★登場人物
☆羊飼いしーぷ
バイソン陣営の指揮官。
神戸プリンを食べられてしまった腹いせに、
羊(?)たちを操って星屑酋長の村を襲わせる。
好きなプリンは「牛乳プリン(森永)」と「プッチンプリン(グリコ)」。
☆星屑酋長
酋長陣営の指揮官。
防衛サイドのくせして"猪突猛進"なプレイスタイルで、
むしろこちらの方がバイソンっぽいかもしれない。
好きなプリンは「七隈プリン(S.B.C)」。
☆神戸プリン
星屑の弟分・なつくんが買ってきてくれた神戸土産。
賞味期限は来年3月とのことで、思ったより長い。
★現在の戦況
星屑は、
ここまで2体のバイソンを捕獲したものの、
川下の方で苦戦を強いられています。

▲下から2~3列目は、
▲犬1体に対してバイソン2体と、
▲バイソン陣営の数的優位です。

▲一応、中央付近には2体の犬が控えていて、
▲救援に向かえないこともないのですが…、

▲だとすると、残りのバイソンたちの対処をどうするか…?
悩ましい展開が続きますが、
なんとしても星屑は村を守らねばなりません!!
★11ターン目
しーぷ「犬はバイソンを捕獲できないから安心だよね」

▲しーぷは下から2マス目のバイソンを前進。
星屑「ぐ、隣の犬をあざ笑うかのような動きを…!」
星屑「(犬を左下に移動させて、)」
星屑「(このバイソンの動きを止めるか…?)」
星屑「(いや、それじゃあ、その場しのぎにしかならんけん、)」
星屑「(ここは酋長を連れてきて、ちゃんと捕獲しなきゃだ)」

▲少し考えて、星屑は酋長を左下へ移動させることにしました。
しーぷ「あれ?」
しーぷ「犬で止めなくていいの??」
星屑「うん、これでよかと!」
★12ターン目
しーぷ「酋長が下りてくるのなら、」
しーぷ「早めにバイソンをスタートさせておこうかな」

▲しーぷは下から4マス目のバイソンを前進。
星屑「(バイソンが自分から出てきてくれるなんて、)」
星屑「(捕獲するには好都合だ…!)」

▲星屑は酋長を、どんどん南下させます。
★13ターン目
しーぷ「…と、見せかけて、またまた左右に振る!!」

▲しーぷは上から2マス目のバイソンを前進。
しーぷ「さあ星屑、」
しーぷ「これでも酋長を下に行かせられる…?」
星屑「行かせられるさ!」
星屑「一度、行くと決めたからにはね…!」

▲星屑は迷いなく酋長を下へ移動させ、
▲下から4マス目のバイソンを射程圏に収めました!
★14ターン目
しーぷ「やばい、こうなったら…」

▲しーぷは下から2マス目のバイソンを前進。
これは止めないと負けてしまいますので…、

▲星屑は犬を一気に5マス移動させて、
▲バイソンの動きを止めます。
しーぷ「けど、もうその犬も動けない!」
星屑「確かに、この犬が1歩でも動けば、」
星屑「バイソンが川に侵入してしまうけんね…」
★15ターン目
しーぷ「さて、川上側の犬が残り1匹になったところで…、」

▲しーぷは上から3マス目のバイソンを前進。
星屑のコマの大半が川下に流れたのを見て、
しっかりと川上を攻めてきたわけです。

▲川上は、バイソン2体に対して犬1体の数的不利。
さきほど川下で発生したばかりの事態が、
一難さってまた一難とばかりに、川上でも発生してしまいました…!
しかも、川下の2体の犬は身動きがとれないので、
他に星屑が動かせるのは酋長と犬が1体ずつのみ。
星屑「でも、それでも、」
星屑「俺はバイソン狩りを何よりも優先する!!」

▲星屑は酋長を右下に動かして、
▲下から4マス目のバイソンを捕獲しました!
★16ターン目
しーぷ「今のうちに急いで急いで…!」

▲しーぷは上から2マス目のバイソンを前進。
星屑「あのバイソンは絶対に通せない!」
星屑「背に腹は代えられんし、」
星屑「ここは、この犬に駆け上がってもらおう…!」

▲星屑は、中央やや下で牽制させていた犬を、
▲上に7マス移動させてバイソンの前に割り込ませます。
星屑「(……ん?)」
星屑「(あれ?)」
星屑「(これ、もしかして勝ったんじゃないか??)」

▲川上戦線は犬2体vsバイソン2体で相殺。

▲中央戦線は酋長1体vsバイソン4体と、
▲数の上では圧倒的に不利ですが…、
星屑「(これだけバイソンが固まっていれば、)」
星屑「(酋長1人で捕獲して回ることができる…!)」

▲仮に、★のバイソンが走り出しても…、

▲星屑の酋長は3ターン後に、これを捕獲でますし、

▲さらに、酋長が北上した隙を見て、
▲★のバイソンが川越えを目指したとしても…、

▲7ターン後には、ギリギリセーフで捕獲可能です。
星屑「(苦し紛れに打ったはずの、このターンの一手が、)」
星屑「(まさか逆転を呼び込むとは……)」
星屑「これが"ピンチはチャンス"ってヤツなんだろうけど、」
星屑「(それもこれも、)」
星屑「(あのときの犬の移動のお陰だ!!)」

星屑「(あのとき、犬を中央まで進ませてなかったら、)」
星屑「(この一手は打ててなかった…!)」
星屑「(こういう布石を、ちゃんと意識して打てたら、)」
星屑「(さぞかし気持ち良いんだろうなぁ)」
★17ターン目
しーぷ「うーん、なんか旗色が悪い…?」

▲しーぷは下から3マス目のバイソンを前進。

▲星屑は、もちろんそのバイソンを捕獲しました!
▲これで中央戦線の戦力差は1対3です。
★18ターン目
しーぷ「なんか、とってもヤバい気がする…!」

▲しーぷが上から3マス目のバイソンを前進させるのを尻目に、

▲星屑は、きっちりと酋長を中央へ寄せていきます。
★19ターン目

▲中央1マス上のバイソンの前進に対して、

▲さらに1歩。
★20ターン目

▲今度は川上のバイソンが前進しますが、

▲気にせず酋長を右上へ。
★21ターン目

▲ここで、川上のバイソンがデッドラインに到達しましたので、

▲これを犬で止めて、
▲あとはもう、酋長と3体のバイソンでの勝負となりました。
★22ターン目
しーぷ「ど、どうしてこうなった…!」

▲しーぷはバイソンを前進させる他なく、

▲待ち構えていた酋長に捕獲されてしまいます…。
▲これで1対2。
★23ターン目

▲バイソンが動いては、

▲まるで磁石にでも引き寄せられるかのように酋長が動き、
★24ターン目

▲またバイソンが1体…、

▲酋長のお縄に。
▲ついに酋長とバイソンは1対1です!
★25ターン目
しーぷ「あーもう、」
しーぷ「とんだバイザイ・チャージになっちゃった…!」

▲しーぷが、最後に唯一動かせる中央のバイソンを前進させると、

▲待ってましたとばかりに星屑の酋長が捕獲して、
これでしーぷには動かせるコマがなくなりましたので、
酋長陣営の星屑がゲームに勝利しました♪( ̄▽ ̄*)

しーぷ「もうこれ、」
しーぷ「少し前から勝負がついてたっぽいね」
星屑「そうな、」
星屑「犬が川上に走った時点で決着してたと思う」
星屑「(もしかしたら、あれからの勝ち筋があるのかもだけど)」
しーぷ「あ、そんな前からだったんだ」
星屑「でも途中まで、マジで冷や冷やしたよ」
しーぷ「うまく左右に分断できたと思ったんだけどなぁ」
星屑「そこは間違いなく見事だった」
星屑「実際、こっちはコマを右に左に振らされてたわけだし」
しーぷ「だとしたら、何が悪かったんだろう?」
星屑「こっちのコマを散らせたあとに、」
星屑「残ったバイソンのポジションが悪かったんじゃないかな」

星屑「犬4体の所在が定まったあとで、」
星屑「残りのバイソンが3列に固まってしまっとったけん、」
星屑「酋長1人でも楽々対応できたんだよね」
しーぷ「じゃあ、この3体のバイソンの間に、」
しーぷ「せめて中1列ずつでもスペースがあったら…」
星屑「とても酋長1人じゃ無理やったと思う」
しーぷ「ああ、なんか悔しい…!」
星屑「じゃあ、もう1戦、」
星屑「今度は陣営をチェンジしてやってみようか」
しーぷ「オーケー!」
しーぷ「酋長陣営のコマも動きは難しくないし、」
しーぷ「やってみる!!」
星屑「そしたら、ちょっとシナリオを書いてくるから待っててね」
しーぷ「それはいらない!!!」
次回、第2ラウンドです!
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→次回:プレイ記その1(3/4)
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★登場人物
☆羊飼いしーぷ
バイソン陣営の指揮官。
神戸プリンを食べられてしまった腹いせに、
羊(?)たちを操って星屑酋長の村を襲わせる。
好きなプリンは「牛乳プリン(森永)」と「プッチンプリン(グリコ)」。
☆星屑酋長
酋長陣営の指揮官。
防衛サイドのくせして"猪突猛進"なプレイスタイルで、
むしろこちらの方がバイソンっぽいかもしれない。
好きなプリンは「七隈プリン(S.B.C)」。
☆神戸プリン
星屑の弟分・なつくんが買ってきてくれた神戸土産。
賞味期限は来年3月とのことで、思ったより長い。
★現在の戦況
星屑は、
ここまで2体のバイソンを捕獲したものの、
川下の方で苦戦を強いられています。

▲下から2~3列目は、
▲犬1体に対してバイソン2体と、
▲バイソン陣営の数的優位です。

▲一応、中央付近には2体の犬が控えていて、
▲救援に向かえないこともないのですが…、

▲だとすると、残りのバイソンたちの対処をどうするか…?
悩ましい展開が続きますが、
なんとしても星屑は村を守らねばなりません!!
★11ターン目
しーぷ「犬はバイソンを捕獲できないから安心だよね」

▲しーぷは下から2マス目のバイソンを前進。
星屑「ぐ、隣の犬をあざ笑うかのような動きを…!」
星屑「(犬を左下に移動させて、)」
星屑「(このバイソンの動きを止めるか…?)」
星屑「(いや、それじゃあ、その場しのぎにしかならんけん、)」
星屑「(ここは酋長を連れてきて、ちゃんと捕獲しなきゃだ)」

▲少し考えて、星屑は酋長を左下へ移動させることにしました。
しーぷ「あれ?」
しーぷ「犬で止めなくていいの??」
星屑「うん、これでよかと!」
★12ターン目
しーぷ「酋長が下りてくるのなら、」
しーぷ「早めにバイソンをスタートさせておこうかな」

▲しーぷは下から4マス目のバイソンを前進。
星屑「(バイソンが自分から出てきてくれるなんて、)」
星屑「(捕獲するには好都合だ…!)」

▲星屑は酋長を、どんどん南下させます。
★13ターン目
しーぷ「…と、見せかけて、またまた左右に振る!!」

▲しーぷは上から2マス目のバイソンを前進。
しーぷ「さあ星屑、」
しーぷ「これでも酋長を下に行かせられる…?」
星屑「行かせられるさ!」
星屑「一度、行くと決めたからにはね…!」

▲星屑は迷いなく酋長を下へ移動させ、
▲下から4マス目のバイソンを射程圏に収めました!
★14ターン目
しーぷ「やばい、こうなったら…」

▲しーぷは下から2マス目のバイソンを前進。
これは止めないと負けてしまいますので…、

▲星屑は犬を一気に5マス移動させて、
▲バイソンの動きを止めます。
しーぷ「けど、もうその犬も動けない!」
星屑「確かに、この犬が1歩でも動けば、」
星屑「バイソンが川に侵入してしまうけんね…」
★15ターン目
しーぷ「さて、川上側の犬が残り1匹になったところで…、」

▲しーぷは上から3マス目のバイソンを前進。
星屑のコマの大半が川下に流れたのを見て、
しっかりと川上を攻めてきたわけです。

▲川上は、バイソン2体に対して犬1体の数的不利。
さきほど川下で発生したばかりの事態が、
一難さってまた一難とばかりに、川上でも発生してしまいました…!
しかも、川下の2体の犬は身動きがとれないので、
他に星屑が動かせるのは酋長と犬が1体ずつのみ。
星屑「でも、それでも、」
星屑「俺はバイソン狩りを何よりも優先する!!」

▲星屑は酋長を右下に動かして、
▲下から4マス目のバイソンを捕獲しました!
★16ターン目
しーぷ「今のうちに急いで急いで…!」

▲しーぷは上から2マス目のバイソンを前進。
星屑「あのバイソンは絶対に通せない!」
星屑「背に腹は代えられんし、」
星屑「ここは、この犬に駆け上がってもらおう…!」

▲星屑は、中央やや下で牽制させていた犬を、
▲上に7マス移動させてバイソンの前に割り込ませます。
星屑「(……ん?)」
星屑「(あれ?)」
星屑「(これ、もしかして勝ったんじゃないか??)」

▲川上戦線は犬2体vsバイソン2体で相殺。

▲中央戦線は酋長1体vsバイソン4体と、
▲数の上では圧倒的に不利ですが…、
星屑「(これだけバイソンが固まっていれば、)」
星屑「(酋長1人で捕獲して回ることができる…!)」

▲仮に、★のバイソンが走り出しても…、

▲星屑の酋長は3ターン後に、これを捕獲でますし、

▲さらに、酋長が北上した隙を見て、
▲★のバイソンが川越えを目指したとしても…、

▲7ターン後には、ギリギリセーフで捕獲可能です。
星屑「(苦し紛れに打ったはずの、このターンの一手が、)」
星屑「(まさか逆転を呼び込むとは……)」
星屑「これが"ピンチはチャンス"ってヤツなんだろうけど、」
星屑「(それもこれも、)」
星屑「(あのときの犬の移動のお陰だ!!)」

星屑「(あのとき、犬を中央まで進ませてなかったら、)」
星屑「(この一手は打ててなかった…!)」
星屑「(こういう布石を、ちゃんと意識して打てたら、)」
星屑「(さぞかし気持ち良いんだろうなぁ)」
★17ターン目
しーぷ「うーん、なんか旗色が悪い…?」

▲しーぷは下から3マス目のバイソンを前進。

▲星屑は、もちろんそのバイソンを捕獲しました!
▲これで中央戦線の戦力差は1対3です。
★18ターン目
しーぷ「なんか、とってもヤバい気がする…!」

▲しーぷが上から3マス目のバイソンを前進させるのを尻目に、

▲星屑は、きっちりと酋長を中央へ寄せていきます。
★19ターン目

▲中央1マス上のバイソンの前進に対して、

▲さらに1歩。
★20ターン目

▲今度は川上のバイソンが前進しますが、

▲気にせず酋長を右上へ。
★21ターン目

▲ここで、川上のバイソンがデッドラインに到達しましたので、

▲これを犬で止めて、
▲あとはもう、酋長と3体のバイソンでの勝負となりました。
★22ターン目
しーぷ「ど、どうしてこうなった…!」

▲しーぷはバイソンを前進させる他なく、

▲待ち構えていた酋長に捕獲されてしまいます…。
▲これで1対2。
★23ターン目

▲バイソンが動いては、

▲まるで磁石にでも引き寄せられるかのように酋長が動き、
★24ターン目

▲またバイソンが1体…、

▲酋長のお縄に。
▲ついに酋長とバイソンは1対1です!
★25ターン目
しーぷ「あーもう、」
しーぷ「とんだバイザイ・チャージになっちゃった…!」

▲しーぷが、最後に唯一動かせる中央のバイソンを前進させると、

▲待ってましたとばかりに星屑の酋長が捕獲して、
これでしーぷには動かせるコマがなくなりましたので、
酋長陣営の星屑がゲームに勝利しました♪( ̄▽ ̄*)

しーぷ「もうこれ、」
しーぷ「少し前から勝負がついてたっぽいね」
星屑「そうな、」
星屑「犬が川上に走った時点で決着してたと思う」
星屑「(もしかしたら、あれからの勝ち筋があるのかもだけど)」
しーぷ「あ、そんな前からだったんだ」
星屑「でも途中まで、マジで冷や冷やしたよ」
しーぷ「うまく左右に分断できたと思ったんだけどなぁ」
星屑「そこは間違いなく見事だった」
星屑「実際、こっちはコマを右に左に振らされてたわけだし」
しーぷ「だとしたら、何が悪かったんだろう?」
星屑「こっちのコマを散らせたあとに、」
星屑「残ったバイソンのポジションが悪かったんじゃないかな」

星屑「犬4体の所在が定まったあとで、」
星屑「残りのバイソンが3列に固まってしまっとったけん、」
星屑「酋長1人でも楽々対応できたんだよね」
しーぷ「じゃあ、この3体のバイソンの間に、」
しーぷ「せめて中1列ずつでもスペースがあったら…」
星屑「とても酋長1人じゃ無理やったと思う」
しーぷ「ああ、なんか悔しい…!」
星屑「じゃあ、もう1戦、」
星屑「今度は陣営をチェンジしてやってみようか」
しーぷ「オーケー!」
しーぷ「酋長陣営のコマも動きは難しくないし、」
しーぷ「やってみる!!」
星屑「そしたら、ちょっとシナリオを書いてくるから待っててね」
しーぷ「それはいらない!!!」
次回、第2ラウンドです!
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