゲームじゃないからこれ…!」
②ドミノの選択&配置

▲1番手の星屑は王冠1つの海を選択。
星屑「よし、これで3つ目の海の王冠ゲットだ!」
星屑「(麦畑の王冠は取られるだろうけど、)」
星屑「(今回も、どうやら麦は不作みたいだし…)」

▲星屑はダブル海のドミノを、王冠付きの海に接続しました。
しーぷ「えっ、うそ、その位置でいいの??」
さて、この星屑の一手にしーぷが驚きの声を上げましたが、
それもそのはず…、

▲「中央王国」を目指すには、
▲城の両サイドを2マスにする必要があり…、

▲城の左側を3マスにしてしまった時点で、
▲星屑の「中央王国」は破綻してしまうのです。
しーぷ「そんな、いきなり10点を諦めなくても…」
星屑「いや、」
星屑「俺は星屑!」
星屑「自由を愛し束縛を嫌うみずがめ座!」
星屑「10点に縛られて、窮屈なプレイングになるくらいなら、」
星屑「10点を捨てて、思い通りのプレイングをしてやんよ!!」
しーぷ「…ああ、そういうことね。あなたらしい」
しーぷ「それなら、私は何としても10点を拾って、」
しーぷ「その上で私らしいプレイングをしてみせる…!」

▲2番手と3番手のしーぷは、
▲いずれも牧草地のみのドミノを選択!!
星屑「なにっ!?」
星屑「王冠付きの麦畑を放棄して、」
星屑「ダブル牧草地を2枚とも持っていく…だと…!」
しーぷ「ふふふ…、」
しーぷ「私はしーぷ!」
しーぷ「あらゆる羊を愛でる者!」
しーぷ「カヴェルナだろうがひつじとどろぼうだろうが、」
しーぷ「どのゲームでも私の本命は羊だよ…!」
星屑「…ノリノリだね、しーぷ」
しーぷ「ノッてあげてんのよ!!!」

▲3ターン目のしーぷの配置。
星屑「こころなしか、カタチが日本列島に似てるね」
しーぷ「だとしたら西日本は海底都市なんですがそれは…」

▲結局、王冠1つの麦畑は星屑が確保することになり、

▲海と森のドミノは、タテ並びで配置しました。
★4ターン目
①ドミノの補充

▲4ターン目に補充されたのは右側の4枚。
星屑「うわっ、ここで王冠2つの牧草地げな…!」
しーぷ「しかも鉱山まである♪」
星屑「これを読み切った上で、」
星屑「4ターン目の1番手と2番手を取ったというのか…!」
星屑「しーぷ…おそろしい子!」
しーぷ「いや、私、エスパーではないんですけど…」
②ドミノの選択&配置

▲しーぷは、もちろん王冠付きの鉱山と牧草地を押さえます!

▲そして、4マスぶんの牧草地は、この配置。
星屑「やばい、牧草地が順調に広がっている上に、」
星屑「中央王国も調和も達成する気マンマンだ…!」
しーぷ「事故さえ起こらなければ、どっちもいけるはず!!」
星屑「よしんば事故ったとしても、」
星屑「スタートタイルの2辺が空いてるしなぁ…、」
しーぷ「想定外のドミノを引き取ることになっても、」
しーぷ「スタートタイルに接続すればいいからね」
星屑「保険もバッチリかけてるとは、」
星屑「たった1ゲームの経験で…なんという成長…!」

▲星屑は、残った2枚のドミノを確保してから、

▲王国の右下に王冠付き麦畑を、

▲王国の左下に王冠付き海を、それぞれ配置。
実は、この配置をした時点で、
星屑の王国は「中央王国」だけでなく「調和」まで破綻してしまいました!
(もはや、どうあっても12枚すべてのドミノは収まりません)
しかし、それに星屑が気付くのは、もう少し後になってから…( ̄▽ ̄;)
やはり「中央王国」を放棄したのは無謀だったのでしょうか。
自分らしさのあるプレイングに固執する星屑に対して、
無理のない計画を着実に進めていくしーぷ。
この時点で、すでに決定的といえそうな展開ですが、
大見得を切った星屑に、まだ勝機はあるのか…?
次回に続きます!
「キングドミノ」 関連記事
→次回:プレイ記その2(2/2)
→開封記事
→ボードゲーム記事一覧
|
| ホーム |