★箱の外観

▲箱のオモテ面。ボールペンとのサイズ比較。
箱のサイズは想像よりも少し大きくて、
タテヨコの面積が「セレスティア」と同じくらいでした。

▲箱のウラ面。
ゲーム内容はカード配置→ワーカー配置→得点という、
「カルカソンヌ」に似たシステムのようですね。

▲スペック。
プレイ人数は1~2人で、
プレイ時間は20分。
対象年齢は8歳~です。
これ1箱では最大人数2名ですが、
同じものを追加で購入すれば、
1箱につき最大人数を2名増やすこともできます。
★箱をオープン!

▲一発目はルルブで、

▲その下にカード類とコマ類。
▲内容物はこれだけでした!
箱、もうちょい小さくして欲しかった…( ̄▽ ̄;)
★内容物

▲ルールブック(原語&英語・全4ページ)
2ヵ国語によるルルブです。
ルールがシンプルですので、
ページ数は少なめとなっています。

▲ワーカー駒×2色・各7体
カード上に配置する、いわゆるミープルですね。
配置された地形によって「職業」が変化し、
その職業によって得点方法が決まります。

▲地形カード×2色・各24枚
24枚で1組の、正方形のカードです。
まったく同じ組み合わせが2セットあり、
それぞれウラ面が黒と赤になっています。
(ミープルと同じ2色ですね)
一方のオモテ面には、4マスの地形の中心に、
1~24までの番号がふられていて…、

番号と地形の内容は、
これまた黒と赤で同じになっています。
(上の画像では、左2列が黒で右2列が赤)
★どんなゲーム?
「ライミース」は、
まったく同じ条件で対戦する、
マップ作成&ワーカー配置ゲームです。
各プレイヤーは、
まったく同じ内容のデッキから、
まったく同じカードを、
まったく同じ順番で引いて、
それぞれのやり方でつなげていきます。
さらに、
まったく同じ数のミープルを、
それぞれのタイミングで配置して、
より得点の高いプレイヤーが勝者となります!
☆ラウンドの流れ
ゲームの準備として、
最初に親と子を決めましょう。

▲親は自分のデッキをシャッフルし、

▲子は自分のデッキを1~24の順に正しておきます。
①カードを1枚引く。※必須
各ラウンドの第1ステップは、
地形カードのドローです。

▲まず、親が自分のデッキから1枚引いて、
▲その番号を子に伝えます。

▲子は、伝えられた番号のカードを、
▲自分のデッキから探して、引っぱり出します。
②カードを1枚置く。※必須
各ラウンドの第2ステップは、
地形カードの配置です。
第1ステップで引いたカードを、

▲横向きでも、

▲逆向きでも、
もちろん正位置でも、
好きな向きで配置することができます。
このとき、
親と子が同じ向きにする必要はありません。
自分で自分のカードの向きを決めましょう。
③ワーカー駒を1体置くor動かす。※任意
各ラウンドの第3ステップは、
ミープルの配置(または移動)です。
自分の手元にあるミープル1体を、

▲第2ステップで配置したばかりの地形カードの、
▲好きなマスに置くことができます。

▲あるいは、置かなくてもOKです。
(ミープルの残数が0体なら、そもそも置けません)
新たなミープルを置く代わりに、
すでに置いてあるミープルを、
隣接するエリアの好きなマスに移動させることもできます。
(エリア=タテヨコでつながる同じ種類の地形のひとかたまり)
…以上、
①カードを1枚引く。※必須
②カードを1枚置く。※必須
③ワーカー駒を1体置くor動かす。任意
で、1ラウンドとなり、
以降のラウンドも同じ流れの繰り返しです。

▲やはり、親がカードを引いて、番号を子に伝え、
▲子は同じ番号のカードを自分のデッキから探し出し、

▲2枚目以降の地形カードは、
▲前のラウンドまでに置いたカードに、タテか、

▲ヨコで隣接するように置かなければなりません。
そして、
ミープルを置くか置かないか(or移動するかしないか)――。
これを繰り返して、


▲マップを広げていき…、


▲タテ4枚×ヨコ4枚の正方形のマップが完成したら、
▲ゲームは終了し、得点計算となります。
☆得点方法
このゲームの得点源は、7体のミープルのみです。
ミープルたちは、
4種類ある地形のうち、どこに配置されるかによって、
「職業」が変化し、得点方法が決まります。
・畑→農夫

▲"畑"に配置されたミープルの職業は「農夫」です。
「農夫」
→タテヨコでつながる畑1マスにつき1点。

▲例えば、この農夫は、

▲自分の畑がタテヨコで7マスつながっていますので、
▲1点×7マス=7点となります。
(右下の畑はナナメ右下なので、つながっていません)
・水→漁師

▲"水"に配置されたミープルの職業は「漁師」です。
「漁師」
→岸辺の"釣り小屋"1軒につき1点。

▲例えば、この漁師がいる水域の…、

▲岸辺には、
▲青い屋根の"釣り小屋"が5軒ありますので、
(他の小屋は岸辺から離れている)

▲この漁師は1点×5軒=5点となります。
・森→木こり

▲"森"に配置されたミープルの職業は「木こり」です。
「木こり」
→森にタテヨコで隣接する1エリアにつき1点。

▲例えば、この木こりがいる森は、
▲上下左右の8マスとタテヨコで隣接していて、

▲このうち、
▲上側の畑と右側の水は、同じ地形で1エリア扱いとなりますので、
▲1点×6エリア=6点となります。
あれ?
下側の2マスも同じ地形だから1エリア扱いになるんじゃないの??
…と、ぼくも思ったんですが、
畑、水、森と違って、灰色の"やぐら"だけは、
タテヨコで並んでも、1マス1エリアでカウントするとのこと。
森の周りに配置するのに都合の良い地形ってことですね!
・やぐら→見張り

▲"やぐら"に配置されたミープルの職業は「見張り」です。
「見張り」
→十字方向にある森1マスにつき1点(他のやぐらで分断)。

▲例えば、この見張りにとっての十字方向とは、こんな感じ。

▲このうち、右方向については、
▲他のやぐらに視界を遮られていますので、
▲その先を見張ることができない=得点できません。

▲それ以外の森をカウントし、
▲1点×4マス=4点となります。
…以上のように、
自分のマップ上の全てのミープルの点数を算出し、
それを合計したものが自分の得点です!
ただし、
同じエリアに2体以上のミープルが配置されている場合、
得点できるのは1体だけとなりますので、
そのようなことがないように気をつけましょう…!
★コメント
サシゲーというものを、
なんだかいつも探している私星屑ですが、
今回も、その流れでの入手となりました。
2人プレイのボードゲーム「ライミース」。
ゲームの流れは、有名どころでいえば、

▲「テイクイットイージー!」や

▲「カルバ」と同じで、
複数人のプレイヤーが、
同じカードセット(タイルセット)の中から、
同じカードを、同じ順番でプレイするという、
おそろしく公平なものとなっています。
この手のゲームは、
何よりもフェアネスを重んじるようなプレイヤーに、
特に好まれやすいでしょうね。
(私星屑は大好きです♪)
さて、システムはそうとして、
やることは「カルカソンヌ」っぽいなと感じました。
箱ウラに図解があるとおり、
カードを引く→カードを置く→ミープルを置くというアクション。
こちらはミープルを移動させられるので、
わりと柔軟なプレイングができますが、
その分、手番中に考える要素が増えて、
中盤~終盤あたりは長考になりがちな印象です。
また、24枚というデッキの中で、
1ゲームに使うカードは16枚だけですが、
1枚の中には4マスの地形が入っているため、
見た目よりも奥行きがあります。
シンプルながら、ややクセのある得点方法も、
いい感じにプレイヤーを悩ませてくれますね。
総じて、"20分のサシゲー"という額面のわりに、
考え所がしっかりと作られているゲームだと思いました!

なお、「テイクイットイージー!」と同じく、
このゲームも、同じものを買い足すことで、
プレイ人数を増やすことができるんですが、
あまりにもコスパが悪すぎるんですよね…( ̄▽ ̄;)
定価3,240円で、最大人数+2名。
テイクイットイージー!の方は、
3千円弱で+6名なので、
二の足を踏まずにすむのですが。
ま、ウチのボドゲ会では素直に、
卓が埋まって2人余りになっているときにこそ、
輝いてもらいたいと思います♪
「ライミース」 関連記事
→
→ボードゲーム記事一覧
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★箱の外観

▲箱のオモテ面。ボールペンとのサイズ比較。
箱のサイズは想像よりも少し大きくて、
タテヨコの面積が「セレスティア」と同じくらいでした。

▲箱のウラ面。
ゲーム内容はカード配置→ワーカー配置→得点という、
「カルカソンヌ」に似たシステムのようですね。

▲スペック。
プレイ人数は1~2人で、
プレイ時間は20分。
対象年齢は8歳~です。
これ1箱では最大人数2名ですが、
同じものを追加で購入すれば、
1箱につき最大人数を2名増やすこともできます。
★箱をオープン!

▲一発目はルルブで、

▲その下にカード類とコマ類。
▲内容物はこれだけでした!
箱、もうちょい小さくして欲しかった…( ̄▽ ̄;)
★内容物

▲ルールブック(原語&英語・全4ページ)
2ヵ国語によるルルブです。
ルールがシンプルですので、
ページ数は少なめとなっています。

▲ワーカー駒×2色・各7体
カード上に配置する、いわゆるミープルですね。
配置された地形によって「職業」が変化し、
その職業によって得点方法が決まります。

▲地形カード×2色・各24枚
24枚で1組の、正方形のカードです。
まったく同じ組み合わせが2セットあり、
それぞれウラ面が黒と赤になっています。
(ミープルと同じ2色ですね)
一方のオモテ面には、4マスの地形の中心に、
1~24までの番号がふられていて…、

番号と地形の内容は、
これまた黒と赤で同じになっています。
(上の画像では、左2列が黒で右2列が赤)
★どんなゲーム?
「ライミース」は、
まったく同じ条件で対戦する、
マップ作成&ワーカー配置ゲームです。
各プレイヤーは、
まったく同じ内容のデッキから、
まったく同じカードを、
まったく同じ順番で引いて、
それぞれのやり方でつなげていきます。
さらに、
まったく同じ数のミープルを、
それぞれのタイミングで配置して、
より得点の高いプレイヤーが勝者となります!
☆ラウンドの流れ
ゲームの準備として、
最初に親と子を決めましょう。

▲親は自分のデッキをシャッフルし、

▲子は自分のデッキを1~24の順に正しておきます。
①カードを1枚引く。※必須
各ラウンドの第1ステップは、
地形カードのドローです。

▲まず、親が自分のデッキから1枚引いて、
▲その番号を子に伝えます。

▲子は、伝えられた番号のカードを、
▲自分のデッキから探して、引っぱり出します。
②カードを1枚置く。※必須
各ラウンドの第2ステップは、
地形カードの配置です。
第1ステップで引いたカードを、

▲横向きでも、

▲逆向きでも、
もちろん正位置でも、
好きな向きで配置することができます。
このとき、
親と子が同じ向きにする必要はありません。
自分で自分のカードの向きを決めましょう。
③ワーカー駒を1体置くor動かす。※任意
各ラウンドの第3ステップは、
ミープルの配置(または移動)です。
自分の手元にあるミープル1体を、

▲第2ステップで配置したばかりの地形カードの、
▲好きなマスに置くことができます。

▲あるいは、置かなくてもOKです。
(ミープルの残数が0体なら、そもそも置けません)
新たなミープルを置く代わりに、
すでに置いてあるミープルを、
隣接するエリアの好きなマスに移動させることもできます。
(エリア=タテヨコでつながる同じ種類の地形のひとかたまり)
…以上、
①カードを1枚引く。※必須
②カードを1枚置く。※必須
③ワーカー駒を1体置くor動かす。任意
で、1ラウンドとなり、
以降のラウンドも同じ流れの繰り返しです。

▲やはり、親がカードを引いて、番号を子に伝え、
▲子は同じ番号のカードを自分のデッキから探し出し、

▲2枚目以降の地形カードは、
▲前のラウンドまでに置いたカードに、タテか、

▲ヨコで隣接するように置かなければなりません。
そして、
ミープルを置くか置かないか(or移動するかしないか)――。
これを繰り返して、


▲マップを広げていき…、


▲タテ4枚×ヨコ4枚の正方形のマップが完成したら、
▲ゲームは終了し、得点計算となります。
☆得点方法
このゲームの得点源は、7体のミープルのみです。
ミープルたちは、
4種類ある地形のうち、どこに配置されるかによって、
「職業」が変化し、得点方法が決まります。
・畑→農夫

▲"畑"に配置されたミープルの職業は「農夫」です。
「農夫」
→タテヨコでつながる畑1マスにつき1点。

▲例えば、この農夫は、

▲自分の畑がタテヨコで7マスつながっていますので、
▲1点×7マス=7点となります。
(右下の畑はナナメ右下なので、つながっていません)
・水→漁師

▲"水"に配置されたミープルの職業は「漁師」です。
「漁師」
→岸辺の"釣り小屋"1軒につき1点。

▲例えば、この漁師がいる水域の…、

▲岸辺には、
▲青い屋根の"釣り小屋"が5軒ありますので、
(他の小屋は岸辺から離れている)

▲この漁師は1点×5軒=5点となります。
・森→木こり

▲"森"に配置されたミープルの職業は「木こり」です。
「木こり」
→森にタテヨコで隣接する1エリアにつき1点。

▲例えば、この木こりがいる森は、
▲上下左右の8マスとタテヨコで隣接していて、

▲このうち、
▲上側の畑と右側の水は、同じ地形で1エリア扱いとなりますので、
▲1点×6エリア=6点となります。
あれ?
下側の2マスも同じ地形だから1エリア扱いになるんじゃないの??
…と、ぼくも思ったんですが、
畑、水、森と違って、灰色の"やぐら"だけは、
タテヨコで並んでも、1マス1エリアでカウントするとのこと。
森の周りに配置するのに都合の良い地形ってことですね!
・やぐら→見張り

▲"やぐら"に配置されたミープルの職業は「見張り」です。
「見張り」
→十字方向にある森1マスにつき1点(他のやぐらで分断)。

▲例えば、この見張りにとっての十字方向とは、こんな感じ。

▲このうち、右方向については、
▲他のやぐらに視界を遮られていますので、
▲その先を見張ることができない=得点できません。

▲それ以外の森をカウントし、
▲1点×4マス=4点となります。
…以上のように、
自分のマップ上の全てのミープルの点数を算出し、
それを合計したものが自分の得点です!
ただし、
同じエリアに2体以上のミープルが配置されている場合、
得点できるのは1体だけとなりますので、
そのようなことがないように気をつけましょう…!
★コメント
サシゲーというものを、
なんだかいつも探している私星屑ですが、
今回も、その流れでの入手となりました。
2人プレイのボードゲーム「ライミース」。
ゲームの流れは、有名どころでいえば、

▲「テイクイットイージー!」や

▲「カルバ」と同じで、
複数人のプレイヤーが、
同じカードセット(タイルセット)の中から、
同じカードを、同じ順番でプレイするという、
おそろしく公平なものとなっています。
この手のゲームは、
何よりもフェアネスを重んじるようなプレイヤーに、
特に好まれやすいでしょうね。
(私星屑は大好きです♪)
さて、システムはそうとして、
やることは「カルカソンヌ」っぽいなと感じました。
箱ウラに図解があるとおり、
カードを引く→カードを置く→ミープルを置くというアクション。
こちらはミープルを移動させられるので、
わりと柔軟なプレイングができますが、
その分、手番中に考える要素が増えて、
中盤~終盤あたりは長考になりがちな印象です。
また、24枚というデッキの中で、
1ゲームに使うカードは16枚だけですが、
1枚の中には4マスの地形が入っているため、
見た目よりも奥行きがあります。
シンプルながら、ややクセのある得点方法も、
いい感じにプレイヤーを悩ませてくれますね。
総じて、"20分のサシゲー"という額面のわりに、
考え所がしっかりと作られているゲームだと思いました!

なお、「テイクイットイージー!」と同じく、
このゲームも、同じものを買い足すことで、
プレイ人数を増やすことができるんですが、
あまりにもコスパが悪すぎるんですよね…( ̄▽ ̄;)
定価3,240円で、最大人数+2名。
テイクイットイージー!の方は、
3千円弱で+6名なので、
二の足を踏まずにすむのですが。
ま、ウチのボドゲ会では素直に、
卓が埋まって2人余りになっているときにこそ、
輝いてもらいたいと思います♪
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|
アゴ このゲーム気になっていたので記事嬉しいです!
なるほど…カルカソンヌに近いのかなぁと思っていたのですが、テイクイットイージーにも近いのですね
どちらも好きだから購買意欲がそそられるぅ
>>アゴさん
星屑トランペッター アゴさん、こんにちは!
これはなかなかに悩ませてくれるゲームですよ…!
ミープル1体あたりの目標点数をどう設定するか、
そのために、どの地形を利用していくか…。
やりごたえのあるサシゲーですので、
プレ値でなければオススメです♪( ̄▽ ̄*)
この記事へのコメント
このゲーム気になっていたので記事嬉しいです!
なるほど…カルカソンヌに近いのかなぁと思っていたのですが、テイクイットイージーにも近いのですね
どちらも好きだから購買意欲がそそられるぅ
なるほど…カルカソンヌに近いのかなぁと思っていたのですが、テイクイットイージーにも近いのですね
どちらも好きだから購買意欲がそそられるぅ
2018/05/17(Thu) 08:36 | URL | アゴ #-[ 編集]
アゴさん、こんにちは!
これはなかなかに悩ませてくれるゲームですよ…!
ミープル1体あたりの目標点数をどう設定するか、
そのために、どの地形を利用していくか…。
やりごたえのあるサシゲーですので、
プレ値でなければオススメです♪( ̄▽ ̄*)
これはなかなかに悩ませてくれるゲームですよ…!
ミープル1体あたりの目標点数をどう設定するか、
そのために、どの地形を利用していくか…。
やりごたえのあるサシゲーですので、
プレ値でなければオススメです♪( ̄▽ ̄*)
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