★箱の外観

▲箱のオモテ面。ボールペンとのサイズ比較。
海賊たちが脱獄して船を目指しているイラストです。

▲箱のウラ面。
基本ゲームに加えて、拡張ルールも封入されています。

▲スペック。
プレイ人数はやや広めの2~5人で、
プレイ時間は30~45分。
対象年齢は8歳以上です。
ルールが極めてシンプルですので、
小学校低学年からプレイ可能かと思われます。
★箱をオープン!

▲一発目はルルブ!

▲その下にタイル台紙があって、

▲最後がコマ類とカード類でした。
★タイル抜き!

▲それでは、4枚の台紙からタイルを抜いていきましょう!
よーいドン! チッチッチッチッ……(←時計の音)

▲はい、完了…!

▲星屑タイムはご覧の通りです。参考までに。
たいへんさ:苦□□■楽
ぬきやすさ:難□□■易
★内容物

▲ルールブック(全6ページ・日本語)
表紙が1ページ、基本ルールが2ページ、
そして拡張ルールが3ページという内訳でした。

▲ゲームボード×8枚
数枚を組み合わせることで完成するゲームボードです。
(使用する枚数でゲームの長さを調整可能)
片面が"地下通路"に、
片面が"島のジャングルの道"に、
それぞれなっています。
道中には6種類のアイコンが描かれていて、
これがすごろくでいうところのマスですね。

▲船ボード×2枚

▲牢獄ボード×1枚

▲海賊の入り江ボード×1枚
いずれもスタート地点とゴール地点に配置するボードです。
地下通路の面か、ジャングルの面かで、
使用するボードを使い分けます。

▲海賊コマ×5色・各6個
各プレイヤーが動かすコマです。
1人につき6個を受け持ち、
最初に全てのコマを脱獄させたプレイヤーが勝者となります。

▲そして、カード類。


▲カード×102枚
カードは全部で6種類で、
アイコンはゲームボードに描かれているものに対応しています。
早い話が、
出したカードのアイコンのマスに、自分の海賊コマを進める
…というルールです。
背景が黒いカードは、
手札の枚数制限を課す追加ルール導入時にのみ使用し、
制限をオーバーした手札を捨てさせるトリガーとなります。
また、他の追加ルールでは、
カードの種類ごとに特殊効果が付与されます。

▲宝箱トークン×8枚
追加ルールを導入し、
宝箱のカードの特殊効果を発動させたときに獲得できるトークンです。
運が良ければ1~3枚のカードを引けますが、
ヘビが出てしまうと、自分の海賊コマを後退させなければなりません…!
★どんなゲーム?
「カルタヘナ」は、カードを使用するレースゲームです!

▲各プレイヤーは6個の海賊コマ全てを、
▲誰よりも早くゴールさせるべく立ち回ります。
自分のターンにできることは、
・カードをプレイして海賊を前進させる
・海賊を後退させてカードを引く
…の2種類です。
この2種類から、1~3アクション(任意)をプレイします!
・カードをプレイして海賊を前進させる
手札からカード1枚を出すことで、
出したカードと同じアイコンの、
いちばん近いマスに海賊コマを前進させられる。
もしも、そのマスに他の海賊コマがあったら、
その次の同じアイコンのマスへ前進させる。

▲例えば、手札から宝箱のカードを出したら、

▲いちばん近い宝箱のマスに、

▲自分の海賊コマ1個を前進させます。

▲あるいは、ランタンのカードを出したら、

▲いちばん近いランタンのマスへ前進となります。
そして…、

▲ここで、もう1枚宝箱のカードを出した場合、

▲いちばん近い宝箱のマスには、すでに他の海賊コマがありますので、

▲1つ目の宝箱のマスは飛び越えて、
▲2つ目の宝箱のマスまで前進します!
さらにさらに、この状況で…、

▲次のプレイヤーも宝箱のカードを出したら、
▲宝箱のマスは1つ目も2つ目も埋まっていますので、
▲一気に3つ目の宝箱のマスまで前進することができます…!
(うまくいけば1移動でゴールできてしまうことも)
しかし、こうしてカードを出すばかりでは、
手札は減っていく一方ですので…、
・海賊を後退させてカードを引く
自分の海賊コマ1個を、
海賊コマが1~2個あるマスへ後退させることで、
(条件を満たすいちばん近いマスに限る)
カードを1~2枚引くことができる。
後退先のマスの海賊コマの個数が、
1個なら1枚、2個なら2枚のカードを引く。

▲自分の海賊コマを1個選んで、
▲海賊コマが1個or2個あるマスへと、

▲後退させることによって、

▲カードを補充することができます。
(上の画像の場合、後退先の海賊コマが1個なので1枚引く)

▲こちらの後退の場合、赤プレイヤーはカードを2枚引けるわけですね。
※後退先に海賊コマが2個(黄&青)あるため
このように、
前進と後退をくり返すことによって…、

▲いち早く、自分の全ての海賊コマをゴールさせましょう!

▲なお、地下通路だけで満足できなければ、
▲続けてジャングルでの逃亡劇も楽しむことができます。
★コメント
軽くプレイしてみた感想ですが…、
ちょっとシンプルすぎるように感じました。
イメージが近いところでいうと、
いわゆる"ダイヤモンドゲーム"をプレイしている感じ。
言ってしまうと、もの足りないんです…( ̄▽ ̄;)
3歩進んで2歩下がるという展開も、
もっさりしてしまって、常に息苦しさがつきまといました。
しかしながら、このゲームには、
いくつかの追加ルールがあって…、
「ブラック・マジック・ウーマン」のルールを導入すれば、
カードごとの多彩な特殊効果を発動させることができるようになり、
選択肢が格段に広がりますし、
「海賊モーガン」のルールを導入すれば、
他のプレイヤーのコマを前進させることで、
自分のコマを後退させずに済むようになります。
こんな風に、
ルールのカスタマイズができる親切設計ですので、
容易に不満点を補うことができるわけです。
そもそも、基本ルールがシンプルということは、
初心者さんやお子さんに優しいということでもありますよね♪( ̄▽ ̄*)

…ですが、
私星屑には、やはりもうひと押し足りません。
同じカード系レースゲームであれば、
「ファニーバニー」の方が目をひきますし、
同じカード系海賊ゲームであれば、
「デッド・マンズ・ドロー」の方がワクワクできますし、
なんというか、拡張要素のアピールは良いのですが、
肝心のゲーム"自体"のインパクトが弱いと思いました。
これはこのままお蔵入りかな…( ̄▽ ̄;)
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★箱の外観

▲箱のオモテ面。ボールペンとのサイズ比較。
海賊たちが脱獄して船を目指しているイラストです。

▲箱のウラ面。
基本ゲームに加えて、拡張ルールも封入されています。

▲スペック。
プレイ人数はやや広めの2~5人で、
プレイ時間は30~45分。
対象年齢は8歳以上です。
ルールが極めてシンプルですので、
小学校低学年からプレイ可能かと思われます。
★箱をオープン!

▲一発目はルルブ!

▲その下にタイル台紙があって、

▲最後がコマ類とカード類でした。
★タイル抜き!

▲それでは、4枚の台紙からタイルを抜いていきましょう!
よーいドン! チッチッチッチッ……(←時計の音)

▲はい、完了…!

▲星屑タイムはご覧の通りです。参考までに。
たいへんさ:苦□□■楽
ぬきやすさ:難□□■易
★内容物

▲ルールブック(全6ページ・日本語)
表紙が1ページ、基本ルールが2ページ、
そして拡張ルールが3ページという内訳でした。

▲ゲームボード×8枚
数枚を組み合わせることで完成するゲームボードです。
(使用する枚数でゲームの長さを調整可能)
片面が"地下通路"に、
片面が"島のジャングルの道"に、
それぞれなっています。
道中には6種類のアイコンが描かれていて、
これがすごろくでいうところのマスですね。

▲船ボード×2枚

▲牢獄ボード×1枚

▲海賊の入り江ボード×1枚
いずれもスタート地点とゴール地点に配置するボードです。
地下通路の面か、ジャングルの面かで、
使用するボードを使い分けます。

▲海賊コマ×5色・各6個
各プレイヤーが動かすコマです。
1人につき6個を受け持ち、
最初に全てのコマを脱獄させたプレイヤーが勝者となります。

▲そして、カード類。


▲カード×102枚
カードは全部で6種類で、
アイコンはゲームボードに描かれているものに対応しています。
早い話が、
出したカードのアイコンのマスに、自分の海賊コマを進める
…というルールです。
背景が黒いカードは、
手札の枚数制限を課す追加ルール導入時にのみ使用し、
制限をオーバーした手札を捨てさせるトリガーとなります。
また、他の追加ルールでは、
カードの種類ごとに特殊効果が付与されます。

▲宝箱トークン×8枚
追加ルールを導入し、
宝箱のカードの特殊効果を発動させたときに獲得できるトークンです。
運が良ければ1~3枚のカードを引けますが、
ヘビが出てしまうと、自分の海賊コマを後退させなければなりません…!
★どんなゲーム?
「カルタヘナ」は、カードを使用するレースゲームです!

▲各プレイヤーは6個の海賊コマ全てを、
▲誰よりも早くゴールさせるべく立ち回ります。
自分のターンにできることは、
・カードをプレイして海賊を前進させる
・海賊を後退させてカードを引く
…の2種類です。
この2種類から、1~3アクション(任意)をプレイします!
・カードをプレイして海賊を前進させる
手札からカード1枚を出すことで、
出したカードと同じアイコンの、
いちばん近いマスに海賊コマを前進させられる。
もしも、そのマスに他の海賊コマがあったら、
その次の同じアイコンのマスへ前進させる。

▲例えば、手札から宝箱のカードを出したら、

▲いちばん近い宝箱のマスに、

▲自分の海賊コマ1個を前進させます。

▲あるいは、ランタンのカードを出したら、

▲いちばん近いランタンのマスへ前進となります。
そして…、

▲ここで、もう1枚宝箱のカードを出した場合、

▲いちばん近い宝箱のマスには、すでに他の海賊コマがありますので、

▲1つ目の宝箱のマスは飛び越えて、
▲2つ目の宝箱のマスまで前進します!
さらにさらに、この状況で…、

▲次のプレイヤーも宝箱のカードを出したら、
▲宝箱のマスは1つ目も2つ目も埋まっていますので、
▲一気に3つ目の宝箱のマスまで前進することができます…!
(うまくいけば1移動でゴールできてしまうことも)
しかし、こうしてカードを出すばかりでは、
手札は減っていく一方ですので…、
・海賊を後退させてカードを引く
自分の海賊コマ1個を、
海賊コマが1~2個あるマスへ後退させることで、
(条件を満たすいちばん近いマスに限る)
カードを1~2枚引くことができる。
後退先のマスの海賊コマの個数が、
1個なら1枚、2個なら2枚のカードを引く。

▲自分の海賊コマを1個選んで、
▲海賊コマが1個or2個あるマスへと、

▲後退させることによって、

▲カードを補充することができます。
(上の画像の場合、後退先の海賊コマが1個なので1枚引く)

▲こちらの後退の場合、赤プレイヤーはカードを2枚引けるわけですね。
※後退先に海賊コマが2個(黄&青)あるため
このように、
前進と後退をくり返すことによって…、

▲いち早く、自分の全ての海賊コマをゴールさせましょう!

▲なお、地下通路だけで満足できなければ、
▲続けてジャングルでの逃亡劇も楽しむことができます。
★コメント
軽くプレイしてみた感想ですが…、
ちょっとシンプルすぎるように感じました。
イメージが近いところでいうと、
いわゆる"ダイヤモンドゲーム"をプレイしている感じ。
言ってしまうと、もの足りないんです…( ̄▽ ̄;)
3歩進んで2歩下がるという展開も、
もっさりしてしまって、常に息苦しさがつきまといました。
しかしながら、このゲームには、
いくつかの追加ルールがあって…、
「ブラック・マジック・ウーマン」のルールを導入すれば、
カードごとの多彩な特殊効果を発動させることができるようになり、
選択肢が格段に広がりますし、
「海賊モーガン」のルールを導入すれば、
他のプレイヤーのコマを前進させることで、
自分のコマを後退させずに済むようになります。
こんな風に、
ルールのカスタマイズができる親切設計ですので、
容易に不満点を補うことができるわけです。
そもそも、基本ルールがシンプルということは、
初心者さんやお子さんに優しいということでもありますよね♪( ̄▽ ̄*)

…ですが、
私星屑には、やはりもうひと押し足りません。
同じカード系レースゲームであれば、
「ファニーバニー」の方が目をひきますし、
同じカード系海賊ゲームであれば、
「デッド・マンズ・ドロー」の方がワクワクできますし、
なんというか、拡張要素のアピールは良いのですが、
肝心のゲーム"自体"のインパクトが弱いと思いました。
これはこのままお蔵入りかな…( ̄▽ ̄;)
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